現れたのは烏賊のような化け物だった。
しかし触手は10本以上いや30はあろうかというほどだった。
高さ6メートル余りであり、高さ2メートル幅5メートルの土塁が心細く感じた。
843:名無しの異世界人
なんだあれ?
デカイ烏賊ってわけじゃないんだろ
844:去らば相棒
イッチ「各員に通達、敵性個体は土塁の向こうまで攻撃は届かない!!やることは一つ遠距離飽和攻撃、開始!!」
イッチ「あ、主人公もミノーちゃんもお嬢様も待機」
主人公「え~、なんでですか?!」
イッチ「全員、フィニッシャーかつ前衛、後衛での火力に乏しい」
イッチ「なので、チャンスが来るまで待機OK?」
主人公「わかりました」
845:名無しの異世界人
不満ありげな感じましましな返事だな
何かあったら突撃しそう
846:名無しの異世界人
他の二人は完全に納得したもよう
でも構えは解いてないな
847:名無しの異世界人
つかこんな化け物人為的に産み出せるってヤバくないか
848:去らば相棒
あれ作るどころか所持してるだけで一発アウトな代物だし
まして仕掛けようもんなら地獄に逃げても追いかけて裁判する気概あるし
意図しないとはいえ博士の作ったお手軽に世界を滅ぼす兵器だからね
博士の名誉を守るためにも全力で潰しにかかられるよ
何よりあれ、下手な核より被害の深刻さが段違いだからね
主人公「まだダメなんですか?」
イッチ「ダメ、今行くとああなる」
主人公「え、あれ私ですか?」
849:名無しの異世界人
イッチあんなこともできるんだな
まさか主人公の影人形とは
850:名無しの異世界人
影人形が突撃していった‼
851:名無しの異世界人
うん、触手に阻まれて立ち止まったところをグサグサですよ
人形だから血とかでないけど、グロい
852:去らば相棒
イッチ「なにか言いたいことは?」
主人公「大人しく待ちます」
イッチ「よろしい」
853:名無しの異世界人
主人公ガクブルしとる
854:名無しの異世界人
当たり前だろ間違いなくあれは今突っ込んでいったらこうなるって言う純然たる事実だし
855:名無しの異世界人
そう言えば、今暇なんだよな
886:去らば相棒
触手の数削らんとなにもできないから正しい
ご褒美って言っても衣装限定ね
ポーズまではとらん
887:名無しの異世界人
よっしゃあ
番号指定ありか?
888:去らば相棒
無いけど、あんまり馬鹿げたのは却下するから
なにか動きあるまでどうぞ
889:名無しの異世界人
園児服
890:名無しの異世界人
スクール水着
891:名無しの異世界人
制服、学校の
892:名無しの異世界人
巫女服
893:名無しの異世界人
バニー
894:名無しの異世界人
パイロットスーツ
895:名無しの異世界人
シスター
*********
950:名無しの異世界人
僧侶の服
お、なにやら烏賊が震えてる
951:名無しの異世界人
もう終わりか?
952:名無しの異世界人
みたいだな
953:去らば相棒
主人公「そろそろ仕掛けても大丈夫ですよね!!」
イッチ「もう少し待てだよ」
主人公「なんでですか?!」
イッチ「あいつは――」
主人公「沈んでる?まさか逃げる気?!」
イッチ「逃げないって――」
主人公「なんでそんな確信があるんですか?!」
主人公「もう、いいです!!」
954:名無しの異世界人
イッチの制止を振り切って、主人公が片手剣を両手持ちして、なんか呟いてる
955:去らば相棒
主人公「『我が手にするは人ならざる者に鍛えられし神秘の結晶』」
主人公「『その秘めたる強大な力もて、我が前に立ちふさがりしあらゆる障害を切り開かん』」
イッチ「まずい、お嬢、ミノーちゃん回収よろしく」
二人「了解!!」
イッチ「お姉ちゃんは、三人の回復準備と」
お姉ちゃん「いいよ、十夜月聖がアリス・S・十夜月の全力を許可します」
イッチ「ありがとうございます」
956:名無しの異世界人
主人公が構えた片手剣の刀身が真っ二つになってひらききって元々刀身のあった場所に光が生えてデカイ剣になった
957:名無しの異世界人
そのまま、土塁の上から飛び上がった。
化け物の真上まで飛んで降り下ろした‼
********
sideミソラ=ファーレスト
私は空中で確かに確信したのだ
『
怪物を切り裂く自分を
『
しかし現実に切り裂いたのは、水面に移る自分の姿だった。
すぐさま引っ張られる感覚、そして左足にぶち込まれるナニカ。
突如やってくる痛みに私の意識は闇に沈んだ。
********
958:去らば相棒
イッチ「大丈夫?二人とも」
お嬢「私達は問題ないですが」
お姉ちゃん「あちゃー、ざっくりやられてるね」
お姉ちゃん「でも大丈夫、この程度なら一分で治るわ」
イッチ「ありがとう、お姉ちゃん」
お姉ちゃん「合わせて3分で復帰させるわ、できる?」
イッチ「問題なし」
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side????????
なんだ、何を見せられている。
私は何を見せつけられているんだ。
ミソラ=ファーレストが失敗しているのを見た。
左足に触手の一撃を食らい、浸食されたのだ。
如何に聖女と言えど、復帰に数分は懸かるだろう。
だがあそこにいるのは、あそこで平然と立っているのは――
ミソラ=ファーレスト
なのだから、何が起きたというのか。
皆目検討がつかなかった。
いや、そもそも前提が間違っていた?
あの噂、あれが罠だったとしたら?
噂は宝としか言っていなかった。
もし、それを『暁の福音』と勘違いさせられるように仕向けられたとしたら?
まさか、噂は私達にだけ向けられた?
ありえない、少なくとも同時に30ヶ所以上の場所から聞けた噂だ。
これが欺瞞なら少なくとも百二十人は動員されている。
そんな人数が秘密裏に動けば気づかないはずがない。
私達の組織は残党だ、いや残党だからこそそういった気配には敏感だ。
そんな気配はしなかったし、そんな連絡はなかった。
ならばなぜ、私は捕まっているのか?
お前か?
お前なのか?
「ん~、どうしよっかな?」
「私を拘束して何のつもりですか?」
「アリスさん」
薄暗闇に見えた少女の瞳は金色に輝いていた。
この暗闇でも、煌々とはっきりとその存在を示していた。
ほんとは一話で終わらせる予定でしたが、なぜか続きました。
問題出してすぐに回収するのは性急だと思い。
急遽捕まったあの人が登場しました。
次回もよろしくお願いします。