商旅 ~生き返った商人の話~   作:秘幻

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前回のあらすじ・・・

リョウ絶体絶命!




21:帝国警察 VS fox商団 2

21:帝国警察 VS fox商団 2

 

 

 

まさか壁を壊すのなんて、正直言って驚きだな………本当に化け物にしか見えない。

 

 

 

ゴエル「ククク、終わりだフォックス。」

 

 

 

ゴエルが歩いてくる、さてどうしたものか………能力使うのは次が限界だろうし持ってる銃の残弾も余り無い、ちゃんと用意しとくべきだったな。周りはボロボロで今にも崩れそうな感じである、さっきの近くの壁処か辺りにまでひび割れ起こしてるじゃねぇか………いや、待てよこれは………。思わず笑みが零れてしまった。

 

 

 

ゴエル「何だ?何かいい策でもあるってか?」

 

 

 

ゴエルは残り数メートル所まできて足を止めて聞く、その瞬間が俺は欲しかった!

 

 

 

「あぁ、メチャクチャな策がな!」

 

 

 

俺はそう言うと床を思いっきり殴る、その瞬間に床から周りへと建物が崩壊し始める。

 

 

 

ゴエル「これは………!?」

 

 

 

「あれぐらいの強度なら俺も少しは鍛えてるからな、壊せるさ!!」

 

 

 

瓦礫と共に落ちていく、落ちていく中ゴエルは地面の方に背中を向けたまま俺に言う。

 

 

 

ゴエル「馬鹿め!ガラ空きだ!」

 

 

 

そう言うと懐からナイフを一本出し俺に向かって投げる、大量の瓦礫が落ちる中で確かに俺とゴエルを繋ぐ線状は瓦礫が一つも無かった、これではナイフを防げない………筈だった。

 

 

 

「あんたの観察力は広範囲すぎるのさ。」

 

 

 

ゴエル「………これは!?」

 

 

 

飛ばしたナイフがうねりながら飛んできた瓦礫に弾かれる。

 

 

 

ゴエル「その瓦礫!!」

 

 

 

「気付いたか?」

 

 

 

この瓦礫は一回目にナイフを防いだ元床だったのが再び俺を守った、本当はもう少し長い時間能力を使える筈だったのをその床だった物に能力を大分使って一瞬だけでなく少しの間だが自由に動かせる様に細工をしておいた、そして暗がりでゴエルを挑発してたのは再びこの瓦礫の近くに行きナイフを飛ばされても大丈夫な様にだったがまさかの壁を破壊、追い詰められた時にこの建物壊しをとっさに思いついた訳だ。しかしその瓦礫も能力の力を失いただの瓦礫に戻る。

 

 

 

ゴエル「残念だな!ここまではいいがお前は反撃も出来ないし回避も出来ない!」

 

 

 

ゴエルはそう言いもう一本ナイフを投げる、あれどんだけナイフ入るんだ?

しかし俺だってこれで策が終わりじゃ無い!

 

 

 

「お前はやっぱ節穴だ!」

 

 

 

ゴエル「これのどこが………何ぃ!!?」

 

 

 

ゴエルが驚きを全面的に出しながら言う、俺が体を縮めると後ろから距離を置いて落ちてきていた瓦礫がさっきの動く瓦礫同様、うねりながら飛んできて俺の足場になる。これは床を殴って壊した時に最後の力振り絞って動く様にした元床である。

その足場をキックして一気にゴエルの目の前にまで行く。

 

 

 

「これで………!」

 

 

 

ゴエル「ぐっ………!」

 

 

 

ゴエルは急いで両手をクロスさせて防ごうとしたがこちらの落下スピードの方が早いのもあり、ゴエルのガードは間に合わずに俺の拳がゴエルの顔面に食い込み俺のさらに倍のスピードで落ちていく。そして瓦礫が落ちた後よりも大きな土煙をあげて地面に激突する。その後に俺がカッコ良く着地………ならず、ケツから勢いよく落ち土煙の中一人でケツを抑えて転げていると言う可哀想な結果になった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

そしてこちらはソードブレイカーのメイと帝国の薔薇ノエルが戦っていた。ノエルが撃った銃弾をメイが大剣で弾き隙が出来た所に大剣をノエルに向けて振るいそれをノエルもまた避ける。

 

 

 

ノエル「そんな大剣振り回してるより女の子らしくしたらどう?」

 

 

 

メイ「そうですね、けど断ります。」

 

 

 

ノエル「………何で?」

 

 

 

私的に「何故」と言われると戸惑いが出てしまった、しかしそれも少しの間、私は再び口を開いた。

 

 

 

メイ「私はマスターを守る為にここにいます。女の子らしくなんて要りません、『あの人』の前以外では………。」

 

 

 

ノエル「あの人………?あんた思い入れの人でもいるの?」

 

 

 

ノエルさんが首を傾げながら言う、そりゃいますよ。

 

 

 

メイ「私だって人間です、そう言うことだってありますよ!」

 

 

 

ノエル「へ〜〜、いいじゃない、好きよそう言うの………犯罪者じゃ無ければな!」

 

 

 

再び銃を連射してくるのを大剣で防ぐ、どうやらノエルさんのは連射機能があるっぽい、これは本当に戦いにくい状況である。そこにノエルさんの上空より無数の光の矢が雨の様に降ってくる。それにいち早く気付きバックステップで避ける。

 

 

 

ノエル「あっぶな………あんたの仕業?眼帯女。」

 

 

 

ヒカリ「ごもっとも、一本ぐらい心臓に当たれよなー。」

 

 

 

メイ「ヒカリさん、それ当たった瞬間にアウトですよ………。」

 

 

 

ヒカリ「問題ないわ、時計台かどっかに吊るしておけば。」

 

 

 

メイ(独裁者………?と言うか解決になってない………。)

 

 

 

今普通に会話してるが正直言ってヒカリさんがいきなり横に現れたのは驚いている、だってヒカリさん他の帝官の相手をしていたのでは………?

