書いておいてなんですが、色々とヤバそうですね。
「色々と調べて見た結果ですけど...規格外すぎてほとんど分かりませんでした。ただ言えるのが、既存の艦の性能を遥かに凌駕していますね!」
アンドロメダの調査結果をまとめた紙をもつ明石は酷く興奮しながらそう言った。
「まあ、それに関しては時代がそもそも違うし仕方がない。だが、元いた2202年でもアンドロメダはオーバースペック気味だったからな。アンドロメダに勝る艦なんてそうそういない。最高の
山南は誇らしげにそう言った。
実際、2202年においてアンドロメダ級はスペック上最も優れた艦であった。アンドロメダを象徴する
他艦を圧倒する速射力を誇る主砲、優れた防御と極めて高性能であった。
ガトランティス戦役においても常に最前線に身を置き、損傷を負いながらも同型艦3隻が大戦を生き延びた。
山南のアンドロメダ贔屓を抜きにしても事実であった。
「面と向かって言われると流石に照れますね...//」
アンドロメダは照れていた。可愛い。
「おやおやー!?最高の
「えぇい!そういうことじゃない!明石!」
「え...違うんですか...?」
「アンドロメダ!?」
「あ、明石!騒がしいと思ってたらその子が例の
騒がしくなってきた所でアンドロメダ達のいる工廠の一角へと来客が現れた。
「夕張!哨戒任務は終わったの?」
「うん!最近
偵察に来る駆逐艦すらほとんどいないもんだから不気味ったらありゃしないわよ」
夕張は明石にそう愚痴るのであった。
「大規模攻勢の前兆かもしれん。司令部に具申せにゃならんな。」
報告から山南はそう判断した。
「ところで、あなたのお名前は?私はさっき明石の口から出たからわかると思うけど夕張よ!艦種は軽巡洋艦!」
「はじめまして、アンドロメダ級前衛武装宇宙艦一番艦、アンドロメダです。よろしくお願いします。」
「え?何って?」
「夕張、分かるわその反応。私も初めて聞いた時そうだったもの!」
初めてその名前を聞いた夕張は明石と同様、混乱した。
そして彼女について明石から一通り説明を受けた夕張は明石と同様に酷く興奮した。
____________________________________________________
アンドロメダ級前衛武装宇宙艦
AAA-0001 アンドロメダ
主機 次元波動エンジン一基
補機 ケルビンインパルスエンジン四基
兵装
重力子スプレッド発射機 4基
速射魚雷発射管 4門
亜空間魚雷発射機 4基
短魚雷発射管16門
多連装ミサイル発射機 16基
ミサイル発射管 10門
司令塔防護ショックフィールド砲 3基
近接戦闘用六連装側方光線投射砲 2基
対空パルスレーザー砲塔 4基
拡散型対空パルスレーザー砲塔 1基
ロケットアンカー 2基
艦載機
百式空間偵察機 2機
内火艇 2隻
____________________________________________________
上記がアンドロメダの現在判明しているスペックである。
これを見た夕張はと言うと
「宇宙戦艦!?凄い!凄すぎるわ!!艤装を触っても大丈夫!?」
「やめてくださいよ!?」
工具を片手にアンドロメダに迫った。
アンドロメダは咄嗟に山南の後ろへと隠れた。
「提督!助けて!」
「よせ、夕張。嫌がってる相手に無理やりにじり寄るのは感心せんぞ」
「はい!すいません!なら許可を取ればいいですか!?」
「怖いので嫌です!!」
「「そんなぁ!?」」
明石と夕張はハモった。
「ひとまずスペックは把握出来たところで、次は演習と行きたいどころだが生憎、もう日が暮れる。演習は明日にしよう」
「そうですね、それがいいと思います!」
山南の提案に全員が賛成した。
「そうと決まればまずは飯だ!喜べ、アンドロメダ!今日は金曜日だ!金曜日と言ったら?」
「カレーライスですね!」
「あぁ!しかも具材は
「えぇ!?天然ものですか!?」
2202年当時において、イスカンダルより提供された
「ここから食堂に向かうついでに、簡単ながら施設の案内もしよう。」
「お願いします。」
歩き始めた山南に、アンドロメダと明石、夕張はついていった。
