人形タチハ世界最強   作:三文小説家

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あれ、おかしいな。地上視点は軽く終わらせるつもりだったのだが…

いや、書きたいネタが多すぎて全然終わらんのです。早くハジメsideを読みたい方には申し訳ないが、原作とは違う世界観や戦いを繰り広げる地上を書きたくて…気長にお付き合いください(土下座)


進化シタ獣

雫は過去の回想を頭から追い出した。いずれにしろ、ハジメと香織の痕跡を捜すためにも迷宮に潜るしかない。そしてそれには勇者である光輝の協力が必要なのだ。あれから自分なりに強くなる方法を探してみたりしたが、恵里や鈴、遠藤のようなブレイクスルーには中々至らない。彼らと闘ったら間違いなく自分は負ける、という確信が雫にはあった。自分の頭が固いのか、とも雫は思ったが、焦ったところでどうしようもない。自分の天職は『剣士』だ。ならば今までに教わった八重樫流の剣術を極めるしかないだろう。もしかしたらその過程で何か発見があるかもしれない。

 

今日で迷宮攻略六日目。現在の階層は六十層だ。確認されている最高到達階数まで後五層である。しかし、光輝達は現在、立ち往生していた。正確には先へ行けないのではなく、何時かの悪夢を思い出して思わず立ち止まってしまったのだ。彼等の目の前には何時かのものとは異なるが同じような断崖絶壁が広がっていたのである。次の階層へ行くには崖にかかった吊り橋を進まなければならない。それ自体は問題ないが、やはり思い出してしまうのだろう。特に雫は奈落へと続いているかのような崖下の闇をジッと見つめたまま動かなかった。

 

「シズシズ、大丈夫?」

「鈴…」

 

そんな雫にチェーンソーを背負った結界師、鈴が声を掛けた。雫は小悪党事件で鈴の恐ろしい一面を見たが、気遣いは素直に嬉しいものだ。特に精神的に参っている今は。

 

「ノイローゼには…もうなってるだろうけど、それ以上悪化するようなら言ってね。鈴も頑張るから」

「ありがとう…でも、私は大丈夫よ」

「『憂鬱』という物を侮らないほうが良いよ。人間はこの怪物を殺すためだけに、弾丸を自分の脳漿に撃ち込むことすらあるんだから」

「え、ええ…鈴、あなた最近言動が恵里に似てきていない?」

「そうかもね。今のところ変える気はないけど」

 

この鈴という少女は掴みどころが無い。異世界に召喚されてから雫は特にそう思った。尤もそれは鈴に限った話では無く、ハジメや遠藤、そして自身の親友である香織でさえそう感じる。

 

(私は彼女たちの事を全く見ていなかったのかもしれないわね…)

 

鈴は明るい女の子だ。クラスのマスコット的存在で、少し不思議な部分もあるが他はそれほど目立った部分は無いと思っていた。しかし実際は防御を専門とする『結界師』という天職に早い段階で攻撃性を生み出し、更にはチェーンソーで生き物を切るという苛烈さを見せた。

 

香織は優しい女の子だ。音楽が好きで、自分を慰めてくれることもある一番の親友。しかしこの世界に来てからは楽器を武器にするという雫からしたら斜め上な事を実行し、更には自らを異形と化してまで恋人を追いかける狂気も持ち合わせていた。

 

(傲慢ね…私)

 

考えてみれば雫は彼、彼女らについて知らない事ばかりだ。それなのに自分の持つ情報だけで彼女らの人格を決めつけていた。その傲慢さに気付いた雫は一人自嘲する。

 

「雫…」

 

そしてそんな雫に声を掛ける光輝。光輝にとって雫の様子はクラスメートを守る事が出来なかった事への悔恨の思いからくるものだと思っていた。

 

「君の責任感が強いところ俺は好きだ。でも、クラスメートの死に、何時までも囚われていちゃいけない!前へ進むんだ。きっと、南雲もそれを望んでる」

「何故君は傷口にハブクラゲの触手入りの海水を塗りたくるのかね」

「鈴は少し黙っていてくれ。香織がいない以上俺が言うしかないんだ。雫、厳しい事を言っているのは理解している。けれど俺達は香織を救出するためにも今は前に進まなくちゃいけない。大丈夫だ、俺が傍にいる。俺は死んだりしないし、もうこれ以上誰も死なせたりしない!」

 

自分の胸を叩きながら宣言する光輝に対して顔を上げる。その表情は全ての感情が削ぎ落された能面のような無表情であったが、それでも崖の底を見つめながら俯いていた雫が顔を上げた事に対し、光輝の中では自分の言葉を分かってくれたかと判断し、言葉を続ける。

 

「大丈夫だ。俺が雫を支えるよ。俺は知っている。雫はとても強い女の子だという事をね。だから力を合わせて前に進もう!そして香織を助け出すんだ!」

 

