商旅 ~生き返った商人の話~   作:秘幻

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前回のあらすじ・・・

………………うん、何も言いたくねぇ………。

(現実逃避!?)


19:それぞれの出来事

19:それぞれの出来事

 

 

 

フォックスが消えてから数秒後、俺と俺の部下が店に入った時には犯罪者共は地面に寝っ転がって伸びてるし人質の方達は顔を赤くしながら(特にオバさん集団)キャーキャー言ってるし、肝心なノエルはその人質の方達よりも顔を真っ赤にして立ち尽くしている所だった。訳がわからないので丁度一緒に捕まっていたノエルの部下に話を聞くと………

 

 

 

帝官「あれ?そうか、副隊長いませんでしたもんね。」

 

 

 

帝官2「副隊長もう少し早く来れば良かったのに………。」

 

 

 

ゴエル「………どうでもいいが早く教えてくれないか?気になって仕方がないんだが………。」

 

 

 

俺がそう言うとノエルの部下はお互い顔を見合わせてから「実は………」

 

 

 

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ゴエル「はははははは!そうかそうか、お前のファーストキスの相手が犯罪者かぁ!」

 

 

 

ノエルの部下から話を聞いた後ノエルの縄を解き早速馬鹿にしてやった。

 

 

 

ノエル「黙ってろゴエル、あれは事故だ!」

 

 

 

まだ顔を真っ赤にしながらノエルが言う。

 

 

 

ゴエル「まぁ良かったな!これでお前も大人の世界に一歩踏み出したんじゃないか?」

 

 

 

ノエル「踏み出せるか………逆に後退した気分だよ。」

 

 

 

ゴエル「うはははは!そこまで落ち込むのは久しぶりだなぁ!」

 

 

 

ノエル「クッソ………このクソゴリラ!!」

 

 

 

ゴエル「今そんな悪口言われても怒る気になんねーなー。」

 

 

 

ノエル「馬鹿にしやがって………。」

 

 

 

ノエルはその美しい顔を歪めながら俺を睨む。可哀想な奴、綺麗な顔をいつも歪めてるとか、ほぼ自爆だな。

 

 

 

ノエル「それはともかく!」

 

 

 

ノエルは俺の方を向き話し始める。店の中は部下が人質を全員救出したので俺ら以外は誰もいない。

 

 

 

ノエル「あのトラック、まだ取られてないだろうな?」

 

 

 

ゴエル「勿論だ、言っとくがな………。」

 

 

 

俺はそう言うとナイフを取り出し壁に投げて刺す。

 

 

 

ゴエル「俺はフォックスともう一回、堂々と戦いてぇんだ。あいつ、何か隠し持ってやがる。」

 

 

 

そう言うとノエルは睨んでいた目を緩め「なら早く行くぞ」と言って歩き出した。俺はノエルの後ろについて行く、待ってろフォックス、お前の化けの皮、今剥いでやる!

 

 

 

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店に行って人質にされて敵と共闘して………何か大変だった………。

 

 

 

メイ「すみませんマスター、私がもっとしっかりしていれば………。」

 

 

 

「気にすんな、こうして生きてられるし、結果オーライだ、俺的には普通に商売をしていたいが………。」

 

 

 

メイ「中々出来ない………ですか?」

 

 

 

「………その通りでございます。」

 

 

 

二人共途中で買ったジュースにストローを刺して飲みながら他の仲間が集まるのをこの町の中心にある公園で待つことにした。ついさっき見つけたと言う報告があったので集合をかけたのだ。

にしても凄い公園だ、石のレンガで出来た道の先には大きな噴水があり公園にしては他の国より綺麗な作りである。しばらくすると見慣れた女の子が歩いてくる。

 

 

 

クレナ「マスター………ただいま………。」

 

 

 

「ん、おかえりクレナ。」

 

 

 

メイ「クレナちゃん、おかえり。」

 

 

 

クレナがサクマを肩に乗せて帰ってきた、それはいいが………

 

 

 

「何でトラック見つけたって報告したヒカリ・ハルナペアが帰ってこないんだ?」

 

 

 

今回発見したと報告したのはあのペアなのだが………。

 

 

 

サクマ「あ〜〜………まぁほっとけば帰って来るさ。」

 

 

 

「え?何その反応は?」

 

 

 

サクマ「気にするな。」

 

 

 

「………………?」

 

 

 

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数時間前………

 

 

 

ヒカリ「ハァ、ハァ………やるな。」

 

 

 

ハルナ「そっちこそ………やるやないか………。」

 

 

 

お互い武器を持ちながら中腰になって手をももに置き息を荒げている、辺りの建物の壊れ度の様子を見る限りお構いなしで戦っている様だ。勿論町の住民は危険じゃない所から見学中………。

 

 

 

ハルナ「だが!これで終わりにしてやるで!」

 

 

 

ヒカリ「勝手なこと言うな!」

 

 

 

二人が再びお互いの武器をぶつけているとあることに気付いた。

 

 

 

ヒカリ「………!ちょっと!あれ!」

 

 

 

ハルナ「ん?………あれは!トラックやないか!」

 

 

 

二人共戦闘をやめて建物の陰から様子を見る、トラックには黒っぽい緑色の巨大な布を上からかけられていて周りには沢山の帝官が警備を固めていて容易に近づけるものではなかった。

 

 

 

ハルナ「い〜い感じで見つけちまったなぁ………。」

 

 

 

ヒカリ「あの数じゃあ奪還は厳しいかな?とにかくマスターに報告だな。」

 

 

 

ハルナ「やな、………けど一つ。」

 

 

 

ヒカリ「ん?何?」

 

 

 

私が連絡を終え通信機を切るとハルナがハンマーを持つ。

 

 

 

ハルナ「もうあたいら囲まれてるけぇ。」

 

 

 

ヒカリ「………!!」

 

 

 

トラックの方にばっか目が行っていたせいで辺りが見えなかった、お陰で今辺りを見回すと私達の周りには数人の帝官のお兄さん達が怖ーい顔をして立っていた。

 

 

 

ハルナ・ヒカリ「………お疲れ様でーす。」

 

 

 

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「………幾ら何でも遅いよな?何かあったとしか考えられないんだけど………。」

 

 

 

サクマ「確かに遅いな。」

 

 

 

メイ「まさか帝官に捕まったりしてませんよね?」

 

 

 

クレナ「ハルナ、ヒカリ………捕まっちゃう………?」

 

 

 

「いや、あの二人に限ってそりゃないんじゃないか?」

 

 

 

サクマ「………あ、来た。」

 

 

 

「………………………こりゃまた沢山のお友達だなおい。」

 

 

 

さっきクレナ達が歩いて来た方向からハルナとヒカリが走って来てその後ろから帝官の皆様方がゾロゾロと………。

 

 

 

「………メイ、クレナ。あれ頼んでもいい?」

 

 

 

俺がハルナ達の後ろから走ってくる帝官を指差しながら言う。

 

 

 

メイ「了解です!」

 

 

 

クレナ「戦う………!」

 

 

 

「悪いな、相手死なない程度にボコってね?」

 

 

 

そしてその日の夕方、綺麗な夕陽が差し込む町中で大量の帝官が山済みにされましたとさ。

 

 

 

19話end




作者の部屋

どーも秘幻です!今回商団の皆バラバラで動いてたけどこれが普通だと信じて………←(行き先危ない馬鹿)
それではここら辺で、次の話でまた会いましょう!
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