ヤクザ優しい………惚れたy(殴
24:テルトス陣営騒動1
フォーリアーク国近辺………
フォーリアーク国とテルトス国の間にあるテルトス国軍中間陣営、その陣営近くでマントを被った人物が五人、大きめな箱を持ってテルトス兵と話していた。
テルトス兵「それは食料か?」
マント「はい、注文があったので。」
テルトス兵「………ふむ、分かった、通って良しだ。」
マント「ありがとうございます。」
テルトス兵の許可がおり陣営の中に入っていく。実はこのマントを被った人物達はfox商団の面々である、フードも被っているしバレることは早々無いだろう。しばらく歩き爆薬庫の近くまで来る、今回の計画はfox商団がテルトス国の爆薬庫に例の爆弾(箱の中に入っている)を仕掛け陣営から脱出、爆弾が爆発したと同時にヤクザの皆さんが一気にテルトス国陣営に攻め込むと言った感じだ、既にヤクザの皆さんは身を隠せる小高い丘の上で待機中、合図があればいつでも攻めてこれる。
「………しっかし思ったよりも広い陣営だな。」
もっと狭い陣営だったらヤクザの所から持ってきた爆弾で間に合うだろうがこの広さはちょっと無理があるか?一応こちらからも既に数個の爆弾を持ってきて陣営のあちこちに仕掛けておいたが。爆薬庫の近くで爆弾を設置しているとテルトス兵が二人こちらに来る
テルトス兵1「おいそこのマント、何やってんだ?」
(やべっ!!)
こんな所で「爆弾仕掛けてます」なんて口が裂けても言えねぇ………いや、口が裂けたら言えねぇか………じゃなくて!何こんな状況で訳分からない討論頭ん中でやってんだ俺は!!
とにかく、後三つは仕掛けたいんだよ俺は!そう思った俺は隣にいるメイとハルナに口パクで内容を言う。
『お前ら色気使ってあいつらの気逸らして!』
メイ『………分かりました。』
ハルナ『あいつらにやるんか、色気出すんだったらマスターに………。』
『後メイ、お前目の布取れ。』
メイ『え………分かりました。』
メイに目から外すジェスチャーをする。ハルナの口パク最後らへん分かんなかったがまぁいいか。二人ともマントを取り(メイは目隠しも取り)テルトス兵士に歩み寄る。
ハルナ「兵士さん、あたいね、今暇なんやけど遊ばない?」
メイ「………暇です。遊んでください。」
ハルナは美味いがメイはほぼ棒読みじゃねぇか、そう思いながら苦笑する。ここは二人に任せて俺らは他を仕掛けに行く。
しばらく経ち………少し時間がかかったが大体を仕掛け終わり脱出するために二人に声を掛けようとしたが予想外の出来事に陥った。
テルトス将兵「おい、そこのマント。」
「は、はい?」
将兵らしき、と言うより将兵に呼び止められる。そのまま周りに建てられているテントより大きいサイズのテントの中に誘われる。まさかばれたか?そう思い緊張していたが少し違った。
テルトス将兵「貴様、チェスは出来るか?」
「チェスですか、出来ますよ。」
テルトス将兵「ならいい、チェスの相手をしろ、お前が負けたらその首貰う。」
………えーーーーーーーー………。
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その頃メイ達サイドは………
テルトス兵士2(おいおいおいマジかよ、俺にも春が来たー!!)
テルトス兵士1(うおおおおおー!モテ期かー!?)
彼女達が命令だと言うのを知らないで心の中ではしゃいでいる可哀想な兵士達と一緒にいた。
ハルナ(………あー………この人達あれか、残念な男子組か………。)
メイ(ですね………。)
兵士達に聞こえない様に小声で話していると辺りから他の兵士達もメイ達を発見し近づいて来る。テルトスの陣営には女性がいない為男共は飢えていた、そこにメイとハルナと言う女性+美人が来たら兵士達の士気が一気に上がった。これは別の意味でテルトス国に協力してるのでは?と思ってしまう物である。
テルトス兵士4「可愛いなぁ………いつまでうちにいんの?」
ハルナ「今日中には出るよ。」
テルトス兵士3「えー?出て行っちまうのかよ。」
わいわいガヤガヤやってるとテルトス将兵が現れる。
テルトス将兵2「何を騒いでるんだお前ら?」
テルトス兵士3「あっ、隊長。」
テルトス兵士4「いや実は可愛い子達が来てくれたので………。」
テルトス将兵2「可愛い子?」
将兵はそう言うと兜の隙間から目を光らせてメイ達を見る。
テルトス将兵2「………強いやつにしか興味は無い。」
そう言って立ち去ろうとする将兵をハルナが止める。
ハルナ「あたい達強いよ。」
テルトス将兵2「………何?」
将兵は立ち止まり振り返る。ハルナはうんうんと頷いてメイの肩を掴み引き寄せる。
ハルナ「この子は強いよ、剣の腕もあるんや。」
メイ「ちょっ!?ハルナさん?」
ハルナ(いいから!)
メイ(………。)
テルトス将兵2「………成る程、なら相手をしてもらおうか。」
将兵はそう言うと鞘から剣を抜きメイに向ける。メイは嫌々ながらも大剣を召喚する、その間にもテルトス兵士達は「うおおおおおお!!」とははしゃいでたりする。
二人共しばらく無言で相手を見ていたがやがて二人共走りだし剣を交える、金属が当たり合う音が鳴り響き周りにいる者達はその音と目の前で行われている剣技に見とれていた。
テルトス将兵2「………やるな。」
メイ「貴方こそ、一撃繰り出すのがやっとですよ。」
テルトス将兵2「見た所ブレイカーだが女に負けるわけにはいかない。」
メイ「………いい心構えです、行きますよ。」
テルトス将兵2「………なっ!?」
テルトス兵士達「何!?」
剣で押しあっていた二人だったがメイが下がり将兵が剣を振りかぶった所を足元をすり抜け後ろに回り込み剣をつきつける。これは首を取られた同然である。
テルトス将兵2「………成る程、確かに強いな。いいだろう、俺の負けだ。」
将兵はそう言うと剣を下ろす。この時将兵が女に興味を持った。
テルトス将兵2「そうか………女も剣を持つ時代か。………時代は変わったな。」
メイ「もう女が弱いとは言ってられませんよ?」
メイはそう言って笑う。将兵もつられた様に笑い「そうだな。」と言った。
24話end
作者の部屋
どーも秘幻です!今回もろくに編集出来なかったので誤字などがあったら報告お願いします。(T ^ T)
それではここら辺で、次の話でまた会いましょう!