ポケモン世界の就職活動   作:ねねと

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リョウゴ君のイメージCVは石田彰さんのイメージです
正統派のイケメンな顔と雰囲気を持つトレーナーという感じを文章で表現していきたい所です
そしてカイロスの修業回です


交流─リョウゴ

ポケモンセンターに戦わせたポケモンを預け、カイロスに技を教えるためバトルコートに戻る

 

「出てこい!カイロス!」

「カイ!」

「元気が良いカイロスだ、どれ、ちょっと技を見せて貰おうか」

 

はさむ

しめつける

むしくい

ぶんまわす

やまあらし

かたくなる

きあいだめ

ちきゅうなげ

ダブルアタック

 

「ふむ、成程…そういえば君は他の手持ちは居ないのかい?」

「いやー居ないですね…バッジは持ってない身分ですし、後瓦割りも教えて貰えば助かるなー…と…」

「問題は無いが、それならサマジムに技マシンが売っていた、その方が速いだろう」

「そうですね…」

「ではカイロスに地震と岩雪崩を教えてやって欲しい、出てきてくれバンギラス」

「ギラアア!」

 

よろいポケモンのバンギラス…普通のイメージならば何かを教えるなんて事は出来なさそうではある種族だが

 

「カイロス、よく見ておくんだ、これからお前が使うことになる」

「カイ」

「まずは岩雪崩からだ!」

「ギラアア!」

 

地面を踏み割りそこから岩を取り出す、そして相手に思い切りぶつける、これが岩雪崩である、必要なのは地面を割る脚力と重い岩を投げる投石の技術だ、今のカイロスが覚えている技は全てハサミがあれば出来そうな気がする、腕力はどれほどなのだろうか?

 

「カイロス、今のを取り敢えず真似してみるんだ」

 

カイロスはバンギラスと同じように岩を取り出し、手で投げた、投石の速度もちゃんと有るため、これは期待できそうだ。

 

「じゃあ今度はハサミを使って投げてみてくれ」

「カイ」

 

う~む…ハサミでやった方が良いか、手でやるか…

「カイロスはどちらの方がやりやすい?」

 

そう聞くとカイロスは手で岩を投げた、どうやらこちらをやりたいようだ。

「じゃあそれを繰り返すぞ!」

「カイ」

 

そうしてリョウゴのポケモンたちも各自技の練習をして、カイロスはバンギラスの岩雪崩を何度も見ながらひたすら反復練習をして過ごした

 

そして昼飯時…ポケモンたちにフーズを食べさせながらポケセンで買ったサンドイッチを食べる

 

「なかなか筋がいいんじゃないか?君のカイロスは、もう技として出せそうなもんだと思うけど」

「あ、今スマホアプリで調べます…もう覚えてますね…速いな…」

「まあ、一応やってることは岩を投げるだけだからね、でもバトルで使うなら素早いポケモンに当てられるくらいのコントロールや岩を取り出す速さも鍛えなきゃ意味ないよ」

「あの動作を鳥ポケモンが突っ込んでくる時に出来て尚且つ当てなきゃならないですからね…」

 

ゲームでは命中90であるがもう少し低命中であってもおかしくない、自分に怪力があったとしても岩を投げて戦闘中に当てられるかと言われれば少なくとも僕は無理だ

 

