ポケモン世界の就職活動   作:ねねと

1 / 14
こんにちは
ただの初心者でございます
筆者は頭が悪いため、多少の矛盾はどうかお目こぼしを
そして私の世界観説明──といっても正直どこかで見たことのある物のパッチワークにしか過ぎないかもしれませんですがどうか良ければ一目見てやってください



最初のポケモン─世界観説明

鳴き声がする

 

 

「ピッカア!」「ライー?」

 

鳴き声がする、うちのポケモン達だ、こんな無能に構うとはこいつらも暇人、いや、暇ポケである。

もっとも、母、キデコのポケモントレーナーとしてのパートナー達として働いていた、否、今も働いている有能なこの子達とは余裕と言うものが違うのだろう。

 

「ハイハイ、ふぁぁー……今起きるから」

誰だって目覚ましビンタで起こされたくはないのである

「ヤストモー!ご飯できてる!」

「わーってますよ」

「さっさと食べちゃってよ!もううちの子らは全部終わった!私ももう仕事行くから!」

「わかった、わかったわかったわかった」

「ったく、さっさとしてよ、洗い物終わらないじゃない」

 

今現在ピカチュウを撫でて寝たままスマホ握りしめてる僕年齢18、名前はヤストモ、ホクヨー地方(地形は東北に似ている)のライゲンシティ(福島辺り)住みだがライゲン大学に落ちて無職の身というなんとも情けない身分である

 

僕は所謂転生者というヤツである。僕の頭の中の記憶にはポケットモンスターというゲームシリーズの知識があるのだ、正直いまいち転生前の記憶が役に立った記憶はない、むしろ前世は怠惰の末に自殺した性格の悪い豆腐メンタルな病気持ちである。

ある程度の自我を持って産まれてきたが、残念ながら小学生の頃から人とはあまり喋れず(好みの話題が合わない、面倒くさがり、勉強もやる気が無い、コミュ障)生まれつきスマートフォンばかり見ている人生だ、バトルに向いているとも正直思えないし、何より何かをなそうとする意識が薄い、生活の危機だとかならば話は別かもしれないが、前世ではさっさと飛び降りてしまうほどにメンタルの弱い価値がない男である、ポケモンを持っても僕の手持ちになった子が哀れすぎる、そのため僕はポケモンを持っていない、良く絡んでくる家のピカチュウやライチュウのは母が育て上げて自分で自分のことをできるが、僕の手持ちの世話をできるかが不安だからである。

 

まあそんな今後役に立たないことはどうでもいいとして、珍しく昨日親父のハマタが帰ってきた、昨日「大事な話がある」と言っていたが、こんな人生の敗北者に何の用だろうか、僕は今浪人生というカテゴリーにすら入っていないほど何もない、勘当とかその辺だろうか?

 

飯を食った後、わざわざ庭にて親父は言った

「お前には俺の仕事を手伝えるくらいのトレーナーになってもらいたい、ジム巡ってバッジ取ってこい」

「あー……レンジャーの仕事をすか…俺にできるとは正直思えないんですけど」

「他にも理由はある、俺の収入ならばニート一人抱えても養っていけはするが、俺も人間だ、肉体的な衰えからは逃れられん、この間な、人に捨てられたポケモンから攻撃されて危うく怪我をしそうになった」

「……そりゃーポケモンと人間じゃ頑強さが違うでしょう、むしろ自然の脅威や人に良くない感情を持っているポケモン相手にして命無事ならそれでいいでしょう、そもそもポケモン繰り出してる親父に勝てる野生なんて何ですかそのホラ話、てか下手なポケモンなら親父一人で十分でしょう」

「違う、ポケモン達をボールの中で寝かせて、その上で俺がアンテナを張れていなかったのが原因だ、俺はすっ転んだが、ポケモン達がすぐ起きてくれてちゃんと解決したよ……つまりもう俺はいつ死ぬかわからん身と言っても決して過言じゃない」

「これから気を張ってりゃ親父とポケモンたちなら問題無さそうなもんですけどね」

「一度あったことだ、二度目が無いとは言い切れん、それに加えて理由はもう一つある」

「何ですかそれ」

「ルトバ団の再結成があったようだ、その時に良くない在野を吸収して、今もそれが続いているらしい」

「……マジすか、母ちゃんから武勇伝聞かされてたけどそれ親父と母ちゃんとあといろいろな人でカチコミいって逮捕されたんじゃないの?」

「事実だ、リーグから連絡が来た」

 

ルトバ団というのは、早い話がヤクザだ、『ポケモンは上位存在である』という文句をモットーにした団体で、ポケモンに敬意を持っていないと入れない、入団時には団長のエスパーポケモンによる審査があり、ポケモンに敬意を持っていなかったり、バトルが下手なのにそれを自覚せずにリーグへいこうとしている者は普通に弾かれ、普通の犯罪をしてたならば警察署に送り、ポケモンハンターとか自分のポケモンを犯罪に巻き込んでた者は腕を切り飛ばし出血を止めて皮膚だけを治療をした上で警察署に送る過激派な団体だ、10歳前後でジム巡りに精を出して学歴が無く、しかしポケモンリーグから負け続きだったり、心が折れてしまった元リーグトレーナーやリーグ検定一級も二級もゴロゴロいる実力派揃いの連中のため、そうそう簡単には手を出せず、他の理由もあってなかなか手を出せなかったそうな、その理由は団長の強さと団結力だ。

