魔法少女リリカルなのは~踏み台に憑依した紅き閃光~ 作:鳴海ゆの
作者は豆腐メンタルなので批判はほどほどでお願いします
プロローグ 英雄の再誕
ロックマンゼロ×魔法少女リリカルなのは
「まだだ、まだ終わらんよ!」
「バイル・・・!」
二人の男が向かい合う
片方はボロボロながらも翡翠色の剣をもち、堂々としている赤い男・・・ゼロ
もう一人は機械と一体化になり、満身創痍ながらも目の前の男を怨むように睨み付ける年老いた男・・・ドクター・バイル
「クーックックックックッ、クヒャーッハッハッハッハッ!言っただろう!儂はこの程度では死ねんのだよ!最早ラグナロクの墜落は誰にも止められん!」
「ゼ、ゼロ!もうダメ!戻ってきて!早く!」
ゼロの耳元に心配そうな少女-シエル-の声が聞こえる。
「いや、まだ手はある、バイルごとコアを破壊さえすれば、ラグナロクは崩壊する、バラバラになれば大気圏との摩擦で全て燃え尽きるはずだ!」
「そんな・・・ゼロ! そんな事をしたら、あなたは!」
「クヒャーッハッハッハッ!出来るかね!? 貴様にそんな真似が! レプリロイドたちの英雄である貴様が! 人間を守る正義の味方が! 地上の人間を守るためにこのワシを・・・守るべき人間であるこの儂を倒そうというのか! どうだ、この痛みは! 貴様に分かるかぁ!」
「俺は正義の味方でもなければ、自分を英雄と名乗った覚えもない。俺はただ、自分が信じる者のために戦ってきた。俺は、悩まない。目の前に敵が現れたなら・・・
叩き斬る、までだ。」
「ゼロ! ゼロ!」
「シエル!俺を、信じろ!」
「ゼロぉぉぉぉぉぉぉぉおおお!!」
そこでシエルとの連絡が途絶える。
彼女は自分のことを信じて待つだろう。
ならば必ず帰らなくてはならない。
翡翠色の剣-ゼットセイバー-を強く握り、バイルと向かい合う。
そして、
「うぉぉぉぉぉぉぉぉおおお!!」
ゼットセイバーは深々とバイルの体に軌跡をつけ
「このワシが、人形ごときに・・・!滅び、滅んでし まえぇぇぇっ!」
その瞬間宇宙空間で対峙していた二つの存在は消滅した。
ーーーーーー
時は移り変わり別の場所
ここでも二人の少年が対峙し、決着が着こうとしていた。
片方は青いコートを着た茶髪の少年
もう片方は金髪のオッドアイの少年
地面に倒れているのは金髪の少年だった。
「もうこれ以上僕たちに関わるな!」
茶髪の少年は彼のデバイスであろう細長い棒状のものを奪い、
「これは貰っていく、二度と魔法に関わるな!」
そういうと、側にいた茶髪の少女と金髪の少女の元へ向かおうとする。
そのときだった。
「ぐ、ぐがぁぁぁぁぁぁあああ!!」
金髪の少年がうめき声をあげた。
彼を光が包み、光が止むとそこには・・・
凍てつく様な鋭い眼
腰まであろうかという長い金髪
「・・・。」
彼が手を開くと、茶髪の少年の手元にあった細長い棒状のデバイスが彼の手に収まり、翡翠色の剣へと変わった。
「かかってこい。」
紅き破壊者の再誕だった。