____________________________________________________
巨大な工廠施設を出ると4人は広大な敷地内の鎮守府本舎へと向かっていった。
「想像していたよりもかなり広いですね、この鎮守府は。」
「あぁ、工廠と本舎以外にも艦種ごとに別れた寮、体育館、複合商業施設など色々とあるぞ。小さな街みたいなもんだ。」
「商業施設なんてあるんですか!?とんでもないですね...」
「娯楽は大事だぞ!艦内にも酒保はあっただろう?あれと同じさ。」
「言われてみればそうですね...」
規模が些か違いすぎないかと疑問に思うアンドロメダだったが、山南の言うことだからそれはそうなのだと納得した。それでいいのか。
「あ!提督!ただいまっぽい!」
すると、近くを歩いていて5人の艦娘のうちの一人がこちらに気付いて駆け寄ってきた。
「おぉ!誰かと思ったら夕立か!哨戒任務ご苦労。」
「ぽぉぉぉぉぉぉぉいッッッ!」
駆け寄ってきた夕立はそのまま山南に飛びついた。
「な、なぁ!?殿方に飛びつくなんて破廉恥ですッ!!」
「破廉恥って何っぽい??それより誰っぽい??」
いきなり山南に抱きついた夕立にアンドロメダは驚いた。
そう、彼女はとても純粋であった。それこそキスは結婚してからと思うほどに。流石に、子供はコウノトリが運んでくるとまでは行かないが。
「彼女が新しく建造されたアンドロメダだ。夕立、仲良くしてやってくれ。」
「海外艦さんっぽい?よろしくっぽい!!」
「よ、よろしくお願いします。」
夕立の明るすぎるテンションにややついていけていないアンドロメダであったが、とりあえず握手を交わした。
「すごく(背が)大きいっぽい!大和さんよりも大きいっぽい!!」
「あぁ、何せ戦艦だからな!強いぞ!」
「ホントっぽい!?なら今度夕立と遊ぶっぽい!」
「「夕立ちゃん、それはやめといた方がいいわ」」
「ぽい??」
ろくな事にならぬと思った明石と夕張は、夕立に警告した。
そこに遅れてきた4人が現れた。
「提督〜♪戻ったわよ〜!」
「ただいま戻りましたです、はい!」
「ただいまです、提督!ってちょわぁぁぁッッッ!」
「さ、五月雨ちゃん!?」
駆け足で来た4人のうち、五月雨は見事に転び、転んだ五月雨を心配した由良が急いで駆けつけた。
「紹介しよう、アンドロメダ。彼女達は第4水雷戦隊だ。
先の夕立に加え、旗艦の由良、村雨、春雨、五月雨だ。」
「よろしくお願いします、皆さん。」
「改めてよろしくっぽいー!」
「村雨よ〜!アンドロメダさん、思わず見惚れちゃいそうな美貌ね〜!」
「春雨です!とても綺麗です、はい!」
「イテテ...あ、お見苦しい姿をお見せしてしてすいません、五月雨です!」
「ご紹介預かりました、由良です。よろしくお願いします。」
「お前たち、報告と入渠は済ませてきたか?」
アンドロメダと四水戦が顔を見合わせたのを確認した山南は由良たちに問うた。
「はい、済ませてきました。ただ報告の方が、提督がご不在でしたので執務室にいらした大淀さんに伝えて来たのですが大丈夫ですか?」
「問題ない、執務室にいなかったのは悪かった。丁度工廠にいたからな。」
「いえ、大丈夫です!」
「なら良かった!そうだ!由良たちは飯は済ませてないよな?」
「お腹ぺこぺこっぽいー!!」
キュルルルルルル
その時、可愛らしい音が聞こえた。
音の主は五月雨のようだ。
「す、すいません!!お腹ペコペコで!」
「構わんよ。せっかくだ、このメンツで食堂へ行こう!」
「いいですね!アンドロメダさんとゆっくりお話したいですし!」
「夕立もしたいっぽいー!」
「明石さん、艤装についてお話したいだけですよね...」
「そ、そんなことありませんよォ!?ねえ夕張!」
「そ、そうですよ!アンドロメダさんについてもっと知りたいなーッ!って!ね!明石!」
「本当ですかね...」
既に信頼を無くしつつある2人にアンドロメダは呆れ気味に言い放った。
そうして9人は食堂へと歩き始めた。
2000字程度に収めるつもりが、普通にオーバーしました。すいません。
アンドロメダのスペックについてはWikipedia参照です。
今後の投稿につきましては、日曜夜は固定としその他については時間があれば投稿とします。お待たせしてすいません。