ガンダムビルドダイバーズRE,Make ~青き天使とifとの絆~ 作:クレナイハルハ
悠side
目を覚ますと見慣れた風景が広がっていた。
積み重なるガンプラの箱に塗装用の机、ガンダムマーカーやスプレー型の塗料、筆の乗った机。艶消しスプレー、ニッパーピンセット等が入った箱。最後に、棚に飾られた大量のガンプラ達。
間違いなく、生きていた頃の僕の部屋だった。本当に転生したのだろうか?
「っ!?目が……」
ふと鏡を見る、そこには両目がしっかりと見えるようになっている自分の姿が移っていた。片目の怪我、治してくれたのかな?
そう思いながら机を見るとそこには、僕と一緒に跳ねられ壊れたはずのユニコーンガンダムⅣ号機ガブリエルが無傷で佇んでいた。
「ガブリエル………」
思わず机へと歩みより、そこに佇む自身の製作した機体を手に取る。何処にも傷はなく、あのときに吹き飛ばされたのが嘘のように思える。
「この世界でも、よろしくな……手紙?」
ガンプラの置いてあった足元には一通の手紙が置いてあった。さっそく手紙の封筒から手紙を取り出し、開くいた。
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春神 悠様へ
貴方がこの手紙を読んだと言うことは無事転生したのでしょうね。
家ですが、この家は貴方の部屋を含め空き室が何室かあり、その他にリビング、キッチン等が揃っています。
オマケで貴方の生前の部屋をそのまま此方に写しました。
そしてお金ですが、この手紙を読み終わると手紙は財布に変化します、その財布に欲しい分のお金を思い浮かべれば、その分の額が出てきますよ。
あと、部屋にあるクローゼットに制服が入ってるのでその学校に通ってくださいね
これで特典の説明を終わりますね、それではよき転生ライフを
P.S.後で遊びに行くのでお菓子沢山用意しといて下さいね!約束ですよ!愚痴も聞いて貰いますからね!!
天使のガブリエルより
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け、結構根に持たれてる……。
ガブリエルさん……手紙の内容は天使っぽいのにP.S.完璧に普通の女の子の文だよ。
てか、学校行くなら筆記用具とか色々と買ってこないと。
そう思いながら、紙から財布へと変化した財布を持ちこの世界の外へと出掛けた。
あれから僕は買い物をするため近くにあったショッピングモールに来ていた。原作では中々そうゆう描写が少なかったから近くにないかと思ったけど、家から結構近くてびっくりしたな。
あれは、ハロ?
ふと、目にしたものに驚き、足を止めた。時計屋のショーケースの棚、そこはガンダムのマスコット?として有名なロボットであるハロが置かれていた。
なんだろう、置物……なのかな?
この世界、ガンダムビルドダイバーズの世界だとガンダムが凄く人気だからあり得そう。そう言えばビルドファイターズだとイオリ・セイが目覚ましで持ってたっけ?
「お客さん、時計をお求めでいらっしゃいますか?」
「え?」
見ると、店から店長の名札を着けた店員さんが僕の近くに経っていた。
そんなに長い時間ハロに見入っていたのかな。
「すいません、あそこのハロって?」
「あぁ、彼方のハロは新商品の目覚まし時計でして、まだ誰も買っていないのですよ」
……置物じゃなかったんだ。
「このハロ時計は、ガンダムに出てくるハロのように言葉を覚えたりしますのでオススメですよ」
それ本当に時計?ハロじゃない?もうハロそのものな気がするんだけどなぁ。
「購入された場合は、本店でボイスの設定、ダウンロードをしていただきます。」
「そ、それもうハロなんじゃ……」
「あはは、正直仕入れたとき私もそう思いました、値段は一万五千円です」
それは、安いのかな?わからないけど、欲しいなぁ。立ち止まったのも、見つけたのも何かの縁だと思うし買おうかな。
「すいません、それじゃハロ時計下さい」
「ありがとうございますお客様、それではボイス等の設定をしましょう。こちらへ」
そう言ってカウンターに案内され店員さんがハロを開封し、ボタンを押すとハロの口?が開きハロを設定モード?に変形させた。
「まず、持ち主の名前を登録しますのでお名前を」
「は、春神悠です」
「春神悠っと、ハロにはユウと呼ばれる用設定しますね」
「は、はい、お願いします。」
店員はハロに文字を打ち、僕の名前を登録した
「はい、名前の設定は完了しました。続いて先ほどのお話ししたボイスのダウンロードを説明いたしますね。このハロに今までのガンダムシリーズの名台詞や名前をインストールすることで、その名台詞を話すようにする事が出来るのです。」
「なるほど」
「インストールには少しお時間をいただきますので、三十分ほどしたらまた来てください」
「分かりました」
そう言って店長から札を預かり時計屋を出る
まずリュックも買わないと、買ったものを持ち帰るためには必須だしね。後は着替えや食材……後は携帯も買わないとな。
あとは天使のガブリエルさんがお菓子って言ってから買わないと。たけど、どれがいいかな?
適当に大福にスナック菓子をカートへ入れ続いてジュース、コーラと牛乳に紅茶、オレンジジュースを入れる。
あと、今日の晩御飯を買わないと。今日のはお弁当で良いけど、学校はお昼お弁当だろうし。色々と買っとかないと。食材や弁当箱を買った後にノートやシャープペンシルといった文房具を購入した。
取り敢えずリュック買っておいて良かったな。そう思いながら買ったものをリュックへと詰めていく。近くに設置された時計を見ると、30分が過ぎていた。
そろそろハロを受け取りに行こう。そう思いながら重くなったリュックを背負い先程の時計屋へと向かう。
そろそろインストールが終わったのかな?時計屋へと入ると先程購入したハロが会計のカウンターの近くに置かれていた。
「いらっしゃいませ、ちょうど今ダウンロードが終わりましたよ」
そう言って店員はハロの説明書と入っていた箱、そしてハロを差し出してくる。
「ありがとうございます」
そう言って店員からハロを受け取ったその時だった。
〔キュピーン!ハロ!ヨロシク、ユウ!ハロ!ユウ!〕
そういいながら瞳が光り、頭の羽?それとも耳?をパタパタするハロ時計。
「……もうこれハロですよね?」
「あはは、ですね。修理とかも受け付けてますのでもしもの時は来てください」
「は、はい。ありがとうございます」
その後、ハロをリュックサックの中に入れて店を出る。帰ろうとショッピングセンターを歩いていると、ガンプラが売っている店の棚に目が向いた。
そこには自分のガンプラを入れて持ち歩けるケースが売っていた。アニメだとイオリ・セイやヒロトが使ってたっけ?
せっかくビルドダイバーズの世界に来たんだから買っとこうかな。GBNを始めるし、買えばガブリエルを入れて移動出来る。
ダイブは明日するとして、今日はこのケースとギアを買ってをおこうかな。
家に帰りダイバーギアをケースに入れ、武装、ビームマグナムを持たせたガブリエルをさっそくケースへと入れていた。
「いよいよ、明日か………」
〔ハロ!ハロ!〕
そう呟くとと足元にハロが転がってくる。本当にこれ時計なのかな?そう思いながらハロを持ち上げる。
〔ハロ?〕
「本当にアニメのハロみたいだ」
そう呟きながら明日の朝のアラームを設定し、ダイブするアバターはどうしようか考えなから、僕は窓から見える夜空を眺めた。
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