ソードアート・オンライン〜Irregular player〜   作:mikuroさん

3 / 10
第3話「出会い」

―ぜえぜえ・・・何とか撒けたようだ。それにしても、綺麗に全部当てれるとは・・・俺は玉入れ選手権とかあれば1位間違いないだろうに・・・

 

と、考えていると

 

「ば・・・」

 

「ば?」

 

「馬鹿じゃないのっ!?死にたいの!?」

 

その言葉にデジャブを感じつつ、いや違う。

なんせ、以前とは違い 顔面に拳が飛んできたのだから・・・

 

 

 

 

 

「それにしても、あの人大丈夫だったかなー・・・」

 

「あんだけの数のタゲを取ったんだから、流石に助かったと思うわ」

 

現在ホルンカの村の酒場に居る。ホルンカに戻ってくる帰り道はこっぴどく

ミウに説教された。

 

あんたは俺の母親かよ!!などと言ったら、頭を叩かれた。

 

ネペントのクエストに関してはというと、目的のアイテムが1つ足りないが

俺かミウどちらが先にクリアするか話し合う前に、

 

「クエストは先にミウがクリアーしてくれ」

 

「でも・・・」

 

「ファーストレディーだ」

 

「・・・それを言うならレディーファーストよ」

 

「・・・・・」

 

大恥をかいてしまったものの先にクエスト報酬をミウに譲ることができた。

 

で、今は酒場で何をしているかというと、休憩をとりつつある人を待っている。

情報屋だかネズミだとかなんだとか・・・

 

20分後

 

からーんと綺麗な音色を奏でながら扉が開いた。

 

「オー、ミーちゃん 久しぶりダナ」

 

「久しぶりアルゴさん」

 

「ン?その可愛らしい顔の人は誰ダ?」

 

「メッセージで書いた男の人が彼よ」

 

「ホー、お前がユイトカー・・・ほうほう」

 

アルゴと呼ばれる人物に全体をジロジロ見られ終わり、

 

「紹介するは、彼女はアルゴさん情報屋をやっている人よ」

 

「ヨロシクナ!ユー坊!」

 

早速あだ名を付けられた。

 

 

 

「―デ、ソレがメッセージに書いてあっタ、文字化けしたスキルカ」

 

「しかし、本当に心当たりが無いしタダのバグだろ。」

 

「マ、そう考えるのが妥当ダナー」

 

現在、俺の謎の三つ目の文字化けスキルの事を考えているところだった。

 

「そうよね…じゃあ、その話は置いといて。アルゴさん、何か新しい情報とかある?」

 

「ンー…そうだナー…」

 

からーん、扉を開けた時の音だ。

 

「あ」

 

新たな客は黒髪の片手剣使いだった。

別にただの客だったら気には止めないが、なんせネペントのクエストの時の森でこちらが勝手に助けたプレイヤーだったのだから。

 

「オー、キー坊じゃないカ」

 

「…あぁ、アンタか」

 

「アルゴさん、知り合いの方?」

 

「マーナー」

 

(何か暗そうな人だな・・・)

 

「あんたは・・・あの時タゲをとっていってくれた人か」

 

「へ?あ、あぁ・・・流石に見てられなかったから・・・あ、余計なお世話だったか?」

 

「いや、むしろ助かったよ。ありがとう」

 

「あ、あの人はどうなった・・・?」

 

言った後に気づいた。これは聞かない方が良かったか。

黒髪の剣士は目を伏せていたがこちらに顔を向け、

 

「・・・いや、いいんだ。自己紹介がまだだったな、俺はキリトだ。」

 

「俺はユイル、よろしく」

 

 

 

 

「―なるほど、そんなことが・・・」

キリト、アルゴ、ミウ、俺の計4人で情報交換などをし終わって、一服していたところで、

 

「そうダ、不思議な情報があったナー」

 

「不思議な情報?」

しかし、この店 俺たち以外の客がいないのは何故なのだろうか・・・

ふと、そんなことを思っていると

 

「マ、本来なら情報料を貰うんダガ、今回はタダにしとくカ」

 

おいおい、金を取られるのか・・・って普通か

 

