人形タチハ世界最強   作:三文小説家

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書きたい話の一つが書けました。錬成の技能の辺りは少し雑に映るかもしれませんが、ご了承ください。


共食イ

ハイリヒ王宮内の工房の一角、数式と日本刀の設計図が書かれた紙、そして材料の鉱石が置かれた作業台の前にハジメは立っていた。ハジメの頭の中には雫に依頼された日本刀の製作の為の数式が駆け回っていた。材料の鉱石の性質、日本刀としての効率化された造形、斬撃に特化した刃、そして使い手である雫のステータスや、実際に見せて貰った八重樫流の動き。それらの『数値』を『最適化』により数式化する。ハジメの技能『最適化』は世界に存在する種々の変数から使い手の目的に合致した数値や数式を算出する技能だ。ハジメはそれを更に演算能力を底上げする技能『超速演算』により加速させる。そして全ての数値を算出したハジメは『錬成』と『熱操作』により日本刀を創り出す。更にハジメは宮廷錬成師長ウォルペンの下で修業した時に手に入れた最適化の派生技能『理論最適関数』によって誤差を省いていく。これは環境などの要因によって生じる実験誤差を取り除き、限りなく理論値に近づける技能だ。

 

ウォルペンの下での修業はハジメに様々な成果を与えた。例えば『錬成』からは『鉱物系鑑定』『鉱物系探知』『精密錬成』が、『超速演算』からは『並列思考』が、『最適化』からは『理論最適関数』が、『熱操作』からは『極寒』『零度』『重合爆発』が派生した。これをウォルペンやメルドに報告したところ、二人とも白目を剝き、工房の一角にハジメ専用の作業場が与えられるまでになった。

当初ハジメは王宮内からは白眼視されていた。天職を二つ持つが、そのどちらもが非戦闘系であり、更には病人の『無能』。これがハジメに下されていた評価だ。しかし本来ならば数年はかかるはずの派生技能の習得をたった数日で行い、手始めに騎士団の武器の性能を『最適化』し底上げした。これによって錬成師団や騎士団の一部からはハジメの評価を見直す動きが起こった。というか錬成師達の間ではカリスマとなっている。

それでも王宮内ではハジメを無能扱いする人間が多く、ハジメに渡された研究資金では目的の鉱石を揃える事が出来なかった。しかしハジメは慌てることなくこう言った。

 

「では僕は僕のやり方で研究資金を勝ち取って見せましょう」

 

その後、王都の貴族御用達のボードゲームクラブに惨劇が起きた。始まりは二人の少年の来訪である。その少年達はその場にいた貴族にシャッハ(地球のチェスに酷似したゲーム)の勝負を挑んだ。そして、完膚なきまでにゲームに勝ち、掛け金の全てを得ることになった。その様子を見て、我こそはと二人の少年たちに挑む貴族達。気付けば勝負は2対40という状態になっていた。結果は二人の少年の圧勝。大金を手に入れた少年達は悠々とその場を去っていった。

もうお気づきかも知れないが、二人の少年とは南雲ハジメと清水幸利である。ハジメはシャッハのルールを覚え(チェスとほぼ一緒であるためそれ程難しくは無かった)、専用の武器を創る事を条件に清水に協力を依頼し、ボードゲームクラブを蹂躙、大金を手に入れた。尚、その金の一部は報酬として清水に渡された。本当は半分渡そうとも思っていたのだが、清水に「早く武器を創れ」と言われ、この状態に落ち着いた。そしてハジメはその金を使って十分な材料を手に入れ、武器の製作に取り掛かっているのである。

 

そして、全ての作業を終えたハジメの前には一本の黒い刀があった。

 

「へえ、完成したんだ」

 

そう言いながら工房の奥から出てきたのは中村恵里だ。鈴もついてきている。

 

「とりあえず人に渡せるレベルにはなったと信じたいんですがね。そちらはどうですか?」

「順調だよ。思った通り、魔法って言うのはプログラムみたいなものだね。僕達が持っている知識と相性がいい」

「うんうん、一度コツが分かってしまえば使いやすいよ。式を足したり引いたり作ったり、自由自在」

 

実は恵里と鈴はそれぞれ『ジャッカス』『アネモネ』という名で活動する、日本ではそこそこ名の知れたハッカーだ。とは言っても犯罪者、いわゆるクラッカーではない。寧ろそれに対抗するための者、つまりホワイトハッカーだ。二人が勉強していた机にはIfやThen、Nextなどのプログラム言語とこの世界の魔法式を組み合わせた物が書かれた紙が置いてある。

 

