PMC 異世界でも金のために戦う   作:ディセプティコン大好き

4 / 6
ちなみに、ヘルシングの武装親衛隊とかいるけど
まだまだ先の話だぜ



4話 サヘラントロプス

避難から3日たった

 

「バイタルは安定、意識もまもなく回復すると思います」

 

「そうか……しかし、参ったな…」

 

「これ、どこか目的地あるんすか?」

 

「……ないらしいよ」

 

「え?!ないんすか!」

 

『いきなりの避難だ、仕方のないことだ』

 

「はぁ……逃避行てのはなかなか消耗する物だね…」

 

 

ピピピピッピピピピッ

「ん?こちら偵察部隊、HQどうした?」

 

『こちらHQ、そちらの近くに、サヘラントロプスが歩行試験を行ってる、もし増員が必要なら頼ってくれとのことだ』

 

「なら、すぐにこちらに寄越してくれ!ないに越したことはない!すぐにだ!」

 

『了解、そちらに向かわせるオーバー』

 

「しゃー!おい!お前ら!サヘラントロプスがこっちに来るぞ!」

 

「まじか!」

 

「だが、まだ歩行試験中なんじゃ」

 

「歩行試験のついでに来るらしい、一気に戦力が上がったな!しばらくダラダラできるぜ」たばこを出し吸う

 

「窓開けろよ」

 

そして馬車が泥にはまる

 

「泥にはまっているだけだ押すぞ!」

 

「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」」

 

「あえていうなら、炎龍が襲ってこないとわかるまで逃げるらしい……難民ってどこの世界でも似たようなものだな」

 

そんな矢先一両の荷車が脱落していた

 

「だめです隊長 車輪が折れてます」

 

「……ここにとどっまても死を待つだけじゃ 命あっての物種じゃないか 背負える分だけでも持って逃げるんじゃ」

 

「っ……くっ」

 

そして、エリートクルーが近づいてくる

 

「……さぁ、早く持てる分だけ持て」

 

「……わかりました」

 

そして

「……これですぐに燃えるはずだ」

 

ガソリンをその馬車にかけ

 

「やれ」

 

「了解」ハンヴィーにあらかじめ積んでおいたM1/M2火炎放射器でその馬車を焼く

 

「エリートクルーさん……どうして火をかけたのですか?」

 

「……潰しても良かったんだけど、どうせ邪魔してくるだろうし、燃やした方が早いだろ?」

 

「車輌の増援を頼むわけにはいかないのですか?」

 

「無理だな、それにここ、君たちにとってのフロントラインを越えてるんでしょ?俺達と自衛隊程度なら見逃しても大規模な部隊が侵入したら敵も動くかも知れない……それによって戦争が起こり、こいつらのような村人が増える…」

 

「……そうですか…」

 

「だから、俺達とお前達自衛隊が手を貸す、それぐらいしかできねーだろ?」

 

そして、また出発する

 

「あれ?前方になにやら」

 

「ん?」

 

「……なにか嫌な予感がする…」

 

「俺もだ……全員、構えろ」

 

「この空気……ハンクみたいなやつが来るな…」

 

「……カラス?」双眼鏡で覗く伊丹

 

次の瞬間、ハルバードが見える

 

「え?!……んん?」もう一度覗く

 

そこには頭から爪先まで全身黒一色の少女だった

格好はどこかヨーロッパ風の人形の様で側には外見には似合わない大き目の斧を携えている

 

「ええっと……ゴスロリ少女?!」

 

「ええ?!」

 

黒服少女が近づいてくる

 

「……」

 

「MOVE」

ハンヴィーから機関銃を装備した3人のエリートクルー、サブマシンガン2人のエンジニア、ショットガンを装備したソルジャーが出てきてその少女に銃口を向け待機する

 

「ねぇ、貴方たちは何処からいらして、どちらへ行かれるのかしらぁ?」

 

「え?なんて言った?」

 

「止まれ!それ以上近づくと撃つぞ!」

 

「ちょ!君たち!どうしたのさ?」

 

「わからないのか!あいつから出てくる殺気のようなオーラ、それに、微かに匂う血の匂い……あいつは大量に殺しをするやつだ……」

 

「その武器を捨て、両手をあげろ!」

 

「MOVE!MOVE!MOVE!」

 

その少女の前方にエリートクルー達が集まり

銃口が向いている

 

「あいつらは、なんであんなに焦ってるんだ?」

 

「いや、分かりません」

 

「見た目は子供のようですが…」

 

なんとも言えない緊張感が漂う

 

困惑する伊丹達を他所に、子供や大人一斉に少女の周りに群がり崇める様に歓声した

 

「神官様だ!!」

 

「え?……神官様?」

 

「神官?」

 

「……神父見たいなものか?」

 

「どこから来たのぉ?」

 

「コダ村からです!」

 

「村を皆から逃げ出しまして……」

 

「炎龍が出て来て、ここまで来ました」

 

「祈りを捧げているように見えますね」

 

