けいおん`S   作:naogran

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ある日。唯達にある知らせが来た。

唯「ライブハウス!?」

律「そう!中学の時の友達がさ!一緒に出ないかって誘ってくれたんだ!」

唯「へぇ〜!」

豊「彼奴等かぁ。懐かしいな。」

澪「でも、これ大晦日って書いてあるけど・・・後10日しかないぞ?」

梓「何も用意していませんよ?」

唯「へぇ〜!でも楽しそう!私出てみたいな!」

律「だろ!」

唯「うん!」

澪「でも、また大勢の人の前に出るのは・・・」

律「澪!そんな事言ってたら何時まで立っても成長出来ないぞ!」

唯「ベース弾いてる澪ちゃん格好良いよ!」

澪「じゃあ、多数決で決めよう。今回パスの人・・・」

梓「律先輩!唯先輩!すみません!」

律「小癪な梓!じゃあ出たい人!」

唯「はいはいはい!」

紬「はい!」

梓「ムギ先輩!?」

陸「やっぱり。」

澪「ムギは年末年始は旅行じゃなかったのか!?」

駿「ハワイとか行く予定があるんじゃないのか!?」

紬「うん。でもこんなに良い機会滅多にないでしょ?それに、今年最後の日も皆で演奏出来るなんて凄く幸せじゃないかって。」

澪「ムギ・・・」

陸「天使や・・・」

澪(確かにその通り・・・)

梓(ムギ先輩を不幸に出来ない・・・)

紬の願いを受け止めた澪と梓が。

梓「あの・・・」

澪「私達も参加で・・・」

律「よーし!じゃあ参加決定!!」

唯「やったー!」

皐「ライブハウス!楽しみ!」

こうして、彼女達は初のライブハウス参戦が決まったのであった。


#14「ライブハウス!」

その日の商店街。

 

唯「可愛い〜。もうすぐクリスマスだね〜。」

 

サンタのオブジェにツンツンしてる。

 

律「ほら行くぞ〜。」

 

唯「は〜い。」

 

 

 

 

ライブハウスに到着。

 

唯「ここがライブハウスか〜!」

 

紬「何だか緊張するね。」

 

陸「確かに。」

 

澪「う、うん・・・」

 

律「大丈夫だって。」

 

 

 

 

早速中へ入った。

 

律「す、すみませ〜ん!」

 

受付「は〜い!はい。いらっしゃい。」

 

律「あ、あの!出演申し込みに来たんですけど!放課後ティータイムです!」

 

陸「クローバティです!」

 

受付「あ〜!話は聞いてるわ!ラブ・クライシスのマキちゃんの紹介ね?」

 

唯「(ラブ・クライシス!何か格好良い名前!)ねぇりっちゃん。私達のバンド名、ちょっとほわわ〜んとし過ぎかな?」

 

受付「放課後ティータイムって、何だか可愛いバンド名ね。」

 

唯(え!?褒められた!)

 

 

 

 

 

 

早速受付の川上に放課後ティータイムの代表曲・ふわふわ時間を聴かせた。

 

律「こんな感じですけど・・・」

 

川上「うん。じゃあ参加申し込み証を書いて貰える?」

 

律「はい!」

 

川上「えっと、当日出演者は13時入りね。」

 

陸「結構早いんですね。」

 

川上「リハあるから。各バンド15分で。15時からミーティング。客入れは16時。開演は17時ね。」

 

律「ああはい!(あ、私が忘れても皆が・・・)」

 

しかし彼女達はライブチケットに夢中だった。

 

澪「これがライブチケットか!」

 

唯「入場料払わないと入れないんだね!」

 

律(聞いてねー!陸達は・・・)

 

そんな陸は川上の言葉を素早くメモしてる。

 

律(流石だぜ!)