 

 

 

ヒカリ「メイ、こいつ私が倒していいわよね?」

 

 

 

メイ「え、けど………」

 

 

 

ヒカリ「い・い・わ・よ・ね・?」

 

 

 

メイ「どうぞご自由に!!」

 

 

 

何か殺気感じた!?まずいのがすぐに分かる程に!!しかも頼みとか確認じゃなくて完了形だった!?どちらかと言うと「おいコラ寄越せクズ」的な恐喝?何かこのままこの場にいたら絶対にまずい!私は回れ右をして全力疾走で他の敵を相手しに行く、けど気になる………少し距離を置いて敵と戦いながらもあのイライラの原因を探ろうと思う。

 

 

 

ノエル「さっきのソードブレイカーの方の方が良かったなぁ………。」

 

 

 

ノエルさんは口を少し尖らせながら言う、それに対してヒカリさん何かおぞましい程のオーラ(?)を放っている、あれは一体?

 

 

 

ヒカリ「そんな事はどーでもいーんだ、私が知りたいのは一つ………。」

 

 

 

そう言うと人差し指でノエルさんを指差し少し泣き顔で言う。

 

 

 

ヒカリ「あんたがマスターとキスしたって本当かーーー!!?」

 

 

 

ノエル「〜〜〜〜〜〜〜ふはぁ!!?」

 

 

 

メイ(あ〜〜……あれか………。)←(その場にいた人)

 

 

 

ヒカリさんは少し泣き顔で顔も少し赤くしながら言う、それに対してノエルさんはそれよりも顔を赤くしている。

 

 

 

ノエル「………な、ナンノコトカナー?」

 

 

 

ヒカリ「目ぇ逸らすんじゃねぇ!後言葉カタコトだアホー!」

 

 

 

メイ「………。」

 

 

 

私は何も見なかったかの様に戦闘続行、見てない見てない。

それにしてもマスターは本当に大丈夫なのだろうか?幾ら何でもこれでは私達を雇っている意味が………そう考えていると近くの建物が崩壊しマスターが落ちた所をだった。

 

 

 

メイ「………マスター!?」

 

 

 

急いで駆けつける、幾ら何でもあの高さから落ちたらただじゃ………と思っていた自分が馬鹿でした、現場に行くと大の字で白目のまま気絶してる体格が良い帝官の男とその近くを尻を抑えて半泣きでゴロゴロ転がってるマスターが………なんと言うか、いつも通りと言えばいつも通りだけど………もう少しマシな形で無事でいられないのだろうか?

 

 

 

メイ「大丈夫ですかマスター?」

 

 

 

覗くようにしてマスターを見る。

 

 

 

「もうダメだ!先祖代々の骨がぁぁぁ!!」

 

 

 

先祖代々の骨………?尾骨の事?そう考えているとマスターが手を伸ばして肩を掴む。

 

 

 

「さらば人間、こんにちは新人類ーー!」

 

 

 

メイ「大丈夫ですから!そんぐらいで人は死にませんから!!」

 

 

 

そんな事を言っているとマスターが手を滑らせあわてたのか私の何処かを掴もうとして私の目に巻いている布に手がかかりそれを引っ張る、当然耐えられる訳がなく滑り布が目から首の部分に落ちて引っかかる。

 

 

 

「………………お前。」

 

 

 

メイ「………?どうしました?」

 

 

 

マスターは布を掴んだまま硬直する。

 

 

 

「………本当に綺麗だな。」

 

 

 

メイ「………〜〜〜〜〜!??」

 

 

 

何をいきなり言ってるんだこの人!?この状況で言うのがそれ!?思わず顔が赤くなり急いでマスターの掴んでいる手を外し布で再び目を隠す。

 

 

 

「俺さ、お前が何でそれを付け続けてるのか分からないんだけど?」

 

 

 

マスターがあぐらをかいてその場に座る、あれ?尾骨は?

 

 

 

メイ「勝手じゃないですか、これ付けよーが付けまいが。」

 

 

 

「いや勿体ねーだろ、仮にもサクマも綺麗だっつてたし、まぁあの時は肌の話だったけどな。」

 

 

 

メイ「いいじゃ無いですか〜。」

 

 

 

そう言いながら私は立ち上がり戦闘に戻る、あ〜何か感じが誰かに似てたような………?

 

メイが立ち去った後………

 

 

 

「………け………尻が………ぐああああ!!」

 

 

 

………言う事なし。

 

 

 

21話end




作者の部屋

どーも秘幻です!相変わらずのハチャメチャぶり………そしてこの原稿今日書き終わったと言う崖っぷち作業………頑張らねば!f^_^;)
それではここら辺で、次の話でまた会いましょう!
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