「ところで何故あなた方は自由時間に工房に入り浸っているんですか」

「Kが五月蠅いからに決まってるじゃないか。奴は基本的に此処には寄り付かないからねえ」

「まあ…とりあえず八重樫さんに頼まれていた日本刀、遠藤君に頼まれていた種々のナイフ、園部さんに頼まれていたワイヤー、それと清水君への報酬である『黒ノ書』…諸々渡しに行ってきます」

「僕も本の返却に行かないと」

「気分転換に鈴もついていこうかな。シズシズとも話したいし」

 

三人は工房を出た。

 

 

場面は切り替わり、少し遡って雫視点。現在彼女は訓練から帰って部屋で休んでいた。雫の頭の中は悩みで溢れていた。ハジメへの対抗意識からか、休憩時間さえも訓練へあて、それを無意識に周りへ強制する光輝、それが原因で鬱屈が溜まり、雫に相談してくるクラスメート達、初めて魔物を殺したことに対するショック、何より光輝の暴走の遠因になっている香織とハジメに対し理不尽な苛立ちを覚え、それに自己嫌悪を覚える。

そこへ、来訪者を告げるノックの音が響く。

 

「雫ちゃん、香織だよ。入っても大丈夫?」

 

雫は一言了承の意思を伝える。すると香織は心配そうな顔をして入ってきた。

 

「…大丈夫?って、聞いていい?」

 

自分はそんなにひどい顔をしているのだろうか、と雫は思う。自分の中の理不尽な苛立ちを抑えようとして、つい憎まれ口をたたいてしまう。

 

「それは聞いているのと同じよ」

「そっか。そうだよね、ごめんね」

「…何の用よ」

 

違う。本当はこんな事を言いたいのではないのだ。香織の表情を見れば、自分を心配してきたのだと分かる。しかし、理不尽な苛立ちは収まらない。

 

「雫ちゃん、思いつめた顔してたから…心配で」

「ええ、そうね。誰かさん達が空気を読まずにイチャつくせいで、別の誰かさんが苛立って、そのツケが全部私に来るものね」

 

香織は何も言わない。ただ続きを促すように静観している。

 

「私は木の(うろ)じゃない!光輝の幼馴染だからって何で皆して私のところに相談に来るのよ!香織も香織よ…あなたのせいで、光輝が南雲君に張り合って、光輝どころか皆が彼を敵視してるじゃない!」

 

雫は八つ当たりのように言葉を吐き捨てる。分かっているのだ。自分が言っていることが如何に理不尽か。それでも言葉は止まらない。

そして一頻り吐き出した後、香織の顔を見る。きっと自分に失望しているだろう。頼れる幼馴染ではなく、こんな情けない姿を晒す自分を嗤うだろう。もしくは自分の心無い言葉に傷ついているかもしれない。そう雫は予想する。しかし雫の目に映ったのは、慈愛の笑顔を向ける香織の姿だった。

 

「どう…して」

「すっきりした?」

「え…」

「だから、思いを吐き出して、すっきりできたかなって」

「でも、こんなのただの八つ当たりで…」

「たまにはいいじゃん、八つ当たりだって。それに、私とハジメくんも雫ちゃんにはひどい事してる自覚あるし」

 

雫は驚きの顔で香織を見る。そしてすぐに先の言葉を後悔する。

 

「ハジメくんが敵視される原因が私だって、気付いてないわけじゃないんだよ?彼に言ったことあるんだ。『もし私のせいでハジメくんが苦しむなら、学校では話さない』って」

「そ、そうなの?」

「うん。でも私って表情隠すの下手なんだね。泣きそうになってるのバレちゃった。それで、『そんな顔で言われても了承しかねます』って困ったような顔で言われて、その後なんて言われたと思う?」

「なんて、言われたの?」

「私を誕生せしめた天使は言った。歓喜によって創造されし小さき者よ。愛せ。全てが敵となろうとも」

「はあ?」

 

シリアスな雰囲気の中、厨二病全開なセリフが親友の口から飛び出し、素っ頓狂な声を上げる雫。香織もストレスが溜まっているのかとか、休ませたほうが良いのかとか様々な考えが頭を駆け巡る。

 

「ふふ、面白い顔してるよ。雫ちゃん」

「いや、そんな、ええ…」

「ウィリアム・ブレイクっていう人の詩の一つなんだって。要するに、『誰が否定しても僕は貴方を愛する』って言う事みたい。周りがどれだけ騒いでも、誰が不快に思おうとも、自分勝手にのらりくらりとやっていこうって。ごめんね?ひどい親友で」

「そんな、ひどいなんて」

「端的に言うと反抗期なんだよ、私は。だから自分の心を優先する。周りの嫉む舌打ちは、子供だから気付かぬふり。都合よく大人になったり、子供になったり、青春を爆破して、日常を爆破して…そんな困った時期だよ」

