灰被りの為の舞踏曲   作:ふかひれ

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14話 編入生登場(狂)

あーー!!

 

大掃除しなきゃ……

 

しゅーーごーーー!!!

 

ロリ長からの集合合図で集まる面々。

 

 

 

 

「番号ッ!!」

 

「1」 たづな

「2」誠

「3」ルナ

「4」ライス

 

 

「5ぉぉお」スカーレット

 

 

 

「……・6」 スカーレットに引きずられて来たタキオン

 

 

「……少ねえええ」

「大掃除やるには少ねえよお…」

 

 

 

「7!!」

 

「乙名史さん…!?」

 

 

 

 

 

 

 

はぁあちいいい!!!

 

 

 

「……は?」

 

「…誰?」

 

 

 

 

「おいーーーっす!謎のウママスクの登場だぜーー!」

 

と、突如現れたマスク姿のウマ娘。

 

「あっはっはー!!シケた面すんなって!な!?理事長!!」

 

と、たづなさんに向かって言うマスク。

まあ…順当だわな…?

 

 

 

しかし、俺達は真の理事長に問いただす。

 

 

「…理事長?」

 

「え!?あ?!わ、私は何も知らないぞ!?本当に」(本当)

 

「……ええ…」

 

 

 

 

 

「…で?誰だ?怪しいマスクさん?」

 

「……覚えてねえのか?」

「アタシだよ……ゴルシちゃんだよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『おい!手を離すなッ!』

 

 

『えへへ…ドジっちまったぜ…すまねえ…』

 

『諦めんなって…な!?」

 

『…帰りを待つ奴が居るんだろ?』

『行けよ』

 

パッと手を離すゴルシ…彼女は谷底に落ちて行く…。

 

 

『ゴルシイイイイイイ!!!』

 

彼の悲痛な叫びがこだました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なっ!?お、お前…生きてたのか!?」

 

「ああ!生きてたぜ!何とかな!」

 

「下はマグマだったのに…!?」

 

「アタシにはあんなの…ぬるま湯だ」

 

 

「ゴルシ…」

 

「たけし!」

 

ガシッと握手からのハグで再会を祝う2人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんな出会いがあったんですね…たけしさん…」

 

 

 

 

 

「いや知らんけど?俺誠だし…」

 

 

 

 

 

「「「「おおおおおい!!!」」」」

 

 

 

 

 

「えええ!?あんなにやっといて!?」

 

「初対面」

 

「ええ!?!?」

 

 

 

 

「あっはっはっはー!いいねえ!ノリがいいよ!アンタ!」

 

「こんなに笑ったのは…宇宙旅行以来かな?」

 

 

 

 

「……濃すぎるよ…キャラが…」

 

「ライス…深く考えるな……」

 

 

 

 

 

ひとしきり笑った彼女が言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で?ここは何?」

 

 

全員でコントみたいにずっこけた。

 

 

 

 

 

 

 

「え!?ここ学校なん!?」

 

「今更!?」

 

 

「あー……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし決めた!!」

 

「何を!?」

 

 

「アタシここに通う!!」

 

 

「はぁ!?」 驚愕

「はぁ!?」 困惑

「はぁ…」 絶望

「はぁぁ!!」喜び

 

 

 

「お?おう?!歓迎されてんの?困らせてんの?」

三者三様のリアクションに驚くゴルシ。

ちなみに喜んでるのは理事長とたづなさん。

やったね!生徒が増えるよ…

 

 

「さっそく…入学?編入?手続きを……」

「どこから編入?」

 

「ウマセン」

 

真面目に生徒手帳を出すゴルシ。

 

「ええ!?ウマセンから!?」

 

ウマ娘育成セント学園略してウマセン

無類のエリート学園である。

 

大会総なめは当たり前で、圧倒的に強い。

そんなエリート学園からの編入……

 

 

「あ!モシモシ。アタシ…ゴールドシップ。編入の話決まったんで、ええ、トレセン学園です。今手続きやってんで…必要書類送っといて」

 

 

 

 

「はい完了」

 

 

 

 

 

「と言うわけでアタシはゴールドシップ!」

 

「よろしくな!」

 

 

 

 

 

 

「いやいやいやいや!何で!?」

 

 

「いやー…なんかさ…合わなくて…というか、疲れてさ」

「楽しくねえ…っつーか…」

 

「でもよ!ここのトレーナーは面白え!だからここで走りたいって思うんだ」

 

 

 

「ダメか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいや…面白い奴だ。是非とも来て欲しい」

そう理事長は言った。

 

 

 

 

頭を抱えるウマ娘メンバー…。

 

「だが…君達にはいい刺激になるだろうな」

 

「…刺激?」

 

「日本一と言っても過言ではないトコの編入生だ。トレーニングのレベルアップもかなり期待できそうだ!」

 

「…そうだぜ?アタシ…お前らには負けないと思う」

 

 

「「「「は!?」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と言うわけで簡単にレースをやる。

 

 

「見てろ…編入生!」

「負けないから!」

「…負けない」

「……」

 

 

「おうおう…気合十分ってか?いいねいいね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な?言っただろう?」

 

 

 

 

 

圧倒的だった。

それ以外の言葉が見つからない。

 

 

皆、はぁはぁと息を切らせてゴルシを見つめる。

 

 

 

嘘でしょ?ってくらい余裕のぶっちぎりで負けた。

 

こんなにも遠いのか?

私達の目指す先はもっと遠くなった。

 

 

 

 

 

「……でもよ」

ゴルシが言う。

 

 

「これで終わりじゃないだろう?」

トレーナーも重ねて言う。

 

 

 

 

「言ったろう?俺らの目標は…こんな壁よりもっと高いんだ」

 

「なら…もっと強くならんとな」 

ゴルシも言う。

 

 

 

「…で?目標って?」

 

「レースの在り方を変える」

「もっと皆が自由に誇りを持って走れるように!!」

 

 

 

 

「………」

 

 

「…ゴルシ…?」

 

 

 

「ん?あ、いや、なんでもない…」

「いいね!いいね!そういうゲームの主人公?みたいなの?いいね!ゴルシちゃんも頑張っちゃう!!」

 

 

 

 

「だから…その為には強く何なくちゃなあ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…悔しいが、その通りだ…」

ルドルフが言う。

 

そうだ…

こんな所で止まってられない…。

私達の夢は…こんな所で止まれないから…。

 

 

 

 

「…シンボリルドルフだ!よろしく…ゴールドシップ!」

 

「おう…よろしく」

 

固く握手を交わす。

 

 

 

 

 

 

 

食らって行く…

そのウマセンも…ゴルシも…

私はもっと強くなるッ!!!

 

 

 

心の中で闘志が燃え上がるルナだった。

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