ポケモン世界の就職活動   作:ねねと

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執筆モチベを保つのって大変ですね…
できるだけサクサク進んでいきたいものです




旅立ち

そして翌日

 

「…………」

「さて、財布、傷薬類、モンスターボール、ネットボール、キャンプ道具一式は揃ったな?そして携帯食料、ポケモンフーズ、甘い蜜も有るな?」

「いやいくらなんでも早すぎません?もっとメタグロスと交流するとか、あるでしょうよ、もっとやること」

「いいから行け、ヤツのジム攻略には何がいるか等今さらだろう」

「まあ色々昔から妄想はしてましたよ?でも僕がそれをできるかなんて正直思えないんですよ」

「今朝一応計画は立てたと言ったのはお前だ」

「言いはしましたけど、ほとんど妄想なんですけど」

「鳥ポケモンを捕まえるのならメタグロスの力で何とかするなり、スマホで調べるなり、自分で考えれば何とかなる」

「まあメタグロスとスマホは万能ですけどね…僕には歩く体力も無いんですよ」

「それに頼れん状態がバトルや仕事で続く、歩きで行ってみろ、いずれ慣れる」

「後この石貰っちゃって良いんですか?どう考えても僕の身の丈に合うものとは思えないんですよ」

「無論だとも、俺も心配だがしても何も始まらん、そいつを使いこなせるくらいにはなってほしい所だ」

 

ハハハ、冗談がキツイ親父さんだなあ

俺のような人種にメガシンカの一式持たせても意味無さそうなもんだし、何ならしたらしたで俺が制御できずにメタグロスはバトル中に『トレーナーの力は不要、足手まといなので消します』なんて発想になりかねないのだ

メガシンカは絆が大事だと言われてはいるが、本来はポケモン自身の命の危機を感じた時の生存ではなく戦闘に特化した形態だ、しかしまだまだ僕にはメタグロスが必要でもメタグロスにとっては僕が必要なわけでは無いので、もし命の優先を迫られる状況になったらそりゃあ僕を置いて逃げるだろう、その状況を招くとしたらきっと僕のせいだし、僕には僕自身がメタグロスにとってあまり価値が有るとは思えないのだが、その選択肢を無くさせるのが今までの触れあい、信頼といった絆なのだ。

僕にはどうしても僕がメタグロスの利になるイメージが付かない、上位トレーナーの証とされるメガシンカを使いこなせるビジョンが一切見えてこないのだ。

 

「どんなポケモンだってゲットした最初のトレーナーの印象は飯をくれるヤツから始まる、よほどひどいことをしなければ問題は無い」

「それを平然と言えるのは親父が親父だからでしょう」

 

正直言って天才の感覚ほど信用できない物は無い、このホクヨー地方において鋼タイプの腕で勝るもの等いないのが親父というトレーナーだ、本来はこの身体だって僕のような記憶さえなければ11の頃にはもっと上のステージにいけたのは想像に難くは無い、全くもって勿体ない限りである。

 

「よし行け、お前は行動に移すまでの時間が遅いからな、ならば俺がケツを叩いて背中を押すしか無いだろう」

「ケツに往復ビンタと背中にギガインパクトするのやめてくださいよ…」

「ウケ狙いで時間を稼ごうとしても無駄だ、お前が余力がありそうならば泣き言言って家に帰ろうとしたり先に進まなそうだったら無理矢理にでも連れ出せとメタグロスにも言っている」

「逃げ道無くすのやめてくれません?後メタグロスの最高速にまだ適応できて無いんですけど」

「あれだけできれば十分だ、速さしか成長させてるリーグトレーナーはまずいない、無いと良いが元ルトバ団の襲撃からも逃げれるだろうさ、野生の群れもあの速度ならば縄張りを抜けることなど造作もない」

「……………わかりましたよ、行きますよ行きゃ良いんでしょ?」

「そうだ、昔なら考えられんほど良い環境で旅ができるんだ、ならば今のうちに行った方が良い、最近は強力なポケモンを入手できるハードルが下がっているから二級の難易度を引き上げるっていう話題がリーグの会議で出てきたと聞いた、その時はまだ他に優先すべき話題があったからその件は流れたが、お前が旅をしてる間に色々変わるかもしれんな」

「……じゃあ、こんだけ急かしたのって」

「そんな所だ、まだ難易度が低いうちに取らせようと思った」

「先に言って下さいよそれ…」

「では行って来い」

「……行ってきます」

 

そうして僕らは歩きだした

そうして30分後、無論まだ町を抜けていない

「何か疲れたな…だいぶゆっくり来た筈なんだが…」

さらに30分後

「いやちょっと足に違和感あるよなこれ?……休もう…」

さらに30分後

「……よし、行こう」

さらに30分後

「……まあ、一旦休もう、あれから二時間で3キロ位は進んでる筈だし」

さらに30分後

「まだ正午にもなって無いのか…もう足が辛いんだが?世のリーグトレーナーはこれをやるのか…全く変態どもの連中だなあ…」

 

