バイトしまくりで身体がだるい
雪染遊真です、何とか区切りの
良い場所まで書けたので投稿します
それではどうぞ!
その後キリト達にも鍛治師が加入したことを
メッセージで飛ばしミトと宿屋で休憩に入り
休憩を終え窓から外を見ると
「……あー何となく予期はしてたけど……」
「どうしたのよ……ああ、そっか……」
窓から外の転移門広場を覗くとゴンドラ広場から
ひときわ長い行列があった良く考えたら当たり前か
移動手段がゴンドラしか無いんだから……
「まぁ移動手段の問題は後にして
とりあえず1階の喫茶室に行こうか」
「それもそうね」
ベッドから降りて身支度をしてから部屋を出ると
丁度同じタイミングで隣の部屋から
アスナが出て来て俺とミトの顔を交互に
見てから顔を赤くする
「……2人共同じ部屋だったんだ……」
「………そうだけど別に良くね?そっちの方が
安上がりだし大切な人とは
一緒に居たいしな」三3三
「貴方はそういうことを恥ずかしげも無く
言えるのがずるいわ……」//
俺の言葉を聞いて頬を赤らめて顔を背けるミト
「……いつまでそうしてるんだよ
……とりあえず下行こうぜ」
「……うん、そうだね」
階段を降りて喫茶室に入り、飲み物だけ頼み
飲みながら待っているとキリトが降りて来た
「悪い待たせたな」
「そんな待って無いから大丈夫だよ、2人は
ガールズトークしてたし」
「ガールズトーク……?」
キリトが訝しげな目でミトとアスナを見る
「………何よ?私達がガールズトークしてたら
おかしいかしら?」
「………へー……そんなに変かな……キリト君?」
「い、いやいや、別にそんな事は………」
「目は口ほどにものを言うって言うしな……」三3三
ミト、アスナに加えて俺からも責められ
しどろもどろになるキリト
「……まぁ、いいわ、とりあえず夕ご飯を買いましょ?」
「そうだな、腹減ったし」
「あ、ああ………」
キリトは助かったーというような表情になる
喫茶室を出て屋台を見て良い物があるかを探す
「……ふむ、この層は魚介類がメインか……」
「嫌いなの?」
ミトに短く聞かれて小さくかぶりを振る
「いや、そういうわけじゃないぞ?
ただ……せっかくなら刺身とかも
あれば良かったのになぁって思ってさ」三3三
「ああ……確かに、まぁこの街並みの様子だと
無さそうだけれど」
「そうだよなぁ……」
俺がため息と共に呟くとミトが少し笑う
「10層は和風がテーマだからその時に
期待しておきなさい」
「ふむ、そうなのか……なら楽しみにしとこう」
俺はそう呟きながら屋台のメニューにあった
魚のフライと温野菜のセット、シーフードピザ
魚と香草類をパンで挟んだパニーニのような物
全てをトッピングマシマシで頼んだ
「………いつも通りね……どこに入ってるんだか……」
「……?腹の中だよ?」
「いやそれはわかるけど……って何してるのよ?」
買った魚のフライと温野菜のセットをミトに
持ってもらい先にベンチに座っていた
アスナの後ろを覗き込む
「アルゴ、どれがいい?」
「………もうオイラ驚くのにも疲れたヨ………」
「……もう俺は慣れた」
「………私も……」
おそらく驚かそうとしていたのかベンチの後ろの
暗がりに隠れていたアルゴに声をかけると
アルゴはリアクションが薄い反応をし
キリトとアスナからはそんな言葉をもらった
「………ならそのチーズたっぷりのピザで頼むヨ」
「ほい………で何のよう?」
「フィーちゃんから頼まれてナ、クエストNPCの
位置を調べたんだヨ……まぁ後からキー坊にも
頼まれたけどナ」
言い切ると俺から受け取ったピザに
かぶり付くアルゴ
「それって自分で歩けば済む事じゃあ……」
「オイラもそう思ったんだけどナー。フィーちゃんも
キー坊もβ時代にここのクエ
全部経験済みなんダロ?」
キリトはパニーニを齧りやや不明瞭な声で説明した
「時間をかけて街を歩き回ると、昔の記憶が
薄れちゃいそうでさ……こうして俯瞰して
見たかったんだ」
「……ふうーン?」
アルゴの声が面白がるような響きを帯びるが
キリトはそれに答えずクエストを確認していき
最後のマークをタップすると街の北西の隅にある
マークを指差す
「これだ」
「……それがどうしたのよ?」
怪訝な表情になるミトにキリトは
ニヤリと笑いかける
「β時代には存在してなかったクエストさ
多分ここに、この街……いや
フロア攻略の鍵があるはずだ」
そのクエストの情報が揃ったら高額で買うヨ
という言葉を残し、アルゴは暗がりに
溶けるように姿を消した
その後買った食べ物を食べていると
ふと思い出したようにアスナが呟いた
「そういえば、ミトは気付かなかったの?
