けいおん`S   作:naogran

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陸「次のバンドの準備が出来たようです!皆、頼んだぞ!」

cloverty(クローバティ)が舞台から去り、唯達のバンドが壇上した。彼女達は衣装を着ている。

律「ワンツースリーフォーワンツー!」


#6「学園祭!」

遂にやって来た学園祭。他校の生徒や、生徒達の保護者達や、出店で大賑わい。

 

澪「はあ・・・いよいよ本番か・・・唯達もう来てるかな。」

 

 

 

 

部室に来た。

 

澪「お待たせー・・・」

 

そこに居たのは、cloverty(クローバティ)だけだった。

 

陸「よう澪。おはよう。」

 

澪「皆は?」

 

駿「出し物の手伝いに行ってる。」

 

豊「んで、ここに居るのは俺達だけ。」

 

澪「そう・・・」

 

陸「・・・澪。一緒に探してやろうか?」

 

澪「え?」

 

陸「駿。豊。ちょっと探して来る。その間に練習進んでくれ。」

 

駿「あぁ。」

 

豊「待ってるぞ〜。」

 

 

 

 

 

 

他の皆を探しに澪と陸が走る。

 

唯「はいいらっしゃいいらっしゃい!安いよ~!」

 

澪「この声・・・」

 

陸「聞き慣れたハスキーボイスだ。」

 

 

 

 

唯「はい。一人前だね。お嬢ちゃんありがとね!」

 

今唯は焼きそばの出し物をしている。何故か鬼のコスプレをしてる。

 

澪「ちょっと唯!」

 

陸「何だその格好?」

 

唯「あ!澪ちゃんりっくん。焼きそば?ちょっと待ってね!」

 

澪「何でそうなる・・・そうじゃなくて!今日本番だろ?目一杯練習しておこうよ!」

 

陸「澪だけにさせておくのかよ。」

 

唯「ごめんね。私も練習したいんだけど朝イチはクラスの当番になっちゃって。」

 

澪「・・・」

 

”ブツン!”

 

突然教室が暗くなった。

 

女子生徒A「あ。ブレーカーが落ちた。」

 

女子生徒B「えっ?また?」

 

女子生徒C「生焼けになっちゃう・・・」

 

女子生徒D「今日何回目よもう・・・」

 

女子生徒E「ちょっと!ホットプレートは3台までよ。ちゃんと守ってる?」

 

女子生徒A「ウチじゃないわよ。5組じゃないの?」

 

澪「何か大変そうだな・・・」

 

 

 

 

 

 

お化け屋敷。

 

律「まいどあり~ごゆっくり。」

 

今律が店番をやってる。

 

陸「おーい律ー!」

 

律「あ澪!陸!」

 

澪「ねえ律。本番前の練習やっておかない?」

 

律「あ!ごめん!今無理!ほら、こんなに並んでるんだからさ。」

 

陸「凄い行列。」

 

澪「誰か代わってくれる人居ないの?」

 

律「うーん。私がこの企画の言いだしっぺだかんね。最初位はやっておかないと。」

 

澪「そう。じゃあムギは何処?」

 

紬「ん。」

 

お化け屋敷を指差した。その名も『悪魔の館』。

 

澪「・・・・!!」

 

陸「よりによってお化け屋敷かよ。」

 

律「あ!ありがとうございました〜!次の方どうぞ〜。」

 

澪「この中・・・?」

 

律「うん。あ。クラスの人は入っても良いよ。暗いから気を付けてね。」

 

陸「俺も一緒に行くから。」

 

澪「あ、ありがとう・・・」

 

2人がお化け屋敷へ入って行った。

 

 

 

 

屋敷内。

 

陸「うわぁ、本格的だなぁ。」

 

澪「・・・陸・・・絶対離れないでね・・・?離れちゃダメだよ・・・?」

 

陸(ああもう、その上目遣い止めて・・・破壊力がエグい・・・)

 

澪「む・・・ムギ・・・?居るの・・・?」

 

陸「ムギ。居るなら出て来い。」

 

女性客「きゃー!!」

 

澪「キャアーー!」

 

女性客の悲鳴に澪が陸に抱き付いた。

 

陸「うぐっ!み、澪。大丈夫か?俺が付いてるから。」

 

澪「うぅぅ・・・ムギ・・・何処に居るの?」

 

陸「ムギ。」

 

紬「澪ちゃん。陸君。私よ。」

 

澪「ムギ・・・!」

 

陸「そこに居たのか。探した・・・ぞ?」

 

現れた紬はお化けになっていた。

 

澪「・・・!!」

 

陸「ま、マズイ!!」

 

 

 

 

澪「キャアアアアーーーーーー!!!!!