 

 

 

 

川上「じゃ。中案内するから。」

 

まず最初に案内された場所は。

 

川上「ここが楽屋。」

 

唯「楽屋!」

 

駿「結構本格的な楽屋だ!」

 

紬「あの。暖簾掛けても良いですか?」

 

唯「おぉ!格好良いねムギちゃん!」

 

紬「でしょでしょ!」

 

川上「他の子達のバンドも使うから・・・」

 

駿「ですよね。」

 

 

 

 

次は。

 

川上「で、この扉からステージに。」

 

唯・律・澪・紬・梓「わぁ〜!」

 

陸・駿・豊・皐「おぉ〜!」

 

ステージを見た全員が興奮する。

 

川上「演奏中の照明のプランも考えておいてね?」

 

唯「もう!グルグルのピカピカのキラキラで!」

 

陸「眩し過ぎるなおい!」

 

梓「ここで演奏するんですね!」

 

紬「ドキドキするわね。」

 

”ピシューーーン!!!”

 

突然澪の頭に湯気が立ち上った。

 

律「まだ燃え尽きるな・・・」

 

駿「まだ始まってねぇぞ。」

 

 

 

 

川上「じゃ、本番宜しくね。」

 

放課後ティータイム・クローバティ「宜しくお願いします!」

 

ライブハウスを内見し終えた。

 

 

 

 

 

 

その後唯の家へお邪魔する。

 

憂「え?ライブハウスに?」

 

梢「皆が出るの?」

 

唯「そうだよ。今からその打ち合わせなんだ。」

 

憂「凄いお姉ちゃん!」

 

梢「陸。アンタ何時の間にビッグになったの?」

 

陸「まだ武道館でライブ出来る立場じゃねえぞ。」

 

律「曲目は4曲かぁ。ホッチキスにふでぺんにカレーにふわふわで良いよね。」

 

陸「こっちはシーソーゲームにサウダージにMY LONELYにButterflyで行くか。」

 

唯「あ!何着て歌う?」

 

律「1年目の学園祭で着た奴か?」

 

梓「え?あのフリフリの・・・?」

 

唯「あずにゃんの分もさわちゃん先生が作ってくれるよ!」

 

梓「えぇ・・・?」

 

律「でも、他にさわちゃんが作ってくれたのって・・・スク水白衣ロリロリ・・・」

 

梓「嫌です!!」

 

律「うん。じゃあ新しく作って貰うか!」

 

唯「あ!変身して戦う感じの衣装は!?」

 

陸「仮面ライダー?」

 

紬「あ!可愛い!魔法少女とか?」

 

澪「制服で良いんじゃないか?」

 

梓「制服が良いです!」

 

唯「それが良いね!」

 

梓「ホッ・・・」

 

唯「あ!そうだ!」

 

ポケットからライブハウスのチケットを出した。

 

唯「はい!これ憂と純ちゃんの分。」

 

憂「え?」

 

陸「それとホイ。姉ちゃんの分もあるぞ。」

 

梢「私にも?」

 

唯「3人で見に来てね?」

 

憂「・・・お姉ちゃんが初めて出るライブのチケット!」

 

梢「弟が初めて立つライブチケット!」

 

憂・梢「何か勿体無くて使えない!」

 

梓「使わないと入れないよ!?」

 

梢「でも使わせて貰うわね。」

 

陸「後は和ちゃんにも渡さないと・・・」

 

 

 

 

 

 

翌日。

 

唯「はい。和ちゃん。」

 

和「へぇ〜。ライブに出るんだ。凄いわね!」

 

唯「デヘヘヘ〜。今の内に私達のサイン貰っといた方が良いよ?」

 

和「え?別に良いわよ。」

 

唯「え!?もう書いて来たのに・・・」

 

澪・陸・駿「気が早いな。」

 

和「分かった。貰っとく。」

 

唯「ありがとう和ちゃん!後はさわちゃん先生に渡してっと。」

 

 

 

 

 

 

その日の帰り道。

 

梓「あ!貼ってある!」

 

商店街に大晦日ライブのポスターが貼られてあった。

 

豊「もう貼ってあるのか。」

 

唯「私達これに出るんだね!」

 

紬「うん!」

 

唯「他にはどんな人達が出るんだろう?」

 

澪「うぐっ!!」

 

またもや澪がパンクした。

 

梓「澪先輩!?」

 

皐「もう澪ちゃんは人見知りなんだから。」

 

 

 

 

 

 

数日後。平沢家。

 

憂「お姉ちゃん!お風呂先入ってるね!」

 

唯「は〜い!」

 

部屋でギー太を綺麗に磨いてる。

 

唯「ギー太。明日は一緒に頑張ろうね。きっと、すっごく楽しいよ!」

 

