今日は修行回です
そしてジムリーダーの一人について解説していきます
逃走用ポケモンであるコイツの速さは半端じゃなかった
念力でちゃんと押さえられている感じはする、しかしそれでも静止状態からノータイムで加速すると身体にかかる衝撃が無視できない、そしてなんだかこの一瞬で、ほんの数mの移動で平衡感覚がなんだか狂ったような気がしないでも無い。
「親父、メタグロス、これ今の速度じゃダメだわ、もう少し……とりあえずはこの3分の一くらいから慣らさせてくれ」
「……まあ、仕方がないな…」
「メ」
身体をまるで鍛えてない元ニートにはなかなかきつすぎる速度だ
「ふぅー……でもこれでまだまだ本気出して無いんですよね、このメタグロス」
「そうだ、電磁浮遊もサイコキネシスも高速移動も使っていない、どうやらこのメタグロスは『どう速く移動するか』に焦点を当てて育成したように思える」
「育成したの親父じゃないのか?」
「違う、技マシンは破壊光線とギガインパクトしか使っていない、そしてそれもねだられて買った」
「はー……変わったヤツですね」
「そしてこのメタグロス、近接戦はしていないようだな、少なくともリーグトレーナーの手持ちに居たともあまり思えない」
「まあ冷凍パンチや雷パンチを覚えさせないのはなんだかなって思いますし、普通ならアムハンコメパンパレパンも電磁浮遊より鍛えますもんね、思念の頭突きは覚えてすらいない」
「ダメトレーナーの元に居て自分で技を開発した線もあるにはあるがかなり細いな、そうならばお前を乗せるはずがない」
「まあメタグロスは頭が良いんだからそういうこともあるでしょうよ、そもそも怠けるねむねごばっかしてる時点でそこまでバトルが好きな子ってわけでもなさそうだ」
「違いない、ただの変わった個体だと良いんだがな」
「しかしいつの間に捕まえたんです?メタグロスなんて今までいなかったはずじゃ…」
「この前にホウエンに行った時に捕まえた、さて、さっさとコイツの速度に慣れた方が良い、メタグロス、もう少し速く動けるな?」
ぐわんっ!とメタグロスは浮かび上がり、念力で僕の身体を固定し、先程よりも明らかに速い動きを往復して繰り返す、うーん、根性なしの僕には結構…いやかなりヤバイ、なかなかにこれは…!
「いや待って待ってちょっと!ねえ!だあああこれクッソキツいですって!ぐっああ…!」
「舌を噛むぞ、あまりしゃべるな、今日丸1日乗せて貰え、俺は最高速度にどうにか耐えれた、立体的な機動にもある程度対応できた、ルール無用の戦闘になってしまった時に立体的な機動にも慣れておけ、取り敢えずは人外の領域じゃない。」
「今なんて言ったか全っ然聞こえない!」
実際かなり風切り音がする、その上距離も離れているので話すなら後の方がいい、まずはメタグロスのライドに慣れなければならない、時間を割いてくれているのならばやった方が建設的だ、耐えるだけなのだ、どのみち逃げ道なんて物もありゃしない。
夕暮れ
トイレには何回か行かされたが、何回上から出したか下から出したか覚えていない、10分訓練3分休みを数十度繰り返し、(自分が運動する訳ではないので肉体的疲労は本来そこまで無いためこの無茶が効く)直線的な機動ならばメタグロスが光の壁を常に前方に展開して空気抵抗を遮断し、夏ですらバイクスーツが必要なほどヤバイ高速移動時の体感温度の低下からも念力で守ってくれているようだ、しかしそれでも直線時も立体時も最初と比べれば明らかに慣れている、もっとも、立体的戦闘時にこの保護が顕在である保証は何処にも無い、平行しての思考が可能とはいえメタグロスのサイコパワーのリソースは有限だ。
攻撃、防御、回避、それに人体の保護がついてまわるため、足手まといになってしまう、もともと戦う用ではなく逃走、護衛用のポケモンだ、逃げるか、戦うなら逃げる方を選んだ方が良いかも知れない、しかしどちらにせよどう足掻いても立体的な機動に慣れておかねばならないのは変わりやしないし、このまま続ける以外に選択肢が有る筈も無い。
日が沈んでしばらく
最初に比べれば格段に慣れてきた、メタグロスの保護有りならば直線的ならば技を使わなければ問題ないし、高速移動を一回しても耐えられた、しかしその倍は今は無理そうだ。
