ホロライブラバーズ トロフィー『数多の業を振るう者』獲得実況プレイ 作:疾走
みなさま〜(孤軍奮闘)
前回はホロライブ学園に入学して、バトロワでイモってました。以上!
今回は風真いろはとの戦闘から始まります。[風真いろは]は[第六感]や[攻撃予知]とかいう絶対的な戦闘性能を持っています。これに加えオーディションで基礎スキル2つ追加されてます。もうやめましょうよ!! もうこれ以上戦うの!! って言いたくなりますよこりゃ。ま、見ててくださいよ、勝ちますから(自信満々)え? お前白上に負けてたろって? 黙れ小童! では本編へゴー!
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刀を構え、いつでも飛び出せるようにしているいろはと長剣と短剣を持ちその特殊な剣に魔導回路を展開し魔法を準備している奏人。両者共に動かない、どちらも最初に有利になった方が流れを掴むことを知っているからだ。その緊迫の睨み合いの中、飛び出したタイミングは、両者同時だった。
「フルミニス・ペネトレイト!」
一条の雷が疾走り目前の敵を貫こうとする。それを軽い動作で避けたいろはは空気抵抗を感じさせぬ速さで奏人へと接近、刺突を繰り出す。速く、抉るような刺突を短剣で弾き長剣を振るう。それをいろはは上に飛び、避けながら奏人の後ろをとる。空気を切り裂きながら放たれる斬撃を薄蒼の光を纏った高速の斬撃が受け止める。鍔迫り合いにもつれ込ませずに強引に弾き距離を取る。
(疾い──いや、
風真いろはの強さとは? このバトルロワイヤルで戦った者達は言う。その鋭い刀術、素早い動きが強いと。確かにそれらは彼女の強さだろう
その鍛え上げられた刀術は一切の歪み、ブレが無く、その疾い動きは身体への余計な負荷、減速が無い。高い身体能力を常時百パーセントのパフォーマンスで発揮させる身体のコントロール。天性の才能と果てなき努力が組み合わさったこの武器を彼女は理解している、だからこそ一見無茶と思われる行動を躊躇なく行う。
「おぉ〜今のを軽く凌ぐとは、やるでござるな! 奏人殿!」
「はっ、もう限界だっての」
「そうでござるか? ならギアを上げてくでござるよ!!」
「勘弁してくれ……!」
再度、激突。
正確に四肢と急所を狙う攻撃を捌きつつ機を見計らって刀を弾き脚に【刃影】を放つ。その一撃をバク転により宙に逃げたいろはに奏人は魔法を放つ。
「フルミニス・ペネトレイト!」
だがその雷撃すら宙で体を捻り回避する。なら、もう一撃、奏人は長剣による追撃を試みる。普通ならこの追撃は当たっていただろう、だが残念な事にこの侍は異常であった。
(───!? 嘘だろ!? あの体勢から何でこんな鋭い斬撃を出せるんだよ!?)
捻りを利用した回転、その中に先程と同じ鋭さの斬撃が混じっていた。撃てるはずが無い姿勢からの一撃を避けきることはできなかった。僅かに、だが確実に胸元を斬られる。だがそんな事を気にしている余裕は無い。
(動きの繋に無駄が無い、回避と斬撃を同時に行っているのか? 回避は攻撃でもある、クソっ、バカ正直に斬り合ってたらそのままやられる! なら、退いて───それだと勝てないだろっ)
正面から斬り結び合いながら思考をより一層加速させる。
(近距離だと負ける、遠距離だと勝てない、正攻法だと絶対に勝てない。───だから裏をかくしか勝ち目が無い。仕込みができるまで持ちこたえられるか?)
視界を縦横無尽に駆け巡る怒涛の斬撃に何とか食らいつく。いろはの刀を強引に弾くも弾かれた勢いを回転に変換して強烈な横薙ぎの斬撃を放ってくる。それをバックステップでぎりぎり避けながら魔力を高め、魔法を放つ。
「グラキエース・シールド!」
自分といろはを隔てる様に氷の遮蔽物を作りその間には左手に短剣から持ち替えたメイスを握り【重い一撃】を地面にぶつける。地煙が周りを漂い二人の姿を隠す。いろはは周囲を警戒しながら刀を振るい地煙を払う。───! 突如後ろから飛来した手斧を受け流し飛んできた方向に集中する。
(地煙で周りはまだ完全には見えていないでござる。でもそれは奏人殿も同じ筈、何を企んでるでござるか?)