 

 

 

 

彼女の悲鳴が学校中に広まった。

 

駿「な、何だ!?」

 

豊「また澪か?」

 

 

 

 

 

 

焼きそば屋。

 

唯「はい。ありがとね。」

 

そこに見回り係の和がやって来た。

 

唯「和ちゃん!」

 

和「唯。その声大丈夫なの?」

 

唯「部活で練習し過ぎちゃっただけだから大丈夫だよ~。」

 

和「今日が初ステージでしょ?3時からだっけ?」

 

唯「うん。その前にりっくん達の演奏だから。

 

和「じゃあまだ結構時間あるし。練習しておきたいんじゃないの?」

 

唯「うん。この担当が終わったらするつもり。」

 

和「そっか。ならもうそっちに行っても良いわよ。誰か他の人に頼んでみるから。」

 

唯「でも・・・」

 

和「良いって良いって。後は任せて。」

 

女子生徒A「唯!行っておいでよ!」

 

女子生徒B「頑張って!」

 

唯「ありがとう!行ってくる!」

 

 

 

 

すぐに着替えて部室へ。

 

唯「おっとお兄ちゃんごめんよ!」

 

途中で男性にぶつかりそうになったけど避けて部室へ向かう。

 

 

 

 

お化け屋敷。

 

唯「りっちゃん!澪ちゃん達は?」

 

律「まだ声治んないな。」

 

唯「うん。ちょっとイガイガする。」

 

律「あ。「ごっつあんです」って言ってみてよ。」

 

唯「ごっつあんです!」

 

律「わ!お相撲さん!お相撲さん!」

 

唯「稽古は本場所のごとく、本場所は稽古のごとくっす!」

 

律「相撲は国技じゃないっす。格闘技っす!」

 

唯「相撲に勝って勝負に負けるとはこう言う事かいな!」

 

律「どすこい!どすこ〜い!」

 

唯「どすこ〜い!どすこ〜い!」

 

そんなノリを他の人達に見られてちゃってる。

 

唯「はっ!そうだ!澪ちゃん達・・・」

 

律「ごめんごめん。ムギはこの中だけど、澪は部室に居るんじゃないかな。」

 

唯「早く練習行こうよ!」

 

律「そうだな。あと少しで私もムギも交代になるからさ。先行っててよ。」

 

唯「分かった!」

 

律「練習か・・・」

 

少しリズムに乗ってから。

 

律「はい!次の方!」

 

 

 

 

 

 

何とか交代し、律と紬が部室へ向かう。部室の扉前で唯が覗いてる。

 

律「何やってんだ?」

 

唯「しー。」

 

部室を覗くと、澪が歌の練習をしてる。それを陸と駿と豊が聴いてる。

 

律「ずっと練習してたんだろうな。

 

紬「うん。」

 

 

 

 

 

 

部室。

 

律「待たせたな澪!」

 

澪「!!」

 

陸「ビックリしたぁ・・・」

 

紬「1人にしてごめんなさい。」

 

唯「私も練習するよ~。」

 

澪「皆・・・遅いぞ。」

 

陸・駿・豊「フフ。」

 

駿「よし。皆の練習を拝見しますかな。」

 

 

 

 

ふわふわ時間の練習。

 

律「よ〜し。まぁまぁなんじゃない?」

 

紬「うん!バッチリだった!」

 

唯「りっくん達はどうだった?」

 

陸「完璧だな。絶対成功間違いなし。」

 

唯「良かった。澪ちゃんは大丈夫そう?」

 

澪「え?う・・・うん。」

 

紬「今の感じで行きましょ?」

 

さわ子「皆居るわねー!」

 

部室にさわ子が来た。

 

唯「先生どうしたんですか?」

 

さわ子「不本意ながらも軽音部の顧問になった事だし、何か手伝うことないかーと思って!衣装作って来ましたー!」

 

