ダクファン帰りのエルフさんは配信がしたい   作:ぽいんと

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劇中で真剣にゲームするアニメとかすごく好きなんですよね。
………あんまりないけど。


【文理対決】アーシャ VS ちぬれゆい【EPEX】その1

きたああああああ

待ってた

かわいいいいいいいいい

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初見です、かわいいですね

ゲーム知らんけど見に来てしまった

 

ゆいちゃんに裁きの鉄槌を!

▶ ▶❘ ♪
 
 ⚙ ❐ ▭ ▣ 

【文理対決】アーシャ VS ちぬれゆい:アーシャ視点【EPEX】

 10,365 人が視聴中・1分前にライブ配信開始 
 
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 エルフのアーシャ 
 チャンネル登録 

 チャンネル登録者数 4,524人 

 

 

 ――EPEX Legend

 

 今、日本で最も熱いFPSゲームだ。

 バトルロイヤル型のFPSゲームで最初に大ブレイクしたのはPUBFというゲームだったらしい。

 それ以降、いくつかのバトロワの盛衰を経てきた。

 最も私は10年ぶりに日本に帰ってきたので、当時がどうだったとかは知らないが。

 

 きたあああああああ

 チャンネル登録しました

 どっちも別枠でやるのね

 

 

「配信ほとんど初めてなんで、もしミスがあったら教えてくださいねー」

 

 1時間ほどの休憩をはさみ、現在の時刻は午後8時。

 テレビで言えばゴールデンタイムだが、若者の間では既にテレビより影響力を持ちつつあるネット配信にとっても勿論それは変わらない。

 茜はゲーム実況をメインで押し出したかったので、わざわざ6時という早い時間から雑談配信を行ったのだ。

 

 今私は、茜の部屋ではなくその隣の部屋から配信をしている。

 昼まで汚れていた部屋だが、今はピカピカの何もない部屋になっており、配信に必要な最低限の家具とパソコンだけが設置されていた。

 

 茜は自作PCの趣味も持っている。

 だからか、茜の部屋には余ったパーツで組まれたサブPCがあった。

 旧世代のマウスとかキーボードも借りたが、ぶっちゃけめちゃくちゃ使いやすい。

 やっぱり500円のキーボードじゃダメだったらしい。

 

 ノートパソコンをチラリと見ると、配信画面の中で茜が演説を行っていた。

 

『………アーシャの歌まじで上手いからな! 聞きたいか―!?』

 

 聞きたい聞きたいと向こうのコメント欄も反応し、理系軍はお盛り上がりのご様子。

 しばらくして、茜の演説が終わり、次は私の番となった。

 

 細い身体を揺らして椅子に座り直し、ううんと軽く咳払いし、襟を正す。

 すぅーっと息を吸い込み、カメラに目線を向けた。

 茜のメイン配信に自分の顔が映ったのを確認したのち、所信表明をする。

 

「………皆さん! ゆいちゃんのお歌! 聞きたくないですか!? 私は聞きたいです!」

「――時代は文系! 政治家も法律家も偉い人もみーんな文系です! 理系よりも文系! その気持ちを持った皆さん! 私と一緒に戦いましょう! そしてあのいけ好かないリケジョを倒すのです!」

 

 応援するで

 ダイヤでも入れますか

 はよ!参加コードはよ!

 

 

 きちんと盛り上げられたようで安心だ。

 茜のリスナーが多いので茜に味方する視聴者が多いと思ったのだが、この感じだと案外面白がって私に味方してくれる視聴者も多そうだ。

 好きな配信者とプロレスしたがる視聴者は多いのだ。

 

 今回の企画はタイトルにもある通り、文理対決。

 雑談配信終わりの『賭け』を元に、茜が急遽枠を取り直して作った企画だ。

 

 EPEXはバトロワゲーだが、今回はチーム対抗戦を行う。

 有名実況者である茜はカスタムマッチ権限という、自由に試合を作成して視聴者を招くことが出来る特別な権利を持っているのだ。

 

 3本勝負で、先に2本とった方が勝ち。

 負けた方が罰ゲームである。

 

