取り敢えずよかったら見てって下さい
「………ヨシッ!!」
いやはや…まさか捕まってしまうとは…いや、これはものすごい幸運だ、まあ取り敢えずはコミュニケーションだ、最初の第一印象が良くなければ後に響く、僕はスーツケースからポケモンフーズを取りだし、その上でカイロスを捕まえたネットボールを開く
「よし、カイロス、出てきてくれ!」
「カイ!」
よし、反応してくれた!甘い蜜をゲット時にあげたのが効いたのか悪くない反応だ!
「僕の名前はヤストモ、僕と共に戦ってくれるのならば、取り敢えずは今後の飯に困ることは無い、安心してくれ」
そう言ってポケモンフーズの袋を渡す、素直に受け取ってくれた、これも悪くない反応だ、だがこれを当たり前と思ってしまうとあまり良くないので、これで止めておこう、そしてスマホでカイロスの技の確認をする
はさむ
しめつける
むしくい
ぶんまわす
やまあらし
かたくなる
きあいだめ
ちきゅうなげ
ダブルアタック
技には人の手は入っている痕跡は特に見られない、一度人間に捕獲されて捨てられたなんて過去は持っていなさそうなのは幸いだ、ぶんまわすは挟むで決めきれなかった相手への対処として覚えた技だろう、不自然ではないし、エスパージム戦に役に立つ悪タイプの技だ、こいつは都合が良い!
ポケモンフーズもある程度食べたカイロスとバトルの動画を見る
「君もこうゆうことをやるようになる」
「カイ」
…解っているのかはよく解らないが、取り敢えず戦闘には拒否反応は無し、メタグロス共々ボールに戻すとしよう。
筋肉痛が収まるまで寝て、そうしてまたスーツケースにリュックをくくりつけて歩く、休む、歩き出す…うんざりするほど歩き、歩き、また休み…そしてやっとこさジムまでの道の間に有る町が見えた、ポケモンセンターに隣接しているバトルコートでカイロスを鍛えるとしよう、だが今日の所はポケモンセンターに泊まるとしよう、なんだか足が未だに痛い気がする…
「ポケモンの回復と宿泊お願いしまーす」
「はーい!」
そうしてジョーイさんにボールを渡す、宿泊の手続きをしながら数分経った。
「貴方のポケモンは皆元気ですよ!あまりここの治療は必要なかったです!」
「あっ、すいません、一応カイロスはメタグロスの念力で押さえてゲットしたんで…」
「あら、念動でのダメージも殆ど無かったですよ?恐らく本当に抑えただけで、カイロスはあまりボールに抵抗をしなかったのかもしれませんね」
「そりゃよかった、ポケモンの家に拒否感有るのはポケモンにとって負担になっちゃいますからね、回復ありがとうございました」
「ええ、良い旅を!」
お礼をしながらポケモンセンターの部屋に行く、スーツケースとリュックを放り出し、シャワーを浴び垢を落とし、ポケモンセンターの食堂でポケモン共々食事を取る
そして歯を磨いてさっさと寝た
起きてポケモン共々朝食を取り、ポケセンに隣接しているバトルコートに行く、そこでカイロスを鍛えるとしよう、他のトレーナーに良さげな技を教えて貰うのも選択肢の一つだ
おーおー、やっとるやっとる、バトルコートは複数有ってジムが有る町でも無いため今は一つしか使われてないが、ギャラリーが割りと居る、カイロスと共に観戦するとしよう
「バトルを見よう、カイロス」
「カイ!」
「カイリキー!岩雪崩だ!」
「リザードン!岩砕きで迎撃するんだ!」
「リッキイイイイィ!!」
「オオオオオオオオ!!」
いやーしっかし間近でのバトルはやっぱすごいもんだね…ポケモンバトルの文化が廃れる何て事は人間とポケモンがいる限りありゃしないのかもな…まあポケモンにも利が有る行為だし、ポケモンバトル反対派の意見なんて無い物のように扱われるのも頷けるわ、だってここに居るだけで割りと満足出来るもん
「今度は此方から行くぞ!岩石封じをしてその後岩雪崩をして吹き飛ばしだ!」
「負けるなカイリキー!ビルドアップして岩砕きで迎撃だ!」
「バッギャアア!」
「リキィ!リキリキリキリキィ!」
一級を取ろうとしているトレーナー同士の対戦か何かなのだろうか?
