クロストリガー   作:スカーレット・ウィング

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全然思いつかなくて落としかけた


24話

 

 

 

 

 

「さて。いろいろと聞きたいことはあるが、だ。なんでてめぇがここにいる、舞姫。」

「あら、あなたはたしか特記戦力だったかしら。私は戦闘人形(バトルドール)No.1よ。確かに元の戦闘データはのものだけど私とはそれだけよ。」

「ああそうかい。なら、死んでいけや。」

 

 

 

あおいと栞の二人は柿崎隊と合流し敵の戦線と接敵、着実に敵を撃破するも圧倒的な数の前に前進ができず膠着状態になっている。

 

 

「これは…厄介ね。」

「そうだな。ここまで固められてはなかなか前に出ることはできないな。他の部隊と合流して一点突破を狙うべきだと思うがどうだ?」

「私もそれで良いと思うわ。防衛線の突破には火力が欲しいからできれば出水君か二宮君、あとは加古さん当たりとしたいわね。こっちが動くのと呼ぶのどっちが早い?」

「近くにh加古隊がいるけど残念だけど移動する余裕のある所はないわ。代わりにこの場所を受け持てる部隊がないと駄目よ。」

「なら、動きがあるまでここにいることになりそうね。」

 

 

 

千聖と二宮は共同戦線を張る。ボーダーでも屈指の実力者である二人の攻撃は次々と敵を撃破していく。

しかし、前線を押し上げるには火力が足りない。敵は堅牢な楯と装甲をもったトリオン兵を前列に配置して正面火力を受け止めている。側面や背後に回り込んだ弾は敵を破壊するものの依然として敵兵力は健在だ。

 

 

 

 

加古は那須隊と緋ノ宮隊を抱えて戦闘している。もともと自分の部隊は火力的優位よりも戦術的優位を優先しているため物量でこられると押し切れない。

那須は火力こそ高いが防御面に不安がある。熊谷は逆で防御には安定があるものの攻撃力は低い。

緋ノ宮隊は入隊、結成が遅かったため大規模戦闘の経験がなく、攻勢に出る際に不安がある。

できれば他の部隊を呼びたいが他も自分の戦線でいっぱいだ。自分が移動もしくはこの戦線を放棄することも考えたが前者は二穂の行動力が高く攻撃の意識が高いため自分がいないなれば那須隊の静止を振り切って攻撃する可能性が高すぎる。後者はこの戦線の背後を通って奥の戦線を構築しているため孤立する恐れがあるため難しい。

 

 

(こんな時に二宮君がいてくれたらね。)

 

いつもはからかってばかりいる同期の顔が浮かんだ。

 

(こんなときに出てくるなんて相当悩んでいるみたいなね。もっと簡単に考えないとね。)

 

 

「少し良いか?」

「二穂ちゃん何かしら?」

「思い過ごしかもしれないが、

 

 

「本当なら相当厄介なことになりそうね。残念だけど私たちが離れるわけには行かないわ。」

「む?そうか?戦力を集めて動かさねば敵に先手を取られることになる。逆に詰めの手はあるのならば良いのだが現状ないのが事実だ。敵が動くよりも先に動いた方が良いと思うのだが。」

「そこなんだけど敵の戦力がわからない以上リスクが高すぎるわ。この膠着も狙いだろうけどむしろ攻撃に出てくるのを待っていると本部はみているわ。部分的な攻勢はできても敵前線の突破まではできないわ。それに市民に被害がでればボーダーとしても大変なことになるわ。」

「つまりここで長々と敵の遅滞戦術に付き合うしかない。ということか。面倒だな。」

 

(戦果があればどうとでもなると思ったが私が思っている以上に基盤は脆いのだな。ボーダーが大規模な行動ができないのはこういうこともあるのか。いや、誰かが止めているとすれば。だがその者は何を得るというのだ。ボーダーが発展すれば未知の資源を獲得できる。リターンは十分なはず。であれば何が狙いだ?さっぱりわからんな、。)

 

 

 

 

「さて、てめぇが舞姫なら俺の腕を持っていくくらいはできただろうが所詮人形。キレも深さもねぇ。」

「私が、No.1の私が、手も足も出ないなんて…。」

 

 

[瀬田だ。基地に侵入してきた敵は倒したけど他にはいるかい?]

[いやいねぇ。トリガーを回収しておけばひとまず問題ない。爆弾の類も仕掛けていないところよほどの自信作か興味がないのどちらかだろうな。まぁいい。早く外へ行って戦線を上げてこい。]

[承知した。]

 

 

「壊れたか。とどめは…いらねぇか。これ以上はあれこれ言われてうるせぇからな。まぁただの嫌がらせだな。」

 

 

[本部長、俺も外に出て攻勢に出る。どこから行くのが良い?]

[そうだな、瀬田君とは逆の方向を頼みたい。]

[了解。じゃああっちですね。]

 

 

 

「ああもう!いくら斬っても減らないわ。むしゃくしゃする!もっと斬りごたえのあるやつはいないのかしら。」

 

 

部隊の展開の中央。そこに展開するのは玉駒第一と出水だ。隊長は先日の戦いで負傷、唯我は戦力外で無事一人となった。そのため玉駒第一とともに左右に展開する部隊を守る要にいる。

 

 

「まぁまあ、小南さん。そう言っていると太刀川さんをボコボコにしたやばい奴が出てきますよ。」

「そうだぞ。そうなれば俺たちはそいつに全力を注がないといけなくなる。左右の部隊が各個撃破される原因にもなる。」

「でも、どいつもこいつも楯を持ってて鬱陶しいことこの上ないわ。出水、あんたはなんかないの?仕方なく同席を許可してあげているんだから少しは仕事しなさい。」

「待ってくださいよ~。一応俺、隊長やられているんだけど。」

「そんなものは簡単にやられた太刀川に言いなさい。」

「頭は残念だけど隊長に言えないっすよ。」

「ふーん。」

 

全員がボーダーのトップクラスの実力者であるため通常のトリオン兵では相手にならず会話をしながらやるほどの余裕を見せている。しかし地点の重要さから攻勢に出られない苛立ちを小南は抱えている。

距離をとって攻撃できる三人とは異なり長期戦が予想される今回の戦いにおいて近接戦闘がメインの小南は思うように前にでることができない。

 

「やぁ、調子はどうかな?」

「「「「薫。」」さん。」」

「基地のことはもういいのか?」

「ああ、問題ないよ。少し様子を見てから隊長も出るからもう少しだけ待つことになりそうだよ。」

 

 

基地内の敵を撃破し薫が合流。散っている戦線を集結させ攻勢に出ることを伝えた。

 

 

「僕と桐絵で右側から行こう。左は隊長に任せていくとしようじゃないか。」

「けどあいつ私たちよりも遅くなるんでしょ?間に合うの?」

「そこは意地でも合わせるさ。そういう人だからね。」

「そお?ならいいけど。」

 

 

「レイジさん。」

「いうな。わかっている。」




二穂ちゃんの経営者的考察(深すぎて外れる)

話の結合(一話と二話をつなげて一話とする)

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