Sleeping Pills* の AU小説   作:Sleeping Pills*

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Dreamtale V

……今からおよそ、4年前。

 

僕は今と同じように… いや、今よりも乱雑に、町の皆から暴力を振るわれていた。

 

勿論のこと生傷も耐えなくて、身体中痣と擦り傷ばかりだった。

 

この世界には通貨の概念などは無いから、お金に関して心配することは何も無い。

じゃあ、どうして町に薬を買いに行かなかったか、それは……

 

 

〈  傷を治すための薬や道具を貰うためには、 〉

 

〈  町に行かなくてはいけないから。 〉

 

 

今でこそ、「こんな事、日常茶飯事だ。」って受け流して、用事があればたまに町に行くくらいにはなったけどね。

 

 周りから避けられ始めて直ぐの昔は、町の人達に会うのが本当に怖くて。

そんな人達が沢山いる場所に行かなくちゃいけない事が、昔の僕は、何よりも嫌だったから。

 

「 町に行ったら、今よりもっとひどい事を言われるかもしれない。」

 

「もっとひどい事をされるかもしれない。」

 

って思って、そのままにしていたんだ。

 

 

 

 

けど、そんなある日。

 

いつもの通り感情の樹の根本でみんなが居なくなった後に1人で泣いていた時に、それは起きたんだ。

 

 

突然目の前の空が、ゆっくりと渦を描くように歪んで、僕ならぎりぎり通れそうなくらいの大きさの穴が作られて。

…そして、その中から小さな、白衣姿のスケルトンのモンスターが現れたんだ。

 

 

初め、そのモンスターは僕には気づいていない様子で、自分の辺りの風景を見回していた。

 

一瞬Dreamの知り合いとも思ったけれど、僕は彼も、そして彼がここに現れた手段も全く知らない。

それに、彼の少し驚いたような表情の顔...

 

きっと彼は、この場所に来る事は初めてなのだろう。

 

困っているようであれば僕が少しだけ話しかけて、何をしに来たのか聞いてみようか...

 

 

...そんな事を、今の僕が見たら冷静に推測することが出来たかもしれない。

 

実際の、その時の僕が出来たのは 呆気に取られて、自分の目の前で起きた不思議極まりない光景に、ただただ目を白黒させる事だけだった。

 

 

「 逃げたい 」という思いが脳裏に何回もちらついたけれど、お母さんとの

「 感情の樹を、何があっても護る 」という約束で、無理にそんな考えを抑え込んで。

 

それでも特に何か出来ることもなく、ただその場にじっと蹲っていた。

 

 

もし、他の誰かにこの話をすれば、「 なんで、〇〇をしなかったんだ? 」等、言われるかもしれないけれど。

 

《 見慣れないモンスターが、突然目の前に湧いて現れる。》

 

...そんな異常現象を目の当たりにすれば、普通誰でも昔の僕と同じようになるんじゃないかな、と思う。

 

 

もしかすると今の僕も例外ではなく、これが起こったのが今であったとしても恐怖で固まっていたかもしれない。

 

…それとも、Dream なら彼に直ぐ話しかけて、友達になろうとするだろうか?

 

 

 

……話が、それたね。

 

それに、例え逃げる事を選ぼうとしていたとしても、

その時の僕は身体が動かなかったんだーー

 

ーまるで金縛りにでもあったかのように。

 

モンスターはもっと辺りの様子を見てみたい、けれど遠出をするのは少しためらっている...

そんな様子で穴の周辺をゆっくり、円を描くように回っていたけれど、

 

 

ふと「 何か 」に、目を止めた。

 

視線の先にあったのは  感情の樹と、その樹に実る林檎。

 

 

モンスターは 暫くそれを静かに見つめた後 ーー

 

ゆっくりと、林檎の1つに、手を伸ばした。

 

あのモンスターは……

 

〈 感情の樹から林檎を取ろうとしている!〉

 

ーその事実を飲み込んだ途端、僕の脳を焦りと恐怖が支配した。

 

 

( 早く、あのモンスターを止めないと、)

 

( 林檎を 、守らないと! )

 

身体に精一杯の力を込めて、大声をあげて突き飛ばそうとする。

 

…だけど、現実はそう上手くは行かなくて。

僕の身体はピクリとも動かずに、モンスターの伸ばされた手だけがどんどん林檎に近づいていく。

 

そして、もうだめだ… と思った瞬間。

 

不意に身体全体の拘束が 解かれたように感じて、それと同時に。

 

「…っ……!」

 

声が、漏れた。

 

それと同時に、モンスターがこちらに向かって素早く振り返る。

 

 

 

 ー 彼の目が、僕の目と重なった。

 

 




…めりーくりすますでございます。
この寒い中、皆さんは如何お過ごしでしょうか?

更新頻度、どんどん落ちてってない? 多分気のせいですよ!

リア充してますか? 爆発しやがr((殴

…さて!

筆者は今年、親サンタから

【妙に聡くなってきた弟の枕元にプレゼントを置いてくる】

という、夢のかけらもない仕事を言いつけられました…
ものすごくフクザツな気分でしたね、はい。

けど、幸い親サンタからプレゼントはあるそうなので、明日の朝に開けて行きたいと思います。

それでは皆さん、良いクリスマスを!


《 追伸 》
 実は!
…今月20日から、筆者は、Pcがぶっ壊れてろくに文も打てない状況になっていたのですよね…。 (あ、因みに…現在進行系です☆)

なので、こっから暫く更新頻度はさらに遅くなると思われ……

それと!!
知らぬ間にUAが、195を突破しておりました!
₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾ ←我、歓喜の舞。

自分の小説を書いていく意欲に、勝手にさせて頂いてます、ありがとうです!!!

【 お知らせ 】

PCが更に壊れ、ろくに文章を打つことが出来ないレベルにまでなってしまったので、
一時的に更新を休止させて頂きます......

それと、今日は我の誕生日です!(1月5日)Happy birthday to ME !!!

誰か祝ってくださいな!!!!
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