最後の希望 ベテランウマ娘、8年目の地方転戦【完結】   作:兄萬亭楽丸

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付録:G1「東京大賞典」出走者紹介

 


1枠1番

トヨギクチハミザケ(ToyogiKutihamiZake)

地方:大井レース場所属

勝ち鞍:川崎記念・浦和記念*1(G2)

今年1月の"川崎記念"を勝利した、トヨギ一族久々のG1ウマ娘。ラストスタンディンらとは"帝王賞"で対戦している。

 

トヨギクチハミザケのヒミツ:知らない神社を巡るのが好き。

 


1枠2番

ポポフェロヴィア(Poppo Ferrovia)

中央:トレセン学園所属

逃げを得意とし、11月の"JBCクラシック"ではロッキンバルボアの逃げ作戦を封じている。

鉄道オタク。勝負服は鉄道員の制服を模したもの。

 

ポポフェロヴィアのヒミツ:夏休みをフルに使って、北海道ローカル線巡りをしたいらしい。

 


2枠3番

チョコファクトリー(Choco Factory)

中央:トレセン学園所属

勝ち鞍:全日本ジュニア優駿・かしわ記念

「遠征」「暴風」などに登場。

マリアークラレンスが"チャンピオンズカップ"出走を表明した際、直接対決を回避するために"東京大賞典"を選択。しかし後日、本人が三連闘を改めて表明したことでかなりへこんでいる。

一応、学園での二人の仲は良好。

 

チョコファクトリーのヒミツ:実は、リスをペットとして飼えないか密かに考えている。

 


2枠4番

タンホイザーゲート(Tannhauser Gate)

中央:トレセン学園所属

主な勝ち鞍:ジャパンダートダービー

前走のチャンピオンズカップでは4着。母も重賞級ウマ娘だったが、早枯れ*2の家系であることを気にかけている。

ポポフェロヴィア・ピースフルガンプとはオンオフ共に仲良し。

 

タンホイザーゲートのヒミツ:トレーニング等の制限のない時の食事は、殆どうどん。

 


3枠5番

ワイズアキンボ(Wise Akimbo)

中央:トレセン学園所属

勝ち鞍:天皇賞秋、オールカマー(G2)札幌ジュニアステークス(G3)

クラシック級。アイルランド生まれで、過去に英国ダービーウマ娘を輩出した名家の出身。

メイクデビューこそ順調な滑り出しを見せ早々にクラシック出走に必要なレーティングを獲得するも、年末の"朝日杯FS"レース中に負傷(競走中止)、骨折により皐月・ダービーを棒に振る。

夏の復帰後は"菊花賞"ではなく中山レース場・オールカマーからの"天皇賞"ルートを選択。昨年の菊花賞ウマ娘グランドダイザー(「有給」参照)らを破り初のG1タイトルを獲得した。

 

…ここまではよかったのだが、彼女はもともとダート戦線の充実している米シリーズに興味があったらしく、G1タイトルを獲って祖先に面目を果たしたところでダート方面への転戦を発表している。

 

ワイズアキンボのヒミツ:実は、子供のころの夢は魔法使い。

 


3枠6番

ジゴワット(Jigowatt)

地方:門別レース場所属

勝ち鞍:JBCクラシック・マイルチャンピオンシップ南部杯・JBCスプリント

「刻限」以降の各種レースに登場。

11月の"JBCクラシック"で、スプリント・マイル・中距離の三階級G1タイトル制覇を達成。

今年度末で門別を卒業し、関東の大学に進学予定。

 

ジゴワットのヒミツ:スケートボードが大好きだが、乗れない。

 


4枠7番

シングキュービック(Sing Cubeic)

地方:川崎レース場所属

勝ち鞍:全日本ジュニア優駿

クラシック級。東北出身。年の離れた姉がサックス奏者で、本人もテナーサックスを始めている。

当初はレース開催前のファンファーレを吹くことを夢見てレーススタッフとして学園に入学したが、トレーナーに才能を見出され出走契約を結ぶ。

地元開催のジュニア重賞"鎌倉記念"からG1"全日本ジュニア優駿"を連勝し、いきなり地方ダート路線の主役となった。

クラシック級に進んでからはタンホイザーゲートをはじめとしたライバルに苦しめられてはいるが、"南部杯"3着入賞などの実績を引き続き残している。

 

夢は自分の出走するG1レースのファンファーレを自分で吹くこと。

 

シングキュービックのヒミツ:ピアノも弾ける。

 


4枠8番

レンシャメイジン(Rensya Meijin)

中央:トレセン学園所属

勝ち鞍:レパードステークス(G3)