立体的な機動も随分とマシにはなった、バレルロールもよほど高速じゃなければ耐えられたし、鳥ポケモンが襲ってきたとしてもよほど狙いが良くないと当たらないだろう、実力派のルトバ団の精鋭ならば話は別かもしれないが、不規則な動きをしながら敵の攻撃軌道を予測出来るメタグロスならばまずそんじょそこらの相手ならば撃墜できない動きができた、これに攻撃を加えてしまうと泥沼なので、野生のポケモンや悪人が襲ってきたらスタコラサッサと逃げることに本格的に決めた。
休んで晩飯を食べ、スマホを見る、今までは頭で見て知っている程度だったジムリーダー、巡る順におさらいをして今からある程度の対策をしなければならない。
ジムリーダーは四天王に次ぐ実力者たちのため、一級を合格した次にバトルがジムリーダーと可能となっているが、どいつもコイツもクッソ強い。
ちなみにホクヨー地方はカントーの北、シンオウの南に位置する、つまりは転生者視点で言えば東北の地形に当たる。
まずは今いる福島県に当たるライゲンシティから北上して着くのがサマシティという宮城がモデルの漁業が盛んな町だ、まあホクヨー地方はどこも漁業が盛んなのだが。
ジムリーダーは家の両親の同期…もとい悪友なオルドというおっちゃんである。
何度か家に来た事もあるため、直接顔を合わせたことが何回か、エスパータイプのジムであり、そのバトルスタイルはとにかく壁を張りまくり、対応できなければフィールドアウトさせることに定評がある。
ジム戦で主に使っているのはフーディンやバリヤードだ、エスパータイプは虫タイプに弱いため、森が多いこの地方の何処かで虫タイプを捕まえれば二級ならどうにかなるだろう、ちなみに瓦割りと霧払いの技マシンはジムの物販所で売っているため、覚えるポケモンがいれば楽だし、両壁とも一枚づつしか張らない。
これが一級となると何枚も何枚も何枚もそれはもういやになるほど両壁をハリハリハリハリハリハリハリィ!!
とばかりに滅茶苦茶に張り始める、遠距離攻撃をしても複数枚張られた光の壁で大幅に威力が減衰されてしまうため、瓦割りをするために接近するしかないのだが瓦割りを何回しても何回しても壁が迫って来るため、対処は至難の技である、霧払いするために飛行タイプのポケモンを出そうにも冷凍ビームや十万ボルトが襲い来る中で正面にリフレクターを張ってしまえばぶつかって失速してしまうポケモンを出して勝てるほど一級は甘くない、そもそも霧払いをしても覚えたてだと後隙で壁を張ってくる。
しかし一級はマジでジムリーダー視点から見てちゃんとものすごく手加減している。本気のオルドの手持ちの壁は極めて硬いのもあれば、ゴムのように弾性すらある壁も作れてしまう、瓦割りや霧払いでも一度で複数枚割れるように特訓したり他の技を出しながら出来るぐらいに技を鍛えなければまともに相手できやしない。
サイコフィールドを相手が壁を対処している隙に張っているため、高速で移動する技も使えず、エネルギー供給の心配も要らない状態で壁にポケモンの属性エネルギーを込めて射出することが出来る、その上迫って来るスピードも段違いだ、光の壁は厄介な効果ばかりで、リフレクターはそれに加えて破壊が難しい程硬い、そしてオルドのポケモンたちはこれの位置を自由自在に操れる、前から後ろから上から下から緩急をつけて、その上視認性も悪い、確認できたものはこんな感じだ
炎タイプの光の壁…直接攻撃で破壊するとやけどになる
水タイプの光の壁…周囲に水を撒く、瓦割りをするときに踏ん張りが効かず転倒してしまう可能性がある、草タイプや電気タイプの壁氷タイプの壁を近くで破壊してしまうと一層危険
草タイプの光の壁…破壊すると宿り木の種を撒く、本家の物と比べると威力がないが、水を与えれば成長速度が速くなる、地面に生えて相手の転倒を促す
電気タイプの壁…直接破壊すると麻痺になる、近くに水があると水を伝って痺れてしまう
岩タイプのリフレクター…ステルスロック発動、転がってくるタイプは転がる距離が延びるほど威力が上がる
鋼タイプのリフレクター…まきびし発動、サイキネで操ってぶつけられると一際痛い
ノーマルタイプの光の壁…爆発する、威力は込めるエネルギーに比例し、最も多ければ自爆の1/3くらいの威力が出る、エネルギーコストが良いためか大量に作ってサイキネで操作してオールレンジ攻撃をすることもある
悪タイプの光の壁…直接破壊すると怯んでしまう
氷タイプの壁…直接破壊するとその部位が凍る、近くに水があると足も凍ってしまう
虫タイプの光の壁…壁自体が纏わりつき、動きを制限すると同時に僅かづつ継続してダメージを与える
フェアリータイプの光の壁…戦意を喪失させ、攻撃を下げる
