遠い昔、かつて滅びそうだった世界には天空があった。
それは、とても尊いもので、とても残酷なものであった。
神々と人間は外の世界から来た救世主とともに協力し天空から世界を救おうとした。
台地は荒れ、人々はどんどんと倒れていく。
それでも人々は解放を自由を願った。
神々はそれに応え戦った。
その努力の末、世界は救われ天空は堕ち、神の目も消えた。
しかし、それを勝利とし喜ぶにはあまりにも犠牲が多かった。
救世主は行方不明となり。
神々の眷属も消え去った 。
そして神々も七人いたうちの三人の神しかのこらなかった。
かつて、共に喜びあった仲間消え、変わらずあった風景はその面影すらなくなった。
残った三人の神は土地を再構築した。
そして、人々と平和に、、、平和になった世界で暮らした。
彼らと人々はわずかな希望を持ち行方不明となった友を探すためにともに旅に出た。
しかし世界中を旅をしても友は一人も見つからない。
それでも臣民に励まされ冗談を言いながら笑いあった。
彼らは友のいなくなった世界で僅かな幸せを感じていた。
しかし、その幸せも長くは続かなかった。
人々は神々に刃を向けた。
自分たちが天理にしたように。
あなたたちのせいで!お前らが!
人々は彼らに呪いを吐いた。
きっと民たちも自分の愛する者たちが見つからない不安、焦り、絶望。
そんな感情に支配されたのだろう。
神々はそんな人々の刃を受け止めた。
彼らは体にも心にも深く傷を負った。
彼らのために、臣民のために命をかけて戦った。
それなのに何故、、、
彼らは深く悲しんだ。
でも抵抗はしなかった。
彼らは疲れてしまったのだ。
いや、彼らはずーっと疲れていたのかもしれない。
神としての責務も友がいなくなったことも
どんどんとすり減っていく心に嫌気がさした彼らは何も感じないように眠りについた。
もう目覚めることはないと思って。
彼らが眠りについた後民たちは己のしたことの愚かさに嘆いた。
何故あんなことをしたのだろう、戻ってきてほしい。
そう願い思っても彼らに届くことはなかった。
彼らはせめてもの償いとして彼らのことを書き記した。
しかし民たちの努力もむなしく、何十年も何百年もたつと物語だと人々の記憶の中から消えてしまった。
書物さえも倉庫の奥深くに眠るだけだった。
彼らを知るものは誰もいなくなってしまった
彼らが寝た日から何千年がたったある日世界は異変が起きた。
かつて璃月と呼ばれた場所、中国で発光する双子が生まれた。
それと共にかつて滅ぼしたはずの天空が突如として再び現れる。
それを機にかつて元素力と酷似した何かが生まれた。
人々はそれを個性として崇め讃えた。
それが大きな代償を生むとは知らずに。
そして人々の9割が個性を使えるようになった世界で彼らは再び目を覚ます。