五条悟の妹は千里眼を持って呪術廻戦の世界を生き抜く 作:アルトリア・ブラック(Main)
後主人公の設定追加です↓
【プロフィール】
【等級】特級呪術師
【一人称】私
【好きなもの】甘いもの
【嫌いなもの】生姜
【趣味・特技】音楽を聴くこと、ショートスリーパー(二時間の睡眠で全快)
【ストレス】五条家絡み
夏油と別れたあと、灰原と七海の任務に後半から合流することになった。
補助監督の車に乗り、目的地に向かっていた。
車に揺られていると…
ドンッ!という音と共に地面が激しく揺れる
「うわっ」
補助監督が驚き、車を慌てて急停車させる。
「!(もう…始まった…?!)」
「五条さん!?」
夏油と別れた後、ベットで少しだけ泣いていたらそのまま眠ってしまい、見たのは灰原の死だった。
灰原が死ぬ、二級呪霊だと思われていた呪霊が本当は一級呪霊で、戦いの末、七海を守り死んでしまった。
零は急いで服を着替えて、補助監督を呼んで急いで任務に行くことにした。
自分の任務ではないし、別件で仕事は入っていたが、それは兄にしてもらった方が良いと判断し、急いで現場に向かった。
「灰原!七海!!」
「五条先輩…!」
ボロボロな七海が灰原と一級呪霊が戦っている方向を指差す
「!分かった!とりあえず、七海はここにいて!」
「五条先輩…」
砂埃の中に突っ込み灰原の背中が見えたため、手を伸ばし引っ張る
「!」
一級呪霊の牙が襲いかかる間際だった。
灰原を無下限内に入れると、そのままの勢いで後方に飛ぶ
「零先輩っ…!」
「灰原、怪我は?!」
「少し擦りむいただけです!」
灰原の声を聞き、安心した瞬間…
ズキッ!
「っ…!?」
頭を思いっきり鈍器で殴られたような痛みが襲う
見えたのは、灰原の死が確定されているという未来。
変えられない未来だということ
強制的に流れてきた映像には、この次に灰原がどのようにして死ぬのかという流れだった。
一級呪霊の攻撃が灰原達に襲いかかってくる
「零先輩っ!!」
頭痛によって無下限が外れてしまい、思いっきり斬られる。
「っ…」
灰原を背中に隠すように守る。
七海が十劃呪法が呪霊を襲うが、軽く吹き飛ばす程度にしかならなかった。
「ッチ…!五条先輩、無下限が切れたんですか?!」
「早く、手当てを…!」
灰原を守るように傷口を抑えながら立っている零。
特級呪術師である彼女が押されている。
どう考えてもおかしい。
(本調子じゃないのにきたのか…?!なんで…)
それに、先程から灰原を守るようにしている。
「…!」
彼女、五条零の術式は千里眼。
つまり、灰原が死ぬ未来が見えたから無理矢理でも来たのだ。
「七海、そこから先に出ないで、灰原は私の後ろから絶対に出ないで」
「でも…!」
「大丈夫、私、強いから」
そう言って目から血が流れている零。
痛々しいのに微笑んでいる零
「領域展開」
「!今それをやったら…!」
無下限呪術が切れてるほどの呪力不足
そして、なおかつ怪我もしてる。
「空無辺処」
周囲が宇宙空間のようになる。
領域内に引きずり込んだ呪霊に対して千里眼を使用して、未来を消す。
千里眼で見た未来をピン止めし、先がないという情報を送らせる領域
宇宙空間に浮く地球のような球体。
零は特級呪具・首斬り刀を構えて、一級呪霊に重なった一つの球体を斬る。
その瞬間、攻撃しようとした一級呪霊の身体がみるみるうちに崩壊して行く
「零先輩!!」
灰原の大声が聞こえてきて目を開ける。
(…あの後気絶しちゃったのか…)
気づいた時は、地面に倒れており、灰原が必死に呼びかけていた。
七海が誰かに連絡していた。
「……灰原、怪我は?」
「してないです!本当に大丈夫です!」
その声に微笑む
「なんで無茶したんですか…!」
灰原の声に「ごめん」と言い
「…こう、未来が見えちゃったからさ、優しい人が死ぬのなんて嫌だったからつい無茶しちゃった…、まさか無下限が切れるとは思わなかった…」
死ぬはずだった灰原の未来を強制的に変えてしまったことにより、5年ほど寿命が縮んでしまった。
悟から『何があってもするな』と言われたのに
「…!五条さん」
七海の声が聞こえてきた瞬間、目の前に現れたのは兄の顔と、兄が必死な声で、零を抱き上げる。
「早く車出せ!!」
「は、はい!」
補助監督へ物凄い大声で言う
揺れる車内、手を握りしめている悟を少し見上げる。
反転術式が使える家入の元に行くために必死だった。
「……おにい、ちゃん…」
「!傷口はちゃんと止血してるから大丈夫だ、だから、寝るなよ…!」
こんな心配そうな顔に零は申し訳ない気分になる。
「おにいちゃ…ん…傑を、一人にしないであげて」
「零…?」
「お願い…」
「分かった、分かったから…」
「後…ごめん、灰原を責めないであげて…死なせたくなかったから…」
「何を…っ!お前、まさか!」
5年分の命を犠牲に、人を助けてしまったことを謝る。
子供の頃から悟は「人のために命を張るのはいい、でも、人のためにに命を使うな」と言っていた。
「っ、バカだろ、お前…!」
「ごめん」
ー二日後ー
「………ごめんって、マジでごめんって…」
零にしがみつく悟。
「お前、早々に死にかけすぎだろ…後、千里眼使うなよ、もう二度と」
「……善処する」
「する気ねぇだろ、馬鹿妹」
「重っ…!」
