クロストリガー   作:スカーレット・ウィング

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モチベーションがなくて失踪してた


16話

 

「これで入隊オリエンテーションは終了だよ。あとはポジションに分かれて訓練の時間になるから各自分かれてね。」

 

 

「それでは二穂様、私と雪枝様はポジションが異なるので失礼します。華賀利、二穂様は任せます。」

「うむ。早く昇格して部隊を組めるようお互い励まねばな。」

 

アタッカーの二穂と華賀利、雪枝のシューター、依咲里はスナイパーと別れて別行動となる。

その後二穂と華賀利は何戦か行い休憩中

 

「華賀利。あの者はどう見える?」

「とても慣れていますわ。私達と同様に心得のあるタイプですわ。」

「お前もそう思うか。よし、少しあいつと手合わせをしてこよう。」

「まぁ。私でなはいけませんか?」

「いや、あいつはおそらくだが正規の者も含めても屈指の実力者と見た。ならば将来越えなければならないものとなるだろう。ここで一度実力を測るというのもいいだろう。幸い向こうは昇格のためのポイントが欲しいはずだ。乗ってくるだろう。では行ってくる」

「ご武運を。」

 

そう言って二穂はヒュースのもとへと向かった。

 

「ヒュースといったか。」

「お前は。」

「私と勝負せんか?」

(この女はたしかミデンでも重鎮だったはず。俺を除けばC級の中ではトップクラスだ。そうばればポイントも大量に持っているだろう)

「いいだろう。何本勝負だ?」

「10本だ。」

 

 

 

結果は2対8でヒュースの圧勝だった。だがヒュースは不満があった。

 

(たかがC級と侮りすぎたな。ダメージを受けるくらいは考えていたが二本も取られるとはな。結果としてB級にはなったがこうして失敗するのは注意しなくては。)

先ほどの戦いの反省をしていた。

 

 

早速昇格したヒュースに小荒井達が絡んでいると

 

「面白いことやってるじゃないの。」

「太刀川さん。」

(この二人はたしかボーダーでも指折りの実力者だと小南が言ってたな。)

「俺と薫、どっちとやる?」

(小南が言うには薫の方が強いと言っていたな。ならば)

「薫と戦いたい」

「ほう、ふふ、なかなか儚いね。」

ヒュースは疑問符を浮かべたが他の者は慣れているのか無視して始まった。

 

戦況は薫優位三本は数合打ち合い薫の勝利、四本目はヒュースが仕掛けたものの難なく躱して薫の勝利、五本目はくらいついて片腕を斬るも敗北。ヒュースの五連敗となった。

 

(だいぶ腕が落ちている。あれほどの使い手は本国でも数えるほどしかいない。しばらくは剣を鍛えるか。)

 

「どうでしか?」

「うむ。見た通り相当な実力だ。これは引く手あまただろう。だが少々傲慢なところを感じた。どこでもやっていけるが故に衝突も多いだろう。折れて意見を合わせることはまずない。付き合うなら相当苦労すると思うぞ。」

「そこまでとは。華賀利感服いたしました。」

「我々も早く昇格して部隊を組めるよう精進せねばな。」

 

 

 

 

「帰ったよ、隊長。突然どうしたんだい?新入りと戦えだなんて。」

「まぁな。ちょっと確かめておきたいことがあってな。お前はどう見えた?」

「そうだね。相当優秀なものだね。才能だけならトップクラスではないかな。」

「だろうな。戦力としてみるなら俺を超える逸材になるかもしれない。」

「ふっ。それは慶や私に言っているが一向に超えられる気がしないのだがね。」

「意外と気持ちの問題かもしれないぞ。頭を空にしたら勝てるだろう。慌てなくても5年もあれば俺を超えられるさ。まだまだこれから伸びる。」

「そうなるいいね。まだまだ伸びるとは次期に本部長を超えるということかい?」

「たりめぇだ。お前はボーダーの柱になれ。あと、話は変わるが新入りはネイバーだ。アフトクラトルのな。」

 

 

「っ、そんなことをここで言ってしまってよかったのかい?トップシークレットではないかな。」

「知るかよ。この一件で起こる問題は全部奴らが片付けることになっているから俺が原因でも良いんだよ。俺が蒔いた種を処理するのは向こうだ。処理しなくて良い問題を起こせるのは楽でいいなぁ。」

「ずいぶんと意地の悪いことをするんだね。」

「まぁな。ちょっと独断が過ぎるってもんだ。少し勢いを削っておかねぇといざってときに裏切りかねねぇ。」

 

「かなり遠くを見ているんだね。私では想像がつかないよ。」

「そうか?実はかなり近くに来るかもしれないぜ。ってな。」

「それが冗談であるといいね。」

 

 