リーグトレーナーはたくさんの強力なポケモンを持っており、合計で数十匹持っていることもよくあることだ、リーグ本部の命令でいろいろやることも珍しくないが、やはり主戦場はリーグの試合、自分の手札をわざわざ他のライバル達の目の前で晒すなんてことはまずしない、連携、団結において普段関わらないリーグトレーナー複数と日常的にコミュニケーションを取って団長の元に纏まっているルトバ団員は圧倒的な差があった。その上で団長は『重力』を使って敵の攻撃を通さず、団員の攻撃の時は素通りさせるなんて事をやっていたため、リーグトレーナーを投入しても尚ルトバ団の本部は落ちなかったらしい。

この世界は努力値の制限なんてもんは無く、ポケモンの能力そのものだけではなく技自体すら際限無く鍛えようと思えば鍛えられる、さらに種ごと、個体ごとに何の技が得意か、その個体ごとに好むバトルスタイルだってあるのだ。

これらのポケモンを持っているトレーナーを逮捕したらどうなるか、そのポケモンたちは「犯罪者の手持ち」というくくりになってしまうのだ。

今やネットで繋がれる時代、育成のある程度の理論的なノウハウもネットで簡単に手に入る、真面目にリーグトレーナーを目指していて、頭角を現していけばリーグトレーナーを全うに廃業しようとしている人からポケモンを譲って貰うことは難しく無い、そしてその中でわざわざトレーナーが犯罪者だったポケモンを受けとる人などいる筈がない、受け取ろうとするのは、リーグトレーナーの目からポケモンを受けとるべき人間の選別から漏れた人間である。

リーグトレーナーから見て強くなれる才能が他より無い者に強力なポケモンを与えたらどうなるか、本来全うにポケモンが小さい頃から育成すればリーグへ行けなくても普通にリーグ検定二級に合格してポケモンを使って飯を食っていける者でもいきなりリーグトレーナーが育てたポケモンを渡されればもて余してしまう、なれない環境からかポケモンの方から逃げ出す事例も数多くありあり、ポケモンからしてもも自身が強いことに自覚的でエサに困ることは少ないことがわかっているためにリーグトレーナーが戦術を仕込んだ個体が野生の生態系を壊してしまうことになりかねないのだ、そしてポケモンのしでかした事はトレーナーの責任とされ、経歴に傷がついてしまうということになってしまう。

人間だって突然「ここが今日から君の家だよ、君の元トレーナーは犯罪者になってしまったからね、もう会えないよ」なんて事言われて飯を食える能力が有ったら逃げ出すに決まっている。

これを防ぐには、リーグトレーナーと受けとるポケモンを交流させ、受けとるポケモンに事情を説明し、受け取るトレーナーの環境に慣らす事が必要だ。

ポケモンも、事情がありちゃんと自分を思っての行動ならば受け入れないことはまず無い。

幸いなことにルトバ団は実力派揃い、学歴が無くとも稼業に困ることはなく、ジム巡りの旅の経験者は数多く存在し、護衛依頼やお金を払えばジム巡りの旅をするお供として親が雇うことすら可能、その時はオプションもつけられ、旅の困難にジム巡りの手持ちが全員戦闘不能になってから団員がポケモンを繰り出す、旅の困難に直面したときにアドバイスする、ポケモンハンターなどの犯罪者から守るのがデフォルトであり、オプションとしていろいろあるがその一つとして上記手順を踏まえた上でリーグトレーナー崩れの新人団員のポケモンの譲渡がある、リーグトレーナーを辞めたら当然リーグトレーナーとしての給料は無いため、数十匹単位のポケモンは養うのは流石に無理なためだ、あまりにもボックスに入れっぱなしにしておくとトレーナーとしての義務を放棄したと見なされ、そのポケモンの所有権を剥奪されるためにボックスに入れっぱなしは出来ない。

ちなみにジム代行の依頼は発言すればそらをとぶで自宅に強制送還したそうな。

明確な法律違反はどう足掻いても司法でも腕を切り落とすレベルの犯罪者トレーナーの腕を勝手に取っただけのため、民間からしてみれば恐ろしいが自分に被害が有るわけでもなく無関心、政府からしてみればわざわざ敵対してデカイ被害を負うよりも放置する方がまだマシ、警察から見れば威信が落ちる行為として認知されていた。

ジム巡りの途中ですでに非常に実力の高かったうちの両親とその友人たちは腕が無い人間を運んでいる団員を目撃し、運ぼうとしている警察署へと駆け込み、そこの警察署もいつもの事ながらルトバ団の行為にあまり良い感情を持っていなかったため、3日後にあれよあれよと警察の総動員による奇襲じみた大突入が始まり、ルトバ団はパニック状態になり、警察官たちも待機しており止められたにも関わらず、正義感が非常に強かった若く無鉄砲な当時の両親と友人たちも裏口から突撃していった。リフレクターや光の壁で出口を塞ぎ、その辺の廊下も塞ぎ、ルトバ団は阿鼻叫喚だったらしい、纏まり過ぎると崩れたときに被害がデカイのだろうか。