唯達の衣装を作って来たのだ。

 

律「ノリノリだー!いや先生。気持ちはありがたいんだけど・・・」

 

衣装を見た澪がガチガチになってる。

 

澪「あんな服着て歌うの・・・?大勢の前で・・・?」

 

律「ちょっとタイミング悪かったかな・・・」

 

さわ子「うーん・・・これはお気に召さなかったか。私の昔の衣装はどう?」

 

ワイルドな衣装。

 

澪「やっぱりさっきの服着たくなってきたー!」

 

陸「何たる卑劣な交渉術!」

 

律「ストップ!さわちゃん!こんな衣装澪じゃなくても恥ずかしいよ!」

 

澪「だよな!」

 

さわ子「そうかな~。頑張って作ったんだけどな~。それに唯ちゃん達は喜んで着てるわよ。」

 

スク水の唯とナースの紬。

 

豊「何時の間に着替えた!?」

 

陸「俺達が居る時にどうやって!?」

 

律「お前等コラー!」

 

律「ってか、陸達の衣装はどうなんだよ?」

 

さわ子「ん〜・・・男子の衣装はちょっとね・・・」

 

陸「あ、俺等学制服で?」

 

澪「もう・・・何でこんな事に・・・」

 

さわ子「まだ緊張してるの?澪ちゃんだって分からないようにメイクしてあげようか!」

 

澪「け・・・結構です~!」

 

さわ子「じゃ!本番頑張ってねぇ〜!」

 

部室からさわ子が出て行った後。

 

陸「もう澪が気の毒になった・・・」

 

唯「あー!私今ので全部忘れちゃったよ~!」

 

駿「こっちも非常事態が。」

 

紬「練習しよ?それしかないわ。」

 

律「そうだ!練習だ!何もなかった。何もなかったんだ・・・」

 

澪「はは、はははは・・・」

 

上の空で外を見てる。

 

豊「おーい澪ー。」

 

 

 

 

 

 

本番前。

 

律「じゃあこれ講堂まで運んどいて。」

 

唯「は〜い。うおっ!?」

 

アンプを持ったが結構重い。

 

律「重いから気を付けてね。」

 

唯「そう言えば澪ちゃんは?」

 

律「澪には他の事やって貰ってる。」

 

駿「運んでる最中に落としそうだからな。」

 

律「危なっかしくて機材を運ばせられないよ。」

 

陸「んじゃ、運ぶぞ。」

 

唯「は〜い。」

 

 

 

 

 

 

アンプを講堂へ運ぶ。

 

陸「唯、大丈夫か?」

 

唯「ううぅぅ・・・」

 

頑張って運ぶ唯を他所に、紬は次々と機材を運んでる。

 

唯「ちょっと休ませて・・・」

 

アンプをゆっくり置いた。

 

豊「持ってやろうか?」

 

左手でアンプを持ち上げ、両手にアンプ。

 

唯「おぉ〜。ゆー君力持ち。」

 

豊「だろ?」

 

紬「〜♪」

 

唯・陸・駿・豊「ん?」

 

鼻歌を歌いながら機材を運ぶ紬に4人が唖然としてる。

 

唯・陸・駿・豊(あ・・・汗ひとつ掻かずに・・・)

 

紬「シャランラシャランラ〜♪」

 

 

 

 

 

 

講堂裏。

 

唯「和ちゃ〜ん・・・」

 

陸「和。」

 

和「あ。唯。皆も。今演劇が始まってるから隅に置いといて?」

 

唯「分かった・・・」

 

アンプを隅に置いた。

 

陸「ふぅ・・・結構重かったぁ。」

 

駿「もうすぐ俺達の出番だな。」

 

唯(いよいよだ〜!)