クラシック級。勝負服着用時に被る野球帽は私物らしい。

今月頭の"チャンピオンズカップ"では、最低16番人気ながら3着に滑り込んでいる。

 

レンシャメイジンのヒミツ:実家が農家で、毎年夏になるとスイカが大量に届く。

 


5枠9番

カクシケン(Kakushi Ken)

地方:園田レース場所属

勝ち鞍:日本テレビ盃・ダイオライト記念(G2)佐賀記念(G3)

2年前(ラストスタンディン中央在籍最終年)の"兵庫ダービー"ウマ娘。その年のJDD(15着)を最後に約一年間、レースに出走どころか表立った練習の場にも姿を見せず。怪我での長期離脱を疑われていた。

今年前触れもなくいきなり復帰すると、殿(しんがり)からの直線一気を新たな武器に2月の"佐賀記念"で初の重賞制覇。それを皮切りに全国の地方重賞(独自グレード含む)を5連勝している。

 

カクシケンのヒミツ:風紀委員。その筋の生徒からのあだ名は「鬼」。

 


5枠10番

ギョウダデンガク(Gyoda Dengaku)

地方:浦和レース場所属

勝ち鞍:羽田盃・東京ダービー(独自グレード・大井レース場開催) (マイルチャンピオンシップ南部杯2着・東京大賞典3着など)

2年前の南関東クラシック2冠ウマ娘。膝の骨折で長期離脱していたものの、復帰初戦となった今年の"かしわ記念"では5着につけている。

「ギョウダ」は地元埼玉県行田市(ぎょうだし)に由来する名家で、勝負服の各所には伝統として家紋が加えられている。

 

ギョウダデンガクのヒミツ:朝に弱い。家族からは「ねぼう様」とからかわれている。

 


6枠11番

アトキンソン(Atkinson)

地方:川崎レース場所属

勝ち鞍:勝島王冠(独自グレード重賞、大井レース場開催)

帝王賞ではステップレース"大井記念"で出走資格を得、同所属ルシウスモデストスの僚バとして出走。これをきっかけに南関東各地の重賞を荒らすようになり、12月頭に東京大賞典のステップレース"勝島王冠"を勝利、再びG1レース出走権利を勝ち取っている。

 

アトキンソンのヒミツ:実は、にらめっこが学園で一番強い。

 


6枠12番

トリプルエンジェル(Triple Angels)

中央:トレセン学園所属

主な勝ち鞍:JBCレディスクラシック

 

アメリカ出身。今年秋の"JBCレディスクラシック"覇者。

 

トリプルエンジェルのヒミツ:趣味はコスプレ。毎年夏は特定のウマ娘から売り子出演の依頼が絶えない。

 


7枠13番

ジンベイタイフーン(JinBei Typhoon)

地方:大井レース場所属

勝ち鞍:なし(浦和記念2着)

クラシック級。

姉のジンベイツイスターは東海ステークスでラストスタンディンと対戦している(「踏破」を参照)が、今年の秋に引退している。

 

ジンベイタイフーンのヒミツ:実家が海の家を経営しており、よく焼きそばを作らされていた。

 


7枠14番

ラストスタンディン(Last Standing)

地方:西都レース場所属

勝ち鞍:帝王賞、東海ステークス・弥生賞・オールカマー(G2)新潟記念・マーチS(G3)

 

ラストスタンディンのヒミツ:社会人になって出来た一番苦手なものは"確定申告"。

 


8枠15番

ロッキンバルボア(Rock'in Balboa)

地方:西都レース場所属

勝ち鞍:兵庫ジュニアグランプリ(G2)、マーチS・サマーレジェンド(カップ)(G3)

 

ジュニア級で"兵庫ジュニアグランプリ"を勝利。西都レース場所属ウマ娘としては異例の"全日本ジュニア優駿"出走資格を得ていたが、レース前後の狼狽(ろうばい)振りから「まだ精神的に未熟で遠征に()えられない」と判断。翌夏の"JDD"までは地元開催の"西都皐月賞"等で経験を積むことを選択した。

 

ロッキンバルボアのヒミツ:実は最近、生卵を食べられるようになった。

 


8枠16番

マリアークラレンス(Maria Clarence)

中央:トレセン学園所属

主な勝ち鞍:BCディスタフ(米G1)、チャンピオンズカップ・ジャパンダートダービー・JBCクラシック・東京大賞典

 

マリアークラレンスのヒミツ:当面の夢は、業務用ケースいっぱいのアイスクリームを食べる事。

 

*1
東京大賞典のステップレースで、2着までに優先出走権が与えられる。

*2
本格化から能力の衰えを迎えるまでの期間が比較的早いこと。

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