趣味でふらりとバトルコートに来たにしては随分と気合が入っている
「岩を投げつけて打ち落とせ!」
「鋼の翼で跳ね返せ!今は防御に専念しろ!」
「リキ!」
「オオオオ!」
さて、あの二人のどちらかにバトルと回復が終わったらカイロスに岩雪崩と瓦割りを教えて貰おう、あの二体は覚える筈だし、あれくらい出来るならサマジムの二級を取っていると思う
「エアスラッシュだ!」
「グルアア!」
「守る!そしてストーンエッジ!」
「カイー!」
カイリキーの上二腕で発動した守りがエアスラッシュの第一波を完全に防ぎ、下ニ腕でのストーンエッジで後続のエアスラッシュを防ぐ、だが防がれることはリザードンを使っているトレーナーも解っている筈だ、しかしリザードンが
「これで決めるぞ!奮い立て!弾ける炎を流星群の様に!そしてブラストバーンだ!」
「ッ!地震とバレットパンチで迎撃だ!」
「バッギャアアアアアアアア!!!」
「リキリキリキリキリキリキリキリキィ!」
特性猛火下での奮い立てる積みで真上と真下からの挟撃だ!火力が相手の方が上という条件でパレットパンチに集中すれば強力極まりないブラストバーンにやられ、だからといって足元の地震に集中すれば上空からの弾ける炎を浮けてしまう、カイリキーは腕は4本あっても視界が2つ有る訳じゃ無い、そして可動域が変わる訳でもない故か弾ける炎を背中に受けてしまい動きが僅かに鈍ったか、地震の威力も少し落ちた、これは…一気に戦況を持っていったな…
「リッッッ!キィィ!」
結局押しきられてしまったか…破壊光線系統の反動はあくまでちゃんと防御、迎撃、回避された時には相手側に活用されるが、押し切ってしまえば相手方のポケモンは技を全力で撃った後にダメージを受けた状態になる、体制も崩れる事が多く速い技も撃てない可能性が高い、これで反撃は無理だ、相手が起きあがる隙に反動は収まっている。
守るは生体エネルギーを防御にフルに回す技だから、この火力では押しきられた上にエネルギーの消耗をした上で直接的にダメージになってしまう、そしてビルドアップを積んでいるが故の迎撃判断だろう、まあダメだったが
「むう…近接戦闘に持ち込む!バレットパンチに電撃を纏わせろ!」
「エアスラッシュだ!そして上空に逃げろ!火炎放射!」
「ならば上腕二頭筋冷凍パンチで迎撃!下腕二頭筋で打ち落とせ!」
「リキ!」
「ギャオオ!」
バレットパンチと雷パンチの合わせ技でエアスラッシュを突破、鮮やかに火炎放射への迎撃の冷凍パンチへの切り替えをして、リザードンを撃ち落としにかかるが…
ゴオオオオオオ!
「リキイイイイ!?」
「ぐっ!カイリキー!?」
火力不足だったようだ、猛火火炎放射の迎撃に力を回している状態で狙いが定まる訳もなく回避され、相討ちも出来なかった。
根性を発動すればわからなかったが、今回はリザードンとそのトレーナーに軍配が上がった形になる
「カイリキー戦闘不能、リザードンの勝利とする」
「よしッッ!」「オオオオオ!」
「すまねえなカイリキー、戻ってポケセンに行こうや、対戦、感謝する」
「いえ、こちらこそ、僕たちも行こう」
「よし…俺らもいっちょやろうぜ!」
「じゃーこのコートで私と対戦してくれる人ー!」
「んじゃ、やりますかねえ!」
「やりますやります!…バッジは二級の5個なので加減して下さいね?」
「ぶち飛ばすぜええ!」
「審判さん来てください!」
「解りました」
ギャラリーたちも各々バトルコートに戻ってバトルをし始めた、審判さんは大変だろうが慣れているらしいため動揺の欠片もない、まあそれはどうでも良いとしてあの二人にカイロスに技を教えて貰えるか交渉しに行こう、……残りの手持ちでバトルしようぜ!何て言われないかが不安だ、まだカイロスはあそこまで強くない、メタグロスを出すしかないが…カイロスをボールに戻して、まあイメトレだけでもしておこう…
観戦視点でのバトル描写となります
この小説が良かったと感じたら是非とも高評価、コメント、推薦をお願いいたします
読んでくれる皆様に感謝を、ではまた次回にお会い致しましょう