ブルーアーカイブ異伝 天使達は独奏曲を奏でない 作:冬咲カナタ
「先生、準備は出来ましたか?」
ノックと共にユウカが入ってきた。
しかし部屋は書類だの空き瓶だの散乱していて足の踏み場もない。
「って、何の準備も出来てないじゃないですか!
今日は他校の生徒が来るって、あれほど連邦生徒会から釘を刺されていたのに!」
「あはは…分かってはいるんだけどね…」
「あはは…じゃないですよ!
まもなくシャーレに到着するとさっき連絡あったんですからね!
ここだけでも早急に綺麗にしないと!」
テキパキと散らかってる物を片付け始めるユウカ。
流石に生徒だけにやらせるのも外聞が悪いので、私も片付け始める。
ユウカの言っていた通り、本日から外部より生徒が来ることになっており、その話はひと月前から報告は受けていた。
何でも、私とは違う場所から来るらしい。
学校名とやってくる生徒の名簿も前もって渡されていた。
学校名は《東京武偵高校》
増えつつある犯罪に対抗する為に出来た資格《武偵》
その武偵を育てる為に出来たのが、この学校らしい。
今回受け入れる事になったのは2年生の生徒。
書類だけじゃ分からない事も多く、興味と不安がせめぎ合ってる状態だ。
…など、来る生徒に思いを馳せていると、
下からの呼出アラームがなり、お出迎え兼案内として送ったヒナの声がした
「先生、連れてきたよ」
「ありがとうヒナ。
でもごめん、ちょっと手が離せないからオフィスの方まで案内頼めるかな?」
「大丈夫、今日は珍しく仕事は無かったからこのままこっちに居るつもりだったし。
じゃ、今連れていく」
通信が切れると同時にこちらの片付けも目処がつく。
「先生、お出迎えに風紀委員長を送ったんですか?」
ユウカが尋ねる。
「何かあるとは思わないけど、護衛も兼ねてね。
風紀委員会に依頼したんだけど、ヒナが出てきてるとは思わなかったよ。」
「まぁ、ゲヘナの抑止力と謳われる風紀委員長が出てくれるなら安心ですね。」
「あ、そうだユウカ。
冷蔵庫にサクラ大福入れてるから、お茶請けとして出してもらってもいいかい?」
「分かりました…あれ?先生いつの間に買ってたんですか?」
「あぁ、さっき届けてもらったんだ」
「道理で…シズコちゃんが紙袋持って来てた訳ですか」
「取りに行くとは言ってたけど、用事があるからついでに持ってくって聞かなくてね。
お言葉に甘えさせてもらったよ。
ユウカとヒナの分もあるから、君たちも顔合わせに参加してね。」
「それは構いませんが…」
そうこう話してるうちにノックとともにヒナが扉を開く。
その後ろには見慣れない制服を着用した生徒
「お連れしたわ」
「ご苦労さまヒナ、そしてようこそ。
私が連邦捜査部シャーレの特別顧問です。
どうも名前で呼ばれるのが苦手なので他の生徒達には先生と呼んでもらっています。」
こちらが簡単な挨拶を済ませると、小柄な子が前に出る。
「初めまして。
私は、東京武偵高校2年 強襲科 神崎・H・アリアよ。
本日付で、連邦捜査部シャーレの外部提携として着任するわ。
よろしく頼むわね、先生」
「よろしく頼むよ、アリアさん」
これが、彼女と私が初めて顔を合わせとなった。
生徒紹介(ブルーアーカイブ風)
神崎・H・アリア
攻撃タイプ 爆発
防御タイプ 軽装備
役割 STRIKER
ポジション FRONT
クラス アタッカー
地形適性 屋外戦A 屋内戦A 市街地戦S
武器種 HG
装備 シューズ,ヘアピン,ネックレス
EXスキル 風穴! コスト8
敵1人に対して、攻撃力368%の16回ダメージ/
防御力を46%減少(25秒)
ノーマルスキル 逮捕するわ!
25秒毎に、敵1人に対して攻撃力217%のダメージ/
恐怖状態を付与(1.5秒)
パッシブスキル 強襲科Sランク武偵
全速度を36%アップ
サブスキル 武偵憲章1条!
攻撃時、味方が攻撃している敵に対して攻撃力126%の追加
ダメージ