人形タチハ世界最強   作:三文小説家

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 話が思いつかないため、人物データの修正、再投稿でお茶を濁す三文小説家。


人物データー更新(修正)

南雲ハジメ:

 

 原作の主人公であり、今作でも主人公である。つい最近、意識海の安定を図るために『蝶葬』機体へと換装した。知識もそれに対する考察も膨大であり、処理能力も人外の領域に至っているが、その分意識海への負担は計り知れない。

 

 原作ほど苛烈な行動はしないが、他の二次創作程優しくも無い。悪人ではないが完璧な善人と言えるかも微妙。

 

 と、ここだけ書くと中途半端なキャラクターに見えてしまうが、ハジメ本人はかなり独自の判断基準に則って行動しているため、二元論的な価値観で測ろうとする事自体が不毛であるとも言える。

 

 ただ、原典よりも行動は穏やかな事が多いが、言い回しが無駄に難解なのと基本的に冷静に動くので、何を考えているのか分からない不気味さは常に纏っているもよう。実際、香織を含め彼の思想を完全に理解できている人物は現時点において一人もいない。

 

 しかし、ゲーム理論に則り『攻撃してきた者に対しては徹底反撃』というスタンスは原典と変わらない。仮にゲーム理論を否定されたとしても、今度はマキャベリの君主論でも持ち出してくるだろう。

 

 なお、原作において香織がハジメを好きになったきっかけである『優しさ』だが、今作のハジメは「死は救済」と思っている節があり、優しさが暴走した場合は殺人鬼になってしまう。

 

 そもそも、ハジメは信念という物をあまり重要視しておらず、結局は願望の強化形でしかなく何ら根拠を伴わないものをそこまで妄信できることを不思議がっている。ハジメからすれば常人が人間性や信念という言葉を当て嵌めるものは、自己保存の意志に従った動物的な本能に過ぎず、彼らが主張するような強固な物でも不変の物でもない。まして、真理であるなど有り得ない。それが唯一絶対の真理であると信じ込んで行動する常人こそが狂人とすら思っている(この辺りはドストエフスキーなどの文豪が元ネタ)。

 

 (ティオ)やラングランスを除いてパニグレ本家の昇格者に最も近い思考回路をしているとも言える。

 

 戦闘力は原典以上であり、例を挙げればミレディの過重圧殺を即座に分析、生存ルートを演算し最小限のダメージに留めている。天職『数学者』の根幹が〝演算能力の強化〟というシンプルであるが故に対策の立てづらいものであり、廷を以てして「どのような力を持っておれど、観測、知覚不可能な事象や時間軸からの攻撃は厄介極まりない」と評している。強者揃いの天人五衰の中でもリリアーナと並んで危険視されている能力。

 

 本編ではミレディに精神攻撃を仕掛けたり、愛子に毒を吐いたりとやりたい放題だが楽団死期……もとい灰鴉の頭目として頭を酷使しているため、『カッコイイ変態』くらいのキャラにはなっている……はずだ。

 

白崎香織:

 

 原典での不遇枠であり、今作のメインヒロイン。大枠は以前に『人物データ』で語った状態と大差無いが、二度の『再生』を経て恐怖に図太く……もとい鈍感になっている部分がある。

 

 原典での狂気的な愛情は相変わらずであり、天職やポジションを除けば原典からの乖離が少ないキャラクターと言えるかもしれない。

 

 戦闘力は相変わらずで、音波という広範囲かつ不可視の攻撃は現時点でも猛威を振るっている。近・中距離攻撃も細剣や放電、斬弦など技のバリエーションが増えており遠近共に隙が無い。弱点と言えば一部を除いて音速以上の攻撃ができないことと、真空空間に放り込めばある程度無力化できること程度。

 また、反響定位による索敵や無音の行動など厄介な特性も多く、仮に敵対すれば彼女を下すのは容易ではない。

 