 カスタムマッチの招待ロックが解放され、視聴者たちが入場してくる。

 

 のりこめー^^

 一瞬で埋まったんだが

 イースポートの子らいるじゃんwww

 

 

 EPEXは3人1組で20部隊、合計60人によるバトロワゲーなのだが、アクセスキーを開放した瞬間、一瞬でメンバーが埋まってしまった。

 そして、自分はよく知らないのだが名前がいくつか騒がれている。

 どうやら野良マスターだけでなくグラマスの人まで混じっているらしい。

 

 これ相当レベル高い試合になりそうだな

 特殊マッチだけどな

 たのしみいいいいいい

 アーシャちゃんマジでエイムいいしな

 

 

 配信内で既に試し撃ちだけはやっている。

 ゲームといえどアップは大事だからだ。

 そして、ある程度慣れたプレイヤーなら練習を見れば少しは腕前が分かる。

 なので腕前に関する疑問は既に殆ど消えていた。

 

 茜の配信を見ると相手のゴースティング*1になるため、ここで配信を閉じる。

 

 あとは自分のチャンネルでの配信のコメントしか見ない。

 小さくした顔画面は端に寄せ、ゲームの重要な情報と被らないようにした。

 

 マウスをパッドの上で滑らせながら使い心地を確認し、開始までの暇をつぶす。

 

 ――1試合目:チームバトル。

 

 文系チーム、理系チームともに10部隊で対決を行い、最後に残った一人がどっちのチームかで判定を行う大規模戦闘企画だ。

 EPEXには使用キャラにアメコミみたいな特殊能力があるのだが、理系チームは男キャラ、文系チームは女キャラのみ使用を許可される。

 バトロワゲーで紅白戦を行うという結構珍しい企画だ。

 奇抜な企画が好きな茜らしい発想だろう。

 

 だがこの企画、ぶっちゃけだれもやったことないのでセオリーすら分からない。 

 未知数もいいところだ。

 

 そんなことを考えているとキャラ選択が終わった。

 

 そして、仲間のプロフィールが映し出される。

 EPEXにはバッチ機能があり、到達ランクや最高キル数、ダメージなどで貰えるのだが、これの信ぴょう性は割と高い。

 

「おおっ! 全員ダイヤか! しかも全員爪痕ダブハンじゃん! いいねぇ」

 

 爪痕は1ゲーム20キル、ダブハンは1ゲーム4000ダメージで獲得できるものだ。

 特に爪痕は60人中20人を倒さねばならず、まともに狙うのはとても難しい。

 まぁ私のは始めたての初心者サーバーで取ったので余裕だったが。

 なんか変なバッチ貰ったと茜に話した時は、大層驚かれたものだ。

 

 アーシャちゃんも爪痕ダブハンか!

 勝ったな、風呂入ってくる

 レベルたっか

 

 

「……これは文系軍の勝ちですかねぇー?」

 

 他の9部隊は知らないが、おそらく相当強いメンバーが集まっているだろう。

 勝ったなガハハ!

 

 と、ここで衝撃のコメントが流れた。

 

 向こうグラマス二人だぞ

 グラマス2マスター1とか最早競技シーンじゃん

 mikanmochiいるぞ

 1位取ったことある人じゃん

 

 

「は?」

 

 もはや作為を疑いたくなるレベルだが、企画は突発だし入場は視聴者にお任せしていたので、間違いなく偶然だ。

 やっぱり茜は持ってるなぁと思う。

 私とは正反対だ。

 

 まぁグラマス連中の恐ろしさは本当の腕前も勿論あるが、それ以上に綿密な連携にある。

 今回はボイチャ禁止なので、連携は実質封じられているようなものだ。

 

 ゲージが開き、ゲームが始まった。

 空高くから、機械と自然が調和したバトルフィールドが見える。

 

 バトロワゲーは、最初アイテムを一切もっていない状態で始まる。

 そして、好きな場所に向かって飛空艇から飛び降りて、アイテムを集めながら戦うゲームだ。

 最終的に、『範囲』と呼ばれるダメージ壁が迫ってきて、強制的に戦いが発生する。

 そして最後に残った一人の所属するチームが、チャンピオン部隊と呼ばれるのだ。

 