雫はその言葉に笑う。目は拷問を受ける冤罪の囚人のように生気が無いが、それでも笑う。どうせ何を言っても無駄なのだ。光輝の中で八重樫雫という女の子はどんな時も凛々しくカッコイイ女の子と言うのが真実なのだ。そんな日々を過ごすうちに、泣き声とやらを上げる、悲鳴とやらを叫ぶ、涙とやらを流す電気信号は忘れてしまった。

 

「そうね。立ち止まっている時間は無いわね」

「ああ、その通りだ!」

 

こういう時は光輝の話に合わせなければ先に進まない事を雫は理解している。幼馴染である自分の励ましを受けて立ち直る。それこそが光輝の中の八重樫雫の正しい在り方だ。光輝は雫の笑顔を見て満足そうに頷き、再び一行の先頭に立って力強く進んでいく。

 

鈴はその様子を見て、天之河光輝とは数世代前のAIのようだと思った。自分の定めたプログラム(ご都合主義)にのみ従って動き、少しでも外れればたちまちロジックエラーを引き起こし、無数の誤謬を重ねていく。電気羊の夢を見るかは知らないが、欠陥品のアンドロイドのような印象を鈴は受けていた。

 

(シズシズを隔離しようにも天之河光輝は勝手に近づいてくる。そしてシズシズは更に壊れる。何というか、タチの悪いコンピューターウイルスみたいな奴だなあ。最早天之河光輝を材木置き場送りにする以外に解決方法は無いかな…?)

 

本気とも冗談とも取れない過激な思考回路を遊ばせながら、鈴は恵里と遠藤の所に戻った。

 

なお、その後光輝を突然の膝カックンが襲った。なんとかバランスを立て直し周りを見回すも、何もない。光輝は首を傾げながら先頭を歩いた。この犯人は恵里であり、先のやり取りを見た彼女が不愉快に思って、カイに突撃を命じたのだ。

 

 

 

(一体どうしちまったんだよ。香織、雫、鈴…)

 

隊列の先頭、光輝の隣を歩く龍太郎は思考の迷宮に囚われていた。龍太郎にとって光輝のやることは正義のヒーローのようであり、それによって多くの人が救われているのを見た。そしてそれは香織や雫や鈴も同じだと思っていたのだ。しかし今や香織は狂気的な愛情によって異形の機械と化した。更に雫は壊れる寸前であり、光輝が話しかける度に歪に狂ってゆく。

 

『まるでディストピアだよ』

 

龍太郎にそう説いた鈴の顔を思い出す。光輝は良い奴だ。行いは善意に満ち溢れているし、やる事は全て正しかった。しかし雫はそれによって壊れていく。

おかしいと言えば鈴もそうなのだ。実を言うと、龍太郎は鈴に惹かれている部分があった。明るく、可愛らしく、ムードメーカーだった彼女に好意を抱いていた。しかし異世界に来てからは哲学的に毒を吐き、集団の和を乱し、果てには笑顔でチェーンソーなどという残虐な武器を振り回す。自分達を『独裁者』だと言った少女は、その実残酷な『虐殺者』ではないか。龍太郎はその出来事があってから鈴に惹かれなくなった自分に気付いた。そして、彼女の言う事に耳を傾けていれば、自分自身が壊れてしまう気がしていた。

龍太郎が現在の鈴に向ける感情は恋愛感情ではない。寧ろ自分達の健康を脅かすウイルスに対する恐怖心に似た感情を抱いていた。そして一頻り混乱した後、龍太郎は光輝に付いていくことに決めた。

 

 

 

「気を引き締めろ!ここのマップは不完全だ。何が起こるか分からん!」

 

そして一行は歴代最高到達階層である六十五階層に辿り着いた。ここから先はミゲル達にとっても未知の領域だ。この前の二の舞にはしないと言わんばかりに光輝達に注意を促す。そして今まで以上に慎重に探索を行う中、広い空間に出た。明らかに雰囲気の違う空間に全員が警戒心を強める。

その予感は的中し、広間に侵入すると同時に、部屋の中央に魔法陣が浮かび上がったのだ。赤黒い脈動する直径十メートル程の魔法陣。それは、とても見覚えのある魔法陣だった。

 

「ま、まさか……アイツなのか!?」

 

光輝が額に冷や汗を浮かべながら叫ぶ。他のメンバーの表情にも緊張の色がはっきりと浮かんでいた。

 

「マジかよ、アイツは死んだんじゃなかったのかよ!」

 

龍太郎も驚愕をあらわにして叫ぶ。それに答えたのはミゲルだった。

 

