七神のヒーローアカデミア   作:098

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3話

 

風神side

 

 

「まったく、、、お前らは何千年生きているんだ」

 

ため息でもつきそうな爺さんは今にも説教を始めようとしようとしている

 

「待ってよ爺さん!ボクは悪くなくて」

「わーたーしーが来た!!!!」

 

ボクが爺さんの説教から逃れるために言い訳をしようとした瞬間大きな声と共に彼は空から現れた

久々の友との会話に水を差されたことは少し不服だが彼が来たことによって叫び声が恐怖の叫びから歓喜の叫びに変わり先ほどまでの張りつめた空気が一気に和らいだ

きっとかなり人望があるのだろう

 

「おいおい、君たち個性で他人を傷つけることはしてはいけないだろう?」

 

彼は子供に諭すような声色でこちらに語り掛けてきた

もしあのかわいい非常食がいたら「オイラたちを子ども扱いするな!」と抗議の声を上げていただろう

ああ、懐かしいな、と思い出に浸り個性という単語は無視をすることにした

だってしょうがないじゃないか、個性なんて自己紹介でも言うか言わないかぐらいの認識だ

それで人を傷つけた?まったく何を言っているかわからない

しかしこの誰でも知っていて当たり前のような雰囲気で分からないという答えを述べるのはさすがのボクでも少し勇気がいる

横にいる二人の友もさすがに空気を読んでそんな答えはしないはずだ

 

「ふむ、、個性とはなんだろうか?」

 

「個性ですか、、物静かな方とはよく言われますね、、」

 

、、、期待したボクがおかしいのかな?

確かに七神、下手したら旅人たちの中でもトップを争う天然堅物の二人に空気を読めなど難しすぎたのかもしれない

 

「なに?個性を知らない!?」

 

まるで化け物でも見たかのような驚きようだ

彼だけじゃなく爆発少年や周りにいた人たちからも驚きの声が上がる

 

「まぁ、なんとなくわかっているけどね」

 

ボクがそう言い放つと横にいる二人は疑いの目をこちらに向けてくる

爺さんたちはまったくボクの言葉を信じていない

本当だよ!と抗議すると爺さんは呆れたような表情で日頃の行いのせいだ、と言ってくる

 

彼はそんな僕たちのやり取りを見かねて話をつづけた

 

「ゴホンッ!とにかくその力は危険だから使わないように!それと少年と君は特に!」

 

そう言い彼は急いでどこかに行き爆発少年と将軍様はどこかバツの悪そうな顔をみせた

 

「はーいみんな落ち着いてー」

 

どんどんと成人した人間が集まる

テキパキと怪我をした人々を運んだりしている

最初の張りつめた空気など微塵も残っていない

先ほどまでにぎやかだった人たちも少なくなりついにはボクらだけになってしまった

新しくなった世界をぼーっとしながらそれを眺めていると

 

いつの間にいたのだろうか一人の少し小汚い男がボクたちの目の前に立ち手の中から動物を差し出した

 

「やぁ!こんにちは!!」

 

動物はそう喋りこちらを見つめた

成人した大人たちも全員がこちらを見ている

多分僕たちに危害がないかを判断しているのだろう

 

「こんにちは!きみはネズミ?それともハムスター?」

 

久々に見た喋る動物に少しテンションが上がる

後ろから何度目かの呆れた視線を向けられるが無視をして動物に向き合う

 

「ネズミでもハムスターでもないその正体はここ雄英高校の校長、根津さ!」

 

「高校?、、校長?すまないがそれはなんだ?」

 

後ろで爺さんが困惑した声を上げる

はぁ、まったくこれだからお年寄りは、、、最近の言葉を知らないなんて、、

え?お前も知らないだろって?

もちろんボクはわかっているさ!もちろん酒場のオーナーのことだよ!

今の世界はこんなにも酒であふれているなんて最高だね

早くあのリンゴ酒がのみたいなぁ

 

今日何度目かの現実逃避をして精神を落ち着かせる

 

「個性も知らない、高校という言葉も知らない、、お前たち何者だ?」

 

今度はあの動物、、校長ではなく少し小汚い男の方が話しかけてきた

男はこちらをにらみつけていて明らかに警戒していた

 

「、、それには答えられません」

 

やっと開いた将軍様の声は拒絶するような声が含まれていた

そんな彼女の意見に賛同するように爺さんも

 

「すまないがそれには答えられない」

 

そういい放った僕たちに対する目はどんどんと鋭くなっていった

数秒、沈黙を突き破ったのは校長だった

 

「君たち高校に入らないかい?高校というのは知識を得られる場所さ!君たちの助けにもなると思うんだ!」

 

小汚い男を筆頭に数名の大人たちは慌てていた理解できないといった様子だ

しかし校長が何やらひそひそと話すと少し不満気だが何とか納得したような感じだった

 

「君たちはどうかな!」

 

「ボクはもちろんいいよ!」

 

「まぁいいだろう今を知らない俺たちにとっていい機会だ」

 

「そうですね」

 

爺さんも将軍も特に不満はないようだ

それどころか目がキラキラしていて楽しみなのがこちらにも伝わってきた

 

「じゃあ決定だね!ついてきてくれ!!」

 

そういって校長は歩きだした

 

 




なんでオールマイトが出てきたのって?
出したかったからですよ!!!!
いろいろとやばいがまあよし!

ところでなんだかんだ七神の中で一番しっかりしてるのってウェンティだと思うんですよ。
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