あけましておめでとうございます(大遅刻)
中層でのお話がしっかり決めていなかったので
執筆に時間が掛かってしまいました
お待たせさせてしまいました
それではどうぞ!
呼び出しを受けているので今の最前線の迷宮区の
マッピングに区切りをつけメッセージに記載された
お店へと来て扉を開けるとこちらに気付き
席を立ち頭を下げる
「……呼び出してごめんなさい」
「別に良いよ、で、血盟騎士団の副団長さんである
レイディが1対1で俺と話って何?」
「……貴方がミトちゃんと中層で過ごしてるのが
目撃されているのよ、他にもMKPのメンバーが
中層や低層でゆっくり過ごしているのを
目撃されているわ……他の人が最前線に行って
クリアを目指して攻略してる時にね」
俺の態度が癇に障ったのか少し眉が下がって
不機嫌といった表情になる
「それが何か問題あるのか?」
「大アリよ……そうやってここで時間を無駄にした分
向こうでの時間が失われるのよ………?」
怒っている様子のレイディが次の言葉を
繋ぐ前に俺が先に喋る
「だけど今、俺たちが生きてるのは
このアインクラッド………SAOだよ」
「………それは、そうだけど……」
「ま、とりあえずメニュー決めて注文しようよ
せっかくご飯食べに来てるんだからさ」
俺の言葉にレイディは少し考えてから
メニューを開き、何を注文するか選び始める
その後注文した物が届き、食べ始めて軽い談笑をし
半分を過ぎたぐらいでレイディが話を戻す
「……何でユーマ君はそんなに焦らないの?」
「焦らない?現実に戻る事をか?」
「そうよ、さっきも言ったけど
早く現実世界に戻らないと私たちの現実での
時間が無駄になっちゃうのよ?」
レイディが焦る気持ちもわかるけど、焦りからか
視野が狭まって前まで見えていた物も
見えなくなっているみたいだ
「そうだけど、どれだけ焦ったって何も変わらないし
何か最近焦ってる様子に見えるんだけど
何か理由でもあるの?」
「それは…………」
「まぁ、言いたく無いなら別に無理には聞かないよ
言いたく無い事もあるだろうし」三3三
「………ユーマ君なら、良いよ」
少しだけ悩む素振りを見せたが
すぐに顔を上げて話し始めた
「……本当はこの場にいるのは私じゃなかったの」
「SAOをレイディが自分で
買った訳じゃ無いって事?」
「ええ、元々は私の妹が買った物を
私が使っちゃってね………それを
使っちゃった理由なんだけど
私は妹とあまり上手くいって無くて……」
そこまで言うと初めて見るような
表情になり、いつものレイディなら
しないような暗い表情になっていた
「妹と仲直りしたくて、隠れてやっちゃったの
少しでも妹の見ている世界を見て
何を感じてるのかを知りたかった
でも……そうしたらSAOがデスゲームに
なっちゃって……妹が怒ってるのかな?
とか色々考えちゃって……」
「それで、早く現実に戻らなきゃって焦ってた訳か」
「……そうなの、どんな手を使ってでも良いから
早くって思って……だから早く現実世界に
戻れるように手伝って欲しくて……」
「……ま、気持ちはわかるよ……」
俺の返答にレイディは表情が少し明るくなり
机から少し身を乗り出す
「なら!」
「だけど………今俺たちが生きてるのは
この世界だしな、早く戻りたいのはわかるけど
だからって今の時間を無駄にするのは
あまり良い選択とは言えない……と、俺は思うよ
だから今過ごしてる時間を大切にした方が良いよ」
「……今過ごしてる時間を大切に……」
俺がそこまで言うと席に座り直して、また考え込む
「……ねぇ、ユーマ君」
「ん?」
「……もし私が助けてって言ったら助けてくれる?」
「そりゃ勿論、当たり前だよ………
ってか、いきなりどうした?」三3三
「ううん、なんでも無いよ」
俺の返答に首を左右に振った後に曖昧に
誤魔化すように笑う…………
その後は食事をしながら談笑して、何かあったら
いつでも相談に乗るよと言って解散した
「で、帰って来たのね……レイディも
悩んでたのか……通りで最近は最初の頃と
なんか雰囲気が違った訳ね」