「迷宮の魔物の発生原因は解明されていない。一度倒した魔物と何度も遭遇することも普通にある。だが光輝達の実力なら問題は無いはずだ!」

「ええ、俺達はもうあの時の俺達じゃありません。何倍も強くなったんだ!もう負けはしない!必ず勝ってみせます!」

「へっ、その通りだぜ。何時までも負けっぱなしは性に合わねぇ。ここらでリベンジマッチだ!」

 

光輝と龍太郎が不敵な笑みを浮かべて呼応する。

そして、遂に魔法陣が爆発したように輝き、かつての悪夢が再び光輝達の前に現れた。

 

「グゥガァアアア!!!」

 

咆哮を上げ、地を踏み鳴らす異形。ベヒモスが光輝達を壮絶な殺意を宿らせた眼光で睨む。戦いの幕は落とされた。

 

 

 

先手は光輝だ。

 

「万翔羽ばたき 天へと至れ『天翔閃』!」

 

曲線状の光の斬撃がベヒモスに轟音を響かせながら直撃する。以前は、『天翔閃』の上位技『神威』を以てしてもカスリ傷さえ付けることができなかった。しかし、いつまでもあの頃のままではないという光輝の宣言は、結果を以て証明された。

 

「グゥルガァアア!?」

 

悲鳴を上げ地面を削りながら後退するベヒモスの胸にはくっきりと斜めの剣線が走り、赤黒い血を滴らせていたのだ。

 

「いける!俺達は確実に強くなってる!永山達は左側から、檜山達は背後を、ミゲルさん達は右側から!後衛は魔法準備!上級を頼む!」

「うむ、迷いなくいい指示をする。聞いたな?総員、光輝の指揮で行くぞ!」

 

結論から言うと、戦いは問題なく進んだ。香織がいない、三人ほどトリッキーな戦術を用いる、といった違いこそあるが、おおよそ原典通りである。光輝は勿論主力ではあるが、特に雫の活躍が目覚ましい。緩急をつけた連撃、居合からの疾走する回転斬りや連続短距離高速移動を織り交ぜて戦う。戦術の選択肢が以前よりも格段に増えているため、成長していないわけでは無かったのだが、雫自身に精神的な余裕が無かった事と例の三人が凶悪かつトリッキーな戦闘スタイルを取る事もあって自分の成長に気が付いていなかった。また、普段は二軍扱いの永山達もこの戦闘では活躍することが出来た。

 

そして遂にベヒモスが倒れる。

 

「か、勝ったのか?」

「勝ったんだろ……」

「勝っちまったよ……」

「マジか?」

「マジで?」

 

皆が皆、呆然とベヒモスがいた場所を眺め、ポツリポツリと勝利を確認するように呟く。同じく、呆然としていた光輝が、我を取り戻したのかスっと背筋を伸ばし聖剣を頭上へ真っ直ぐに掲げた。

 

「そうだ! 俺達の勝ちだ!」

 

キラリと輝く聖剣を掲げながら勝鬨を上げる光輝。その声にようやく勝利を実感したのか、一斉に歓声が沸きあがった。男子連中は肩を叩き合い、女子達はお互いに抱き合って喜びを表にしている。

そんな中、勝利に酔い痴れていない者達がいた。恵里、鈴、遠藤の三人は今の戦闘で収集したデータを検証していた。無論、壁を越えられて嬉しくないわけでは無かったが、ハジメや香織の事を考えると舞い上がる気分にはなれなかった。そして、雫はその三人を尊敬の眼差しで見るのだった。

 

 

 

その後、休憩と偵察を終えた一行は先へと進もうとしたが、ここでトラブルが起きた。永山パーティーの面々が魔力の過剰使用で動けなくなっていたのだ。そしてどうするか話し合った結果、光輝達が先に進み、永山達は疲労が回復したら追いつく。という形となった。光輝と龍太郎は意気揚々と進み、雫は申し訳なさそうな顔をし、その他の『特別扱い』組は嘲笑を残して去っていった。

そして永山達の用心棒として残ったのは恵里と鈴と遠藤。そして一緒について来た女性騎士だった。なお、指名される際に遠藤は忘れられていた。影の薄さはここでも健在である。まあ光輝達と行動したくなかったので残ったが。

 

暫く全員が無言でいると、永山がポツリと言葉を発した。

 

「なんというか、済まないな。俺達のせいで」

「あ?」

「わざわざ残ってくれてさ。俺達だけで置いていかれるかも知れないって思ってたのに」

「ああ、なるほど。まあ、加減を知れよ、とは思うが、闘ってればそう言う事もあるだろ。拳銃だってどれだけ手入れしてもジャムる時はジャムる」

 

遠藤は寝そべりながら答える。今のところ敵襲もないので平和そのものだ。鈴はチェーンソーの整備をしているし、恵里はファイとカイと遊んでいる。その時、永山パーティーの『治癒師』辻綾子が口を開いた。

 

