遊園地で休憩がてらに楽しい一時を過ごしたfox商団であった。(一名を除く)
14:警官とか帝官とか俺にちょっかい出し過ぎ!!
14:警官とか帝官とか俺にちょっかい出し過ぎ!
ここはラトス帝国所属国 ステロイド国。ここに配備されている帝国警察の署内、業務用のパソコンが並ぶフロアや武器を保管しているフロアがあるビルである、その中の一つ、署長室に二人の人物がいた、一人はその署長、ピロヒィア マルキア、T-シャツにネクタイ、そしてぽっちゃり系の男である。こう見えても仕事はきっちりとやる男である。
マルキアが座っている署長用の椅子、そして机の前に立っているのはここの署に所属する女、ペルキア ノエルである。青黒い警官服に警官帽を被っている、銀髪の短い髪で凛とした顔はまさに美人と言ってもいいだろう、今回ノエルはマルキアに呼ばれこの署長室に来ていた。しかし、彼女にとって署長室に呼ばれるのは大体は……いや、ほぼ怒られる時だ、その為ノエルはその美しい顔を歪めていた。
マルキア「ノエル……あのさお前今日は別に俺説教する為に呼んだんじゃないよ?」
ノエル「え?そうなんですか?」
ノエルの顔が笑顔になる、ったく、お前は俺が呼んだら説教と思ってるだろと心の中でため息をつくマルキアであった。実際、三日前にノエルは違反車両を止める為にRPZ(ロケットランチャー)を使いステロイド国の交通の便を大幅に遅らせた事があった、その時は交通省に謝罪しにいき署長室で叱り飛ばされ挙句の果てに夜遅くまで始末書を半泣きで書いていた事があった。そんな部下を待っていると言うマルキアも困った人だが……。
マルキア「今回は上の方から命令が出ているんだよ。」
そう言うと持っていた書類を机の上で滑らせてノエルに見せる。
ノエル「狐面を付けた男の逮捕?」
ノエルは書類に書いてあった言葉をそのまま音読する。
マルキア「そうだ、その男は帝国の特殊部隊を倒し、特殊部隊が捕まえたレジスタンスを逃がしたと書いてある、ったく、すげー奴だよな……。」
ノエル「そんな奴をどう逮捕しろと?」
ノエルが不安顔で言う、それも仕方がない、こういう仕事は正直言うと死が付き物だ、このような仕事を受けて死んだ奴は少なくはない。
マルキア「まあまあ、別に死ねっつってる訳じゃねぇよ。」
ノエル「死ねって言ってるようにしか聞こえません。」
マルキアは部下の愚痴を聞きながら煙草をくわえ火をつける。
マルキア「大丈夫だ、今回は武器を派手に使っていいと言われてるからな。」
ノエル「本当ですか!?」
ノエルの目がきらきらする、あぁ、だから俺はこいつをこの任務に出すのやだったんだよ……。
マルキア「だが乱射すんな………ってあれ?」
気付いた時にはすでにノエルはいなかった。あのヤロー……。
マルキア「……無事でいろよ。」
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さてこちらはfox商団、いつも通り商売をしていた、おばちゃんの遠い耳を相手したり物を盗んでいくガキなどを追ったりなど……そんなこんなな事をして商売を終わらせ自由時間について話していた時のことであった、帝国警察と名乗る警官服の人達に囲まれていた。つーか俺は何にもしてねえ……。
帝官(帝国警察の略)「だーかーら、おめーらに逮捕状出てるんだっつってるだろーが、聞こえねーのかアホたれぇ。」
「だーかーら、何にもしてねちゅーねん、聞こえねーのはオメーの方だ、丁度いい、腕のいい医者紹介したろうか?」
帝官「だーれが行くかアホォ、テメェこそ病院行ってこい。」
「言ってくれるなおぉい。」
帝官「言うぞあぁ?」
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マスターと帝国警察の人がお互い体を当てながらジロジロ睨みあっている、うちのマスターもそうだがこの帝官さんもこの状況分かってやってるのかな?そう思っているとマスターの横顔にキックが入る。
「へべっ!?おおおおおおお!!?」
派手に吹き飛び壁にぶつかる。ヒカリさんとクレナさんがマスターの生死を確認……ゲフンゲフン、とにかく、マスターを蹴ったのは銀の短い髪で警官服を着た女だった。
ノエル「みーつけたぞフォックス!!」
「いて―なおい!!って何だよフォックスって、俺はマスターだ。」
マスターが起き上り女の帝官に聞く。
ノエル「そうだ、マスターと名乗ってるようだが私はそれ名前って認めてないからな、悪いがフォックスと呼ばしてもらうぞ。」
「訳分からん、俺がいつそうしてくれなんて言った?」
ノエル「言っていないがそう呼ぶ!」
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無理矢理だなおい!コイツ本当に警官か?あまりの適当さに呆れる。だが状況はいいとは言えない状態である。周りは帝官に囲まれていていつでも捕まえられますよと言った状態だ。
ハルナ「よー分からんがよーするにお前らはうちらのマスターとっ捕まえようとしてる訳やな?」
メイ「それは納得行きませんね。」
ハルナの言葉にメイが同意し他のヒカリやクレナも同意する。
ノエル「へぇ、私達とやりあおうっての?」
ヒカリ「望むところだ。」
おーっと、これはマズイ空気が漂ってるなおい。ここは止めるしか無いな。
「まあまあまあ双方落ち着いて……。」
ノエル「行くぞ犯罪者!」
ヒカリ「来いや帝国の犬!」
はい、完全に無視られました、お互い武器持って戦闘始めちゃったよ……とにかく今は………安全第一!
