灰被りの為の舞踏曲   作:ふかひれ

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閲覧ありがとうございます。

原作ゲームとは違った流れになります。

トレセン学園はまだ小さな学園です。

現状のレースにはお金を掛けたようになってます。
ライブもありません。


主人公とウマ娘…周りの皆が
レースを通して、栄光を掴みに行く中でその在り方を変えて行くお話でもあります。



プロローグ
1話 それをきっと運命と呼ぶんだ ①


ここは…私の舞台…

 

私は………

 

私は……ここで…勝つんだ。

 

 

この世界を変えないか?

懐かしいな…その言葉…

 

 

さあ…出走だ!

いこう!トレーナー君!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星の巡り合わせとは奇妙なものである。

これは泥を被ろうと…転ぼうと…夢中で勝利と栄冠に手を伸ばし続けるウマ娘とトレーナーのお話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

ここはとあるレース場。

ウマ娘とかいう女の子が走って…所謂人間競馬。

 

目が覚めたらここに居た…訳ではない。

俺の話はまあ…別の機会にしよう。

 

 

レース場を眺めながら…走るウマ娘を見る。

 

 

たった…とは言えないが約2kmを走る為に…その数分の為に命を燃やす。

優勝…一着はただ1人。

栄冠も…名誉も何もかも…1人のもの。

 

それを掴む為に彼女達は灰被りの中で輝くダイヤモンドを目指す。

 

 

 

 

 

 

 

今はその練習の真っ最中だろう。

 

 

 

 

「……ごめんなさい」

 

「ライスが居るから…見つからなくて」

 

「そんなことありませんよ?元気出してください」

 

「肯定ッ!その通りだ!出会いは運命の巡り合わせだ!まだきっと大丈夫」

 

そんな声が聞こえてきた。

そちらを見ると………

緑色の服を着た女性と………ん?子供かな?うん?

1人は…うん…ウマ娘だね…。

黒と紫の服に…長い髪…片目が隠れる程の…。

 

「理事長の言う通りですよ!ライスさん」

 

理事長…?名前かな?

いや…合法ロリってのかもしれない…。

やめよ…真面目に生きよう…

 

 

 

ほう…ライスってのか、あの子は。

 

「…そうだ。大丈夫だぞ」

 

「会長…」

 

 

…威厳たっぷりのあの子はカイチョーと言うのか…。

 

 

 

 

 

 

 

その時…ヒュウと風が吹いた。

「あ…」

 

ライスの帽子が風に飛ばされてこっちへ飛んできた。

 

 

「おっと!」

 

俺は奇跡的なミラクルキャッチで帽子を掴んだ。

 

 

 

 

 

 

素晴らしくカッコいいキャッチ…

これはモテる。

 

 

 

 

 

ズルリ…

まあ…そうだよね。

こけるよね。

 

 

 

ドシャァア!!!

 

 

 

 

は、恥ずかしいッ!!

でもね?でもね?帽子だけは守ったよ?!

 

 

「だ…大丈夫ですか!?」

と、ライスと呼ばれた子が駆け寄ってくる。

 

そして…捕まってください…と手を伸ばしてきた。

 

「あ…あはは…こけちゃった…恥ずかしいな」

 

 

そして…その子の手を取った。

 

「「「「!!!!」」」」

 

 

「ありがとうございます。…飛びましたよ。はい……ーって…え?」

帽子を紳士的に渡そうとしたが…皆が固まっていた。

 

「…ごめんね…カッコ悪くて…」

 

「…そんな事ないよ、ありがとう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから少ししての事だった。

 

とあるウマ娘がスパートをかけた時の事…。

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ…amg.pjmgwgt…のに…」 

彼はポツリと言った。

 

「……?!」

ルドルフは耳を疑った。

 

 

 

次の瞬間!

 

 

 

「あっ!やべええ!忘れてたッ!」 

突然彼は叫んだ。

 

びくうっ!!

走っていた子は驚いて止まった。止まってしまった。

 

全員が彼の方を見る…。ざわざわとし始める場内。

「な、何ですか!?あなたは!邪魔するんですか?ちょっときてください!」

 

と…別のトレーナーに連れて行かれた…と言うか摘み出された。

 

 

 

 

「…変な方だったんですね」

 

「残念!好青年だと思ったのに」

 

 

「…」

黙って考え込むカイチョーことシンボリルドルフ。

 

「…」

心配そうに彼を見つめるライスシャワー。

 

 

 

 

「君…あの男の人とは知り合いかい?」

 

「い、いえ…」

会長に尋ねられて答えるウマ娘。

 

「どうした?会長」

 

「ん…いや…少しな…」

 

 

 

 

 

 

 

数分して…件のトレーナーが帰ってきた。

 

「あぁ!たづなさん!秋川理事長!」

「すみません…お見苦しいところを」

 

 

「いえ…あの方は知り合いですか?」

 