いろはは刀を鞘に納め、抜刀術の構えをとる。何が来ようとも自身の修めた技にて斬る、今までの研鑽から生まれる自信は精神を揺るがせない。
一瞬の間の後に雷撃が閃き、いくつもの氷弾が降り注ぐ。一足先に来た雷をサイドステップで避けつつ氷の弾の雨を正確に捌き切る。
(上から魔法が来た、ジャンプをしたということでござるな、なら今は何処に着地したでござるか? ───!)
さっきと同じ様に飛来してくる手斧、抜刀によりそれを叩き落とし飛来してきた方向に意識を集中させる。再度刀を納刀、抜刀術にて向こうの出を待つ。全神経を集中させていたいろはが、それに気づけたのは己が
完全に裏をかけていた筈の一連の行動と渾身の斬撃。不可避にして勝敗を別つ筈だった一撃を止められ奏人は衝撃とその勘に感服する。
(嘘だろ!? 何でいきなり後ろ向いて受け止めるんだよ! 今決めておきたかったのに、間を作るともう勝ち目が無くなる。強引にでも決める!)
温存はやめる。ここで使わないで、いつ使うというのだ。全身全霊を以て彼女に勝つ。
「マナ・オーバー!」
魔導回路に限界を超え魔力を流す。大幅に強化された身体能力、だが自身の身体への負担を顧みないその無茶な強化に肉体は悲鳴を上げている。継続戦闘可能時間は秒ごとに減っていく。だけどこの瞬間を突破するには残りの時間は十分すぎる!
受け止めている刀ごといろはの体をふっ飛ばし、地面を蹴り砕きながら邁進する。相手に反撃の暇すら与えずに斬撃の嵐を展開する。身体能力は一時的だが勝っている、なのに倒しきれない。斬撃全てを防ぎれずとも急所への攻撃は一切通らない、その目には闘志の炎が吹き荒れて、されど冷静に機を伺う戦士の物、圧倒的に不利な状況ですら自らの勝利への道を探し続けている。
(クソっ攻めきれねぇ! このままだと先にこっちの体にガタがくる。絶対にここで仕留める!)
「グラキエース・シールド!」
勝負に出たのは奏人、剣戟を継続しながら魔法を発動、氷の壁を作り出し自身の姿を隠す。足よ砕けよとばかりに力を込め、いろはの後ろに回り込む。魔力を最大まで長剣に込め【一煌】を放つ。この戦い最大の剣圧を発しながらその身を斬り裂こうとする一撃をいろはは、
(いける! 奏人殿は体勢を崩す筈! そこに最速の刺突を決めれば───!)
瞬時に手の向きを変え刺突に移行するのは流石としか言いようがない。勝ちを目の前にしたいろは戦意を滾らせる。だが、最高の条件で最大の一撃を繰り出した奏人は───
(あれを受け流されるとは思わなかった、クソっ、これだから天才っていうのは……でもまだ終わっちゃいない)
【スペル・スタンバイ───グラキエース・シールド】
振り切った体勢からその勢いをそのまま、いや加速させ
「この勝負、俺の勝ちだ」
振り抜いた斬撃はいろはを斬り裂いた。
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「うぅ〜〜悔しいでござるー!! 次戦うときは風真が勝つでござる!!」
「いや、勝つのは俺だ」
短く、言葉を交わし風真は光の粒子となって空に消える。
それを見送りながら奏人は地面に座り込み、回復薬により消耗した体力と魔力の回復をする。
「っあァァァ〜〜疲れた……! 強すぎだろ、あいつ」
(一手読み違えてたらこっちが負けてた……! フブキ達以外にもあんなに強い奴が同級生にいるのか、いや、まだいるのか?)
束の間の休息、高速回転させていた脳を休ませ、息を整える。
だが、悠長にそんな事をしている暇は無い。
「あれ〜そこにいるの奏人じゃん。見た感じ疲れてそうだね?」
そう言いながらこちらに近づく小柄な生徒、紫咲シオン。彼女の扱う属性なのか、周りに紫電を迸らせている。見るからに戦う気満々だ。
「あぁ〜見逃してもらえたりって言うのは……無かったり……?」
「いや、バトロワでそれは無理があるでしょ」
「ですよね〜」
今行われているのは個人戦ではなくバトルロワイヤル、戦闘に勝利したからと言ってその先に安息は無く、さらなる戦闘を繰り返すのみである。
残っているのは学年上位の強者達のみ、バトルロワイヤルはより一層白熱、加速していく。
"フブキ達"こ↑こ↓伏線…だったり?
バトロワあと2話ぐらいやります。
新しくアンケートを取るのでご協力よろしくおねがいします。
主人公にペットを飼わせようと思う。どれが良い?
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イッヌ(ペットの王道)
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梟(ハリポタ見たから)
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小鳥(可愛くね?)
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ペンギン(好きだから)
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その他