 さっきも言ったが飛び降り時はアイテムがないので、飛び降り先を間違えると当然悲惨なことになる。

 裸で戦場をうろうろするバカになるわけだ。

 

 セオリーは、過疎地に飛び込んでアイテム回収だろうか。

 しかし、私は迷うことなく選択した。

 

 カウントダウンが終わると同時に、キーを押す。

 

「即降りだあああああああ!」

 

 即降り草

 もろ激戦区に向かってくじゃん

 wwwww

 勝つ気あんの?ww

 

 

「ゲームはやっぱり楽しくやらんとねー、そこは譲れんよ」

 

 ぶっちゃけランクマッチはあんまり楽しくない。

 勝つための漁夫、ひたすら逃げるだけの時間稼ぎ等々、待つ時間が非常に長いからだ。

 

 勝つ気がない?

 違う違う。

 好きなだけ楽しんだ(ぶっ殺した)上で勝つ、それだけだ。

 

 同じ考えなのか、複数のチームが同時に飛び降りた。

 そして、その中にはグラマスの赤い降下軌道と、マスターの紫の軌道が見えた。

 

 初手被り草

 お互い脳筋かよww

 いや、あっちは『あの子絶対即降りするからこっちも即降りして潰すで』って言ってたぞ

 読まれてるじゃん

 

 

「……来るならこいよ、返り討ちにしてやる」

 

 即座にいくつかのアイテムを回収していると、お気に入りのハンドガンを見つけた。

 理論値武器とさえ呼ばれるロマン武器のリボルバーで、いつもこれを使っている。

 モザンピークとかいうゴミしか出ないことも多いので、これは有難い。

 

 すると仲間が戦闘を始めたので、増援に行く。

 どうやら仲間の1人が2人に追い回されているらしい。

 

 キャラの能力で透明化して近づき、壁を使って攻撃を始める。

 

 ―97、―194!

 帰還者トーマスをノックダウン

 

 ―45、―90、―184!

 yamigalightをノックダウン

 

「………一発外したかー」

 

 全弾ヘッショ行けたと思うのだが、ちょっとずれてしまった。

 まぁ1マガジン6発なので上出来だとは思うが。

 

 つっよ

 1マガで2人とかマジ?

 は?

 一人目もうこれ事故だろ

 

 ちなみにこのゲーム、体力とシールドがある。

 体力は100で、シールドは50~125までだ。

 だからヘッショ97ダメージのこの銃なら、シールドマックスだろうと頭に3発当てるだけで倒せる。

 

「私からするとなんで頭狙わないんだろって思ってるんだけど………」

 

 当たらないんだよ

 このゲームそういうゲームじゃないから

 すげええええええええ

 

 似たようなことは転生前もやっていた。

 だが昔やってたゲームは頭一発のゲームだったので、頭を狙うのが常識だった。

 どうやらこのゲームは違うと知ったのは茜に教えられてからか。

 まぁ言いたいことは分かるんだけど………

 

「当てればよくないですか?」

 

 草

 王者の風格

 あ て れ ば よ く な い で す か ?

 それで実際当ててるからな

 

 ダウンした相手に止めを刺してから仲間とアイテムを回収する。

 あちこちで銃声が聞こえており、文系チームと理系チームがごっちゃになって戦っていた。

 このゲーム、相手がまともなら正面で2対1するとまず勝てない。

 先手さえ取れれば勝てるけどね。

 

 なので別の場所でアイテム回収をしていた仲間と合流し、態勢を立て直す。

 いくらか戦闘しながらもう一つの得意武器であるスナイパーライフルを回収し、南側のビルに立てこもった。

 

 今回の企画は紅白戦。

 次第にノウハウを理解し、文系軍が同じビルに集まってくる。

 当たり前だが、遮蔽がある場所に集まっている方が強いからだ。

 

 どうやら茜たちは北側のビルに立てこもって、孤立した文系軍をボコってるらしい。

 さっきからmikanなる人物と茜のキルログがドンドン流れてくる。

 