 

 

 

 

 

大晦日ライブ当日。

 

女性達「お疲れ様でーす!」

 

唯「はい?」

 

律「どうも〜!」

 

陸「お疲れ様です!」

 

唯「何だろう?出演バンドの子達かな?」

 

律「のファンの子達じゃない?」

 

唯「おぉ〜!既にファンが!」

 

 

 

 

 

 

ライブハウスへ入った。

 

唯「こんにちは〜!」

 

律「宜しくお願いしま〜・・・」

 

全員「ヒィッ!?」

 

だが中には強面のバンド達が居た。

 

唯「こ、これは皆さん手強そうな・・・」

 

澪「・・・」

 

駿「待て逃げるな。」

 

バンド「おはよ〜す!」

 

バンド「おはよ〜!」

 

バンド「宜しく!」

 

全員優しい方達だった。

 

唯(ちゃんと挨拶してくれた!)

 

???「りっちゃん!澪ちゃんも駿も豊も久し振り!」

 

1人の女性が駆け寄って来た。

 

律「あ!マキちゃん!」

 

駿「マキ!久し振り!」

 

豊「おっすマキ!」

 

皐「マキ姉ちゃん!」

 

マキ「皐ちゃん!」

 

律「皆紹介するね!此方、ラブ・クライシスのドラムのマキちゃん!」

 

駿「俺達をライブに誘ってくれたお方だ。」

 

マキ「宜しくね!」

 

唯「こ、此方こそ!りっちゃんがお世話になっております!」

 

陸「古川陸です!駿と豊と皐がお世話になっております!」

 

???「わぁ〜!澪さんと駿さんだ!」

 

マキ「ウチのベースのアヤ。澪ちゃんと駿の大ファンでさ。」

 

澪・駿「え!?」

 

アヤ「学園祭のライブ格好良かったです!」

 

唯「え!?見に来てくれたんだ!」

 

アヤ「あ!遅れて来た人!」

 

唯「あ!すみません!すみません!」

 

アヤ「そんな。楽しいライブでした。」

 

唯「っ!・・・」

 

アヤ「あ、あの・・・」

 

律「ごめん。知らない人からライブを褒めて貰った事あんまりないから。多分・・・」

 

アヤ「そうなんだ・・・あ、そうだ!今度私達のライブ是非見に来て下さい!」

 

ラブ・クライシスのライブのチラシを貰った。

 

マキ「次は単独ライブなんだ。」

 

豊「マジで!?」

 

アヤ「良かったらCDも。手作りなんだけど。」

 

ラブ・クライシスのCDも貰った。

 

唯「凄いですね!」

 

マキ「それじゃあまた後で!」

 

律「うん!・・・何かウチらと意気込みが違うなぁ・・・」

 

駿「かなり急成長してるな。」

 

唯「ねぇねぇ!私達も何かロゴマークとかあったら良いね!」

 

全員「え?」

 

唯「ん〜と。えっとね・・・」

 

マジックペンで掌にロゴマークを描いた。

 

唯「こんなのとか!」

 

丸に湯気が立ち上ってるロゴマーク。

 

陸「それただの温泉だろ!」

 

唯「あれ?」

 

紬「ティーカップも描いたらどう?」

 

唯「こう?」

 

ティーカップを描き足す。

 

唯「おぉ〜!まったりお茶する良い感じ!」

 

 

 

 

ロゴマークが完成。

 

唯「出来ました!」

 

律「おぉ〜!これにも描いて描いて!」

 

紬「私のキーボードにも!」

 

澪「じゃあ私もこれに!」

 

梓「私もピックに!」

 

唯「皆でお揃いだね!」

 

陸「俺達も何かロゴ描くか?」

 

駿「そうだな・・・じゃあ、丸を描いてその周りにcloverty(クローバティ)を描くってのはどうだ?」

 

豊「シンプルだけど良いかもな。」

 

皐「うん!それにしよう!」

 

川上「じゃあ!ミーティング始めまーす!」

 

唯「あ。」

 

全員が顔を合わせて頷く。

 

律「よっしゃー!」

 

放課後ティータイム「行くぞーーー!!」

 

cloverty(クローバティ)「オーーー!!」

 

 

 

 

 

 

ミーティング終了後。

 

