※注意!
今回は流石に本編に入れるのも憚れるレベルの酷いレベルの作品なので。読むのはオススメしません!ちょっと汚れた早苗さんでもいいという方はゆっくりしていってね!
G(ame)レポート
その部屋は何処かいい匂いがして、各所に置かれたファンシーなぬいぐるみや、ピンクや黄緑の小物類などが、この部屋が女性の物である物を全力で主張している。
そんな中で、俺、木亥広星はベッドに腰掛けてた。俺の隣で緑の髪の女、早苗が寝転がってる。
俺は早苗に優しく声をかける。
「いいのか?そんな姿勢で」
「いいんですよ。これが楽なんです」
「あ、そだそだ。お前本当にこれしたいのか?」
「ええ。広星さんも好きなんですよね?こういうの」
「よし。じゃあ始めるぞ。さて、お前はいつまで俺の攻めに耐えれるかな?」
「うふふ、広星さんこそ、途中で怖気付いて逃げ出しそうですね」
「言ってくれるじゃねえか」
そして。
「このヅダ!期待に応えてみせようぞ!」
「エクシア、目標を駆逐します」
1対1の戦闘が始まる。
俺は手に握りしめたプレイステーション3のコントローラを握りなおし、三角ボタンを長押しする。
今、俺と早苗がやってるのはガンダムVSガンダムフルブースト。
連邦VSジオンから代々連なるゲームの一つで、基本的に2vs2で戦うゲームだ。ただし、今は早苗と俺の一対一だが。ルールとしては、耐久力がゼロになった機体は爆発し、耐久力を全快になって再出撃する。ただし、その際に撃破された機体のコストに応じて戦力ゲージというのを消費する。戦力ゲージがゼロになった方が負け。今回、お互いに戦力ゲージは6000、両軍一機で、早苗はコスト2000のエクシア。対する俺はコスト1000のヅダ。つまり、俺が六回撃破される前に早苗のエクシアを三回撃破すれば俺の勝ちだ。と言っても、エクシアは戦力ゲージが残り2000以下の時、一度だけ復活できるけど。なお、今回はオフラインでの二人対戦なので、一つのテレビの画面を半分に分けて戦ってる。
早苗の使ってるのは剣による斬撃が強い格闘機。なら、
「こっちよんな!このぉ!」
俺の戦法は建物に隠れて、飛び出し撃ちをしまくりつつ、離れて行くという物。どんな手を使ってもかてばよかろうなのだぁぁぁぁ!
「ふふん!なってません!全然なってませんよ!」
だが、どうしても追いつかれてしまう。ヅダのブースターのスタミナは短いので、ダッシュをしてもすぐに地面に着地して息継ぎをしなくてはならない。そして、地面に着地した時、わずかな時間操作が効かない。そして、近接攻撃においてヅダはエクシアに劣るので、以下に相手が格闘をする前に相手をダウンできるかが重要になってるが。
「くそ!やられた!」
「ふふん!あなたは味方召喚を過信しすぎです!剣で斬るのは……容易い!」
早くも一回早苗に倒されてしまった。対する俺は早苗のエクシアに対してダメージを与えられてない。たかが女と侮ってたが……こいつ……できる!
