ガンダムビルドダイバーズRE,Make ~青き天使とifとの絆~   作:クレナイハルハ

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出会い/正義をなす者

悠side

 

 

シークレットミッションをクリアした次の日、僕はまたハロの目覚ましアラームで目を覚ました。耳?をパタパタさせるハロのボタンを押してアラームを止め体を起こす。

 

「よし、今日もGBNを楽しもう。」

 

そう決意を口に出して朝食を作りテーブルに並べてテレビをつけるとニュースが流れていた。

 

見たいチャンネルは決まっていないので、チャンネルをそのままに朝食を食べながらテレビのニュースに耳を傾ける。

 

『本日、タイムズユニバースが黒塚社の違反を告発した事がニュースになっています。武器の密売、コンピューターウイルスの自作自演。違法取引など様々な事件が上がっており……』

 

「タイムズユニバース?どっかで聞いたことがあるような……。気のせいかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後、僕は即座にGBNにダイブしていた。学校への編入さまだ時間がかかるらしく、今のうちにGBNを楽しもうと思っている。

 

もっとこの世界(GBN)をユエルと共に見てみたい。あの後に分かったのだが、ユエルが実体化できるのはコックピットの中限定らしい。機体を動かすときも、戦闘する際は右端の画面に映るようにしているらしい。

 

ガンプラから生まれた意思だからそういった事も簡単には出来るらしい。画面に映るユエルは前世で言うところのVTuberが配信をしている画面のような物だ。

 

せっかくのGBN世界なので、この世界の色々なフィールドを観光することにした。この世界では食べ物を食べることが出来る、実際は空腹感が紛れるだけだが美味しいし良いな。

 

GBNのホールにあるショップでジュースやおやつを購入しガブリエルに戻り、実体化したユエルと共に買ったジュースやおやつを食べ、操縦桿を握り様々なフィールドを飛んだ。

 

色々な景色を見ては写真を撮った。砂漠や雪原、草原に森林など。今は花畑の中に座り、お茶を飲んでいる。

 

ユエルはコックピットから外の光景を見ている、うらやましいと思われると思ったけどユエルは『ユウと会えただけで十分、気にせずフィールドを観光して』と言われ遠慮無く観光させて貰う事にしている。

 

「っとそろそろ次のフィールドに行かないと」

 

そう呟き、ガブリエルのコックピットに乗り込む。

 

『お帰り、ユウ』

 

「ただいま、ユエル」

 

画面には移っているユエルに返事を返しつつ、機体を飛翔させる。

 

次はどんなフィールドかな?

 

そうワクワクしていた僕の目の前に映ったのは、所々崩れているビル……廃墟が広がっていた。なんとなく、ガンダムの08小隊が戦った後みたい。そんな事を考えながら僕は機体から降りて近くのビルの階段を先ほど買った肉まん食べながら上る、所々ビルの破片が落ちている道を歩く。

 

やっぱりすごくリアルだな、戦争とかの後の街ってこんな感じなんだろうなぁ。そう思いながら屋上へと階段を登る。

 

 

 

 

 

 

────ドカンッ!─────

 

 

 

 

建物が揺れ、急いで階段の手すりに捕まって体を固定する。

 

「えっ!?」

 

突如として、近くが爆発したかのような音がして慌ててマップ画面を見る。見ると、近くで四機のモビルスーツが戦闘しているようだ

 

「と、取り敢えず機体に戻らなきゃ!んむ。」

 

あんまんを一口で全部頬張り、ガブリエルの元へ走る。四機のモビルスーツには発見されていないのか、ガブリエルを置いておいたビルの裏場所に方膝をつき無傷な状態のガブリエルがあった。

 

僕は急いでコックピットに乗り込む。

 

『ユウ!』

 

「ユエル!近くの戦闘画面、映せる?」

 

『わかった』

 

メインカメラで戦闘しているところを見ると、小さかった遠くの機体達がアップで映される。ガンダムアストレイベースのガンプラとジンクスをベースにしている機体3体が戦っていた。

 

どうやらオープンチャンネルで会話しているらしく、会話の内容が聞こえて来る。

 

『なんとも陰湿的だね、あなた方は!』

 

そう言ってアストレイベースのモビルスーツが近くへと飛んできたドラグーンを二つ切り裂く。主な武装はガーベラストレートのようだ。

 

『すべてビジネスだ、私は君のせいで会社を失った!』

 

会社?一体どうゆうことだろう?と言うかこんな場所、と言うかオープンチャンネルで話していて良いのかな?

 

『あくどいビジネスをしてるからさ!あなたはコンピューターウイルスの自作自演、君は違法取引、そして君は戦争中の両軍に武器を売っていたね!』

 

『全てビジネスだ、いずれ君もそうなる!』

 

『黙れ!薄汚い金の亡者どもが!』

 

そう言ってアストレイベースの機体が二体を攻撃し吹き飛ばす。

 

あれ?この会話、何処かで………そうだ。思い出した、あれはガンダムブレイカー3のイベント。主人公と後に戦友?になるのかな?

