ダース・ヴェイダー異世界を征く!ただし異世界に来てすでに100年!?   作:岡村優

4 / 4
王都探索パート2

ヴェイダーは冒険者ギルドに足を運んだ。

 

シュコー…シュコー…シュコー…

 

ドアを開けて入って来た真っ黒の鎧を着たヴェイダーを見て何だこいつはという視線を投げ付けてくる。

 

それをガン無視し、依頼ボードを見る。

 

シュコー…シュコー…シュコー…

 

「ふむ…面白そうなものは無いな…お?これは?」

 

その依頼には「王立学校で模擬戦の相手をしてもらいたい、推奨Bランク」

 

と書かれていた。よく見ると4日後なので夜会の憂さ晴らしに丁度いいと思ったヴェイダーである。

 

シュコー…シュコー…シュコー…

 

「これにするか…」

 

受け付けに行き、受付嬢にこれを受けたい旨を伝える。

 

「失礼ですが…ギルドカードを提示願いますか」

 

「すまぬ忘れていた」

 

ギルドカードを見せるすると受付嬢は目をかっぴらいた。

 

「え?えええええええ!?」

 

「落ち着き給え」

 

「失礼しました!…って落ち着けるかァァァァァァ!!!Sランク!?指名依頼とか受けてるの見たことないんですけど!?」

 

「もう20年近く受けとらんが?忙しくてな…」

 

「はァァァァァァァァァァァァァ!?それで良く来ましたね!」

 

「憂さ晴らしに久しぶりに受けてみようかと思いたった次第でして…」

 

すごい剣幕に萎縮してしまう…はずも無く内心爆笑のヴェイダーだった。

 

 

「で?受けられぬのか?」

 

「受けるのは構いませんけど…指名依頼…」

 

「ギルドカードの一番下を読んだか?」

 

「一番下?」

 

そこには「この者には指名依頼は任意で受けられるものとす」と書いてあった。

 

「これは…初めて見ました…」

 

「実は私もよくわからん」

 

「で、ダース・ヴェイダー…ん?ダースヴェイダー卿!?」

 

「それが…何か?」

 

「ヴェイダー卿に会えるなんて光栄です!握手してください!」

 

「構わないが…」

 

とブンブン腕をふる受付嬢にドン引きのヴェイダーである。

 

とそこで後から声がかかる。

 

「あんちゃん。ここどこだか知ってるか?」

 

「冒険者ギルドだろう?」

 

「おう!でだな…」

 

「受付嬢、とりあえず受けることにするから先方にもそう伝えておいてくれ」

 

「はい!分かりました〜」

 

「おいあんちゃん無視するな!…お…おおおおお!?!?」

 

ヴェイダーは相手をフォースで持ち上げた。

 

「話は聞くから落ち着け、でどこで話す?」

 

「わかったからおろしてくれぇェェェェェェェ」

 

ゆっくり下ろしてやる。

 

「あんちゃんちょっと相談があるんだけどよ…明日付近で調査依頼に行くのよ…ついてきてくんねぇ?」

 

「明日か?構わないが…」

 

「あ、すまん、俺の名前はウーキーだ。白狼って言うパーティーのリーダーやってる」

 

「私はダース・ヴェイダーだ。」

 

「ダース・ヴェイダーってどっかで聞いた事ある気がするんだが…何だったっけ?」

 

「……この国の公爵の一人だ」

 

「おお〜そうだった!そうだった!ってなるかー!これは失礼しました!!」

 

「いや全く気にしてないのだが?報酬分けとかどうする気だ?」

 

「そこらへんは明日にさせてください!」

 

「楽しそうだから付いていくが…それでいいな?ああ、技量に関しては気にするな」

 

「分かりました!では明日明朝、ここでどうでしょうか?」

 

「問題ない」

 

「ではそのように」

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。