そして少し前にボスや幹部達が釈放されていたようだ

 

「なるほど、良くない奴らに僕が人質に取られんように強くなれって事ですか」

「そうだ、俺らは奴らに恨まれてるからな」

「じゃーなおさら家に居たまんまの方が良いんじゃ?」

「ニートのお前なんかにつける人員は居ない、包囲されて数の力があれば家にいるジバコイルやピカチュウたちも持たん」

「いやでも旅行った方が危険なんじゃ、ジム戦のために町にとどまることだってあるんだしさ」

「奴らも組織だ、まだ大口の収入源も無い状態で何の金にもならん上に無駄にデカイリスクを負うことに人員を割く判断は避けるだろうよ、それにジムリーダーのお膝元で悪事を働く無謀さもわかっているだろ?何か変なヤツに絡まれたらコイツに乗ってジムに逃げ込めりゃ問題ない」

 

そう言って親父はモンスターボールからポケモンを出した。

太い4本足、赤い目、鈍く輝く水色の体、そして顔にデカイ✕マーク

 

「……メター」

「……すみません、僕の目には知能高くて強いことに定評があるメタグロスっていうダメ人間の最初のポケモンにはだいぶ無理があるヤツが写ってるんですけど、間違ってます?」

「メタグロスだが?話はつけてるから取り敢えず言うことは聞くと思うが」

「ええ……そもそも言うこと聞きそうに無いんですけど、てかなんかぐーたらなまけ始めましたし」

「逃げ足は早いのさ、両壁も覚えてる、ほれ、昨日言ってあったポケモン図鑑のスマホアプリ起動しろ、覚えてる技見てみろ」

「わかりましたよ」

 

なまける

ねむる

ねごと

いびき

こうそくいどう

でんじふゆう

サイコキネシス

リフレクター

ひかりのかべ

まもる

くさむすび

ラスターカノン

ねんりき

てっぺき

じばく

はかいこうせん

バレットパンチ

コメットパンチ

ギガインパクト

じしん

アームハンマー

メタルクロー

だいばくはつ

 

ゲームならば4つまでだが、そもそも一度覚えた技能をわざわざ忘れなければならないなんてのもおかしな話だ

特にメタグロスのような知能の高いポケモンは技を覚えることが得意というが…

ちなみによく使う技ほどいちばん先に来るため、普通に考えればこのメタグロスは耐久型であるが、まあまずはメタグロスについて親父に聞くとしよう

「この子は眠るで耐久するバトルスタイルなのか?レンジャーは野生のポケモンを相手にするんだからこんなん出てきたらさっさと逃げそうなもんだが…」

「いや、コイツは両壁張って高速移動して電磁浮遊する逃げきり型だ、自分をサイコキネシスで加速させたり草結びで相手をこかすことも得意だな、電磁浮遊と高速移動とサイコキネシスで加速して守って突っ込む事も出来る、威力は中々だ」

「まあ、コイツに乗ればまず捕まることはないと」

「そういうことだ、念力で身体に張り付けて貰え」

「まあ、だったら取り敢えずちょっと試した方が良いかな……メタグロス、僕を乗せられるか?」

「メター」

 

まずは乗らせてくれた、まずはメタグロスに乗ることに慣れなければならない、普通に体格がでかいため、とりあえずは頭の上にあぐらをかいて乗せて貰うことにした

 

「とりあえず普通に移動してみてくれ、念力で僕の体を固定させられるか?」

「メ」

 

この後滅茶苦茶後悔した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この主人公のスタンスは『自分のために戦ってくれている優秀なポケモンたちに阿る』といった感じです
そして最終目標はリーグの制覇などではなく、バッジ8つ取ってポケモンで飯を食っていくことです
独自設定として作中にリーグ検定一級二級と出てきますが、二級ならジムトレーナー、ジムリーダーのポケモンはそのポケモンが野生で覚える技を基本的に使ってきます、主人公はこちらを受けます、普通の野生ポケモン相手には普通はこれで十分です、相性が良いタイプを捕まえて育成して対策を練ればわりとどうにかなる範疇ではありますが、しかし一級になると当然のように苦手タイプの対策技をホイホイと打ってきて、それだけでは勝てなくなります、それでも進むとジムトレーナーやジムリーダーが技を進化させた物を見せてきたり果てには技の2つ同時使用なんて事もやってきます、このリーグ検定一級を乗り越えて『ポケモンバトル』で飯を食っていく、または最強になるのを目指すのがリーグトレーナー、タイプを極めたり、町へと貢献するのがジムリーダー、ジムトレーナー
この主人公の精神性ではどう間違ったって無理です
最後に読んでくれた人に感謝を、高評価、コメントお待ちしております
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。