「私達、ようやく活躍できると思ったのに…そうしたら、認めてもらえるかもって…」

「で、アドレナリンMAXで闘ったらそうなったわけね」

 

恵里のあけすけな物言いに「うっ」と言葉を詰まらせる永山パーティー。女性陣が涙目で睨むが、恵里は柳に風と受け流す。

 

「嫌われ者同士仲良くしようよ。どうせ事態が好転する事なんて無いんだから」

「全体的に諦めのセリフ過ぎる」

「まあアイツ等に認められた所でそれはそれで地獄だが」

 

マイナス思考全振りな会話を笑顔でする三人。因みに原典では遠藤は永山パーティーの一人だったが、今作では遠藤の本拠地はイギリスであるため、そこまで仲が良いわけではない。

そしてその会話を聞いていた『付与術師』の吉野真央が疑問を呈する。

 

「どうして…」

「ん?」

「どうして平然としてるの?貴方達なんて、私達以上に天之河君達に嫌われてるじゃない。今彼らに嫌われたら居場所なんてないのに…」

 

鈴は即座に質問の意味を察した。嘗ては自分も同じような悩みを抱えていた故に彼女の気持ちが分かるのだ。

 

「確かに鈴達に居場所はないね」

「だったら…!」

「でも鈴達にとって『そんなもの』に価値なんて無い。それを求めるくらいなら、生存のための手札を増やす。ひたすら訓練をするのも一つの答えだけど、鈴達は別の解を見つけた。ただそれだけ」

 

永山達にとってあらゆる意味で自分達を凌駕する光輝を敵に回すなど、頭がおかしいとしか思えなかった。「ただそれだけ」で済ます事が出来る鈴を無神経とすら思った。

 

「要するに、人生の刃の上じゃ解は一つじゃないって事だ。代数方程式みたいな綺麗な解なんぞ無い。正常位じゃイケない奴だっているんだよ」

 

遠藤がトドメの言葉を出す。そして悩み始めた永山達を放置して自分達と共に残った女性騎士に話しかけた。

 

「というのが俺らの考えだが、どうする、不穏分子として突き出すか?」

「いえ、そんな気はありません。どちらかと言えば、貴方達の強さの理由が分かってスッキリしました」

 

その騎士の名前はクゼリー・レイルと言い、ハイリヒ王国王女、リリアーナの近衛騎士だ。彼女が此処にいる理由は遠藤達の調査である。遠藤達がステータスでは自分の上を行く小悪党達相手に大暴れしたことや、彼らの使う見た事も無い武器や魔法の話を聞いたリリアーナが興味を持ったことが始まりで、恵里、鈴、遠藤、リリアーナの四人で話したこともあった。そして、傍に控えていたクゼリーも興味を持ったのだ。

リリアーナもクゼリーも直接現場を見たわけではない為、話を聞いた彼女たちの興味は促進された。ただ、その感情の中には半信半疑という要素も存在するが。

 

そして近いうちに神の使徒が迷宮で訓練をするという情報を掴み、クゼリーが付いて来たのである。勿論ただの興味本位だけではなく、業務的な理由も存在する。なにしろミゲルから上がってくる報告書があまりにも主観的で、いまいち神の使徒達の状況がよく分からないのだ。よって、現状確認のためにも彼らに付いていく事にしたのだった。

 

先のベヒモス戦では勇者の力はよく分かったが、肝心の遠藤、恵里、鈴の事はよく分からなかった。それで彼女はここに残る事にしたのだ。

 

そして彼らが世間話に花を咲かせていると、突如として異変が起こった。なんと倒したはずのベヒモスの死体が動き出したのだ。即座に戦闘態勢を取る四人。永山達はまだ万全ではないが、警戒する。そして更に驚くことに、四足歩行のはずのベヒモスが二本足で立ったのだ。おまけに所々機械化しているようにも見える。

 

「おいおい…今更第二ラウンドか?」

 

流石の遠藤も少し引き攣った表情だ。

ベヒモスが自分の角を抜いて武器として手に持つ。そして逃げようとした人間達を捕らえるように部屋を炎の壁が覆った。

 

「やるしかないね…」

「足掻くだけ足掻こうか」

 

鈴と恵里もそれぞれの武器を構える。クゼリーは永山達を守るように後退した。そしてベヒモスの咆哮を皮切りに勝負は幕を開けた。

 




はい、まさかの強化ベヒモス(笑)。完全に作者がやりたかっただけ(殴
地上視点は書いてると楽しくて止まらなくなる。

備忘録

クゼリー・レイル:ありふれアフターで登場した女性騎士。原作のネタバレになってしまうためここでは詳しい事は書かないが、興味のある方はアフターの方を参照。

オルクスの隠れ家の作りかけのメイドロボの目が瞬く。まるで何かを伝えようとするかのように

  • 修理して連れていく
  • 見なかったことにして放置する
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