「みたいだね、心の余裕が無くなってたっていうか
焦ってた感じだったからね
流石にフォローしたよ」
俺がそんな風に言うとミトが若干ジト目になり
こちらをじーっと見つめる
「………なんだよ」
「………いや、無意識にしてるんだなって」
「……何が?どういう事?」
「何でも無いわよ……それより今日は
あんまり人来ないわね……」
ミトが若干強引に話を締めると
店内を見渡し溜め息を吐く
「ま、こんな日もあるでしょ……普通に黒字だし
ゆったり出来てるからね、役得、役得」
ちなみに今話している場所はミトと俺でやっている
防具屋のお店のカウンターで座りながら喋っていた
……まぁ防具屋ってもミトの裁縫スキルで作れる
服系統が大半だから服屋の方が正解かもな
「そういえば、うちのギルドまた人が増えたわね」
「だね………俺、上の立場に立つのそんなに
得意じゃ無いし、めんどくさいんだよね……」
「気持ちはわかるけど頑張りなさい、アスナが
キリトの補佐やって2人で仕事を
上手く回してくれて、事務作業は基本
フィリア、ハチとかそういうのが
得意な人が捌いてくれてる
私たちにふられてる仕事は少ないんだから
頑張んなさい……一緒にやってあげるから」
ミトがそうやって嗜めるように俺に言う
わかってはいるんだけどね……
「……わかったよ………あーあ、部活の
キャプテンとかなら別に問題無いんだけどな」
「それなら部活の感覚で一度やってみたら?
フォローは私がするし、それで良かったら
その感覚でそのままやれば良いし」
……ミトがフォローしてくれるなら良いか
「わかった……頑張ってみる」三3三
「切り替え早いわね………
ま、それがユーマだけど」
ミトがこちらを見やり、呆れたように
溜め息を吐いてから口元を緩め
こちらに笑みを送ってくる
俺も口元を緩め、笑みを返した所で
カラン、カランと入り口の扉が開いた音が鳴る
「いらっしゃいま………あれ?
アスナとシリカじゃん、どした?」
ながらになってしまったが挨拶をしながら扉へと
身体を向けるとアスナとシリカの2人が
店内入ってくる所だった
俺の問いにアスナがすぐに反応する
「いやね、シリカちゃんに装備の相談受けたんだけど
私だとバトルスタイルが違うし、それだったら
本職の2人に聞いた方が良いかなって思って」
「確かにアスナはバトルスタイルが違うものね
防具に関しては確かに私達本職だから力になれるわ
……なんならユーマとスタイル近いし
戦い方も教えてあげたら?」
ミトに言われるがシリカはブンブンと左右に
勢いよく首を振り、俺は苦笑して首を左右に振る
「前、ユーマさんに教えてもらった戦い方がレベルが
高過ぎて真似出来なかったんですよ?
私じゃ無理ですよ!?」
「……こんな感じで、むむむ、無理です!絶対!
って言われたんだよね」三3三
「って言ってもシリカちゃんも少しは出来てたし
そこまで卑下する事は無いと思うわ……そこの
ユーマ君が化け物すぎるだけで」
アスナがシリカを励まし、最後の一言は
こちらを見やりながら言う
「まぁ化け物かどうかは置いておいても、ユーマは
確かにすごい動きするわね………集団戦では
何て言うか、戦ってて空いたタイミングの間を
狙って攻撃を差し込む……みたいな」
「確かにそんな感じだよね……対人戦も強いし……
デュエルの模擬戦の時も一息付くタイミングを
突かれたりとか……戦い方がこっちのリズムを
崩したりしてユーマ君のペースに持ってかれて
そのまま勝ち切られる……ってパターンが多いし」
3人からすごいなぁというような表情を向けられる
俺的にはもう慣れてる戦い方だから俺は何とも
思わないけど………褒められるのは何か照れるな
「……何かむずかゆいから褒めるのはそこまでに
してくれ……普通に照れる……」
「……そうね、ユーマの珍しい顔も見れたし」
ミトが少しの間の後にそう締める………何の間だ?
To be continued……
読んでいただきありがとうございます
これからも亀更新ですがなるべく早く投稿
出来るように頑張ります!