毒タイプの光の壁…直接破壊すると猛毒に、そのあとくるものはどくびしを撒く
エスパータイプの光の壁…サイコフィールド再展開、まだ展開している時は特防を下げる
地面タイプのリフレクター…低威力だが大地の力が発動
ドラゴンタイプのリフレクター…防御を下げる
格闘タイプのリフレクター…オルドのポケモンの技に頼らずに自動で攻撃してくる
ゴーストタイプの光の壁…技の力を奪う、奪いきった後は特防を下げる
飛行タイプの光の壁…風が発生する、威力は風起こし程度はある
そしてこれらの壁に対処している間にサイコフィールド下でのサイコキネシスや未来予知が襲いかかる、無論下手に悪タイプを出そうものなら気合玉がサイコフィールド下でのサイコキネシスで操られて飛んでくる。
これらを乗り越えたとしてもオルドのポケモンは十重二十重と両壁を張っており、近づかれたらテレポートで離れた場所に移動し、傷を負ったら自己再生、そしてそれでも接近されればワンダールームを発動してからの近接攻撃が待っている、無論他のルーム技も一級品で、高速移動で対処しようとしてもトリックルームを張られ、メガストーンを持ってきてメガシンカで押しきろうとしてもマジックルームでそれすら対処する、その上ポケモン達の催眠術の腕は凄まじく、観客が寝ることすら過去にはあったようだ。
これがサマジムリーダーオルドの本気の戦闘である。
何度見てもこれはひどい、両壁を極みに極めるとこういうことが出来るようだ、ネットでは技がメガシンカしてるだの言われているが、その意見に同意しかできない
つくづくバトルで頂点に立とうとする人の気が知れない
しかし実際頂点に立っている人間が現にいるのだから世の中は広いもんである
僕には縁の欠片もない世界だ
取り敢えず真面目にリーグ検定二級の対策を進めなければならない、天上の世界に気を取られている場合では無いのだ。
修行回とジムリーダー解説、如何でしたか?
僕の作品のジムリーダーは、強いトレーナー+タイプの専門家+技の一つを究極にしている人としています
例として僕の作品でワタルさんを出すとするならば
ワタルのポケモンの破壊光線は威力が明らかにバグ
ワタルのポケモンの破壊光線は反動が無くなる
フラッシュとして使って視界を奪う
遠距離技の迎撃は全部破壊光線で事足りる
近距離技の迎撃も破壊光線で十分
破壊光線でマシンガンの弾数×戦車砲級の制圧射撃ができるため、影分身しても当たる
地面に潜って積もうとしても地面を殴って地割れを起こす
何なら発動がふざけた速さなので不意打ちよりも速く撃てる
電光石火、アクアジェット、バレパン、マッパ、礫、影撃ち、神速等よりも発動が速いため、スピードに意味はない
冷凍パンチをしようとしても腕を狙われる
相手の足元に撃って煙に撒く
1ターンためればさらに威力が上がる、反動を受け入れればその威力の破壊光線をためなくても撃てる
ためたその上で反動が来る程の破壊光線を撃てる、もちろん普通のダイマ技やZ技とも互角以上に渡り合う威力
これらの所業をしながら天候は常時竜巻、遠距離攻撃を弾いてしまう、もちろん撃った側はダメージを受けないし、そのまま暴風を撃てる
天候が暴風、遠距離攻撃は軌道が曲がってワタルのポケモンに届かないし、近接攻撃を仕掛けようとしても暴風にあおられまともに技が出せない
相手が天候・暴風を何とかしようとしてる隙に悠々と竜舞を積みまくる、ワタルのポケモンの竜舞はいつの間にか積まれてたレベルで速く、効果も段違い、そして竜舞しながら破壊光線を平然と連射する
当然破壊光線の軌道は追尾する
万が一近づけても竜舞三色パンチ又は牙ドラクロ馬鹿力地震アイテ岩雪崩で打点に困らない、竜舞+フィールドがワタルのモノ+そもそも基本空中にいるため、ワタルのポケモン有利、ダメージを受けたら空を飛びながら眠るため、ちまちましたダメージや状態異常もほぼ無駄
逆鱗は基本使わない、ワタルのバトルスタイルは竜舞をよく積むため、相手のポケモンが「ポケモンバトル」の粋を越えたダメージを負ってしまうという理由でジムリーダーや四天王相手くらいにしか使わない
こんな感じになると思います、カントー内数万人規模のトレーナーの頂点に立つ人なのでいくらでも盛ったって良いと自分は思ってます
それではまた次回にお会いしましょう
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