 ハジメに対しては愛情の他にも呆れのような感情も抱いており、彼の被害者のアフターケアを行っていたりもする。ハジメは意図的に他者をいじめるような人間ではないが、如何せん思想が尖っている上に毒舌家でもあるため、耐性の無い人間は精神にダメージを受けるのである。武勇を以て才とする側面がある割には変なところで弱みを見せるトータス人や原作キャラにおいては完全に負の方向に作用している事も多い……香織は解毒剤としての立ち回りを余儀なくされている。尤も、必要があれば劇薬にもなれる人間だが。

 

 また、非殺傷性の攻撃手段が豊富である為かハジメに制裁を加える事が多い他、暴徒の鎮圧を行う事も多い。

 

ユエ:

 

 彼女もあまり変化は無いが、ハジメに対しては原典ほど純粋な愛情は抱いていない事が判明。

 

 また、封印された事によって時に取り残された事を『殺された未来が復讐に来る』と表現し、ハジメ達に自分を守る最後の砦、そして、いざという時の介錯人の役割を期待している事が判明した。

 

 生い立ちから『死は救済』という価値観を持っており、思考回路的にはハジメに最も近い人物とも言える。

 

 戦闘ではアーティファクト『オズマ』によるものが目立ち、近接戦闘が苦手という弱点を克服している。事実、ライセン大迷宮では斧を振り回していた。更に、自らの血液を発火、炎上させ攻撃に転用する技も持っている。

 また、炎や雷の形を取っていた原典とは違い、赤黒いニードルや斧などの形を取って攻撃してくるため見かけの殺傷性は大きく向上している。

 

 香織とは相変わらず仲が良く、架空の詠唱をでっち上げる際に彼女から教わった詩を引用したりしている。

 

園部優花:

 

 原典ではモブとサブヒロインの間というだけであまり出番は無かったが、ジャズピアニストであったりアメリカ文学オタクであったりと原典から大きく乖離している。

 

 転移前からハジメに恋をしており、香織の存在を知って諦めていたが、結局受容者であるハジメから離れられずにいた。それがハジメが生死不明状態となった事で暴走。天使『ルシフェル』となり、彼らを強襲する。戦闘の間に彼女が見ていた幻影はハジメから依頼されたラフマニノフのピアノ協奏曲第二番のジャズアレンジを恋人や友人達に披露しているというものであった。

 

 また、転移前から人間関係に悩まされていたらしく、愛子の前では不満が垂れ流されていた。学校の生徒や教師の前ではジャズや本の話題を自粛する事を半ば強制されているようなものであり、それは緩やかに、しかし確実に彼女の精神を蝕んでいた。

 

 それ故に、物質的には同年代でも恵まれた方であるにも関わらず幸福を感じる事が出来ないでいた。そして、それらの経緯から他者に対してはビジネスライクな振る舞いをする事もあり、大半の人間からは冷徹な女だと思われている。

 

 トータスに来てからはかなりの酒豪となっており、裏でオリジナルの料理酒を作成してもいる。また、転移前から自分が作った曲名をカクテルにしたり、(何故か)煙草の銘柄を知っていたりと高校生にしてはやや不健全かもしれない。

 

 戦闘力は原典と違って非常に高く、天職『投術師』の根幹が〝触れた物の操作〟であることに気付いてから恐ろしいスピードで実力を伸ばした。ナイフや戦輪を変幻自在の軌道で飛ばすほか、武器を介して敵の魔法攻撃を吸収、更に天使となった事による権能か無条件で敵のエネルギーや魔力を吸収して攻撃転用、ライセン大迷宮のブロックなどの大質量の物体を投げる、触れた対象を斥力で弾き飛ばすなど割とやりたい放題やっている。弱点は(エネルギーの吸収を除いて)触れられなければ発動しないという事か。

 

 上述の天使化によって愛ちゃん護衛隊からは戦死ではなく裏切り者扱いされていた(デビットがやや大げさに言っただけの可能性もあるが)。更に、能力の高さから危険視や嫉妬の視線に晒される事も多い。

 

シア・ハウリア:

 

 原典では二番目のヒロインである兎人族の少女。今作では出会い頭に侵蝕体『ダルタニアン』となってハジメ達を強襲した。

 