 

だとしたらあのアストレイベースの機体はガンダムセレネスで、ダイバーはウィル本人。でもそんな事があり得るのか?あれはガンダムブレイカー3の物語の登場人物が、この世界にいるだなんて。

 

そんな事を考えていると残っているジンクスがガンダムセレネスを捕まえて動けなくした。

 

『いいぞ、そのまま捕まえておけ』

 

そう言って指示をしているらしきジンクスがビームライフルをセレネスへと構える。

 

さっきの会話から、あのライフルからまともな物が放たれるとは思えないし、ゲームで仕返しだなんてそんな子供みたいな事をするはずがない。

 

このままじゃ不味い、助けに入らないと。

 

「ユエル!」

 

『分かった!』

 

そんなことを考えガブリエルを飛翔させる。考えてみればチュートリアルを除けばこれがガブリエルでの初戦闘だ、上手くやれるかな。

 

「いくよ、ユエル……ER-G起動!!」

 

『ER-Gシステム起動。』

 

すると、ユエルの言葉と共にガブリエルの装甲が各部展開去れていき、最後に顔の部分が変形、角が二つに割れ、ガンダムの姿となる。

 

「行って!」

 

『アームド・アーマーDE、射撃開始。』

 

高速でジンクスベースに向かいながら、ユエルの言葉と共にアームド・アーマーDEを起動してジンクスの構えたビームライフルへと射撃する。するとアームド・アーマーDEのビームは見事そのライフルを破壊し爆発させた。

 

『なんだ!』

 

『いったい誰が!』

 

敵がアームドアーマーDEに驚いている隙に高速でアストレイベースを捕まえていた奴に接近しアームド・アーマーVNを起動。

 

そのままセレネスを掴んでいるジンクスの走行を切り裂きながら掴み、セレネスから離す。そしてそのままジンクスを近くのビルへと投げつける。そしてそのままジンクスへと頭部のバルカンを放つとジンクスは爆発した。

 

そのまま、オープンチャンネルを開きアストレイのダイバーに声をかける

 

「大丈夫ですか!」

 

『誰だか知らないけど、感謝するよ』

 

『仲間を呼ぶなんて卑怯だぞ!』

 

「盛大なブーメランだよ……」

 

そう言って、ドラグーンをまたひとつ切り裂くセレネス。後は残ったレジェンドガンダムのバックパックを着けたジンクスを倒すだけだ。

 

せっかく相手がファンネル系を使ってるなら、いけるかな?

 

「サイコ・ジャック!」

 

『捕まえた』

 

僕は機体を操作し、ファンネルに向かって手を翳す。すると、先程までこちらを狙っていたドラグーンたちが突如として停止する。

 

『何をしてる!?さっさと攻撃しろ!』

 

ジンクスに乗ったダイバーは突如として止まったドラグーンに驚愕の声を上げる。

 

「当たれ!」

 

『敵は、あっち』

 

すると、ユエルがサイコミュ・ジャックをしコントロールを得たドラグーンを操作する。ドラグーンは進む方向を変え、ジンクスベースに向かって攻撃し始めた。

 

『ッ!?……サイコ・ジャックか』

 

原作でユニコーンガンダムがやって見せたサイコ・ジャックを試してみたのだが成功したようだ。

 

『ひぃっ!?』

 

ドラグーンとアームド・アーマーDEで破壊され、最後はセレネスのガーベラストレートがコックピットを貫き、即座に抜き取るとガーベラストレートを鞘に納めて離れると、ジンクスが爆発した。

 

「ふぅ……」

 

時間もちょうど良かったのか、ガブリエルのデストロイモードが解除それ元のユニコーンモードに戻る。

 

飛ばしていたアームド・アーマーDEをバックパックへと回収しているとガンダムセレネスが此方へと近付いてくる。

 

『サイコ・ジャックか……良く作ったね』

 

「あ、ありがとうございます。」

 

『改めてお礼を言いたいんだけど、機体を降りて話さないか?』

 

「分かりました」

 

そう言って、荒れた街へとガブリエルを降下し地面に着地し片膝を着く。

 

「ちょっと行ってくるよ」

 

『うん、行ってらっしゃい』

 

コックピットを開け、外に出るとガンダムセレネスのコックピットから金髪の青年。想像通りにウィルが降りてきた。

 

「やぁ、僕はウィル。先程は助けてくれてありがとう」

 

そういって差し出された手に僕も手を差し出して握手する。

 

「い、いえ!大丈夫です。僕はユウって言います。」

 

「ユウと呼ばせてもらうよ、今回は本当に助かった」

 

「い、いえお役にたてたなら大丈夫ですよ」

 

「よかったらフレンドにならないか?GBNには知り合いが少なくてね」

 

「はい!是非!」

 

そう言ってフレンド画面を呼び出すとウィルからフレンド申請が来ていたので、登録する。ウィルはフレンド画面で僕のステータスを見ているようだ。

 

「へぇ、熾天使…二つな持ちなんて凄いじゃないか」

 

「た、たまたま始めたらクエストの画面が映って」

 

「それに、そのアバターで男だったとは」

 

そう言って僕のアバターをジト目で見てくるウィルに僕は慌てて両手を降って否定した。

 

「ち、違います!アバターの性別と名前以外をおまかせにしたら、こんな事に……」

 

「そ、それは災難だったね」

 

「あはは。取り敢えず今日はもう落ちるので、またログインしたときに会いましょう」

 

「そうだね」

 

そう言って僕はウィルと分かれ、機体に戻ってからメニュー画面を操作し、GBNからログアウトした。

 

目が覚め、頭に着けるギアをはずし、目の前に佇むガブリエルを眺める。

 

「お疲れ様、初戦闘……勝てたね」

 

そう言ってガブリエルをケースにしまい、店を出て家への帰り道を歩いた。

 

 







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