旅館で一息ついたfox商団の面々だった。
17:No more! 犯罪………って何か違うな……。
「じゃあ皆俺が言った通りに行動してくれ。」
一同「「「「「了解!」」」」」
そう言うなり全員二人一組になり行動を開始する、行動の二組は………
マスター(リョウ)・メイ
ハルナ・ヒカリ
クレナ・サクマ
となった。
今回のこの作戦はトラックを探し出し見つけ次第通信機で報告、集まり次第トラックの奪還である。その為全員で動くより二人一組の方が見つけやすいからこのメンバーとなった。サクマとクレナのペアが気になったがサクマが「大丈夫」と言ったのでそこは気にしないでおく。
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ヒカリ「何であんたと一緒にいなければならないんだ?」
ハルナ「それはこっちのセリフや、何故お前といなきゃあかんねん。」
ヒカリ「知るか、ったく………。」
私とハルナのクソは大通りを歩きながら捜索していた。
ハルナ「あたい的には〜、マスターの隣にいて一緒にいたい気分なんやが。」
ハルナのクソが両手を祈りをする時の形にしてその手を横に持って来て体をうねらせる、気持ち悪………。
ヒカリ「大体なんであんたはマスターが好きなんだ?」
ハルナ「それはお前には分からんやろうなぁ。」
ヒカリ「んなっ!?あんたカチンと来るなぁ!」
ハルナ「それはお前の器が小さいからや。」
ヒカリ「あんたねぇ………!」
本当に何なのこの女は!そう思いながら歩いていると再びハルナが話し始める。
ハルナ「それにしても………まさかあんたもマスターの事が好きやとはねぇ………ヒカリさん?」
ハルナがニヤニヤしながらこっちを見て言う。
ヒカリ「なっ!?何言ってんだあんたはぁ!!」
ハルナ「無理に隠さんでええよ、顔赤うなっとるし。」
ヒカリ「………!!」
嘘!?顔赤い!?ましてやこのハルナのクソの前で!?私は最悪な奴の前でとんでもない事を確証させてしまった、ああああ!!馬鹿!私の正直な顔の馬鹿ぁぁぁぁ!!
ハルナ「熱いやなぁ、しかしお前にマスターは渡さんからな?」
ヒカリ「な………貴様ぁぁぁぁ!」
ハルナ「おっとぉ!いきなり飛び蹴りとは………いいやろ、相手してやるけぇ!」
そう言うとお互い弓とハンマーを召喚し大通りのど真ん中だと言うのに戦闘を始める、何がしたいのだろうかこの二人は………。
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その一方、俺とメイは大きな店の中にいた、この店に売っている物を見る限り日用品専用の店だろう。え?その前に何でこんな所にいるかって?それはだな………
メイ「あ、化粧品の所で止まった、以外と帝官もそう言うの気にするんですね。」
「そりゃあ、あいつらも女だからなぁ………あそこに男の帝官がいたら逆にドン引きだろ………。」
この店の柱に隠れながら帝官達を監視しているのだ。数は二三人、その内の一人はあの双拳銃使いの女もいた。
帝官1「ノエルさん、これどうですか?」
ノエル「これー?うーん………まあまあかな?」
帝官2「じゃあこれはどうですか?」
ノエル「これ?………おぉ!これはいい!」
「………女ってよくああ言うの顔につけてられるよな………。」
俺が苦い顔で言うとメイが聞いてきた。
メイ「そうですか?以外とああ言うの普通ですよ?マスターは付けたりしないからそう思うんですよ。」
「本当か?俺にはそうには思えん……。」
頭を被っているフードの上から掻く、今更だがfox商団の全員はフード付きの服を着ている、理由は勿論ばれない為。(サクマは例外)
ノエル「あの〜少しいいですか?」
「ん?………ふへぇ!!?はいっ!何ですか?」
ブツブツ言っていると双拳銃を使っている帝官に声をかけられてしまった。フードを深く被ってるからばれないだろうがまさか声かけられるとは………。
ノエル「服を売っている店って何処ですか?」
「ふ………服ですか?あ、あぁ奇遇ですね!私も行こうとしてたので、服を売っている店はあっちですよ。」
ノエル「おぉそうですか!では是非一緒に行きましょう!」
「そ………ソウデスネ〜。」
そう言うなり俺はメイの方を向く。
(やべー!どうしよう!俺ミスったよ!敵と服見に行くことになっちゃったよ!)