「あの、変な格好は宗教的な意味があるってことか」

 

そして、伊丹達が乗る装甲車に近づいてくる

 

「っ……」エリートクルー達はまだ銃口を向けており警戒している

 

「この、変な人たちは?」

 

「助けてくれたんだ!良い人たちだよ!」

 

「嫌々連れて行かれるって訳じゃ無いのねぇ?」

 

「うん!」

 

「そんな、盗賊紛いなことをするかよ……」

 

「これどうやって動いてるのかしら?」

 

「わかんない、でも乗り心地は荷車よりずーっといいよ!」

 

「へぇー……乗り心地がいいのぉ?」

 

装甲車に目を向け

 

「私も感じてみたいわ、これの乗り心地」

 

「伊丹……安心しろ、骨は可能な限り拾ってやる」

 

そしてどう言う訳か伊丹の膝の上に少女が座る

ハルバードはエルフの上に置かれる

 

「うわ、重そう」

 

「ちょ!ちょっと待て!窮屈なんだよ!」

 

「んふふ♪」

 

「退いてくれ~!」

 

「伊丹、諦めろ、そいつはお前に夢中らしいからな」

 

「羨ましすぎます!隊長!」

 

「そうか?」

 

「俺達のところにもいるよな?あんな感じのやつ」

 

「いいから降りろ!」

 

そして、なんやかんやあり出発すること数時間後

 

「おぉ、ロチの丘だ」

 

「ここまで歩いたのか」

 

「ちょっと雰囲気変わりましたね」

 

「あぁ、村からもかなり離れたからな……このまま逃避行も終わりにしたいよ」

 

「全くです」

 

その時頭上に大きな影が実現したそれは炎龍だった

炎龍は避難民に襲い掛かる

必死に逃げ惑う避難民

 

「おいおいおい、嘘だろ!」

 

「エイブラムズ!砲撃開始!」

 

2両のエイブラムズの砲撃が炎龍に当たるが

あまり効いてないようだ

 

「おい!APFSDSを装填しろ!」

 

「いや、その必要はない……そろそろ、来るはずだ」

 

「来るって!そうか!」

 

ガシャン、ガシャン、ガシャン、ガシャン

と何か大きなものが歩いてるような音が近づいてくる

 

「なんだ、この音!」

 

「来たぜ!俺達の援軍がよぉ!」

 

そして、その音の正体がわかる

 

『グルルッ』

二足歩行をする巨大なロボット

 

「な、なんだあれ?!」

 

「ロ、ロボット?!」

 

「直立二足歩行兵器……ST-84、サヘラントロプス」

 

「サヘラントロプス……」

 

『すまない!少し遅れてしまった!』

 

「おせーんだよ!」

 

「そいつを追い払え!」

 

『了解!』

 

そういい炎龍に突っ込む

 

『うぉりゃ!』炎龍を殴る

 

「はやく!遠くに!」

 

「ギャォォォォォォォォ!!!」

とサヘラントロプスに炎を吐く

 

『あっっつ!このやろぉぉぉぉぉぉ!』バババババババババッ!

頭部ガトリング砲を発射するが、弾かれる

 

『ちっ、さすがに堅いか!なら!』

蛇腹剣「アーキアル・ブレード」を構える

 

『食らえ!』

地面に振り下ろし、地面から爆発性の金属塊を炎龍に向かって隆起させそのまま炎龍に向かってくる

そして炎龍の右腕に当たり爆発

 

「ギャォォォォォォォォ!!!」

そしてそのまま右腕が爆発し、腕が取れ飛び去る

 

「……終わったんすかね……」

 

「多分な……にしても、なんなんだあいつらの技術力……」

 

その後、ドラゴンを撃退する際犠牲になった村人達の墓を作って犠牲者に対する追悼の意を表明し黙祷をする

 

「生存者の大半は近隣の身内のところに行くか何処かの街か村に避難するそうです」

 

「街って言ったって知り合いいないだろ……大丈夫なのか」

 

「それより、それ以外がもっと問題です」

 

「身内が亡くなった子供とお年寄り、怪我人か…」

 

「薄情ですまんがこちらも自分のことで精一杯でな…その者まで心配する余裕はないのだ」

 

「置いていくの?」

 

「あんたらには心から感謝しているよ…」

 

そして、残った人達はまた出発する

 

「さよーならー!」

 

「ありがとー!」

「元気でなー!」

と感謝の言葉が多く聞こえる

 

「……」涙を拭う

 

「……少し寂しくなるな」

 

「それで、どうなさいますか?伊丹」

 

「あ……」

 

他に残された者達を見る

 

「はぁ……ま、いっか!大丈夫!任せて!」Vサイン

 

「……あいつ、楽観的だな」

 

「だが、あれくらい楽観的な方が良いのかもな」

 

「全員!乗車!これよりアルヌスに帰還する!」




書き終わった~!サヘラントロプスでてきた~
今回のサヘラントロプスは、歩行試験のためレールガン等は取り払われている
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。