凍心少年のヒーローアカデミア   作:霰雹

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サブタイトルって迷うよね。



職員会議とその後

イレイザーside

 

受験数日後。

俺たちは今年の一年について話し合う会議に集められていた。

といっても、ほとんど決まっている合格者を見て、どう伸ばすかだの話し合う実に非合理的な会議だ。

そんなの入学後の行動を見ないと分からないだろうよ。

何故かマイクが合格者の中の四人を指して

「コイツラヤバイ」

としか言わなくなったのでとりあえず全員俺が受け持っておく。

天喰以外は除籍してもまともな人生を送れるだろう。

マイクが止めてくるが問題ない。放置。

「で、終わりで良いですか?」

会議が一区切りついた所で終了を促す。

「まだなのさ!」

…早く帰って授業の準備をしなければいけないのだが。

まぁ議題は分かっている。

「なんで、一年A組だけ21人なんですか?」

校長に聞く。

「特に意味は無いのさ!」

無いのかよ。

「強いて言うなら、今年から導入する制度が理由なのさ。」

その話ならかなり前に聞いた。

予算が安定してきたため、1、2人なら生徒を増やせる。

だから、優秀な生徒を20人とは別枠で取ろうと言う話だ。

「天喰ですね?」

「ああ!彼は特殊科に行く事になるけど、本来のクラスは一年A組で頼むよ!」

校長は新制度の発表のため、記者会見に出かける。

(…一旦特殊科に行くか。)

三年生の卒業祝いもそこで言ってしまおう。

 

-特殊科寮-

 

ミリオside

 

数日前の話。

環が急に居なくなったと思ったら、数時間後に何故か袖とズボンの裾をまくった姿で帰ってきた。

寒かったでしょあれは。

所々汚れていたから何かあったのか聞いたら、移動中警戒して匍匐前進で進んだらしい。

普通に歩いてくれ。

詳しいことは教えてくれなかったので、とりあえず放っておく事にした。

もしかしたら秘密の散歩とかかもだし。

いやそれだったら俺も連れてって欲しかったな…

「通形」

いやでも自由に動き始めた環を監視するのは…って

「イレイザー!?」

「そうだ。てかさっきから天喰見つめて何やってんだ?」

何と聞かれてもなぁ…

イレイザーは荷物を大量に持っていたので、テーブルに置いてもらう。

「まぁ良いよ。で、卒業生を祝いに来たんだが?」

ああ、荷物はお祝い用の花とかかな?

「全員出かけてますよね!」

むしろ自由時間に寮に居るヒーロー科の方が珍しい。

「そうか。まぁ良い」

そう言って荷物の中から雄英生徒統一の鞄を取り、環の方へ歩いていく。

「天喰、合格だ。今年から一年A組の0番として雄英に通ってもらう。」

 

 

 

 

 

…はぁ!?

えっと…環が合格って…雄英に?

当事者の環は鞄を受け取って俺の後ろに隠れてしまった。

「えっと…環、雄英受けてたの?」

俺が話しかけると「ん」と短い返事が返ってきた。

「詳しい話は俺からするよ」

イレイザー曰く、俺に内緒で雄英受験に行っていたらしい。

詳しい話が合理的に纏められた。短いよ。

衝撃だらけなんだけど…

でも、環が選んだなら良いはず。だよね!




ちなみにイレイザーが渡した鞄は制服等の学校用品が入っています。
出席番号が0なのはどの学年、クラスだろうと鞄を見れば問題児かどうか分かるようにです。
問題児は全員0番(天喰様の年から追加されたシステム)
ご都合雄英改造が行き届いてきた。
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