唯「おぉ〜!私達2番目だ!」

 

澪「2番かぁ・・・」

 

陸「俺達は年越しライブの3番目か。」

 

アシスタント「すみませ〜ん!これバックステージのパスです。」

 

澪「あ、どうも。」

 

律「すみません。」

 

陸「ありがとうございます。」

 

唯「わぁ〜!これ何処に貼れば良いの?ん?あぁ〜!あれか!」

 

他のバンド達の楽器のケースには、数枚のバックステージのパスが貼られてあった。

 

紬「凄い・・・」

 

律「ライブ重ねて来た強者だな。」

 

澪「うん・・・」

 

唯「じゃあ私達これが1枚目だね!」

 

梓「はい!」

 

早速唯がバックステージパスをギー太のケースに貼った。

 

律「いやいや!当日は自分に貼らないと出入り出来ないから。」

 

唯「あ、そうなんだ。」

 

剥がして自分の太ももに貼った。

 

律・陸「そこに貼るか!!」

 

唯「え?」

 

今度は左肩に貼った。

 

梓・駿「湿布か!!」

 

唯「えぇ〜?」

 

今度は左腕に貼った。

 

唯「何か無難な位置だな・・・」

 

豊「諦めろ。」

 

律「お!それよかセッティングシート書こうぜ!」

 

セッティングシートを出した。

 

唯「おぉ〜!色々描く所あるんだね。」

 

陸「俺達はもう全部記入済みだぞ。」

 

唯「え?何時の間に?」

 

律「まぁ曲名や曲調は決まってるから良いとして。」

 

唯「照明のイメージって?」

 

律「それなんだよなぁ〜・・・」

 

紬「どう書けば良いのかな?」

 

唯「あ!ちょっと行って来る!」

 

 

 

 

他のバンドに聞きに行った。

 

澪「よりによって1番怖そうな所へ!!」

 

 

 

 

戻って来た。

 

唯「元気良くとかポップな感じでって書いてた!」

 

律「おぉ〜!じゃあウチもそんな感じで!」

 

澪「あ!待って!」

 

全員「ん?」

 

澪「ウチは・・・全部ピンクで!」

 

梓「ピンクですか!?」

 

豊「何か意味深だな・・・」

 

澪「ダメ?」

 

律「じゃあ、ふわふわ時間のサビはピンクで!」

 

澪「!!」

 

唯「あ!ミラーボールも!」

 

律「じゃあ前奏と間奏に使おうぜ!」

 

紬「後は・・・」

 

律「ズバッと私にピンスポット当てて貰っても良いかな〜!」

 

陸「目立つ気満々!」

 

梓「何で律先輩だけに!?メンバー紹介の時に1人ずつ照明当てて貰いましょうよ!」

 

唯「ギー太にもね!」

 

澪「私はいらないから!」

 

律「ベースが転んだら空かさずピンスポ・・・」

 

澪「絶対転ばない!」

 

紬「音響イメージはどうする?」

 

唯「りっくん!」

 

陸「3曲目をリバーブとか!ボーカル目一杯にとか。」

 

律「あ〜!じゃあウチもそんな感じで!・・・ん?MCは何処に入れるんだろう?」

 

唯「りっくん!」

 

陸「書き終わってるから参考にしてくれ。」

 

唯「ありがと〜!」

 

セッティングシートを書き終えた。

 

 

 

 

 

 

ラブ・クライシスのリハーサルの準備を見る。

 

澪「他のバンドのリハも参考になるからな。」

 

梓「あ。凄い。エフェクターいっぱい。」

 

陸「凄え。あれだけのエフェクターを使えるのか。」

 

律「あ。マイマイクだ。幾ら位するんだろう?」

 

唯「ねぇねぇ!お菓子も売ってるよ!あ!りっちゃん!CDが売ってるよ!うわぁ〜私達売る物ないね澪ちゃん。あ!あずにゃん!私達これに映るのかな!へぇ〜!凄いねムギちゃん!」

 

はしゃいでる唯を連れて放課後ティータイムが退散した。

 

 

 

 

受付場。

 

唯「わぁ〜!放課後ティータイム様だって!様!」

 

澪「良いから落ち着け!」

 

紬「お茶にしよっか〜。」

 

澪「ええ!?」

 