 

 

 

 

 

 

機材を運び終えて部室に帰還。

 

陸「お〜い律〜。機材運搬完了だ〜。」

 

律「お疲れさん。」

 

唯「はあ~運び終わった~。」

 

紬「皆ー。お茶入ったわよ。」

 

唯「わっはーい!流石ムギちゃん!」

 

 

 

 

お茶を戴く。

 

唯「りっちゃんと澪ちゃんと駿君とゆー君って幼馴染みなんだよね?」

 

律「そうだよ。」

 

唯「何時から一緒なの?」

 

律「そりゃもう幼稚園からずっと一緒・・・あれ・・・?小学校からだっけ?」

 

唯「幼馴染み違うんかい。」

 

駿「けど俺と澪は幼稚園の頃から。」

 

豊「因みに俺と律も幼稚園の事から。」

 

陸「じゃあそれぞれの幼稚園から。」

 

唯「澪ちゃんって小さい頃から恥ずかしがり屋さんだったの?」

 

律「そうだぞ~。」

 

駿「もう幼稚園の頃からずっと人見知りでさぁ。」

 

律「それで小学校の頃に私が・・・」

 

 

 

 

小学校時代。

 

律『うわ~!綺麗な髪だね~!』

 

給食時間。

 

律『凄〜い!左利きなんだ~!皆!澪ちゃん凄いよ!』

 

 

 

 

律「って言ったら顔真っ赤にして恥ずかしがってたもんな。」

 

唯「いやそれりっちゃんのせいじゃん!」

 

豊「んで、そんな律を俺が止めに入って、駿が澪を慰めてたもんな。」

 

駿「そこから俺達が出会ったって訳。」

 

陸「運命の出会いって事だな。」

 

澪「機材運ぶの終わった?」

 

部室に澪が帰還した。

 

唯「お!」

 

律「お。何か落ち着いてんな。あんなにボーカルするの嫌がってたのに。」

 

駿「もう決心したか?」

 

澪「そんな子供じゃないんだし。何時までも動揺していられないわよ。」

 

”カタカタカタカタ”

 

ティーカップを持ってカタカタ震えてる。

 

全員(メチャメチャ動揺してるし・・・)

 

陸「もうすぐ本番だろ?主役が怯えてどうするんだ?」

 

澪「・・・もうイヤだ!律!私とボーカル代わって!」

 

豊「そしたらドラムどうするんだよ。」

 

澪「私がやるから!」

 

駿「じゃベースどうするんだよ!」

 

澪「それも私がやるから~!」

 

律「やって貰おうか!逆に見てみたいわ!」

 

陸「ドラベース?」

 

駿・豊「うわ懐かしい。」

 

澪「律~律~!」

 

律「離せってば!」

 

唯「ごめんね澪ちゃん。私のせいで私がこんな声にならなかったら澪ちゃんが歌う事なかったのに・・・」

 

澪「唯・・・」

 

唯「ふんす!やっぱ私がボーカルするよ!」

 

律「いやいやいや。」

 

陸「ハスキーボイスで歌う気かよ・・・」

 

澪「ごめん唯!そんなつもりじゃなかったから・・・」

 

律「・・・あ!そうだMC考えておかなきゃ!」

 

唯「MCって何?」

 

陸「コンサートで自己紹介とかする奴。フリートークみたいな。」

 

唯「ああ!あるある!」

 

豊「それで律。MC考えてるのか?」

 

律「フフン♪」

 

机から立ち上がり、MCになりきる。

 

律「皆さーん!こんにちは~!今日は私達軽音部のライブにようこそー!じゃあメンバーを紹介します!ギター!休みの日には何時もゴロゴロ。甘いものなら私に任せろ。のんびり妖精平沢唯!」

 

唯「ジャンジャーン!ジャラララララララキュイ~ン!」

 

陸「それで良いのか唯さん・・・」

 

律「キーボード!お菓子の目利きはお手のもの。しっとりノリノリ天然系お嬢様琴吹紬!」

 

紬「ポロポロポロポロ。ポロロロロロン。」

 

駿「まぁ間違ってないな。」

 

律「ベース&ボーカル!怖い話と痛い話が超苦手!軽音部のドン!デンジャラスクイーン秋山澪!」

 

”ゴチン!!”

 

澪「誰がデンジャラスだ!」

 

律「ほらその感じが・・・」

 

豊「澪の扱いが酷え・・・」

 

律「最後に私!ドラム!容姿端麗頭脳明晰!さわやか笑顔で幸せ運ぶみんなのアイドル田井中律!」

 

”ゴチン!!”