 私も適当に頭出したやつをスナイパーで狙ってダウンさせていた。

 まぁダウンさせてもすぐ蘇生されるので、回復削り以上の意味はない。

 

 2000ダメージ超えてて草

 スナ持ってから全部ヘッショやんけ

 スナイパーエルフさん

 スコなしで当てんのどうなってんだよ

 

「気合」

 

 もうこれは気合としか言いようがない。

 それはそうとして、同じ場所に十人近くが集まって、向こうのビルと戦うというバトロワゲーには珍しい光景が面白くて、ちょっと笑ってしまう。

 

「あははは、いいなぁこの企画。めちゃくちゃ面白いじゃん」

 

 せやね

 さっきからアイテムショップ置きまくってるやついて笑う

 バリケード強いね

 

 バトロワゲーなのに二つの軍が睨めっこする珍しい状況だが、当然しばらくすると、状況が膠着してくる。

 だが焦る必要はない。

 

 範囲縮小の時、外側になるのは茜たちの方だからだ。

 しばらくの間、必殺技でちょっかいを出したり出されたりの互角の状況が続いた。

 視聴者は所属しているチームの配信の画面を見ているため、続々と各地から生き残った精鋭たちが集まってきた。

 

 そして、3度目の範囲縮小が始まる。

 この辺りからは、範囲外に出ると相当のダメージを負うので、よっぽどのことがない限り外には出ない。

 

 あと私たちがやることといえば、範囲に炙られて逃げ出してきた理系チームを遮蔽を盾になぶり殺しにするだけである。

 ………が、はっきり言って、それは全く面白くない。

 そんなことを話していると、文字チャットで仲間からのコメントがあった。

 

 >縮小に合わせて裏取りしますか?

 

 裏取り。

 相手の裏に回って仲間と挟み込むFPSの戦略の一つだ。

 だが、割と嫌っている人間も多い。

 

 裏取りでキル稼いどいて死んだら仲間が弱いからっていうやつなwww

 いるいるww

 このゲーム基本裏どり弱いからなぁ

 

 人数で有利不利がモロ出るゲームなので、裏取りの重要性が低いのだ。

 だが、コメント欄の反応を見るに、今回の提案はそれほどとち狂ったものでもないのだろう。

 だって目的は、チームの勝利である。

 今回はバトロワじゃないのだ。

 

 あっちの世界でも、私の治癒力を当てにして無茶苦茶な裏どりをすることがあった。

 戦闘中ずっと、目の前で肉塊になる仲間を蘇生しては肉塊になるのを眺めさせられる身にもなってほしいと日々愚痴っていたが、まぁ確かに有効な戦術ではあった。

 

 肯定を伝え、チームでビルの上に立つ。

 ハーピーの必殺技に、仲間を連れて飛ぶ能力があるのだ。

 そして、範囲縮小と合わせて相手のビルの上に飛び込んだ。

 

 ―97、―142、―239!

 先輩エデンをノックダウン

 

 ―45、―90、―184!

 しずくちゃんをノックダウン

 

 割と強い方だった仲間と連携して、敵部隊を荒らしていく。

 私に合わせて前に詰めてきた文系軍と私で理系軍を挟み込む形になった。

 挟み込みは成立するなら最も有利な戦略だ。

 

 しかし、ここでヤツらがやってきた。

 

 茜率いるグラマスチームである。

 

 グラマスチームは文系軍の援護がギリギリ届かない位置を維持しつつ、まず仲間の一人と撃ち合いダウンさせた。

 そして、もう一人の仲間がグラマスの一人をダウンさせるが、間もなくその仲間もダウンしてしまう。

 

 背後に範囲が迫る。

 2対1、奇しくも避けようとしていた状況が成立していた。

 

 この勝負は、ぶっちゃけ勝っても負けても状況は変わらない。

 相当の人数差が出来たので、多分このまま文系軍が押し切るからだ。

 しかしだからといってタダで負けてやるほど、私は安くない。

 