律「ムギもある意味最強だな・・・」

 

 

 

 

皆でティータイム。

 

唯「あぁ〜。美味しいね〜。」

 

律「やっぱこれだなぁ〜。」

 

陸「何だよ。もうティータイムか。」

 

クローバティが戻って来た。

 

唯「りっくんおかえり〜。」

 

マキ「あ!良い香り〜!」

 

そこに他のバンド達も来た。

 

紬「良かったらご一緒にお茶如何ですか?」

 

マキ「え?じゃあ・・・遠慮なく!」

 

皆と一緒にティータイムを満喫。そんな中、律がデスバンバンジーの事を聞いた。

 

律「へぇ〜。じゃあ結構色んなコンテストに出てるんだ。」

 

エリ「中々優勝出来ないんだけどね。」

 

豊「やっぱり強豪達が揃ってるんだな。」

 

サヤカ「でも、絶対プロになりたいから。」

 

マキ「そうだよね。諦めたら終わりだもん。」

 

アヤ「ずっと音楽でやって行きたいし。」

 

梓「凄い・・・」

 

澪「皆音楽がやりたくてバンドやってるんだな。」

 

唯「目指せ武道館って言ってたのが恥ずかしいね。」

 

陸「プロになるには、日々の特訓が必要なんだな。」

 

澪(こんな話が出来たのは、唯やムギ。皆のお陰かも。皆、ちょっとずつ新しいドアを開いてくれる。)

 

アシスタント「放課後ティータイムさん!リハお願いします!」

 

澪「あ!しまった!まったりし過ぎた!」

 

 

 

 

すぐに放課後ティータイムがリハの準備するが、皆テンパってた。

 

唯「ま、まず何から!」

 

律「セッティングだろ!」

 

紬「そ、そうね!」

 

梓「誰に言ってるんですか!?」

 

皐「皆焦ってるね・・・」

 

川上「じゃあお願いしまーす!」

 

放課後ティータイム「は、はい!」

 

律「じ、準備OK!?」

 

唯「いーっす!」

 

梓「はい!」

 

紬「大丈夫!」

 

澪「う、うん。」

 

律「じ、じゃあ!4曲目ふわふわ時間1コーラス行きます!」

 

ふわふわ時間を演奏。ミラーボールがピンク色に光った。

 

唯「わぁ〜!」

 

しかし唯がミラーボールの光に見惚れてしまった。

 

律「っ!唯!ボーカル!」

 

唯「え!?あ!しまっ!」

 

顔面がマイクにぶつかってしまった。

 

澪「だ、大丈・・・うわああ!!」

 

コードに引っ掛かって転ぶ。

 

梓「あ!澪先輩!!」

 

しかし梓が澪を受け止めた。

 

紬「あ!あああ!!」

 

走った紬が転んでしまった。

 

律「お、落ち着け皆!!」

 

放課後ティータイムが落ち込んでると。

 

エリ「落ち着いて!」

 

アヤ「もう1回最初からで良いよ!」

 

陸「頑張れ皆!」

 

皐「ファイトファイト!」

 

サヤカ「大丈夫大丈夫!」

 

駿「頑張れ頑張れ!」

 

皆が放課後ティータイムを励ましてくれた。

 

唯(皆に迷惑掛けないようにちゃんとやらなきゃ!)

 

梓(私達だけのライブじゃない!)

 

紬(だから、落ち着いて頑張らなきゃ!)

 

澪(折角新しいドアを開いてくれたんだ!)

 

律「・・・っ!!」

 

 

 

 

 

 

夕方。憂と和と純と梢がライブハウスへ向かっている。

 

和「確かこの辺りのはずだけど・・・ん?」

 

純「ん?あ!これ皆お客さん!?」

 

既に行列が出来ていた。

 

和「こんなに!?」

 

梢「凄い人気ね。」

 

憂「お姉ちゃん大丈夫かな・・・?」

 

するとそこに。

 

唯「憂〜!」

 

陸「姉ちゃ〜ん!」

 

憂「あ!お姉ちゃん!」

 

梢「陸!」

 

唯「和ちゃんも純ちゃんも来てくれてありがとう!」

 

純「凄い盛況ですね!」

 

唯「デヘヘヘ〜。」

 

陸「照れるな。」

 