 その後は既に昇格者となっていた事もあり原典よりスムーズに仲間入り。しかし、半ば騙し討ちに近い形で引き込まれたからか、ハジメに対する恋愛感情は存在せず、詐欺師呼ばわりしている。

 

 それでも家族や友人のロックを救ってくれた事には恩を感じているようで、ハジメ達と行動を共にしている。しかし、同伴者が想定を上回る変人ばかりのためツッコミ役に回る事が多い。地球人はヤベーヤツ、という認識も密かに生まれ始めている。

 

 戦闘では大剣を振るい、更なる身体強化を施す『Bモード』の使用により爪での攻撃に移行して更なる破壊力を得ることも出来る。しかし、防御は捨てた形態のため、メンテナンスコストが増大するという弱点が存在するが、逆を言えばこれ以外に制限らしい制限が殆ど無いのが恐ろしい所である。

 

ロック:

 

 シアの友人だった狼の魔物がパニシングによって知性を得た存在。『刑死者』によって操られた状態で登場するが、ハジメ達との戦闘とほんの少しの幸運によって生き延びる事に成功する。

 

 出自が魔物であるため人間に対してあまり興味が無く、愛子やミレディとハジメ達の問答もどうでも良さそうに聞いていた。しかし、シアに対してだけは彼なりに情を持っており、慮って行動する事も。

 

 あまり目立たないが、斥候役を担ったり別動隊で敵の仕掛けを破壊したりと何気に活躍している。

 

ミュオソティス:

 

 オスカー作のメイドゴーレムが昇格者となった存在であるが、ソフトウェアは外部からの流入である可能性が高まった要注意な人物。

 

 言動に関しては相変わらずであり、機械故のトンチキな行動に走る事も少なくない。が、情緒が未発達であるが故の鋭く哲学的な問いはハジメを以てしても頭を悩ませ、ミレディに対しては軽く精神攻撃となった。

 

 最近、『不安』を体験したことによって、やや情緒が発達した。

 

 戦闘は『ガラティア』と呼ばれる多機能砲を用いる。最近、砲刃分離形態が追加され機敏に動くようになった。

 

パスカル:

 

 平和的な機械生命体が集まる村の村長。争いそのものよりも、仲間を失う事に慣れてしまう事に恐れを抱いたために平和主義者となった。が、村を守るためそうも言ってられなくなった。

 

サルトル:

 

 村の住人である機械生命体で、帽子が目立つ。女性からはモテるらしい。常に実存主義について考えているが、ハジメ以外と会話が成立しない。

 

八重樫雫/紅:

 

 原典と変わらず苦労人だったが、遂に壊れる。自分を守る第二人格『紅』を作り出し、勇者パーティーに波乱を巻き起こした。

 

 その後脱走し、ハジメ達と行動を共にする。その頃には命がけのカーチェイスをクラスメイトと共にいる事より楽しいと感じたり、パニシングの苦痛をクラスメイトとの関係より下に見るなど、順調に壊れている。

 

 第二人格の紅は雫よりも攻撃的な性格をしており、協調性は皆無。パンクでロックな服装を好むが、実は雫は恥ずかしがっている。基本的に判断基準はシンプルであり、雫にとって害になるなら排除に動き、有益ならひとまず行動を共にする事もある。

 

 このような経緯で周囲からは心配されているが、精神状態自体は安定していたり、幸か不幸か昇格者となるさいに多少苦痛が軽減されていたようだ。尤も、二人いる故に耐えるのが容易というだけで痛み自体は変わらないようだが……

 

 刀とバイクを用いた戦闘を行い、主に電撃を操る。

 

リリアーナ・S・B・ハイリヒ:

 

 原典では主人公に忘れ去られ、扱いも雑だった王女。しかし今作ではマトモ度合いを犠牲に所属組織の幹部にまで上り詰めており、登場機会が増えた。

 