 

駿「何でお前だけ持ち上げてんだ!!」

 

唯・紬「あははははは!」

 

澪「ん?・・・ぷっ!あははははは!」

 

律「あははははははは1」

 

陸・駿・豊「あははははははは!」

 

 

 

 

 

 

講堂。

 

司会『以上!合唱部でした!』

 

合唱部が終わって幕が降りた。

 

 

 

 

舞台に機材をセットし終えた。舞台袖から唯と紬が覗く。

 

唯「うわ~っ。人がいっぱい居るよ~。」

 

紬「ホントだー。」

 

唯(初めてのステージ!)

 

律「今こそ練習の成果を見せる時だぜ!」

 

唯「うん!」

 

紬「はい!」

 

唯達はさわ子の作った衣装を着ている。陸達は学制服。

 

陸「俺達の後にお前達が披露する。素敵なライブ楽しみにしてるぜ。」

 

唯「任せて!」

 

豊「ん?澪は?」

 

澪「ちょ・・・ちょっと律・・・」

 

そこにゴスロリ衣装の澪が来た。

 

澪「やっぱこんな格好で出なきゃいけない・・・?」

 

律「ククク。よく似合ってますわよ澪ちゅわん?」

 

唯「うん!すっごく可愛いよ!」

 

澪「もう!!」

 

駿「安心しな澪。今のお前は俺達を萌えさせてる。」

 

豊「ありがとな澪。」

 

陸「感謝してるぜ。」

 

澪「もう!何でお前等まで!」

 

司会『次は軽音楽部によるバンド演奏です。』

 

陸「お。来たか。」

 

駿「じゃあスタンバイしますかな。」

 

豊「お前等、俺達のライブもとくとご覧あれ!」

 

cloverty(クローバティ)がスタンバイに入った。

 

 

 

 

 

 

幕が上がり、舞台にcloverty(クローバティ)が立ってる。

 

陸「皆さん初めまして!cloverty(クローバティ)です!僕達はですね、カバーと自由を意味するlibertyをぶち込んだグループ名です。僕達は曲作りは苦手で、動画配信で演奏してみた・歌ってみたの動画をアップしておりまして、人気アーティストの曲をカバーを演奏しております。今回は軽音部の僕達ともう1組のバンドのライブを皆さんにお送りします。あ、飽く迄僕達は脇系です。主役は次のバンドです。では行きましょう!歩く幽霊!」

 

豊「ワンツースリーフォー!」

 

 

 

 

『歩く幽霊』

 

陸『どんな具合だい まだやれそうかい 慎重に点検して 考えて 壊れたところ 直せそうなところ 壊れず残った 強いところ♪』

 

『転んだってさ 待たないでさ 小さくなっていった背中 悔しいけど 恥じる事はない 人それぞれのどうのこうのじゃないの♪』

 

『ずっと聞こえるよ足音が どれほど遠くなろうとも 耳塞いで声を出せ ここにいるよって 誰に向けて♪』

 

『ずっと聞こえるよ足音が いつか自分の出した音が 時を越えて届いたよ 追いついてやっと 重なるよ♪』

 

 

 

 

演奏が終わり、客席から拍手が響いた。

 

陸「ありがとうございました!cloverty(クローバティ)でした!」

 

 

 

 

舞台袖。

 

律「よーし!皆行くぞー!」

 

唯・紬「おー!」

 

澪「おー・・・」

 

 

 

 

舞台。

 

陸「お!主役バンドの準備が出来たようです!皆、頼んだぞ!」

 

 

 

 

cloverty(クローバティ)が舞台から去り、唯達のバンドが壇上した。

 

 

 

 

女子生徒「何あれ?可愛い!」

 

女子生徒「何組の子?」

 

さわ子(私グッジョブ!)

 

 

 

 

注目が集まり、澪がパニックになった。

 

澪(だ・・・駄目だ・・・)

 

唯「澪ちゃん!」

 

澪「!!」

 

パニックになってる澪を唯が助けた。

 

唯「皆澪ちゃんが頑張って練習してたの知ってるから!」

 

律「そうだよ澪!」

 

紬「澪ちゃん!」

 

唯「絶対大丈夫だよ。頑張ろう!」

 

律と紬も澪を助けた。

 

澪「!」

 

 

 

 

舞台袖から、陸と駿と豊がサムズアップで励ました。

 

 

 

 

澪「・・・!」

 

そしていよいよ。

 

律「ワンツースリーフォーワンツー!」

 

 