唯「見て見て!バックステージパス!」

 

和「アンタ。緊張しないの?」

 

唯「す〜るよ〜。お菓子食べて緊張解して来る〜。」

 

梢「陸も緊張してる?」

 

陸「そりゃあしてるさ。でも、学園祭の時みたいに演奏してると楽しくなるしさ。」

 

梢「そう。」

 

唯「そうだ!ステージから皆の名前呼ぶね!」

 

和「え!?止めて!私達が緊張するから!」

 

唯「じゃあまた後で〜!」

 

陸「おい唯・・・またね皆。」

 

2人がライブハウスへ向かった。

 

憂(大丈夫。何時ものお姉ちゃんだ。)

 

 

 

 

 

 

しばらくして。

 

さわ子「はぁ・・・昔の服探してたら時間掛かっちゃったわよ。」

 

 

 

 

ライブハウスのステージへ入ると。

 

唯・澪『あぁカミサマお願い 二人だけのDream Timeください☆ お気に入りのうさちゃん抱いて今夜もオヤスミ ふわふわ時間(タイム) ふわふわ時間(タイム) ふわふわ時間(タイム)♪』

 

 

 

 

放課後ティータイムのライブが始まっていた。さわ子が見ていると。

 

川上「あ!キャサリン!」

 

さわ子「え?あ!ジャニス!!」

 

何とこの2人は知り合いだった。

 

さわ子「アンタ何で!?」

 

川上「ここのマネージャーやってるの!アンタちっとも変わらないわね〜!」

 

さわ子「か、変わったわよ!・・・だって、私あの子達の先生してるんだから。」

 

川上「・・・そっかぁ。」

 

 

 

 

唯・澪『あぁ カミサマどうして 好きになるほどDream nightせつないの とっておきのくまちゃん出したし今夜は大丈夫かな?♪』

 

 

 

 

 

 

そして、年越しライブでcloverty(クローバティ)のライブが始まった。

 

陸『涙は君に羽根をもらって キラキラ喜んで 飛んだ踊った あまりにも綺麗だから 愛されなかった 量産型 悲しいほど強い魂 どれだけ憎んでも消えない 消せない 何よりも綺麗な事 本当は もっと 知っている ずっと♪』

 

 

 

 

 

 

大晦日ライブが終わった。

 

唯「ん〜!終わった〜!」

 

律「終わったなぁ〜!」

 

陸「いやぁ〜楽しかった〜!」

 

駿「素敵な大晦日だった〜!」

 

さわ子「お疲れ様!」

 

唯「あ!さわちゃん先生!待っててくれたの!?」

 

皐「憂に純じゃない!」

 

憂「お姉ちゃん!お姉ちゃん!凄い良かったよ!」

 

唯「ありがと〜!」

 

梢「陸。素敵だったよ。」

 

陸「ありがとな姉ちゃん。」

 

和「本当。皆頑張ってたわね。格好良かったわよ。」

 

唯「ありがとう!」

 

ファン「お疲れ様です!」

 

後ろでは、ラブ・クライシスがファン達に囲まれていた。

 

律「凄いな!」

 

梓「はい!」

 

豊「流石マキ達!」

 

唯「でも。私達も和ちゃんとか皆来てくれてたよ?ありがと〜!」

 

マキ「ん?」

 

律「また一緒にライブしよー!」

 

梓「お世話になりました!」

 

紬「ありがと〜!」

 

澪「お疲れ様!」

 

陸「ありがとう!」

 

駿「また会おうぜ!」

 

豊「頑張れよ!」

 

皐「応援してるよー!」

 

マキ「また誘うからねー!」

 

唯「よいお年を〜!」

 

 

 

 

 

 

その後。唯の家で年越しパーティ。

 

さわ子「ホラ!トラビキニもあるから着てみて?」

 

梓「嫌です!」

 

澪(さっきの感動が・・・)

 

陸(一瞬で崩れ去った・・・)

 

憂「皆さん!年越しそばもありますよ!」

 

梢「どんどん食べてね!」

 

皆で年越しそばを食べる。

 

澪「ごめんね。大勢で押し掛けて。」

 

陸「わざわざありがとな憂。」

 

憂「いえ。全然です。だって。」

 