 性格は表向きは善良な王女様と云った風に振舞っているが、取り繕わなければ人をチップにしたうえに国政や自身の暗躍をギャンブルとして楽しむヤバい女である。この状態となった彼女はハイテンションかつサイコパスな行動が増え、敵を無邪気に異空間に閉じ込めてはゲームを楽しむように戦う。

 

 彼女にとって『利用』とは『信頼』であり、現代日本のオトモダチ感覚で付き合えば痛い目ではすまない。さしずめ、君主合格・人間失格とでも言うべき人物。

 

 戦闘では主に日傘とトランプを使い、一筋縄では攻略できない。また、ハジメが作成したトランプ銃を用いる事もある。

 

 カジノが存在しないトータスにおいて、何故かカジノチップに酷似したアーティファクトを考案した事がある。あまり本筋と関係が無いのでネタバレしてしまうが、昇格者となった後に閲覧した旧時代のデータを基にしているようだ。

 

 しかし、そんな奇々怪々な性格すら、彼女の本性を隠すためのヴェールに過ぎないのだった……

 

清水幸利:

 

 闇落ち要素が多すぎて一周廻って真人間になってしまった裏切り者。

 

 病棟の惨劇においてハジメによって妹のヨナを殺害され、復讐を企てた事もあったが、カイネに止められ今では和解している。本人なりに精神状態には区切りをつけたらしく、基本的に冷静に立ち回る。しかし、それが護衛隊の中で不和を招いてしまう事になる。

 

 戦闘では魔法の他に剣も使い、遠近両方で立ち回る。

 

カイネ:

 

 NieR: Repricantより参戦した。

 

 清水の一番の理解者であり実質的な保護者でありパートナー。地球では教会で働いていたようだ。清水の復讐を止め、今では一緒に過ごしている。また、理解を示さない清水の兄に、聖職者ならではの皮肉で応酬した。

 

 かつてはエクソシストとして悪魔と闘っていたが、戦死したはずが機械となって生き延び、トータスに転移していた。本人曰く悪魔によって作られた人間であるらしく、両性具有なのはそれによるバグのようなものであると語る。

 

 口が非常に悪く、放送禁止レベルの下ネタが平気で飛び出す。それは清水に対しても例外ではなく、セリフが伏字だらけになることも。

 

 戦闘では双剣を用いて闘い、ちょっとした魔法のような攻撃も行う。

 

畑山愛子:

 

 優花やハジメの変貌によって最も被害を受けていると思しき新任教師。

 

 原典と同じようにクラスに戻って欲しいと言ったり、寂しい生き方をしないでほしいと道徳心に訴えたが、草臥れたOLと化した優花にこの世の終わりであるかのような顔と共に拒否され、ハジメからは哲学的皮肉と共にバッサリ切られる。

 

 そもそも、他者との交流を必要以上に行わないハジメと他者との交流を是とする愛子では思想が真っ向から対立しており、愛子の提案を受け入れる利益がハジメ達にとって皆無だったという点も大きく不利に働いている(むしろ不利益ばかりが挙がる始末)。

 

 ハジメの思想を否定できるだけの強力な反証か、実利的な利益を一つでも示していれば違ったかもしれない(尤もそれは最低条件であり、常人が定義する人間性を獣性と捉え、意図的に逸脱するという思考回路をしているハジメにどれほど効果があるかは未知数。仮に総合して天人五衰に不利益が及ぶならやはり説得は不可能)。

 

 勇者にも言える事だが、彼女に必要だったのは少しばかりの自分本位さ、冷酷さ。言い換えれば、ビジネスライクな付き合い方を知る事であったのだろう。原典を読む限り、隣人同士の人間関係が希薄な都市ではなく、周囲に合わせる事を是とする傾向の強い田舎の出身であることも影響しているかもしれない。

 

 善悪と賢愚は何の関係も無い。彼女はただ、善くあろうとしただけであった。

 




以前に投稿した物から説明を追加しました。

オルクスの隠れ家の作りかけのメイドロボの目が瞬く。まるで何かを伝えようとするかのように

  • 修理して連れていく
  • 見なかったことにして放置する
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