黒の剣士と白い悪魔 リメイク   作:雪染遊真

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どうも久しぶりです雪染遊真です……
仕事の残業やストレスで病んでしばらく書く気力が湧かず
ここまで投稿が遅れてしまいました
それではどうぞ!


第2層ボス戦(真ボス戦)

 

「おいおい……まじか!」

 

カゲ先輩が唖然とした表情でそう呟き、構えていたクローを下ろす

 

「カゲ君!愚痴るのは後だよ今こいつを倒さなきゃ!」

 

フィリアがそう言うとカゲ先輩はナト大佐に目線を戻す

 

「全員、全力攻撃!!」

 

おそらく高速で思考していたキリトがそう叫び全員がフォーメーションを組みナト大佐へと攻撃を仕掛ける。俺はスライディングしながら右足を切り背後に回り込みそのままの勢いで背中を切りバックステップを踏むとミトも横をすれ違いながらナト大佐の脇腹を切りつけ俺の横に並んびこちらにウインクをする、そうしているとナト大佐の<ナミング>を誘発させギリギリ避けがら空きの背中を俺とミト以外で攻撃する

 

「よく俺がやる事わかったな」

 

「そりゃ長く一緒に戦ってたらわかるわよ………それに貴方のパートナーなんだから合わせれなきゃ駄目でしょ?」

 

ミトはそう言い鎌を構えナト大佐に突撃していく………今言った事が恥ずかしかったのか耳が赤くなってるけど……

 

「っとそんな事考えてる場合じゃなかったな」

 

俺はそう呟きミトの後を追い再度攻撃を仕掛ける、キリトが雄叫びとともに高々と飛び<ホリゾンダル>を繰り出しナト大佐のハンマーを弾き、全力攻撃を仕掛けるとHPバーが残り数ドット残り、キリトが<弦月>、俺が<レイジスパイク>を発動させナト大佐へ攻撃をすると、ナト大佐がひときわ甲高い雄叫びを放ちつつピタリと停止し、直後膨大なポリゴン片を振り撒いて爆散する………LA表示がキリトに出たのでキリトがLAか……

 

「行こう、みんな!!」

 

キリトの横にアスナが並びそう言うとキリトは何故か迷うような表情になっていた……

 

「アスナ、君は……」

 

キリトがそこまで言うとキリトを見つめるアスナのヘイゼルの瞳が強い光を放った。……キリトが言わんとした事を察したんだろう、アスナは両眼に純粋な感情を滾らせ、キリトに囁くように呟く

 

「行こう」

 

「……わかった」

 

キリトはそう頷くと後ろにいたエギル達のパーティを見やりエギルは頷く

 

「右側から回り込んで、俺達がまずバランを倒す……トーラスキングの足止めはエギル達に任せたい……頼めるか?」

 

「了解!バランを片付けるまで耐えてみせるさ!」

 

エギルはそう言い両手斧を握り直しトーラスキングへと向かって行く

 

「よし、行くぞ!!」

 

キリトの声かけで俺達はバラン将軍へと飛びかかる。バラン将軍のHPバーは、赤くなっているがバーサークが発動していて、本隊は攻めあぐねているようだった……エギル達が足止めしてくれているが王が攻撃してくるまであと少ししかない、俺達で片付けるしか無いな

 

「はぁ!」

 

「っ!」

 

ミトが将軍の動きを読み鎌のソードスキル<フェラー>を発動させハンマーを弾き、俺は横に回転しながら将軍の横を通り過ぎながら脇腹を切り裂き、動きを止めさせる

 

「お……らああッ」

 

キリトはジャンプしながら<ソニックリーブ>を発動させ将軍の2本のツノの間に渾身の一撃があたり仰反る、がまたしてもHPが1、2ドット残る

 

「おい!またかよ!」

 

カゲ先輩がそう叫ぶとキリトは<閃打>を発動させ将軍の胸板にヒットしグッと膨張しポリゴンに爆砕する、それと同時にLA表示を突き破る勢いで着地したキリトが何かを叫ぼうとしようとした直後に何かに気づく表情をする丁度俺の右斜め後ろ、アスナの真後ろ辺りを見ていた

 

「白髪君!左に避けて!!」

 

「アスナ、右に飛べ!」

 