 

 

『ふわふわ時間(タイム)

 

澪『キミを見てるといつもハートDOKI☆DOKI 揺れる思いはマシュマロみたいにふわ☆ふわ♪』

 

『いつもがんばるキミの横顔 ずっと見てても気づかないよね♪』

 

『夢の中なら二人の距離縮められるのにな♪』

 

澪・唯『あぁカミサマお願い 二人だけのDream Timeください☆ お気に入りのうさちゃん抱いて今夜もオヤスミ ふわふわ時間(タイム) ふわふわ時間(タイム) ふわふわ時間(タイム)♪』

 

 

 

 

演奏が終わると、客席から拍手喝采が響いた。さわ子も、舞台袖の和と生徒会長と陸と駿と豊も拍手喝采を送った。

 

唯「!」

 

律「!」

 

紬「!」

 

3人がやり切って笑顔を見せた。

 

澪「・・・・皆!ありがとーーーー!!」

 

律(これで澪も恥ずかしがりを克服出来そうだな・・・)

 

そして唯達が舞台から去ろうとしたその時。

 

”ギュイーン!”

 

澪「あ!」

 

紬「あ!」

 

”ドシーーーン”

 

コードに引っ掛かった澪が転んでしまった。

 

律「え!?」

 

唯「澪ちゃん!?」

 

 

 

 

陸・駿・豊「澪!!」

 

 

 

 

澪「うぅ・・・あいたたた・・・」

 

女子生徒達「あ!!」

 

澪「ん?」

 

転んだ澪のスカートの中が見えてしまっていた。

 

”カシャ!”

 

中にはカメラに収める輩が。

 

陸「おいおいおいおい!!」

 

咄嗟の判断で陸が舞台袖にあったシーツを持って出て来て、澪のお尻を隠した。

 

陸「ふぅ・・・澪、大丈夫・・・か?」

 

澪「い・・・」

 

 

 

 

”キャアアアアーーーーーー!!!!!”

 

学校中に澪の今まで以上の悲鳴が響いた。

 

 

 

 

 

 

学園祭が終了してから翌日。

 

律「皆!昨日はお疲れさん!」

 

全員「お疲れ様ー!」

 

律「唯は初ライブにしては中々のものだったよ!」

 

唯「いや~。」

 

律「cloverty(クローバティ)はテンション上がるライブありがとな!」

 

陸「いやいや。」

 

律「澪は・・・ファンクラブまで出来たらしいぜ!」

 

あの一件により、澪のファンクラブが出来上がってしまったのだ。

 

紬「わ~!凄い!」

 

律「当の本人は再起不能だけどな。」

 

駿「澪。しっかりしろ。澪。」

 

澪「パンツ・・・パンパンパンツ・・・もうお嫁行けない・・・」

 

豊「克服まで程遠いなぁ・・・」

 

あの一件により、澪のトラウマが増えてしまったのであった。

 

『END』




         キャスト

       平沢唯:豊崎愛生
       秋山澪:日笠陽子
      田井中律:佐藤聡美
       琴吹紬:寿美菜子

       古川陸:土屋神葉
       真中駿:堀江瞬
       西原豊:深町寿成

     山中さわ子:真田アサミ
       真鍋和:藤東知夏

      女子生徒:巽悠衣子
           後藤麻衣
           中村知子
           嶋村侑



『次回予告』

律「クリスマス会のチラシを作ったよ〜!」

澪「ひええ!」

紬「こっちが欲しくて替えて貰っちゃった。」

憂「何作ろうかな〜?」

梢「何が良いかしらね?」

唯「出来た〜!うわああ!・・・っと!」

陸「ふぅ・・・」

唯「今年もサンタさん来てくれるかなぁ?あんまり良い子にしてなかったから、来てくれないのかも・・・プレゼント貰えますように!」

#7「クリスマス!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
cloverty(クローバティ)

チャンネル登録者数・150万人

陸、駿、豊の3人で結成したバンド。
3人が曲作りが苦手な為、カバー曲でライブを披露する。

放課後ティータイムより先に決まったグループ名。

YouTubeもやっており、人気曲の演奏してみたの動画が話題となり、登録者数は100万を超える人気チャンネルとなった。

由来はcoverに自由を意味するliberty入れたと言う。
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