この程度のクオリティで良いのなら、ダラダラと付き合っていただけたらなぁ
ものいっそこのシリーズを適当に辞めてもいいな。やりたいネタはまだたくさんあるけど
「お名前は?」
「ポリプロピレン!」
「年齢は?」
「ポリプロピレン!」
「住んでるところは?」
「ポリプロピレン!」
「……」
「あいで!」
「真面目にやれ」
「……はい」
俺は金髪に城の中の一つの部屋に連れて行かれた。中に入って無理やり座らされてると、シートベルト的な帯に拘束された。で、袖だけ白い真っ黒い服に金髪の少女と、白い服で背中から翼が生えた限りなく青に近い水色位の髪をした少女が入ってきた。
で、金髪に質問されて、ちょっとふざけたら青髪が撃った弾が頬をかすったところだ。てか、陰湿に痛い。なんかこう……友達とふざけあって殺虫剤かけられた時くらい。なんかヒリヒリとした痛みがジリジリ長続きする感じ。
「はいはい、マイはもうちょっとゆとりを持とう?」
「……」
無言で金髪が睨まれてる。どうやら青髪はマイというらしい。
「もー、マイは厳しいんだから。じゃあ、ポリプロピレンさん、本題」
「待て待て待て!ちょっとふざけたのは謝るから!それ名前でいくのかよ!?」
「じゃあ、本名は?」
「僕は、富竹。フリーのカメラマン」
「……」
「そっか。じゃあ、親しみを込めてポリプロピレンって呼ぶね!」
「まだそれにこだわるか!?普通!」
とか、言ってると、またマイに撃たれた。
「ふざけるのも大概にしな」
「.……はい。嘘です。さっきの本名じゃありません」
「なんだと!?きさまー!」
「俺の本名は、木亥広星だ」
「そっか……じゃあ、ポリプロピレンって呼ぶね!」
「本当にポリプロピレン好きだなおい!」
「えー?だって可愛らしいじゃん?発音が。きっとすっごく可愛い動物とかの名前なんだろうなぁ……」
こいつほど前の世界に連れて行ってみたい奴はいない。
「さて、本題」
と、金髪の目にちょっと真剣味が戻り、尋ねてくる。
「何しにここまで来たの?」
「観光だ」
「漢方?」
「そんなに俺が病弱に見えるか?」
「かっこう?」
「誰がトリッピーだ!」
「滑空?」
「んなもんここまで来なくても普通できるよな?」
「チェケラッチョ?」
「You!ふざけてんのかYO!」
「真面目にしろ」
「「はい、さーせん」」
二人でマイに謝る。
ついついのってしまった。悲しいけどこれ、習慣なのよね!
気を取り直して、金髪と向かい合う。
「じゃあ、なんでシンギョクを?」
一応真剣な口調っぽいけど、もう真剣な空気は多分作れないだろう。
「ここに来ようとしたら襲い掛かってきた。これは正当なる防衛だ」
「襲い掛かってきたって性的に?」
「んなわけあるかバーカ!」
「などと供述しており、ひにんしています」
「ごめん!何が言いたいのかさっぱり!」
なんかさっきからいいように遊ばれてる気がする。
この金髪……恐ろしい子!
「ねぇ、マイちゃん。大丈夫なんじゃない?シンギョクさんについては多分まぐれか何かみたいだよ?」
「……そうね。解放しましょうか」
というと、帯がしゅるしゅるとどこかに消え、身体が自由になる。
「おっと、もういいのか?」
「監視処分にすら足らない程、強くないもの。あなた」
「……そ、そうか」
「あ、この部屋を出て右手に出て道なりに行けば出口まで出れるよ」
「ん、さんきゅー」
俺はそっとその場を後にする。
……。
…………。
………………。
「なめられたもんだな!」
俺は外に出て、そこらの小石を蹴飛ばした。
男として、強くないと言われたらムカつかずにはいられないのだ。
もうすでにプライドなんてないかと思ってたが、ふつふつと腹が立つ。
俺は城を振り返り、指差して言う。
「見てろ……今にぎゃふんって言わせてやる」
やっぱり、自分がしたいネタへのつなぎが長いとやっぱりダレちゃうな……なんとかせねば。
来世から本気出す。
今回も色々と申し訳ございませんでした。