俺の後方からレイディと思われる声とキリトの声が聞こえると同時に横に居たミトを抱えながら左に飛ぶと丁度キリトもアスナを抱えながら俺から見て左側に飛ぶと同時に………俺のすぐ右横が真っ白に染まり、ビシャァァァン!という衝撃音が鳴り響く、俺は自分の身体が下になるようにして地面に着地する

 

「……っと、ありがとうユーマ」

 

「俺達はギリギリセーフかな?……っと!?」

 

ミトと俺はそう言いながらHPバーをみやると……キリトとアスナが<麻痺>になっており焦っていると後ろにいたレイディが駆け寄って来てPOTを渡してくる

 

「ごめんね?あのボスの攻撃方向を変えられ無かったわ……貴方達は大丈夫だった?」

 

「ええ、ありがとう、おかげで助かったわ…それよりアスナ達を助けないと……」

 

そう言い焦りながら思考を巡らせる、ボスの目の前でキリトの胸にアスナが覆いかぶさるように倒れていた……なら……

 

「とりあえずヘイトをキリト達からこっちに向かせよう……」

 

俺がそこまで言った時に天井付近をキラキラと横切り不思議な光を放ちながらアステリオスの額の王冠へと吸い込まれるように当たり、甲高い金属音がコロシアム中に響きボスが体をぐらりと上体を揺らした……あれは……

 

「あれってもしかして……」

 

「ああ……ギリギリ間に合ったっぽいな」

 

ミトと俺がそう言いレイディが首をかしげていると、ボスの向こう側にいたG隊のレジェンド・ブレイブスが援軍の集団の中にいたプレイヤー……ネズハを見て凍り付いていたように立ち止まっているのが見えた

 

「僕がギリギリまでボスを引きつけます!その間に、大勢を立て直してください!」

 

「……ま、あの援軍の事についてはまた後で教えるから、とりあえず今はボスを倒そうか」

 

「……わかったわ…後でちゃんと教えなさい」

 

とりあえず俺は援軍で来た奴に近づく

 

「……何で来たんだ?」

 

「いやー……最初はネズハを迷宮に送って帰ろうとしたんだけど、入り口にアルゴがいてさぁ……どうやらアルゴがボスの情報を届けようとしてたみたいだけど1人だったから成り行きで一緒に、な…………ハチも何か言えよ!」

 

「……アルゴに依頼されただけだ」

 

「いや、サラッと嘘つくな、俺にはバレるからな?」三3三

 

援軍………つまりネズハと一緒にボス部屋に入って来たアラタ達に喋りかける

 

「流石にユナ達はいないのね……」

 

「いや、そりゃそうだろ俺達はレベル的には一応適正レベルより上だけどノーチラス達はまだ加入して日が浅いしさ」

 

「あー……それは確かに」

 

アラタの言葉に頷くミト、そう会話しているうちにキリト達が麻痺から回復したようで武器を回収しに行っていた

 

「よっしゃ!キリト達も本隊も立て直したみたいだし行こうぜ!」

 

「いや、テンション高すぎないか?お前」

 

「んだよ、ハチお前は逆にテンション低いすぎだろ」

 

アラタがハチにそう言うとハチは溜め息を吐く

 

「……あのな、俺達はボス戦初参加なんだよ、そんなテンション高いお前の方がおかしいんだよ」

 

「うーむ……………まぁそうなのか?」

 

「いや、俺に聞くなよ」

 

そうリアルの時のようなやりとりをしていたがミトが手を叩きながら口を開く

 

「はいはい、漫才は後にしてまずはあのボスを倒すわよ」

 

「いや、漫才って………了解」

 

「了解だ」

 

アラタがおちゃらけた雰囲気でそう言うとミトの目線が鋭くなりそれを見るやアラタは一瞬ビクッとしてそのあとに敬礼しながらそう答えハチも答える

 

「さて、さっさとボス戦を終わらそうか」

 

そうアラタ達と話している間、キリト達もネズハやアルゴ達と話していてその間に本隊は攻撃を始めていたので俺達もそれに続く

 

「………なんだか複雑」

 

俺達と合流してすぐアスナはそう呟きキリトも続ける

 

「ああ。……でも、少なくとも今度は2度とできないはずたしな……」

 

「まぁ……確かになぁ」

 