「今回はB級ランク戦ラウンド7。影浦隊、東隊、玉駒第二、鈴鳴第一です。解説には二宮隊の犬飼隊員と末葉隊の神無木隊員です。」

「「よろしくねー。」お願いします。」

 

「では早速お二人の気になるポイントはどこでしょうか?」

「玉駒が増えてることだねー。」

「それにこの時期に補強とは珍しいわね。」

 

結束「マップは市街地Dとなりました。」

 

 

影浦隊side

 

「ゆずるは大丈夫?」

「大丈夫だよ。悩みは解決したから存分にやろう。」

「じゃあ、ほかのやつらを蹴散らしてやろうじゃねぇか。」

 

 

 

 

東隊

 

「こいつですよ、例の大型新人。そういえば玉駒のエンブレムを付けていたような…」

「で、どんなやつなんだ?」

「あのときは上がったばっかだから弧月しか使ってなかったけどマスタークラスにも勝てるくらい強かったっす。」

「そうなると使える策が限られてくるな。どう出てくるのかを考えておこうか。」

 

 

 

玉駒

 

「上位に入るためにはここでも大量得点が必要だ。空閑はヒュースと組んで積極的にポイントを狙いに行こう。千佳は建物の外で待機だ。絶対勝つぞ。」

 

 

鈴鳴

 

「っていう作戦なんですけど。」「それだとフリーの相手に狙わない?せいぜい一回がいいところじゃない?」

「いや、ありかもしれない。ずっといると目をつけられるなら上手く使えばみんなの注意を惹けるんじゃないかな。時間がないけど詰めていこう。」

 

 

 

 

B級ランク戦ラウンド7の激闘が行われている裏で

 

 

「おいおい、ボーダーのホープがこんなところにいていいのかよ。」

「あ?そんなもんてめぇを捕まえれば終わりだ。捕えるために親しくしてましたで終わりだろ。」

「そうかよ。ならこの密談も減らさないといけねぇなぁ?」

「そういやぁ今回は一人なのか?いつもは連れがいるのに珍しいもんだ。」

 

「それは違います。」

 

物陰から一人の女性が現れた。

 

「お前か。やけにお供の回数が多いような気がするがなにかあるのか?」

「それを聞いてどうs」

「私は先生の備品です。このような後進国になぜ身を置くのですか?先生であれば国を作ることもできるはずですが。」

 

「指導者ってのは面倒だからな。いろいろとやらないといけないことが多すぎるからな。その割に報酬がどうみても渋いからな。誅殺されないならなら有力者のほうが都合がいいんだよ。」

 

(面倒な理屈をこねなくても単純に故郷だからで良いだろ。なんでそんな面倒なことをする。俺はまだまだ及ばないのか。)

 

「俺とお前が密会していることって誰にも言ってないのか?」

「ああ。他には見回りってことにしているからな。例え見つけられなくても裏にいたとでもいえば追及できないし俺がいなくなれば防衛戦力に大きな穴ができる。そう簡単に縛れないさ。」

「その辺の敵より立ちが悪いな。」

 

嫌味っぽく相手がいう。

 

「そういや近々侵攻してくる連中がいるぜ。」

「攻めてる暇あるなら自国の整備でもしていればいいものを。で、どこだ?」

「#######だ。」

「チッ。どこから漏れた。アフトが喋ったか。相変わらずせこい真似をする。」

 

「そうだな。神を自称する奴にろくな奴はいねぇってのがよくわかるな。準備の状況から半年以内ってところだな。しっかり備えておけよ。ここでやられるなんてことがあったらやばいからな。」

「この俺を何だとおもってる?いまさらそんなへまはしねぇよ。」

 

「それじゃな。お互い闇討ちには気を付けようぜ。」

「必要であればすぐに私をお呼びください。すぐに参ります。」

 

 

 

 

「おや、隊長。今夜は長かったね。」

「そうか?いつもと変わらないと思うが道草が長かったかな。で、どうだ、玉駒のネイバーは。」

 

「実力は相当なものだ。トップクラスの実力はある。タイマンなら勝てる相手はかなり限られてくるね。だけど一人よがりだ。はたして彼が制御できるか腕の見せ所だね。」

「ま、想定通りだな。あれは歩みよれないタイプで融通が利かない。よくも悪くも現場型。将軍にはなれない。間違いなく上層部ともめる。だからおいて行ったんだろう。くだらねぇハッタリにかからなければいいけどな。」

「そうだね。大きな権益を得たと思ったらもっと大きな損をしては意味がないからね。」

 

 

 

 




二穂の興味のおかげで三バカはむしられずに済みました

正隊員は最初から本気でやったので結果は準拠します



実力の力関係としては

忍田=九斬>>薫>>>>太刀川

なので相当開きがあります

話の結合(一話と二話をつなげて一話とする)

  • した方が良い
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