「10001人目のプレイヤーがいるらしいんダ」

 

「待て、あの時茅場は10000人といってただろう?そもそも、SAOをプレイできるのは、10000人だけのはずだ」

 

「ソの通りダ。キー坊。だから、ある疑いがかけられてるんダ」

 

「疑い?」

 

「製作者側の人間がログインしていル疑いダ」

製作者、このソードアートオンラインの制作に携わった人が・・・

待て、それって・・・

 

「茅場が途中参加したんじゃないかと言われてるんダ」

茅場、このSAOという第2の世界を作った張本人だ。

でも、途中参加したのって・・・

 

「あ、あのさ・・・」

 

「どうしタ?」

 

「例えばなんだけどさ、もし茅場と思われしきプレイヤーアバターが特定された場合はどうなると思う?」

この質問をした理由は他でも無い理由があるからだ。

まず、途中参加でログインしたのは俺なのだから

 

「そうだナ、まず捉えられる事は確実だろうナー」

マジかよ・・・

 

「それだけじゃ済まされないだろうな」

キリトがドリンクを飲み干し答える

 

「このSAOに閉じ込められて精神状態が安定しない人が多々いる。悲しみ、怒り、絶望など、様々な感情が溢れかえってる。そんな精神状態の中、この世界に閉じ込めた本人が目の前にいるなんてなったら・・・」

 

「殺される、か」

マズイ、非常にまずい。もし途中参加したプレイヤーが俺なんかと知られたら

 

「だけど、見つけるのはおそらく不可能だろうけどな」

 

「どうして?」

 

「生命の牌に名前はアルファベット順に並んでいるんだ。プレイ開始順だったら誰かはわかるけどな」

 

ひとまず助かった。10001人目のプレイヤーということはバレることは無いようだ・・・

しかし、視線を感じ右をチラッと確認してみると

ミウがこちらに疑いの眼差しで見ているため一先ず首を横に振っておく

 

「・・・まあ、茅場晶彦がこのゲームに入ったって確証も無いし、その話もおしまいにしましょうか」

 

「・・・マ、そうだナ!で、これからどうするつもりダ?」

 

「俺はとりあえず、次の村に行こうと思っているよ」

 

「そうだ、キリト1人だったら良ければ俺たちとパーティーを組んで一緒に行かないか?」

もしキリトがパーティーに入ってくれるなら戦力が増えるし人数が多い方が心強い

 

「いや、せっかくの誘いだけど今は遠慮しておくよ。」

そうか、あの森で仲間が目の前で死んだんだもんな・・・無理もないか

 

「わかった、じゃあフレンド登録はいいか?」

 

「あぁ」

そして俺たちはフレンド登録を済まし、キリトは次の村へ、アルゴは「オレも用事があるかラ、またナー」と言って消えていってしまった。

 

俺とミウはというと、各自昨晩泊まった宿屋に戻った。

 

俺が宿屋に入る前に

 

「本当に違うんだよね?」

 

「へ?何が」

 

「10001人目のプレイヤーのこと」

なるほど、やはり茅場じゃないかとという疑いは拭いきれてないわけか

 

「10001人目というのは俺のことだろうけど、俺は茅場晶彦じゃないよ」

 

「・・・そうよね、そうだよね。わかった変なこと聞いてごめんね!じゃ、おやすみ!」

 

「あぁ、おやすみ」

ミウは自分の宿屋の方角に走って行ってしまった。

 

「ありゃ、まだ信じきってもらえてそうにないな」

とにもかくにも、宿屋に入って眠りたい

 

自分の部屋に入って装備を解除し簡素なベットに寝転び天井を見上げる

今日もいろいろあった。

ネペントに追いかけられ、キリト、アルゴと出会い、10001人目のプレイヤーというのがおそらく俺だという事を知った。

 

「・・・・」

 

俺はいつの間にか眠ってしまった―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 




結構月日が空いていしまいました。私です。
久しぶりに投稿したのでか、言葉がぐちゃぐちゃになっている気がしますが、
平常運転なので問題無しなのです。ではでは、またお会いしましょう end
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。