カゲ先輩がそう続け、キリトがまた続ける

 

「……彼らがああやってゲームに貢献してくれるなら、それで納得するしかなさそうだ。武器を取られた人達には申し訳ないけどな」

 

「そう……だね」

 

頷いたアスナの顔は浮かない様子だったがキリトがアスナの耳に顔を近づけて何かを呟くと少し呆れるような表情を浮かべてから唇にほんのかすかな笑みを浮かべる……それを見ていたミトが話しかけてくる

 

「本当に、あの2人くっついて無いのかしら?仲が良過ぎない、あれ」

 

「くっついて無いと思うぞ?キリトもアスナもそんな素振りが無いし……多分、お互いが心を許してるだけだと思うぞ?」

 

そう会話していたらエギルも疑問に思ったのかエギルがポーションの瓶を咥えたままで妙な声音で言った

 

「……お前ら、付き合ってるのか?」

 

エギルの言葉にアスナが「付き合う?」と呟いてから、徐々に顔を赤くしていき慌てた様子で両腕を左右に振る

 

「ち、違いますから!キリト君とはそういうのじゃ無いです」

 

アスナがそう言っていると横に居たキリトが何やら下を向いてボソボソ呟いていた……あれどう見ても恥ずかしがってるよなぁ

 

「………あれ、いつくっ付くんだよ」

 

それを見ていたカゲ先輩が呆れた表情でそう言い俺もそれに頷いていると主戦場で大きい歓声が沸き起こった。みれば、アステリオスの6段HPのラスト1本が赤くなっていた

 

「E隊、後退準備!H隊、前進準備!」

 

リンドがそう指示を出すと同時にキリトがハッとしたような表情になりようやく上の空から戻りその指示に左手を挙げ、答える

 

「よし、行くぞ……ゴー!」

 

その言葉と共に俺達も飛び出しキリト、アスナ、カゲ先輩が左側面に取り付きソードスキルを当てるとボスが怒りの声とともに繰り出す薙ぎ払い攻撃をスイッチで前に出たミトが鎌でガードする。アステリオスは巨体で恐ろしいが、モンスターが大きければ大きいほど、同時にアタック出来るパーティ数が増える左サイドに俺達H隊、正面には青カラーのB隊、そして右サイドにはオルランド達F隊が張り付きっぱなしだ

 

「ヴォロロルルヴァラアアアッ!!」

 

ひときわ恐ろしい雄叫びを振り撒き、ボスが大量の空気を吸い込み始めた。しかし、すかさず飛来したチャクラムが王冠を撃ち、仰け反った王の花ヅラでバフッと雷が暴発する。HPバーをみるともう数ドットしか残っていない、そう思っていると……

 

「アスナ、今だッ!」

 

キリトのその言葉と共にキリトとアスナが飛んだ

 

「ヴォラーー!!」

 

アステリオスが咆哮とともにハンマーを振り下ろし、直撃された床が同心円状に波打ち、それを追いかけるようにスパークの渦が広がる、最後の一撃だからか飲み込まれたブレイブスの2人がレジスト出来ずにスタン、このままだとキリトとアスナも落下してスタンしてしまう……がしかし

 

「セイ………リャアアアアッ!」

 

まずアスナが苛烈な気勢とともに細剣突進技<シューティングスター>を発動させた。

 

「おおお……らあああああッ!」

 

続けてキリトも、片手剣突進技<ソニックリーブ>を発動。水色と緑色の軌跡を引いてキリトとアスナはほとんど垂直に近い角度で飛ぶ下ではブレイブスの3人がソードスキルを繰り出したソードスキルが閃いた。

直後、切っ先を一つに合わせたアニールブレードとウインドフルーレが、巨大な王冠ごと額を深々と貫いた。硬質なサウンドを振り向いて、まず王冠が粉々に砕け……次いで、アステリオス王の巨体もまたコロシアムいっぱいに広がるほどの規模で爆散した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  To be continued……

 

 

 





前書きにも書いた通り残業やストレスで
ほとんど家に帰ると疲れですぐ眠ってしまい
全く書けなくなってしまっていました
ちなみにストレスで体重が4キロ落ちました
結局3層には行けませんでした、すいません
恐らくこの小説を投稿されている頃には
儚き夕闇のスケルツォを見ていると思います
それではまた次の話で

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