アナザーブラザーズ(ニセコイ)   作:EX BOX 

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第3話

前回のあらすじ

 

千棘は総司の自己紹介に兄の自己紹介と似ている

だけではなく突如兄の名が出ることに驚く

もしかしたらと兄を知ってるのかと聞きに行く。

 

総司は千棘の質問に対し俺は教えてやるが

条件をした。

 

一週間俺の下で耐えたら教えてやるという条件だ

千棘は果たして乗り切ることができるのか?

 

 

「で、私はここで何をすれば言いわけ?」

 

千棘は新人なのでこの学校の飼育係は何をすれば

分からないので俺に質問してきた。

 

 

総司「まずは場所案内をするよ」

 

 

 

千棘「今見えてるこのフロワだけじゃないの?

それに右手に持っているリモコン?をなぜ今

持っているの?」

 

 

 

 

「質問は後にしてくれまぁ一見この場所にしか

ないように見えるだろうが(ポチ)」

 

 

<ウィーーーン>っと効果音と共に

地面からエレベーターが出てきた。

 

千棘「え?!」(普通の学校でこんな仕掛けが

あることに不意をつかれ驚いていた。

 

総司「これで地下にいくぞ。」

 

...

 

 

総司「ここが地下だ。どうだまるで別世界だろ。」

 

 

千棘「...」

エレベーターから50秒くらい下り 

扉が開いた先は大自然が広がっており

天井を見上げてると

何故か地下であるはずの場所なのに

青空が見えたりまさに彼が言った通り

異世界に迷い混んだ感覚だった。 

 

 

あと私の個人的な客観的な感想だけど

彼が私に説明してるとき

少し嬉しそうな顔をしていた。

 

 

 

あれから私は彼に色んな場所を案内してもらった

この地下には三層になっており地上に近い

所から一~三層と数えるらしい

今回1日目は一層の案内と地上に戻っての 

餌やりだけだった。

彼が言うにはこの地下を俺達が作ったと

言っていたから他にも飼育係とかいるんだろうか?

とりあえず今日はこれで終わった。

 

 

学校2日目

 

 

 

千棘「おはよう皆」

 

クラスメイトa「桐崎さーんおはよう」

 

 

クラスメイトb「桐崎さん日本語大丈夫とか言ってたけ

日本語は日本人でもややこしいと思う所があるし

困ったら気軽に話かけてね。」

 

クラスメイトc「桐崎さーんねぇねぇ私と友達に

なろうよ」

 

 

 

私、桐崎千棘は現在クラスの皆に注目の

的になってます。

夢にまで見た華々しい高校レビューに

成功しました。

 

そして私は自然に彼(総司)の席の場所に 

方向を向け挨拶しようとした。

「一条くんおはよ...う。」

 

 

だが机だけがあって彼はいなかった。

 

 

 

(キーコーカーコー)

学校のチャイムが鳴るこれは予備チャではない

これは授業開始のチャイムだ。

 

 

キョーコ先生「はい皆おはよう」

 

 

鳴り終わると共に扉が開き先生が入る。

彼女はキョーコ先生でありこの1-Cの担任である。

 

 

クラスが先生に挨拶を返しSHRが始まる。

では出席を取りまーす。

 

 

...

 

 

その後、彼は現れず現在は昼休みになった。

今日は休みなのか?そう思いクラスの皆に

聞くことにした。

 

「総司くんのこと?」

 

 

千棘(総司...)

私は自分にしか聞こえない声で呟く

 

 

A「あ!自分を総司とか言うけど彼の本名は一条 楽なんだよ。あいつ天のえ~となんだっけ?」

 

クラスの女子Aさんが他の女子を聞いて

それが話題となっていた。

 

 

ある女子は「天丼の実を行き...」や「天の剣を取り...」などだんだんと原型がなくなっていった。

そして話がすでに脱線していった。

 

 

千棘「違うわ天の道を行き総てを司どる男よ。」

 

 

 

 

クラスメイト「そうそうそれだよ。」

 

聞いてた女子達が思いだし閃いたかのように

千棘にそう告げる。

 

 

A「凄いわ千棘さん、たった一回でしか聞いて

ないのに覚えたなんて私達は昨日と合わせて三回

聞いたけど頭から抜け落ちてたわ。」

 

 

女子b「でも一回目の時けっこうインパクト

あったよね。」

 

「あ~入学式のことでしょ

挨拶で突如先生のマイク奪って

自身の自己紹介をするとはあの時驚いたわ。」

 

 

 

千棘「...」

この時彼女は話に付いてこれなくなった。

総司(現在)の昔話など昨日からしか

出会ってないのに分かるはずがなかった。

 

ゆえに

 

 

それでね彼が「あ!あの...」ん?

 

千棘「ちょっとその話は気になるけどその総司は

今日見かけなったけど休みなの?」

 

 

その話題に流されることはなく本題に

戻すことができた。別に学校に居ない=休みなの

はよういに予想がつくが彼が体が弱そうとか

体調が悪かったとかそんな印象はなかった。

それ故に学校にいない彼のことが気になったのだ。

 

 

そしてようやく聞けるかと思ったが

 

 

「総司はね神出鬼没な男だからね。学校に

いるかも知れないし居ないかもしれないから

たぶんどっかにいるんじゃない?」

 

「そうそう昨日見たいに皆と一緒に授業に 

出ることが珍しいんだから。」

 

 

千棘「...教えてくれてありがとう。」

 

結局彼が学校にいないことの理由は分からず

じまいだが授業に出ることが珍しいという

情報を知れたので「まぁいいか」と納得した。

 

 

 

.....

 

集「やぁ転校生の桐崎さん。ちょっといいかな」

千棘「え?なに」

 

放課後になり突如集と名乗る男子が

私に手紙を渡し

 

集「んじゃまた会いましょう。」

 

そう言い走り去っていった。

 

 

 

 

 

 

 千鳥へ

 

 今日取り敢えず餌やりだけしてくれそれと

あしたから貴女に手紙を渡したメガネ男と

2人に飼育係を任せる。お節介だか夜の

8時から誘拐事件が多発してるから気を付けろ

俺、今日からしばらくいないので任せる。

 

 

       天道総司(一条 楽)

 

 

 

 

「はぁ!?」

(しばらく帰らないってどうゆうことよ

約束まもるんでしょうね!?)

 

色々とツッコミ要素の中彼女はそう思い

不満がありながらも飼育場に行くのだった。

 

.....

 

 

そしてなんやかんや動物達に餌をやり終え

帰宅しようと校門を通り過ぎた当たりの時。

 

 

 

「桐崎さ~ん。」

 

 

 

クラスの女子達が私の名を呼んでよみとめる。

 

 

 

「ねぇ一緒に女子会しません。」

 

千棘(え?!)

 

 

「カラオケしたり食べたり恋ばなとかさぁ」

 

この時複数の女子から初めて誘われて

千棘は

 

「こ...これが私の夢で見ていた念願の青春」

 

 

憧れのシチュエーションに喜んでいた。

彼女の家庭はマフィアな為に普通の学校生活が

送れず苦労をしていた

そんな念願の願いが今目の前にあるのだから

 

千棘「良いよ私も遊びに連れてって。」

 

必然的に誘いに乗るのだった。

 

 

クラス女子達は「やったー」なの「歓喜」なの 

色々な反応をし千棘の初めての体験をしに

行くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 




だが千棘は知らなかった。
この誘いが運命の分かれ目だったことを
この時誘いに乗ならければまだ裏の世界に
巻き込まれなかったのにと

第5話「ワーム」

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