「まあ、これだけ出来れば後は反復練習で良いだろう、午後からは地震を覚える練習に入る」

「解りました」

「しかしさっきの戦闘は1本取られた、草のジムでもしてきそうな、というか一級でしてた事をここで経験したのはデカイ、ありがとう」

「草結びはこのメタグロスの得意技なもんで」

「へえ、やっぱ動画で見るのと間近で見るのってめちゃくちゃ違うもんだね…試合や相手のポケモンに夢中になってるとどうしても頭から離れてしまう」

「草のジムの一級のトロピウスは平然とエアスラしながら草結びで足奪って来ますもんね…」

「こりゃーバッジを持ってないトレーナーの君に1本取られるんなら草ジムは相性悪かったりするのかな?」

そう言ってはいるが、その表情には悲観的な色は見受けられない、恐らくジョークの類だろう

「相手が草結びしてくることが解ってるならマシなんじゃないですかね、脳死リザードン投げしたら先発のドダイドスの岩雪崩で埋もれるのは目に見えてるように」

「ハハハ、まあどうにかするしかないさ、僕は一級に挑戦するけど二級を残り電気ジムにしてるからね、ガブリアスとバンギラスで突破できるか…君はどう思う?」

「バッジ持ってない初心者に無茶言わないで下さい…」

「まあ動画で見たよ、ライゲンジムは二級のバッジで終わらせる七つ持ち相手にはエナジーボールを見せるんだろ?一級に行く二級七つ持ち相手には見せないけど」

「はあ…地元の事ながら全然知らないですね…」

「君はライゲン出身なのかい?」

「あ、はい…」

「あそこは電気ジムの町だけど電気タイプは貰わなかったのか?もうすぐ着くから仮想ジムトレーナーとして戦いたかったもんだね」

「いやー…無いもんは無いし僕が電気タイプゲットしても何か無意味だなー…て思っちゃって…」

「ふむ…まあ、食べ終わったし地震をカイロスに教えよう、バンギラス!今度は地震を実演して見せてくれ!」

「ギラ」

「ありがとうございます」

「カイ」

 

 

何事も人間には限界が有る、僕は二級を取れると良いが

 

 

地震は足にエネルギーを込めて地震を起こす技だ、地面を揺らすから、地に足ついているポケモンは何もしなければダメージを受ける、素早く打てる技を当てて妨害すれば防げるため、そこをどうカバーするかがトレーナーの腕の見せ所だ。

 

「バンギラス!地震!」

「ギララ!」

 

結構な時間揺れる、相手のポケモンの妨害がなければ結構続く物らしい

 

「カイロス、今のを真似してみよう」

「ロス!」

 

 カイロスは地面に足を思い切り踏み込んだ!

 しかし 何も起こらなかった!

 

「カイ?」

「まあそうだね、地面を動かす技だから難易度はさっきより高い、じっくりやっていこう、バンギラス」

「ギラ」

「岩投げるなら人間でも想像つくけど地面動かすのは物語でしか無理だからな…」

 

そうして日が落ちて夕食時

 

「カイーッ!ローッス!!」

 

グラグラグラッ!

 

「はー…すごいな、ポケモン、カイロス」

 

それしか言葉が出ない、今確かにカイロスの力によって地面が揺れたのだ

 

「見事と言うしかないね、あのカイロスには間違いなく技を覚える才能がある、バンギラスという師がいたとしても明らかに速い、君の出会いが羨ましい限りだ、僕個人としては正直今から育成する手間を考えても欲しい」

「マジか…」

 

僕と違って才能がある個体だったらしい

 

「すいません、そんな頼もしいカイロスとは正直解れたくないです…あと最初に捕まえたポケモンなのに…」

「解ってる、ただ言っただけだ、寄越せだの交換しろとバトルを仕掛けて警察に駆け込まれたら僕の人生が終わるし僕も今のポケモン達とは離れる気は無い」

 

あっ冗談だったのね…まあすでに育った自分の手持ちもいるしそこまで必要ないか

 

「何にせよ、あれなら案外一級でも良いところまでいけそうじゃないか」

「僕の方が自身無くてね…二級を取ったらジム戦はしないつもりなんだけどね」

「そうかい、まあ、君が二級を終わってバトルから離れて、それでもカイロスがバトルをしたい素振りがあったら連絡をくれ、もし将来僕がリーグトレーナーとして食べていく立場になったら強いポケモンはいくら居ても足りないからね、これ連絡先、夕食にしよう、明日に備えて休まないとね」

「あ、はい…」

 

まあポケモンが…カイロスがそうしたいと望むのならばその選択肢もあるんだよな…あまり想像できないが僕が二級取ってまともなトレーナーと世間の評価を受けて親父のポケモンレンジャー業を手伝うとしたら親父の育てたポケモンも使う事になるよな…リーグを目指す機会がない僕よりその方がカイロスに取って良いとカイロス自身が判断したらその時は

 

ジムに挑戦すらしていない身で現実感がまるでないが

一緒にジムを巡ったポケモン達と別れる事も有るのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いやー感情の表現は難しいですね…
良ければ高評価、コメント、推薦下さい(乞食)
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