帝官「くたばれフォックス!!」
「その口の聞き方は良く無いと思う………な!」
帝官「おおおお!?」
掴みかかって来た帝官の襟元を掴み投げる、投げられた帝官は木箱に当たり倒れる。
帝官「うおおお!」
「何人いるんだよ!」
追ってくる帝官数人を相手に逃げる、ただ逃げるのもあれなのでと思い懐から売れ残った糸を取り出す。この糸はビックアポリスと呼ばれる生き物から取れる糸でかなりの強度を誇る、それを逃げ回りながら家の隅に貼って行く。
「おいお前らは陸上は得意か?」
帝官「は?どちらかと言えば苦手だ!つーかそんな事聞くんじゃねぇ!!」
帝官が追いかけながら答える。一応答えてくれるのね………。
「じゃあドンマイ!」
そう言うと俺はハードル飛びの飛ぶ時の体制である一定の距離を飛ぶ。何故飛んだのか分からないままでいる帝官達がいきなり次々と倒れて行く。
帝官「痛ぁ?!」
帝官「足に何か引っかかった!?」
帝官「これは………糸!?」
「だから言っただろ、運動はちゃんとしとけ!」
走りながら言う、そう、さっきの糸はゲリラ戦とかで用いられる相手を転ばす戦法だ。ただ走り回ってた訳では無くこの糸を張り巡らす為に走り回ってたのだ、そして貼り終わり気付いていないのを確認しさっき貼った場所に誘い込み自分だけハードル飛びをしてそれを避ける、それに気付かない敵はそれに引っかかる。まぁ一応「陸上は得意か?」と聞いたのはその為だったが………。しかしこの戦法に引っかかる人っているんだな。
ノエル「やるじゃないかフォックス!けどここまでだ!」
追って来ていた数人の帝官の中からさっき俺を蹴飛ばした帝官の女だけはそれに気付いて糸の目の前で一旦止まった。そして彼女はそう言うとジャンプしてそこから拳銃二刀流でこちらに撃ってくる。それを近くにあった木箱で防………げるわけなく、ただ軌道を少しずらす事は出来た。
「あぶねぇ!?死ぬ所だった!」
ノエル「外した………けどこれでフィニッシュだ!!」
地面に着地と同時に双拳銃をこちらに向け素早く撃ってくる。クソ!早すぎる………!弾が俺に当たるギリギリで俺の目の前に大剣が現れ弾を弾く。
メイ「残念ですがマスターに弾は届かせません!」
ノエル「………驚いた、まさかそんな大剣を降り回せるとは………。」
メイは俺に弾が着弾するギリギリで大剣を使って弾を弾いてくれたのだ。
ノエル「………ってその大剣を振り回すのにそんな目隠ししてて大丈夫なの?」
メイ「お構いなく、これでも見えているので。」
メイはそう言うと大剣を構える。
ノエル「そうか、なら遠慮なく!!」
そして双方相手に向かって走り出した。
14話end
作者の部屋
どーも秘幻です!今回は帝官パートです。中々商売の話を載せられないなぁ………。(編集者のヤロー! (×_×) )
それではここら辺で、次の話でまた会いましょう!