唯「う〜〜〜ま〜〜〜。」

 

年越しそばを食べて満面な笑みな唯を見る。

 

憂「あの顔が見られるだけで幸せですから。」

 

澪「フフッ。」

 

陸「だな。」

 

 

 

 

その後は皆でババ抜き。

 

アナウンサー『さぁ!残す所今年も後1分を切りました!』

 

律「あ!いよいよだな!澪。駿。豊。皐。今年はどんな年だった?」

 

澪「沢山楽しい事があったよ。皆のお陰で。」

 

駿「これ程までの楽しい事。今までなかったからな。」

 

豊「皆には感謝してる。」

 

皐「勿論りっちゃんにも。」

 

澪「ありがとう。」

 

駿・豊・皐「ありがとう。」

 

律「え!?・・・よ、止せやい!気持ち悪い!」

 

澪「え?気持ち悪いって?」

 

駿「もう照れちゃって〜。」

 

律「おーい!もうすぐ年明けだぞー!」

 

陸「律。見ろ。」

 

律「ん?って!寝てるし!」

 

唯と紬と梓とさわ子が寝ちゃってる。

 

”ゴォーーーーーン!”

 

除夜の鐘が鳴り響いた。

 

アナウンサー『あけましておめでとうございます!』

 

澪「あ。年明けた。」

 

陸「ハッピーニューイヤー。」

 

律「ちょっ!肝心な時に寝てどうするんだよ!!」

 

澪(グダグダ・・・けど。それも軽音部だよな。)

 

 

 

 

 

 

元日の夜明け前。

 

唯「起きて!ねぇ!皆起きて!」

 

陸「起きろお前等!」

 

駿「夜明け前だけど起きろ!」

 

豊「朝だぞ!」

 

律「・・・え・・・?何だ・・・?」

 

紬「ここ何処・・・?」

 

梓「今何時ですか・・・?」

 

唯「初日の出見に行こうよ!初日の出!」

 

律「眠いからいいよ・・・」

 

唯「もう!こんな時に寝てどうするの!」

 

澪「いや、お前が言うか・・・」

 

梢「皆起きたわね。私の車で行くわよ。」

 

 

 

 

 

 

初日の出のスポットへ到着。

 

唯「さわちゃん先生置いて来ちゃったけど大丈夫かな?」

 

陸「憂も居るし大丈夫だろう。」

 

唯「わぁ〜!」

 

初日の出が出た。新しい年の夜明け。

 

澪「綺麗・・・」

 

唯「でしょでしょ!ここ穴場なんだ〜!」

 

皐「パワーが溢れる〜!」

 

澪「それじゃあ。えっと・・・あけましておめでとうございます!」

 

放課後ティータイム「おめでとうございます!」

 

cloverty(クローバティ)「おめでとうございます!」

 

唯「所であずにゃん。それ何時まで着けてるの?」

 

梓「え?・・・ニャ!?」

 

トラ耳をまだ着けてた。

 

梓「な、何で誰も教えてくれないんですか!?」

 

律「ごめんごめん!あんまりにも似合ってたもんで。」

 

駿「言おうとしてたけど、皐に言われちゃってな。」

 

皐「だってトラ耳梓可愛いし!」

 

紬「うん!すっごく可愛い!」

 

唯「あずにゃん!自身持ちなよ!」

 

梓「うぅぅ・・・」

 

澪「ふぅ。やれやれ。」

 

豊「今年もグダグダが続きそうだな。」

 

澪「だな。」

 

今年も軽音部はどんな展開を見せてくれるのか。

 

『END』




         キャスト

       平沢唯:豊崎愛生
       秋山澪:日笠陽子
      田井中律:佐藤聡美
       琴吹紬:寿美菜子
       中野梓:竹達彩奈

       古川陸:土屋神葉
       真中駿:堀江瞬
       西原豊:深町寿成
       真中皐:小倉唯

     山中さわ子:真田アサミ
       真鍋和:藤東知夏
       平沢憂:米澤円
       鈴木純:巽悠衣子
       古川梢:平野綾

        川上:中村千絵
       サヤカ:門田幸子
        エリ:西墻由香
        マキ:中尾衣里
        アヤ:仙台エリ
    アシスタント:西岡賢吾

『次回・2期編』

#15「高3!」
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