「ふふ、なんだか爆弾魔みたいね」

「そうかも。でも、今のところ変える気は無いかな。『全ての存在は滅びるようにデザインされている』というのはハジメくんの哲学だけど、逆説的にこうも考えられるんだよね。『なら滅びるまで、精いっぱい好きに生きよう』って。ブレイクさんの詩から引用すれば、『世界は一粒の砂、天国は一輪の花、私の掌に無限を掴む、そして一瞬のうちに永遠を』。きっと雫ちゃんが泣いても、私はこの生き方を止めないと思う。だって私、爆弾魔だもん」

「なんだか、香織らしいわね」

 

雫は心が晴れていくような感覚がしていた。香織はもう自立したのだろう。自分があれやこれやと世話を焼かずとも、きっと彼女のやり方で幸せになれるのだろうと。

 

「だからね?雫ちゃんはもっと我儘になるべきだよ」

「何が『だから』なのか分からないけど…テロ行為のお誘いかしら」

「別に爆弾魔にならなくてもいいけど…でも、今のままだと壊れちゃうよ。手始めに…そうだね、昔雫ちゃんは雨が好きだと言っていたけど、それが何故か、思い出せる?」

「え?私、そんなこと言ってたかしら…」

「まずはそこからだね。親友からの宿題です」

「ええ…」

 

違う方向に悩み始めた雫を残し、香織は部屋を出た。今はそっとしておこう。次はハジメに会いに行くために、演奏者の修業を兼ねてハジメの音を拾う。すると香織の顔が途端に険しいものになった。香織はハジメがいる場所に走り出した。そして着いたその場で見たものは、傷だらけで無表情に立つハジメと、白い息を吐きながらガタガタと震え、倒れ伏す檜山達だった。

 

 

ハジメは図書館に本を返しに行った恵里達と別れ、依頼の品を渡すために依頼人を探していた。そしてその時に、檜山達小悪党と遭遇してしまった。

 

「よお、ガリ勉化け物野郎。部屋に引きこもってねえで少しは運動したらどうですかぁ~?」

「無理無理!コイツ非戦闘系の雑魚だし。ずっと工作してんだろ?」

「ええ、そうですね。僕は部屋に引きこもる事が仕事です。依頼人と会わねばならないのでどいてくれません?」

 

ハジメの意に介していないその態度が気に食わないのか、檜山達は不愉快な顔をする。

 

「は?何お前。まさか勉強さえ出来ればいいと思ってんの?」

「なあ檜山、コイツ弱すぎて可哀想だからさあ、俺らで稽古つけてやんねえ?」

「ギャッハハ、いいな!それ」

 

そう言うや否や、檜山達はハジメに剣や魔法で攻撃し始める。異世界に召喚され、力を得た小悪党に抑制の文字は存在しない。剣で、槍で、魔法でハジメを攻撃し続ける。そんな中ハジメが考えていたのは、

 

「この状況下で無益な共食いですか。全く厭になりますね」

 

だった。檜山達の攻撃は単調でワンパターン。『超速演算』を使えば、ある程度予測し、回避できる。しかしハジメは自分が被害者であることを印象付けるために、わざとある程度攻撃を受けていた。そしてこの状況が続く中、檜山達の身体に異変が起こる。

 

「あ、あれ?なんだか、寒くね?」

「指が、かじかんで…」

 

檜山達の体温が急激に下がっていた。剣を振るおうにも、身体は緩慢にしか動けず、そもそも剣を持とうにも握力が無い。魔法を詠唱しようにも呂律が回らず、ただ譫言を呟くばかり。数分後には立つことも出来ず、全員が倒れていた。ハジメが使ったのは『熱操作』の派生技能『零度』だ。これは任意の対象から熱を奪う技能であり、ドライアイスなどの冷却剤を作るときに非常に重宝する。それを今回は檜山達に使用したのだ。

 

「ハジメくん!」

 

香織が遭遇したのはそんな場面である。倒れている檜山達も何があったのか気になるが、まずは傷だらけのハジメに駆け寄る。

 

「ハジメくん…こんな、傷だらけで」

「檜山君達に襲われまして。まあ少々反撃はさせてもらいましたが」

 

香織はハジメの傷と、普段の檜山達の言動からそれが真実であると悟った。そして、檜山達をゴミを見るような目で眺める。周辺には他の人間もいたため、嘘ではない事は証言してもらえるだろう。そしてそこに更に乱入者が現れる。

 

「ひ、檜山!?それに、南雲?いったいこれは!?」

「ああ、どうも天之河君。檜山君達に稽古とか言って襲われたので反撃しました」

「それは、本当なのか?」

「本当だよ。幽霊に聞いてみたら今の内容と同じ事を言ってた」

 