「そこでイチャイチャしてる暇あんなら、さっさと帰ってくんない?」
硝子の言葉に零が「ごめんね、硝子」と言いながら、悟を引きずる
「ありがとうね、硝子」
そう言ってバタンと閉じる
「傑が呪詛師になったんだ、やっぱり」
「…悪い、言われてたのに」
「別に、しょうがないよ、傑は無駄に真面目だったんから」
暗くなった空を眺める
結局、運命は変えられなかった。
そして、彼の未来だけは今後も変えられないだろう。
「それで、零。昨日までの進路相談の紙、どうすんだよ?」
悟から渡された紙を見る。
「うーん。フリーの特級呪術師になると言ったら家からの婚姻話やら見合い話がうざいから、教師になる」
「そんな安直な理由で?」
「少なくとも真面目に仕事はするよ、それに、悟を一人にはしないから」
『二人きりの兄妹だからな!』と子供の頃言われたことを思い出す。
「うるせー…それと、約束」
「?約束?」
「好きな奴が見つかったら、この仕事を辞めて呪術界から引退すること、家のしがらみやらなんやらは気にすんな、俺が当主になるんだからな」
「そうだね、そうできるならそうしたいけど、悟も好きな人見つけて幸せになるんだよ?」
「女なんていくらでも作れるだろ」
「はい、そのクズ発言は止めようか」
零は書類を書いていると…
「あ、それと、禪院家に面白い子がいたんだけど、一緒に見に行かない?天与呪縛のフィジカルギフテッドの子なんだけどさ」
「天与呪縛のフィジカルギフテッドの子?また珍しい」
「うん。確か禪院真希ちゃんって名前、明日見に行こ」
「いいけど…その動物園行こうみたいな感覚止めようね?」
「あ、バレた?禪院家自体が猿集団みたいなもんだからさ」
紙を持って廊下に出ると悟もついて来る。
「あ」
実家から送られてきた見合い書の中に、仰々しく書かれていた一枚の紙を思い出す。
「ん?」
「禪院家と婚約話来てたんだ。親からその次期当主と結婚しろとか言われてたけど、フル無視して、書類提出しようとした親を締めたの思い出した」
「…は?(激おこ)その婚約者吊るすの確定」
「婚約者じゃなくて未遂だからね?」
「でも吊るす」
「吊るさないでボコボコにしよう」
「決定〜!」
進路の書類を担任に出すと禪院に『一時間後に行くから出迎えよろしく』と送って車に乗り込む
「は?!禪院家にいきなり訪問ですか?!」
「後一時間後だからよろしく〜!」
補助監督が何か言いたげにしていたが、悟の「早く〜」という言葉に渋々受け入れていた。
「敵意すっごいねぇ…そして、人多い」
禪院家に着いた時、酒瓶を片手にやってきた当主・直毘人。
「事前に連絡せずいきなり来る奴があるか、この馬鹿兄妹」
直毘人の言葉に悟が「えー、だって、威張り散らかしてるだけだからいいでしょー」と言って来る。
煽るような言葉にイラつく直毘人だったが、それ以上にイラついている気配があたりからする。
「零、いる?」
その言葉に目当ての双子について聞いてきたのが分かった。
「ここには居ないよ、多分離れの小屋、御三家が来るって理由で多分隔離してるんだよ」
「子供を監禁とか身内でも犯罪じゃん」
そう呟きながら大広間に入ろうとすると…
「悟くんと零ちゃんやん。わざわざ禪院家に何の用なん?」
「直哉か…」
現れた禪院直哉に悟は「あ、下衆じゃん」と返す。
「誰が下衆やねん。それに、零ちゃん。ウチからの婚約話断ったみたいやなぁ〜エエ身分やね、女の分際で」
全力で煽って来る直哉に前世(過去)の会社の上司が重なる。
「はー、ウザっ」
「ウザいよなぁ〜」
ガチの言葉に悟も乗って来る。
「その女に微塵も手を出せなかったのアンタじゃない?交流会の時散々痛い目あったのに懲りない野郎だね」
煽り返しに直哉もイラついたのか「はー?」と言ってくる。
「そもそも、アンタらの思想は鎌倉時代で止まってるのかよ、少しは未来見て歩きなよ、今2000年代、分かる?1400年代じゃないんだよ?」
「部外者が禪院家について文句言うんか?これやから五条家の教育はなってないねん」
「あ?!昔の時代に取り残されてるオマエらに言われたくねぇよ」
三人がヒートアップして行くのを見ていた直毘人は咳払いをし
「遊んでいる暇があるならさっさと要件を言え」
直毘人の言葉に悟が「あ、そうだ」といい
「禪院真希・真依の双子に会わせて欲しいんだよ」
悟の言葉に場が静まり返る
【五条零の術式説明】
基本的な術式は悟そっくりそのままだが、千里眼が使えるため、少しだけ違う
体術なども使えるが、女性ゆえに筋力がそこまでないため、呪具+術式で攻撃する。
【使用武器】
呪具・弓
普通の弓と大差ない見た目だが、折っても勝手に再生するという異質な呪具
呪力を流し込むことで矢を作られ、放つと山を抉るほどの破壊力がある。
なお、普通の矢をセットしたら溶けて無くなる。
特級呪具・首斬り刀
五条家に保管されていた特級呪具。
処刑人の一族に代々受け継がれていたが、一族の最後の一人が結婚せずに病死、博物館に貯蔵されたが『見ているだけで』呪われる。
数多の人々の呪いと血を吸って来た所為か、普通の人間が持っても呪力を放つことができる。
呪具・サングラス
悟のサングラスと違い、前は見えている半面、魔眼やら六眼のような特異性のある目を一部制限する能力がある。
呪霊などがばやーとしか見えない