「来いよ広星。対艦ライフルなんて捨ててかかって来い」
「野郎ぶっ殺しやらぁぁぁぁ!」
俺はマシンガンを撃ちながら、早苗に向かっていく。
「当たりませんよそんなの!」
そう。当たるはずがない。が、このゲームの基本を生かす。
「おっと、その味方召喚は読んでいます!」
「そうか。これは予測してないということだな」
実はチラチラと早苗の画面をみてた俺は、気づいていた。もう、早苗のブーストのスタミナはほぼゼロ。回避にはスタミナかいる。つまり、次の攻撃は回避はできないはずだ。
「ヅダは戦艦だって墜とせるのだよ!」
早苗のエクシアに対艦ライフルの砲弾が向かっていく。そして。
躱された。
「ダニィ!?」
対艦ライフルは撃った後、少しの間硬直し、隙を作ってしまう。その間に早苗はブーストのスタミナを回復していた。
「うふふ♪残念でしたね♪」
奇跡とかそういう領域の話だった。俺が回避はもうできないと思ったスタミナゲージの残量は、ギリギリ一回だけ回避することが可能だったらしい。
「さて!こっちから行かせてもらいますよ!」
エクシアが突っ込んできたので、マシンガンを撃ちながら後ろに下がる。
「はっはっは。怖かろう」
「脳波コントロールとかできねえくせに!」
エクシアが斬りをガードし、後ろに下がりながらマシンガンを撃つ。
さりげなく言ったが、このゲーム、他のコマンドは基本的にボタンを一つ押すだけが多く簡単なのにガードだけ、方向キーの下上高速押しと難易度高いため、あまり俺はあまりできないのだ。
「む!やりますね!?」
エクシアが後ろにとびながらビームで出来た短剣を投げつけてくる。
俺はそれを横に回避し、ミサイルを撃つ。
エクシアはダウンした。
「ふふっ……面白くなってきました」
「存分に英気は養えた!」
少し時間がかかったので、省略。キングクリムゾン!
「撃破!さて、最後の一機ですね」
「お前も残り一機で、耐力やばいぞ」
俺も早苗もお互い、ギリギリの状況になった。そして、運悪く早苗の近くで復活してしまった。
開始早々に斬られ、俺も耐久力が減ってくる。ならば
「いくぜヅダ!」
このゲームには覚醒というコマンドがあり、ゲージが溜まってからつかえるわけだが、一定時間攻撃力等が上がる。そして、なにより、この時にしか使えない必殺技が使える。
ヅダのSP技は……自爆。
そもそもヅダは長所が背中の土星エンジンのはずが、その土星エンジンを使うとよく暴走し、空中分解する欠陥モビルスーツなのだ。
原作でも、自爆で二人の犠牲者を出した機体。だが。その犠牲者の一人、このヅダのパイロットであり、整備士のデュバルさんは確かにこのヅダを愛していた。もはやヅダに憑かれたとも受け取れるレベルで。なら、今この機体を駆けてる自分は?
ここでヅダの威厳を勝ち取らなくては……。
「ははっ!焦ってますね!わざわざ接近してくるとは!SP技を当てに来る気ですね!ですが、そこは私の距離です!」
早苗も応じて斬りかかるフェイントをし、横に回り込もうとするが、俺は少し後ろに回避した後、コマンドを押す。すると、ヅダがシールドを前にして突っ込む。
「来ましたね!よみよみです!」
エクシアは左に躱す、そして、俺はキャンセルし、今度はしっかりとボタンを押す。
「なっ!?」
「さっきのは普通の格闘だよ」
ヅダはエクシアを掴み、最大加速で上へ上がって行く。どんどん爆発してるのにも構わずに上へ上へ。
そして。画面に戦闘終了のカットインがはいる。
結果、エクシアの勝ち。
「……れ?」
そして、画面には爆発するヅダと、まるで何もなかったかのように降りてくるエクシアの姿があった。いや。ちゃんと復活後の姿になってた。そういえば……エクシアには復活があったっけ……。
「エクシアじゃなかったら即死でしたねぇ〜。危なかった危なかった」
「……ヅダはデマゴーグに敗れたのだ……」
「まあまあ。あ、次は両方ともモビルスーツを自動選択できめましょうか」
「お、いいね」
そして、俺達は次の戦闘を始める。
どうやら、次の機体は、俺はアストレイゴールドフレームという、名前の割りには黒く、相手を麻痺させたり、HPを吸収したり、透明になって接近したりとちょっと特殊な機体。早苗は、ゴッドガンダムという、拳で相手を殴り殺すのがメインの超格闘機。
「清めてやる!その穢れたる野望!」
「搾り取ってやる!貴様の命を!」
こうして、夜は更けていくのだった。
はい。ごめんなさい。やりたかっただけっす。ただのエクシアリペアされた瞬間の悲しみを伝えたかっただけ。