さらにのろのろ歩いて正午になった、本格的な休息を取ることにしなければ足が悪くなってしまう

あまり体力の無い身ではあるがそれでも纏まった休息を2回挟んでこれだ、かなりハードである、歩きやすい道路を歩いてこれなのだ、辛さを増している原因は荷物だろう、ポケモン用具が入っている頑丈なリュックに加え、親父のハガネールの脱皮した皮を使ったデカくて硬いスーツケースにキャンプ用品など色々入っているため、(小さいポケモン相手ならば盾にすらなる硬度)かなりの重量がある、僕の飯だけでも20日分、1食100グラムとして1日300グラム、合計6キロである

それに加えてメタグロスの飯(これも図体がデカイので6キロ持ってきてある、それ以上は容量オーバー)やゲットするポケモン用の飯も持ってきてあるため、それはもう重い、トレーナー道具一式とキャンプ道具一式も持ってるため倍プッシュだというかさすがに持って貰おう、うん何でそんな発想がなかった?持ち物としてボールに入れれば良いじゃん、アニメの主人公はこれにピカチュウとポケモン6匹分の飯か…うん、人外だわ

「とりあえずまずこれ持って貰おう、ちょっと出てきて下さいな、と…」

ポン!

「メタ…」

「あー…これ、メタグロスの分のこれからの飯、持って…くれますよね?、後どう考えても物の管理とかそっちの方が上手い、うん」

「メ」

普通に持って戻ってくれた

とりあえず休むとしよう…

 

 

 

道路のそばで良い感じの原っぱがあったのでそこで休むとする、正直足が普通に痛い、只進むだけならば持つし、そもそもジムがある町まで100キロちょいの距離が有るとはいえ道中に普通に町が有るから最初からここまで持つ必要など無かったと後悔ばかりだ、しかしポケモンをゲットするためにはかなり森に立ち入らなければいけない、そして粘ることすら普通に有るし、ゲットするポケモン用のエサはエサだけ取られて逃げられる可能性がいくらでもある、何ならその時野生のポケモンをゲットした時に飯がありませんなんてことになったら関係性の浅い身では自分がエサになってしまう、まあ僕の携帯食料はポケモンも食える物だし、メタグロスがいる限りそれは無いと思うが、ポケモンをゲットしようとして撤退の判断をミスったりすれば積んで自身の耐久力を向上させた眠る怠けるをしているメタグロスでさえも沈む可能性も考慮しなければならない、その前にメタグロスの撤退の判断が速いとは思うが、それでもだ、今のうちは今朝ガツガツ食って眠る怠けるをボールの中でしているからあまり飯が要らないとしても、バトルになると消耗するために飯をガッツリ食うことになる、人間だって無理すりゃ1キロ食えるのに腹を空かせたメタグロスの食う量はよくわからないが、さすがにそれ以上は食えるだろう、というかエサをバリバリかじるヤツだから一度に食える量はかなりの物と思われる、まあ何にせよ食料が尽きそうになったらメタグロスに乗って買い出しに行かなければならない、いやはや本当にポケモンを捕まえる旅は大変な事しかない、僕はメタグロスという優秀な足が有るからまだ良いものの、そうでは無い人はどうするのか?

おそらく変わらないのだろう。

ポケモンの力を貸して貰い何とかする、昔から最初に貰うポケモンは炎、水、草タイプが推奨される理由は、ポケモンゲットのために森に入り迷った者の生存率を上げるタイプだと勝手に僕は考察している。

例えば炎タイプなら、虫ポケモンの群れを追い払うことが出きるし、火を焚いて煙を出して他の人にSOSを伝える事が出きる、寒い時期にも強く、暗くなっても明かりとして機能し、何か食べられそうなものを加熱して食べることもできるためサバイバル生活を強いられても生存率は上がりそうだ。

水タイプならば、ポケモンの生体エネルギーで水に困ることは一気に減るだろう、ポケモンの出す水は基本真水であり、毒タイプのものでない限り基本的に飲める事が殆どだ、エネルギー由来の水に菌なんてほぼ無いため、サバイバル生活において水に困らない環境は大きなアドバンテージである。

草タイプは、そもそも光合成で生活出来るため緊急時ならば飯すら必要ない、そしてその状態でバトルも可能、(それが本来の草タイプだ)雨の日は水を吸収し、晴れの日は日の当たる場所に居りゃ確保するべきはトレーナーの飯だけだ、蔓を出して高いところにあるきのみを取るなり、敵対的な野生のポケモンの群れに出会っても粉技で広い範囲の敵を無力化出来るのも魅力だ、下手に炎で住処や森を燃やしてしまえば怒りを煽ることになるリスクもあるが、粉技はそのリスクが少ない、自分のテリトリーから逃げ出すヤツをわざわざ他の状態異常にかかるリスクを取ってまで追う野生はまず居ない、そして蔓で地下水脈を探して蔓で吸収し、露の形で出すことすら出来るため、水の確保も出来る可能性がある、そして、森の草ポケモンに木の実がなっている場所を聴ける場合もある、

これが炎タイプなら野性の草タイプポケモンはそそくさと逃げるし、水タイプのポケモンだと下に見られたり攻撃を受けた場合のリスクがデカイ。

 

こう考えてみると旅のお供としてこの3タイプは優秀だ、下手に強くて大食いなポケモンを連れていくより良さそうだ。

 

まあ僕の考察はどうでも良いとして取り敢えずは身体を、特に足を休めるとしよう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いやー今回も大変でした…

ここまで読んでくれた皆様、ありがとうございます
是非とも高評価、コメントをお願いいたします
それではまた次回にお会いしましょう
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