「いやいや!初対面ですよ…!」

「でもね?アレなんですよ…わざとだって言ったんです!本当失礼な奴ですよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女達はその後の発言に凍りつく。

ルドルフは疑問が確証に変わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あのままスパートかけたら……この子が壊れるって言ったんです…だから止めた…早く医者に見せなって」

「あの子は長距離スタミナを鍛えた方が良いって」

 

 

 

 

 

 

 

「やはり…」

 

「え?どうしたの?会長…」

 

 

「アイツは…あの男はボソッと言ったんだ…」

 

『あぁ…短距離向きじゃないのに…アレじゃ壊れるな…()()()()()()()()()()…』と…。

 

「「「「「!?!?」」」」」

 

 

 

 

 

 

「…」

皆の視線はその子に集まる。

 

 

 

「え…あ…」

 

 

「と、トレーナー…実は…足が調子がおかしいんです…」

 

「…本当か?…何故言わない?」

 

「も、もうすぐレースで…どうしても…出たかったので……」

 

 

 

 

「疑問ッ!君ッ!この子の走行記録を見せてくれっ」

 

「は、はい!!」

トレーナーは急いでバッグからそれを取り出した。

 

「たづな!」

 

「はい!!」

 

 

ペラペラとめくって行く。

 

 

「これは…」

 

 

彼女の記録表を見ると…。

一見、短距離向きに見えるが…

よくよく見ると…確かに長距離になればなる程に僅かにタイムが伸びていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾクゾクッと背中に何かが走った。

それは…何とも形容し難い…高揚感ッ!!

 

 

 

 

 

 

 

もしもこの感覚が本物なら…私が見た…あの姿は…夢じゃないかもしれないッ

 

 

 

「あのお兄さん…凄い…」

 

「…理事長……ッ!!」

ルドルフは叫んだ。

 

「理解ッ!!わかる!何が言いたいかわかるぞ!」

 

4人は急いで彼を追いかけて走り出した。

 

 

 

 

 

 

もしかしたら…彼なら…ッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし…彼を見つける事は出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…いてて……」

「あんにゃろ…あんなに引きずらなくても……」

 

 

 

「あいよ!ラーメンお待ち!」

 

「おほー!いただきまーーす!」

 

 

 

「兄ちゃん…さっき競馬場居たろ?」

ラーメンを出しながらジーサンが言う。

 

「お恥ずかしい…見られてましたか」

 

ズルズルとラーメンを食べる。

悪いことしたかな…?あの子には…なんて思いながら。

 

でも…仕方ない。

彼女が壊れるよりマシだ……あのトレーナーが気付けばの話だけれども……。

 

 

 

 

 

 

俺なら上手くやれる…何なんては思わない所詮は偽善。

それほどの能力もない…。

ただ…彼女達には高く飛んで欲しい。

 

 

「……まあ…理由は聞かねえよ…変わり者の兄ちゃん」

 

「…あはは……」

 

 

 

そうさ…変わり者さ…。

だって初めてじゃねえもん……あんなこと…。

ダメだ…

 

 

 

「ご馳走様でした!」

 

「また来いよ…!兄ちゃん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あら!?あなたは…やっぱりさっきのは!」

 

「げっ!?乙名史さん!?見られてた!?」

 

「ここに居たんですね!?ーって待ってくださいよー!!」

 

「き、記事にはしないでーーーー!!」

 

あの記者はまずい…

どれくらいまずいかと言うと……言葉には出来ないくらいまずい。

 

 

 

 

 

 

 

「…逃げちゃった……もう…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「偶然ッ!乙名史ではないか!」

 

「あら!秋理事長!ご無沙汰です」

 

「なんだか嬉しそうですね」

 

「ええ!久しぶりにあったんですけど…逃げられました」

 

「??」

 

「ふふっ…さっき競馬場でプチトラブルを起こした人ですよ」

 

「それは!?」

「どっちに行った!?」

 

「え?」

 

「その男はどっちに行った!?」

 

「え…あっちですけど…」

 

「理解ッ!行くぞッ」

 

 

「え?!?何?あなた達も知り合い?」

 

 

「いや…今から知り合いになるッ!!」

 

 

「え?何それ面白そう…私も行く!!」

 

 

一行は彼が向かったとされる方向に走って行く。

 

 

 

 

 

 

「なんで彼を追ってるんですか!?」

 

「あの人に可能性を見たから」

 

「トレーナーになって欲しいんだ」

 

 

 

 

 

道中で詳細を話す…。

 

「あー……なるほど。トレーナーになってくれないか?と頼むんですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…無理だと思いますよ」

乙名史は言った。

 

 

「え?」

「なんで?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だって…彼はトレーナーを辞めた人なんですから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




間違えてあげたので上げ直しです…


ゆーっくりだからやっていきますので
よろしくお願いします(๑╹ω╹๑ )
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