光輝の質問に答えたのは恵里だ。本を返却し終えたところでこの現場に遭遇し、とりあえず降霊術で話を聞いてみた。まあ、ハジメの怪我を見れば疑う人間はいないだろうが。

 

「ち、ちが…俺らは、こここ、コイツに、訓練してやろうと…」

 

呂律の回らない舌で懸命に言い訳をする檜山。最も訓練にしては一方的にハジメが怪我をしているので、信じる人間は―――

 

「そうなのか?檜山」

 

いた。天之河光輝である。この男は基本的に性善説で物を考える。檜山達が悪意でハジメを攻撃したという事は信じられなかったのだ。ただ、その考え方は光輝の正しさから外れたハジメには適用されないので、結果どうなるかというと、

 

「南雲!せっかく檜山達が訓練してくれたというのに、その結果がこの仕打ちか!」

 

ハジメに突っかかるわけだ。ハジメは溜息をつく気にもならない。今は香織が回復効果のある演奏者の技能『快音波』で治療してくれているが、それでもハジメの身体は傷だらけだ。ハジメは香織に礼を言い、ただ一言問うた。

 

「自分の身を守ってはいけないのですか?」

「それは、だが南雲自身も努力するべきだろう!弱さや病気を言い訳にしていては強くなれない。聞けば自衛のための最低限の訓練以外は工房に籠っているか読書に耽っているそうじゃないか。俺なら少しでも強くなるために空いている時間も訓練にあてる。南雲ももう少し真面目になった方が良い。檜山達もお前の不真面目さをどうにかしようと思ったのかも知れないだろ?」

 

香織は表情が削ぎ落ち、ハジメと恵里は失笑する。光輝は香織の様子には気づかず、失笑した二人に眉を吊り上げる。

 

「僕は錬成師で数学者。非戦闘系天職です。あなた方とは修行の方法も、出来る事も違う。ついでに言うなら騎士団の武器の性能を底上げしているので実績はあるのですがね。日本刀も完成しましたし」

 

そう言ってハジメは黒い刀を見せる。流麗な芸術美と実践向きの趣を兼ね備える武器に、周囲の人間は感嘆の息を漏らす。

 

「わあ、綺麗な刀だね」

「作るのに苦労はしましたが、それ相応の出来ですよ。とりあえず『黒ノ誓約』と名付けましたが、お気に召さなかったら自分で考えていただくという事で」

 

ハジメが悪戯っぽく笑うと、香織もそれにつられて笑う。

しかし光輝はまだ納得がいかないようだ。

 

「でも、檜山達が悪意をもって南雲に攻撃したなんて…」

「あー、考えてるところ悪いけどさ。それ全然驚く事じゃないから。地球でも宗教家がマシンガンで武装して、神の愛を説きながら乱射する。ならば中途半端に力を得た一介の高校生がクラスメートへの悪意を口にしながら攻撃したところで、なーんにもおかしくないんだよね」

「恵里…でもそれなら注意する檜山を南雲が鬱陶しく思って檜山を襲ったんじゃ」

「頭打った?地球での記憶飛んだ?普段の言動からしてその可能性はまず無いでしょ。南雲君にメリットも理由も無いし」

「でも、南雲は不真面目で…」

「天之河くん」

 

光輝が振り返ると香織が笑顔で立っていた。光輝は、分かってくれたかと期待するが、次の一言はあまりに予想外だった。

 

「楽しい?」

「…え?」

「だから、そうやって全部自分に都合よく解釈して、周りを巻き込んで、共食いさせるの、楽しい?」

「か、香織?何を言っているんだ?共食いなんて、そんな」

「私にもそういう部分があるけど、天之河くんは輪をかけて酷いよね」

 

光輝は混乱する。自分は正しい事をしているはずだ。不真面目なクラスメートを叱って、困っている人がいたら助けて、しかしその行為を幼馴染は『共食い』をさせているという。

香織はそこで興味を失ったのか、ハジメを連れてその場を離れ、恵里もついていく。その場に残されたのは、混乱する光輝と倒れ伏す小悪党だけだった。

 




突撃系乙女が爆弾魔系乙女に進化しました(笑)

詩の解釈は完全に持論というか独自解釈なので、その辺りも許してください。

雫の武器はNieR Automataより『黒ノ誓約』になりました。理由としては、原作の雫が黒刀を持っている事と、誓約=日本刀の約束を守りましたよ、というハジメのメッセージであるという裏設定です。

オルクスの隠れ家の作りかけのメイドロボの目が瞬く。まるで何かを伝えようとするかのように

  • 修理して連れていく
  • 見なかったことにして放置する
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