最後の希望 ベテランウマ娘、8年目の地方転戦【完結】   作:兄萬亭楽丸

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付録:G1「チャンピオンズカップ」出走者紹介

 

ローカルシリーズ所属のG1級ウマ娘は、"チャンピオンズカップ"を出走の選択肢に入れる事は殆どない。

 

まず11月初旬の"JBCクラシック"・12月末の"東京大賞典"がある中で、前後3週間間隔での出走になる当レースを選択肢に入れたり出走のために前後のレースを外す理由は乏しいうえに、地方ウマ娘にとっては馴染みが薄い中京レース場開催を敬遠する子も多い。

 

またこのレースは海外のウマ娘らも出走するG1"ジャパンカップ"のダート版として開催されているものであり、海外出身のウマ娘に優先出走枠が用意されている。

しかしその前月にはアメリカ最大級の国際競争祭典(ブリーダーズカップデー)で"BCクラシック"等各方面の頂点を競うダートG1が開催されるため、現状このレースに照準を合わせて遠征を行う海外ウマ娘は大変珍しいといえる。

 

しかし日本のダートは他国のものと違い時計のかかる(パワーが求められる)バ場であるため、それを好んでこのレースを選ぶウマ娘がいないわけではない。

国ごとに独自性があるバ場の適性に関しては、海外留学を考えるウマ娘が日本を選ぶ理由の一つでもある。

 

 


 

ラストスタンディン(Last Standing)

地方:西都レース場所属

主な勝ち鞍:帝王賞、弥生賞(G2)等

 


 

ランボブラッド(Ramboo Blood)

地方:名古屋レース場所属

勝ち鞍:フェブラリーステークス

 

「氷解」に登場。

世界的自動車メーカー勤務の社会人ウマ娘として転属した後も、地元名古屋での独自重賞を勝利している。

彼女の競走契約はPR活動の一環である為過度な結果は求められていなかったが、地元開催(中京レース場)での貴重なG1タイトルの出走資格を得たことで親会社が暴走。

約一年ぶりのG1出走を期に迷彩服基調の勝負服はデザイン素材を一新、各所には自社メーカーのスポンサーロゴが追加された…が、このスポンサーロゴがURA規定で認められるサイズより大きくデザインされていた為、後日親会社はレース外のところでお(とが)めを受けることになる。

 


 

ヴァルカンエキスプレス*1(Valcan Express)

米国団体所属

日本でいうダート版オークス"ケンタッキーオークス"等を制しているカリスマウマ娘。翌年度末での引退を表明しており、遠征のついでに従妹の姿を見たかった模様。

従妹は"マイルの虎"と称されるマイルCS王者、ミズノエキスプレス(MIZNO Express)。

ミズノもヴァルカンと共に実力は折り紙付きだが、ウイニングライブの踊りが下手なことでも有名。

 


 

スミソニアイヤー(Smithsonian Year)

米国団体所属

米ジュニア級G3タイトルを勝利しているが、米国最大のダービー競走"ケンタッキーダービー"は2桁順位に終わる。

G1級の能力を持っているとは言い難いものの、ヴァルカンエキスプレスの(りょう)バ(現地での練習相手)として同行。彼女の通訳役も兼ねている。

姉に京都ジュニアステークスを制したヘイデンがいる。

 


 

タンホイザーゲート(Tannhauser Gate)

中央:トレセン学園所属

主な勝ち鞍:ジャパンダートダービー

今年のJDD(ジャパンダートダービー)ウマ娘。ドバイ開催のダービー級競走"UAEダービー"にも出走している。

JDD直後に脚を負傷、このレースが復帰初戦となる。マチカネタンホイザとは特に関係がない。

 


 

ピースフルガンプ(Pieceful Gump)

中央:トレセン学園所属

勝ち鞍:地方独自グレード重賞のみ(全日本ジュニア優駿2着、ジャパンダートダービー3着など)

タンホイザーゲートらと同期。

JDD2着のポポフェロヴィア(Poppo Ferrovia)は先月のJBCクラシックで3着。

 


 

レンシャメイジン(Rensya Meijin)

中央:トレセン学園所属

勝ち鞍:レパードステークス(G3)

 


 

トヨギクルミ(Toyogi Kurumi)

中央:トレセン学園所属

勝ち鞍:サウジアラビアロイヤルカップ・函館記念(G3)

 


 

トヨギハッシャク(Toyogi Hassyaku)

中央:トレセン学園所属

勝ち鞍:なし(JBCレディスクラシック・南部杯2着等)

「踏破」「深謀」に登場。出遅れ癖がある。

 


 

スーパーサイドミー(Super Side ME)

中央:トレセン学園所属

勝ち鞍:マイルチャンピオンシップ南部杯・京都新聞杯(G2)

クラシック級では"菊花賞"4着入賞。ステイヤーとしても実績があったが、シニア級に入った途端本格化の影響で体格・体重共に大幅増。身長は180cmにまで伸び、勝負服を一から作り直すことになってしまった。

体格増してからの初戦"阪神大賞典"は8着、"天皇賞・春"は最下位に終わり、それをきっかけにダート方面に舵を切っている。

 


 

ブエナビスタクラブ(Buenavista Club)

中央:トレセン学園所属

勝ち鞍:きさらぎ賞・白山大賞典*2(G3)

 


 

オマツ(Omatsu)

中央:トレセン学園所属

勝ち鞍:JBCレディスクラシック

6月の帝王賞にも出走。スタッフ研修生試験に合格し、大井からトレセンに編入した。

 


 

オムニデトロイト(Omni Detroit)

中央:トレセン学園所属

勝ち鞍:みやこステークス(G3)*3

「深謀」「衰兆」に登場。

 


 

クイーンザマルサ(Queen The Marusa)

中央:トレセン学園所属

勝ち鞍:福島ウマ娘ステークス・スパーキングレディカップ*4(G3)

 


 

エリアオブナイン(Area of Nine)

中央:トレセン学園所属

勝ち鞍:武蔵野ステークス(G3)*5

「拙攻」「踏破」に登場。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

マリアークラレンス(Maria Clarence)

中央:トレセン学園所属

主な勝ち鞍:BCディスタフ(米G1)、ジャパンダートダービー・JBCクラシック・東京大賞典

「拙攻」以降の各種レースに登場。

*1
日本ウマ娘の命名規則は9文字までだが、海外共通規則ではアルファベット最大18文字まで。

*2
金沢レース場開催。

*3
チャンピオンズカップのステップレースで、優勝ウマ娘に優先出走権が与えられる。

*4
川崎レース場開催。

*5
みやこSと同じく、チャンピオンズカップのステップレース。

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