ゴミ箱 作:ヘイ!尻!モテる方法教えて!?
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!むかづぐぅううううううう!!」
私達ウマ娘は人に対して運動で本気を出したりはしない、というのもちょっとした接触プレーがあるだけで相手を大怪我させてしまうからだ
「お?負け犬の遠吠えは気持ちいですね^~~、いいよいいよもっと聞かせて^~~~~?」
しかしコイツは別だ、本気でぶっとばさないと気が済まない
というかいい加減にしなさい!本当に性格悪いわねアンタ!
「たまたま勝ったくらいでいい気にならないでよね!次はワタシが勝つんだから!!!」
「次はワタシが勝つんだから!(裏声)
1919回走って一度でも勝てましたか?(煽り」
ぬあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!ウマ娘でも無いのにあんたはなんでそんなに速いのよ!!
そもそも普通の男子なら余裕でぶっちぎって私が一番!って勝利宣言してるはずなのに!
くうぅ、落ち着くのよアタシ!だんだん差は縮まってきてるからあと少しなのは間違いないわ!
走法や肉体作り、コース取りやブロックのテクニックまで手を出してもやつには勝てなかったけど!後少し!あと少しまで来てるのよ!!
ほんのあと少しであの憎いあいつに勝てるんだから!もうちょっと、ほんのあと少し力を振り絞ればいけるのよ!
「次こそはアタシが一番になるんだから!もう一回勝負しなさい!」
「あっいっすよ~!じゃあこの石を上に投げて、落ちてきたらスタートで!」
そうしてもう一度走って私は負けた、一体あいつの体はどうなってるのよ・・・
でも負けたままじゃいられないわ、次こそ勝つ為に努力をしなくちゃ!
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そうやって毎日あいつと走り続けていたらいつのまにか小学校卒業の時期に
多分1万回くらいレースをしたけどついに一度も勝てる事は無かったわ
良い所までは行くけど最後には必ずあいつが前にいる、最後の最後まで勝てなかった
人間に負け続けている私には才能が無いのは明白だ
でもトレセン学園はウマ娘にとって憧れの聖地みたいなもの、だからママに無理を言って記念受験をさせて貰う事にしたわ
・・・あれ?私より遅い子しかいないような?
そんなはずないわよね、多分合格が殆ど決まっててある程度流して走ってるとかそういう事かしら?
ああいう子達は頑張らないでも事前にトレーナーにスカウトされたりしてるんでしょうね
一応トップでゴール、だけどこれじゃああんまり誇れないわね
でも憧れのトレセン学園の入学試験に参加できただけじゃなく一位まで取れたし良い思い出にはなったわ
さて、地元の中学校に行く為の準備でもしましょうか!
え?私合格なんですか?
筆記は確かに手ごたえ感じてたからそれでかしら・・・?
うーん・・・でもこれはチャンスね!
今は足の遅い私だけどトレセン学園では凄いトレーニングとかで一気に速くなれるかもしれないし兎に角チャレンジしてみましょう!