クロストリガー   作:スカーレット・ウィング

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九斬君の口調なんだけどキャラがぶれてるわけじゃないってのを報告しておきます



アンケートの結果、数が少ないのでアレかもしれませんが圧縮する方向に決めました
その関係で内容の重複すること覚えておいてください



22話

 

 

 

「君たちは人型と接敵したが大丈夫だったのか?」

「うむ。一方的に話されて終わった。それにしても本部長も隅に置けんな。」

「なにを言われたんだ?」

「なに、本部長の弟子にだった。やたらとながながしゃべらて結構退屈だったぞ。だが幼子を一人置いていくのはどうかと思うぞ。」

「何を言っているんだ。私の弟子はボーダー発足してからだ。おそらくだがそれは私ではない。」

「む、そうだったか。早とちりをしてしまったな。すまなかった。ではこれで退席させてもらうぞ。」

「ご苦労だ。今日は休むといい。」

 

 

 

「これで報告は終わりか、被害状況はどうなっている。」

「太刀川君をはじめ戦線に出られないのは6名。他は消耗は軽微で明日も出られるとのことです。」

「そうか。損害が少なくてよかった。これなら明日以降もやっていけそうだな。」

 

忍田は安堵した。ボーダー発足以来初の長期戦。前にも当人の経験はあるがその経験者は10人にも満たない。山場の初日を乗り越えられた安心感がした。

 

 

「それはどうっすかね。」

水を差す奴がいる。九斬だ。水を差すのは決まって幹部格しかいない時だが気分のいいものではない。

 

「正直様子見ってのが強かった。こっちの陣形とかマークする奴を探していると思います。屋上の狙撃手組は今日みたいな援護はできないと思います。」

「確かに敵の後ろにいる狙撃手(スナイパー)は厄介だが今日の動きは打つ手なしにも思えたが。」

「おい迅、例の資料を出せ。」

「いや、聞いていないですよ。おれのサイドエフェクトはそういうもんじゃないって。」

「あ?いいから未来をみてそれを資料にすんだよ。街をぶらついている暇があるならできるだろ。」

 

明らかに楽をしようとして失敗した。

 

 

「まぁ、気の利かないやつのことは置いといてだ。明日は屋上の防衛が肝になるだろう。なぁ迅。」

「そうですね。多くの未来で屋上で戦うのが確認できます。正直に言うとここが重要な場所になります。負けるとまずい未来が多くなります。」

 

「俺は今日のように下には展開して兵を寄せてから屋上に攻撃する可能性が高いと見ます。正直街へ行くのはブラフで戦力を向けさせないのが目的だと思う。」

「では、今日のように展開する部隊と屋上で対応する部隊に分ける。それで良いか。」

「まぁ、俺としては延々と遅滞戦をしたいところなんで正直誰もついてこられなさそうなんで早期決着は嫌だけどしゃーないか。さっさとケリをつけろと愚民もうるせーからな。」

「そういう言い方は駄目だ。」

「どうせ聞けやしないって。戦術のせの字もわからねぇ奴を説得するのは面倒だ。だったら嫌なら楯になって死んどくかって言えば大体の奴は文句言えねぇさ。」

「我々しかいない場での発言なら問題ないが外では言うな。そうなればトリガーを没収する。」

「わーってるって。そんなヘマはしないですって。」

「あとは登録外のトリガーが使われた反応があった。お前の協力者か?」

「そうだ。」

「われわれと顔合わせはしなくて良いのか?」

「んまーまだっすね。敵には伏兵にしておきたいんで。わざわざ見学にきているってことにしておきたいんで。協力者だとわかると陣容がばれるんで本部長か俺がやられて敵が攻勢に出るときに明かすのがが理想っすね。」

「そこまでいうならいいが決してこちらを倒すようなことはするな。」

「わーってるって。ちゃんといないところに配置してるんで敗走か後退でもしない限りは問題ないと思います。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一体どういうつもりだ?敵を前にしてお喋りとはずいぶん偉くなったものだな。」

「今日は攻勢にでないのしょう?ならばわざわざ戦う必要もないはずよ。1000体も犠牲にしてなんの成果もないあなたの方が問題ではなくて?」

「ふん。いくらでも作れるものなど被害にもならんわ。まぁいい明日は今日のようにさぼるのは許さんぞ。」

「肝に命じますわ。私たちとしても明日は山場となるでしょうし。」

「ふん。せいぜい役に立つことだな。」

「そういえば一つ気になることがあります。」

「なんだ。」

「今日の動き、なんだか読まれているよう思いますわ。カルラといいコード(クソガキ)といい敵の救援が完璧すぎますの。内通者でもいるのではないかと思いまして。」

「貴様、言っていいことと悪いことの区別もできなくなったか。」

「冗談ですわ。あなた方がどれだけ非道だとしてもそんなことをするほどではないわ。敵に規模はわかりませんが未来が見える者がいると思いますの。」

「そいつがこちらの動きを読んでいるということか。ならば予定を早めてそいつをつぶすとしよう。基地にも兵を送り、未来を見る時間を無くせばいい。」

「あら、彼女たち(バトルドール)を使うつもりかしら。」

「当然だ。基地さえ落としてしまえば損害はいくらでも補填できる。問題はボルボロスを倒した男よ。やつのトリガー次第で作戦を変えねばならんな。」

「そうね。時間制限があるからなのか自身も囮にしたものかで基地の制圧が大きく変わるわね。」

「だが、実際にやらねばわかるまい。ガロプラの夜襲には出てこなかったようだしな。」

 

 

「さて、どうしてくれようか。簡単に降伏してくれるなよ。試したい人形(兵器)がたくさんあるのでな。」

不敵に笑うその背後のタンクには番号が書かれており7個ある。不気味に光り輝いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、会議はどうよ。」

「おおよそ予定通り。ただ予定を早める必要があるかもしれない。敵が仕掛けてくるのが早まりそうだからな。」

「なら、こっちで抜け道を張っていればよさそうだな。」

「ああ。あとはウルトラCがないことを祈るばかりだ。」

「無神論者の相棒が祈るなんていうとは…明日は槍でも降るか?」

「祈るくらいするさ。祈る先が神じゃないだけで。」

「そうかい。その祈り、通じるといいな。」

「ああ。少しでも、な。」

 

話の結合(一話と二話をつなげて一話とする)

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