魔法少女リリカルなのは~踏み台に憑依した紅き閃光~ 作:鳴海ゆの
感想どんどん下さい
待ってますヽ(*´▽)ノ♪
リンディside
零君との通信を終えたあとアースラスタッフやなのはさんたちは愕然としていた。
零君の先程のセリフ
俺はもう管理局に関わるつもりは微塵もない
ありえないと思った。
彼の性格上なのはさんやフェイトさんを引き込めば確実についてくると思っていたのに。
魔力ランクSSの高デバイス持ち、管理局に引き込むのにこれほどいい存在はいなかった。
しかし、今回の戦いで彼は上原君に強い憎悪を持ったのだろう。
勝手に自分のものを奪われそうになればそうなるのも分からなくはないが・・・。
どうにかしてもう一度彼をこちら側に引き込めないかしら?
クロノside
僕にとって衛玖珠は最悪の塊と言っても過言ではなかった。
高い魔力資質やレアスキルを持っていながら、それを使いこなそうとしない。
何時もなのはやフェイトにベッタリとくっつき与えられた仕事をしない。
正直に言えば先程の試合で最初に上原に倒された時には内心でガッツポーズを取ってしまうほどだった。
しかし、彼は変わった。
魔法やレアスキルを使わずに魔力ランクAAAの上原を完膚なきまでに叩きのめしたのだ。
しかも、たった一本の剣だけで。
僕のなかでの彼の印象がガラリと変わった。
非魔導士は魔導士には勝てないという常識を覆したのだ。
「能ある鷹は爪を隠すというが本当だったのか。」
僕は静かに呟いた。
なのはside
衛玖珠君は私の中で一番嫌いな人物だったの。
何時もにやけてるし、私たちのことを『俺の嫁』とか言ってくるし、私の好きな匠君と話しているときにいきなりキレだして会話できなくなるし、本当に嫌いだった。
匠君との模擬戦で匠くんが勝って
『二度と僕たちに近づくな!』
って言ったときやったのって思ったのに、
次に衛玖珠君が立ち上がった後は別人みたいになって簡単に匠君を切りつけたの。
私にはそれが許せなかったの。
一回だけじゃなくて何度も切って結局匠君は全治二週間の大怪我になったの。
しかも、リンディさんに聞いた話だとあの剣は非殺傷設定になってなくてもしかしたら匠君が死んでたかも知れないと思うとムカついて文句を言ってやろうと思ってたら、衛玖珠君は『二度と管理局には関わらない』って言ったの。
今の今までやめてって言ってもやめてくれなかったのにどうして今更、スッゴい疑問なの。
フェイトside
私にとって衛玖珠は気持ち悪いの一言につきた。
初めて会ったときから私の名前を知っていたし、なんか私を見る目が気持ち悪かった。
私は母さんが起こした事件で匠に救われてから匠に好意を抱いていた。
でも、この前の模擬戦で、衛玖珠が匠を切りつけたあと、私が衛玖珠を睨み付けても、アイツは眼中にないようにそのまま帰ってしまった。
それでも、私の中では衛玖珠が匠を切りつけたときの映像が鮮明に頭の中に残っていた。
あの流れるような剣捌き。
不意に格好いいと思ってしまった。
本当の彼は一体どっちなんだろうか?
上原side
僕が目を覚ましたのはアースラの中だった。
どうやら、リンディさん達の話を聞くと僕は衛玖珠に完膚なきまでに負けたらしい。
どうせ、卑怯な手を使ったに違いない。
そうでなければ、僕かあんなやつに負けるわけがない。
僕はリンディさんの後ろで、リンディさんと衛玖珠の会話を聞いていた。
「俺はもう管理局に関わるつもりは微塵もない」
とやつが言ったときふざけるなと思った。
あいつは強力な力を持ってるのにそれを正義のために使わないなんて!
しかも、もう管理局と関わらないだと。
そんなことになったら、もうすぐ始まるA´sやstrikersはどうするつもりなんだ。
こうなったらもう一回アイツと戦って管理局側に引き込んでやる。
僕はあんな踏み台みたいなやつとは違う、選ばれた存在なんだ。
負けるはずかない!