凍心少年のヒーローアカデミア   作:霰雹

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ハーメルンをハールメンだと思ってました。
今回は話が全く進みません。
飯テロやろうとして失敗したやつ。


初日(朝)

朝。

環はいつの間にか起きていたようで、ベッドの横に正座していた。

目の下の隈が消えていなかったので恐らくあまり眠れなかったのだろう。

今度はベッドで寝かしてみるが、やはり眠ってはくれない。

仕方ない、朝ご飯にしよう。

部屋を出ると、波動さんが居た。

環、波動さんと一緒に共用スペースに降りる。

他の生徒が何人か居たが、環が警戒しているのか近づかないので会話は諦める。

そういえば環はしばらく何も食べてないんだっけ。

個性がパソコンのデータの中に書かれていて、警戒した警察が点滴で栄養を与える事にしたそうだ。

雄英内で暴れても意味が無いが、最初は殺傷能力が無いものを食べさせるように言われている。

消化に良いお粥でも作ろうか。

俺はエプロンを付けてスタンバイする。

環は隣に居てもらおうかと思ったが、波動さんが一緒に待っていてくれることになった。

 

昨日の残りの米を鍋に入れ、水と一緒に火にかける。

水が温まるまでの間に卵や調味料を準備する。

温まった頃にそれを入れて混ぜた。

ちなみにダシも入れたが、俺に一からダシを取るスキルは無いので市販の物だ。

美味しそうな香りがしてきた頃に火を止め、皿に盛り付けたら完成。

 

朝ご飯がまだだと言っていたので、波動さんの分も作ってみた。

とりあえず喜んではくれたみたいだ。

環にも渡してみるが、空中を見つめて動かない。

「環君ね、さっきから全く動かないの!不思議!」

「多分何をするのか分かってないんだと思うよね」

とりあえず環にお手本を見せながらこうするんだよ、と教えてみる。

すると躊躇うこともなくぱくぱくと食べてくれた。

「ねぇ通形、環君食べるスピード速いけど、喉に詰まったりしない?」

波動さんの指摘はごもっともだが、これでゆっくり食べるように言ったら物凄く時間がかかる気がする。

まぁ、お粥だし問題無いだろう。

そうこうしているうちに環が食べ終わっていた。

食べる事に慣れていない訳では無いのかな。

個性の都合上、何か食べないといけなかっただろうし。

俺は食器を片付ける。

波動さんが手伝うと言ってくれたけど、キッチンに二人は狭いし申し訳ないので断った。

 

片付けた後は、今週の授業の復習をする。

レベルの高い雄英は、休みの日などないのだ…

波動さんと一緒に問題集を解いていると、隣に座っている環が見ているのに気がついた。

「もしかして、解きたいのかな?」

多分違うと思うが、前に置いてペンを渡してみる。

すると、すらすらと条件反射的に解き始めた。

そういえば環、大抵のことは出来るって言われたな…

闘いの腕が凄すぎて忘れていた。

波動さんも驚いていたが、すぐに立ち直っていた。

さすが彼女…と驚いていたら、また質問が飛んできた。

 

「ところで通形、なんで環君と一緒の部屋から出てきたの?」

説明するの忘れてたよね!

 




ミリオ「いや、やましい事がある訳じゃないんだけどね!」
言い忘れてましたが12月ごろの設定です。意味は特に無い。
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