 私のスナの上手さを警戒してか、茜ともう一人はバリアを張って詰めてきた。

 ドームバリアとも呼ばれる球体のそれは、一切の攻撃を内外から受け付けないという、正直どうなのと思うレベルの強アビリティだ。

 そしてその無敵の透過壁を隔てた戦闘は、ドームファイトと呼ばれる。

 特に難しいと言われる技術の一つだ。

 

 そして、ドームを張った瞬間。

 私は全力で突っ込んでいた。

 

 ――これしか勝ち筋はない。

 

 

 同時に突っ込んできた二人と交差する形でドームをくぐる。

 

 瞬間、得意のリボルバーではなく、スナイパーライフルを持つ。

 

 これは賭けだ。

 このゲームのスナは、はっきり言って弱い。

 ボルトアクションなのに頭に当てても1撃じゃ倒せない。

 もしさっきの人が与えたダメージが足りないなら、2発必要になる。

 しかし、スナイパーライフルを連続で二発撃つことはできない。

 必ず隙が出来てしまう。

 そしてこのスキをこの二人は絶対に見逃さない。

 

 しかし、得意のリボルバーで戦っても勝てないだろう。

 鍛え上げられたこのクラスのプレイヤーは、チーターだろうと殺してしまう。

 それだけ技術が詰められているという事でもあり、人数差の影響を腕前で覆せないともいえる。

 

「………!」

 

 ひたすらに集中する。

 すると、時間が遅く感じた。

 戦闘中にいつも感じていた懐かしい感覚に浸りながらも、勝手に手は動く。

 液晶画面がコマ送りに見えるほどのゆったりとした時間の中、マウスをめいっぱい大きく振り、散々染みつかせてきた頭の位置に焦点を合わせていた。

 

 そして、撃つ。

 

 ―140!

 ちぬれゆいをノックダウン

 

「(前提は……クリア)」 

 

 茜はショットガンを持っていた。

 直撃こそ避けたが、同時にいくらか私の体力も削れた。

 一人倒したところで、圧倒的不利は未だ変わらない。

 すぐにアークボムと呼ばれる手榴弾をバリアに張り付けた。

 

 無限に分岐した未来の中、微かに浮かんだ勝利の糸筋を辿る。

 

 ―45、―90

 

 あっちにダメージを与えるたびに、確実にこっちの体力も削ってくる。

 後一発貰えばこっちがダウンするところまで来てしまった。

 

 しかしその刹那、手榴弾が光り爆発の予兆を知らせる。

 爆風回避のため、敵は僅かにズレたタイミングで体を外に出した。

 

 そして、それこそ唯一の糸だった。

 

 ―97!

 mikanmochiをノックダウン

 

「いぃぃいいよっしゃあああああ! これが私だああああああああ!」

  

 

 おおおおおおおおおおおおおおおおおお

 やっばあああああああああ

 鳥肌立った

 グラマスとマスターに勝つダイヤとは?

 こんなん震えるわ

 

 

 

「あっ」

 

 瀕死だったのに余りの嬉しさと興奮のあまり殺した瞬間コロンビアを決めてしまった。

 ちなみに後ろには殺人バリアが迫っている。

 

 ――部隊全滅

 

「…………」

 

 草

 まぁようやった

 笑うわこんなん

 戦の神は笑いの神に愛されてるな

 

 

 私の戦績は11キル4,820ダメージ。

 第1回戦は圧勝で文系軍が勝利だった。

 

 次勝てば、賭けは私の勝ちである。

 

 

 

 

 

 

【Tips】イースポート:プロゲーマー並みの腕前を持つゲーマーを集めたVtuberグループ。男女混合の大規模グループであり比較的男の割合が高い。プロ一歩手前の腕前を持つちぬれゆいも勧誘を受けていたが、今まで断ってきていた。

 

*1
オンゲにおいて、ライブを視聴しながら試合に参加し、ゲームを自分に有利な方向に進める不正行為のこと。視聴者、配信者ともに大変面白さを損ねる行為であるため非常に嫌われている




ここまで読んでくれた、APEX Legendを知らない人にも伝わってたらいいな。
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