「……何がよ?」
「キリト君とフィリアは気付いてたβ時代との
クエストの違いだよ。ミトも
β経験者なんだからさ」
「ああ、確かに。俺も休憩中に気付いて
確認してもらおうとアルゴに頼んだわけだしな」
キリトの言葉にミトでは無く俺が答えた
「鍛治師のプレイヤーをスカウトした後は
すぐ寝ちゃってたからな
……考え事する前に寝てた」三3三
「寝てたって………もしかしてミト!?」//
俺の言葉にアスナが何故か頬を
赤らめながらミトへと顔を向ける
「……ん?………ああ、多分アスナの思ってる事とは
違うわよ」
ミトは対象的に焦らずに冷静に返す
「……どういう事だ?」
「まだお前は知らなくて良い」
「ふむ?……そうか?わかった」
キリトが俺の肩に手を置きながらそう呟いた
すっかり夜のとばりに包まれたロービアの街は
色とりどりの街灯や窓灯りの輝きが暗い水面に
照り映えて、幻想的な佇まいを醸し出している
プレイヤーを乗せたゴンドラを眺めていると
キリトがいきなり「あっ!」と声を上げた
「な、何?」
「あとで説明するから、こっちこっち」
キリトがアスナの背中を押し、ゴンドラ乗り場とは
反対側の北の岸壁へと移動する、俺とミトも
小走りで追いかける……あーなんとなく想像ついた
「あ……やな予感」
そう呟き後ずさろうとするアスナのケープを
キリトが掴む
「いいからいいから」
「良く無いよ!わたし嫌だよ!?」
「平気だろ?これくらい」
「やりたいならキリト君たち2人でやってよ!
だよね?ミト……?」
アスナの言葉に申し訳なさそうな表情になり
目線をそらすミト
「……ごめんアスナ、わたしも賛成側なのよ」
「ミト〜!」
「アスナなら楽勝だよな、なんたって
疾走スキルまで持ってるんだからな」
「それはさっき入れ替えたじゃない………
って、ああ、もう、解ったよ!」
「はい5秒前、4、3、2、1……」
ゼロ、で俺たち4人は助走を開始し
低い柵に足をかけ思い切りジャンプ。どうやら
ロービアの水路はリアルの道路とは逆で右側通行が
原則らしく、まずは左側から近づいてくる
大型ゴンドラの屋根に着地する。着地した瞬間
船がぐらりと揺れて、船内の観光客たちの
驚きの声が上がる。キリトが
「すみません!」
と謝っているのを横目に再び跳躍して今度は
右側から来る2艘目のゴンドラに着地する。
こっちの乗客たちはすでにこちらに気づいていた
ようでランタンに照らされながら華麗に夜空を
飛翔するミトとアスナを見上げて盛大に歓声やら
口笛やら拍手やらを響かせる。その歓声に
モヤっとした感覚を感じながら3度目のジャンプ
「うげっ……」
「っ……!」
対岸に着地すると後ろからそんな声が聞こえたので
後ろを振り返るとキリトとミトが岸壁に手をかけて
こちらを見上げていた
「……装備重量と敏捷値の違いか…ほらミト」
「ええ……私よりユーマの方が素早いから……ん」
ミトの手を掴みミトを引き上げると隣では
キリトとアスナが頬を赤らめている
「……何してんの?」
「べ、別になにも無いぞ、なぁ?アスナ」
「う、うん」
怪しいな……ま、いいか今はクエストの場所に
行かないといけないしな
目的の場所にあったのは相当に古びた建物だった
玄関の他に、水路に接する大きな2枚扉があること
以外は特に特徴の無い、ただの民家だった
「……アルゴ、よくこんなクエスト見つけたわね」
ミトのコメントにキリトも深々と頷く
「鼻が利くってレベルじゃないよな……
ともかく入ってみよう」
玄関のドアを2回ノックして数秒待つと
「鍵はかかっとらん、用があるなら勝手に入れ」
という無愛想な返事が聞こえて来たのでドアを
開けると俺たち4人を出迎えたのは、いまにも
分解しそうなロッキングチェアに腰掛け右手に
酒瓶、左手にパイプを持ったお爺さんだった
「あの……お爺さん、何かお困りですか」
キリトが定番のクエスト受諾ワードを口にすると
老人は、右手の酒瓶を呷り
「困っとらん」
と答え、頭上の!マークにも、クエストログにも
変化がない、何かアイテムが必要なのか
あるいは………そこまで考え水路に面した
大きな2枚扉が目に入り訝しげにそちらを
見ているとアスナが何か見つけたようで何かを
拾い上げた
「お爺さん、こんなもの落としてたら危ないですよ」
アスナが拾い上げたのは長さ10センチほどの
半ば錆びた鉄釘らしき物だった
老人は、アスナが持つ釘を見ると何故か
不愉快そうにフンと鼻を鳴らし、再び酒瓶を
傾ける。困ったような表情になったアスナに
ミトが苦笑を浮かべながら言った
「そのへんのテーブルに置いときなさい」
「うん……」
ミトの言葉に頷き振り向こうとしたアスナの
手から……キリトが釘をひったくっていった
「きゃっ、何!?どうしたの?」
「待った……これ、ただの釘じゃないぞ
投擲用ピック……でもない、断面が四角い釘
……どっかで、みたことあるような……」
キリトがぶつぶつ呟きながらしばらく考え込む
四角い釘……?それに水路に面した大きな扉
……まさか!そこまで考えた所でおそらく
同じ結論に至ったキリトが老人の正面に
回り込み、大きく息を吸ってから言った
「ご老人。俺たちに、船を作ってください」
To be continued……
お久しぶりです雪染遊真です
バイト三昧で時間が取れないのと
疲れでまともに執筆出来ず
あまり投稿出来ませんでした
明日から学校が始まりバイトの日数が
減るので執筆は出来ると思うので頑張ります