メイ(知りませんよ!何ですか「奇遇ですね」って!おかしいですから!そんな予定ありませんし!)
(いや、勢いで言っちゃったんだよ!言っちゃうだろあの状況だったら!)
メイ(言いませんって普通!場の空気に流されすぎですよ!)
メイとヒソヒソ討論していると帝官が「行きましょう!」ともう行く気満々なので仕方なくついて行く事になってしまった………。
そしてその話題になった店の中、帝官達は色々な服に目を輝かせながら店の中にいる。この内に離れようと二人で話していた所に事件は起きてしまった。床に何処からともなく現れた謎の空き缶のような物が転がったと思った瞬間にその中から大量の煙が出て辺りが見えなくなる。
「なっ!?何だ?」
メイ「マスター!これは………むぐっーー!!」
「メイ!?どうし……むがっ?!」
煙幕が広がり視界が悪い中、いきなり口を布の様な物で塞がれ混乱している間に手首を縛られてしまった。
マスク男「お買い物中失礼、我々も仕事なのでねぇ!」
視界が晴れ辺りを見ると捕まっている客(俺も含め)二人一組で手首を縛られて座らされている状態だった、また、その周りを囲む様にマスクをした武装集団の姿があった。なるほど、これはあれか、『強盗』の類か?そう思っているとマスクをした武装集団の一人が人を馬鹿にする様な口調で話す。
マスク男「あなた方にはぁ!我々のぉ、大事なぁ『人質』になってもらう!」
その言葉に辺りの縛られている買い物客がざわめく、無理もない、人質、つまり殺されてもおかしくないのだから。
マスク男を見ていると俺と一緒に縛られている人が大きな声で言う。
ノエル「おおお!?お前はフォックスか!!」
「ん?おおお!?(何でばれた!?あ!フードか!)こ、これはどうも!お元気でしたかぁ!!?」
どうやらフードが取れていた様で顔が丸出しだ。
ノエル「フォックス!!貴様今ここで逮捕してやる!」
「どうやって!?今俺ら縛られてるんだぞ?」
ノエル「な!!そうだったぁ!」
マスク男「おいそこぉ!うるせぇ!!」
今俺らはお互い両腕を縛られてさらにその腕を他人と縛られてる状態だ。つまり向き合っている状態、これじゃあ動くのは無理だろうな。つーか何でこの女と一緒なんだよ!
ノエル「貴様騙してたな私の事!」
「じゃあお前、いきなり敵が道聞いて来て「私敵です。」って言う馬鹿がいるかっての。」
ノエル「ぐぬぬ………とにかく、今はこの状態をどうにかしなければ………。」
そう言いながらノエルはブツブツと何かを言いながら辺りを見回す、多分何か無いか探してるのだろう。まぁそう言うのはここにいるプロフェッショナルに任せますか。(プロフェッショナル→ノエル)
ノエル「………あぁ!いいの思い浮かばない!ちょっと、あんたも何か考え………」
ノエルがお手上げで隣で一緒に捕まっているフォックスに話しかけるが………
「………………………ZZZ。」
ノエル「………こいつ………いい度胸じゃない………。」
ノエルはそう言うとフォックスのおでこに勢い良くヘッドを食らわす。
「ZZZ………ぶふぇ!?な………何だ!地震か!?」
ノエル「い………痛ぇ!?痛ぇぇぇ!!?どんだけ石頭なのよお前はぁ!!」
いや………お面にヘッドするのもおかしいけど………。
マスク男「そこぉ!マジでうっせぇ!!」
狐面の男が地震と勘違いし、その横で警官姿の女が頭を下げて唸り、さらにその二人が犯罪者に叱り飛ばされている訳の分からない光景を周りの人質になっている客達はそれをただただ呆然と見ているしかなかった。
17話end
作者の部屋
どーも秘幻です!今回は探索編………と思いきやの強盗の襲撃でした!部活も夏の大会が終わり時間が増えたのでどんどん書いていきたいです!
それではここら辺で、次の話でまた会いましょう!