ガールズバンドに振り回される日常 作:レイハントン
第35話 繋がり
旭日家 自室
「私は先に帰っているから」
「はーい」
「迷惑をかけてはダメよ」
「わかってるよ〜」
先に帰って行く紗夜を見送り、自分の部屋に来たわけだが。なぜ日菜が残ったのか皆目検討がつかない。さっき話したことでなにか疑問があるのだろうか。それとも……。
「ねぇ…ゆーくん。努力って必ず報われるものじゃないの?」
いきなり布団にダイブしたかと思えば、突然そんなことを言った。日菜から出てくるとは思えない言葉だ。熱でもあるのか?
そう思いつつも、脳裏に浮かぶのは紗夜と丸山たちのこと。いくら努力してもダメな時はとことんダメだ。多少の努力で追い抜いていく者も居る。
「夢を見るのも?」
むくりと起き上がって今度は布団の上であぐらをかいて、俺に視線を向けてくる。
「本当にどうした? らしくもないこと聞いてきて、熱でもあるのか?」
ここまで来ると本当に心配だ。別に日菜が言いそうじゃないことを言っているからじゃない。表情がいつもとは違う。疑問におまっている表情ではなく、暗い表情だ。
「大丈夫。ゆーくんはどう思う?」
「………必ず報われるかと言われれば答えは違うとしか言えない。夢を見ることはいいと思う。目標があるのとないのではモチベーションが違う」
「そっか……」
ここ最近は他人に興味があって楽しいと言っていたのに突然こんな状態か。いったいなにがあったらこうなるんだ? まるでどん底に落ちたみたいな感じだな。
「今日ね。練習してる時に千聖ちゃんが来たんだ。それでね───」
なるほどな。要するに次のライブが決まった。だけどそれが努力してきた結果ではないと白鷺千聖に冷たく突き放されるように丸山が言われたと。それは確かに重い雰囲気にもなるな。
だが白鷺の言ったこともわかる。世の中努力だけじゃどうにもならないのは確かだ。実際に見たわけじゃないが、特に芸能界とかは余計にそう見えてしまう。
「丸山はちゃんと生きてたか?」
「んーどうだろう」
高1からの知り合いだからな。不憫でならないよ。時折母さんも丸山のことを心配している様子はあった。
『あの子は小さな積み重ねをちゃんと大事にしている。無駄にならないと信じて。だからこそ、その小さな努力が実ってほしい』
そんなことを言ってお酒をちびちび飲んでいた。
日菜は日菜でいろいろ考えるところがあるんだろう。少し変わったな。
立っているのも疲れた俺は床に座り込んでベッドに寄りかかった。
「必ず報われるわけじゃない。だが、努力という点で大事だと思うのは結果じゃなくて過程だと思う。やってきたことは無駄にはならない」
現に個人レッスンの成果は出ている。そのことは白鷺も褒めていた。あとは……無駄にならないようどうするべきかをちゃんと見えていれば。
「まぁ日菜はそんなことを考える必要はない。自分が今1番わかりたいことを学べばいいんだ。それが他人を知ることなんだろ?」
そう言うと俺に抱きついてきた。
「……うん! ゆーくんとはずっと居るからなんとなくわかるけど、彩ちゃんは本当にわからない!」
「それが面白いんだろ?」
「うん!」
よくわからんが元気になってくれてよかった。あと苦しいんだが? 思ったよりも力強いな……。
パスパレの活動を始めてから日菜も変わりつつあるようだ。良い方向にな。
「日菜。わかったふりだけは気をつけろよ? いつか綻びが産まれるから」
「…うん。大丈夫だよ」
ならいいんだが。紗夜の気持ちをわかっているふりをしていた俺の二の舞には……ならないでくれよ。
今の日菜の気持ちが紗夜を苦しめていることは重々承知している。それでも日菜が変わらなければいけないとは、どうしても思えないんだ。それじゃあ以前のような楽しそうに並んで歩く2人の姿を見れない。俺は……そう思う。
花咲川高校 教室 授業中
俺は例のごとく授業を聞かずに外を眺めていた。今の授業は歴史。暗記系なら頑張れば問題なく覚えられる。むしろそれしか得意なところがない。
そんなことは今はどうでもいい。
時折思う。根拠のない自信はどこから湧いてくるのかが。今の俺を作り上げたのは母さんの思いを残したいという気持ち。だがそれは答えになってはいない。
なぜ……紗夜と日菜の関係で、変わるべきは紗夜だと思うんだろう。日菜じゃ理解出来ないから………違う。結局、明確な理由が見つからない。
いったいな───。
「ぐっ……….!」
その瞬間、一瞬の強い頭痛と共にある光景が脳裏によぎった。
暗い空から降りしきる雨。雨宿りをしているのか、どこか雨をしのげる場所で暗い表情を浮かべた誰かが居る光景。見覚えのあるような……ないような場所だ。
なんだ……今のは。夢? 俺は今、居眠りをしてはいない。だったらいったい………。
「旭日、大丈夫か?」
額に手を当てていると、隣に座る男のクラスメイトから小さな声をかけられた。
「大丈夫だ」
「本当か? 無理するなよ」
「わかってる」
暗い表情を浮かべていた子は………誰だろう。
考えても答えなど出るはずがなかった。
時は過ぎて放課後。あれから頭痛はなくいつも通りに過ごせた。いったいなんだったんだろうな。
「夕くん、今日一緒に帰らない?」
帰りの支度をしていると、紘翔が現れた。
この前のCiRCLEでの会話以来一緒に過ごすことが増えた。今朝も一緒に学校に来たしな。
「構わないが、寄りたい所があるんだ」
「寄たいところ?」
「後輩の家……というか、蔵というか」
「蔵? 僕は大丈夫だよ」
「悪いな」
そう。今日は市ヶ谷家の蔵に行かなくてはいけない。結構前に香澄と花園さんが言っていたクライブの練習が本格的に始まったらしくてな。その様子を見に行くってわけだ。どこまで成長したのか少し楽しみだな。
「真宗くん大丈夫かな?」
「CiRCLEのことか。まぁ時には試練を与えることも必要だ。……紘翔の方が後輩なのに心配か。真宗……」
「事情が事情だから仕方ないよね。僕だったらどうしていただろう」
CiRCLEでは今頃真宗、天堂さん、萩野、涼子の4人がバイトとして居る。つまり真宗にとっては地獄ってことだ。いざとなったら狩場さんも居るし、大丈夫なことを願うばかりだ。
「なるようにしかならない。とりあえず行こう」
「うん」
帰りの支度を終わらせ、俺と紘翔は学校を後にした。
コンビニ
市ヶ谷家に向かう前に手土産を買っていくかと思い、まずはコンビニへと立ち寄った。カゴを持って真っ先に向かったのはお菓子などが置いてある所だ。
「こういう新作とかコンビニ限定とか書いてあるとつい買うんだろうな」
「そう言ってるけど、カゴに入れてるじゃないか」
「俺が食べるわけじゃないからな」
「そういう問題かな……。そうだ、後輩って何人くらい居るの?」
「4人だと思う。1人は居たり居なかったりするから、いちおうな」
適当にお菓子をカゴに入れていく横で紘翔が驚きたような表情を浮かべていることに気づいた。特段おかしなことをしているとは思ってないんだが。
「値段も見ずに買うんだね……」
「よくわからないからな。あと飲み物とスイーツを買って行く」
「お金足りるの?」
「そこは気にしなくていい」
俺はあまり物欲というものがない。バイトをし始めたからの大きな買い物はデスクトップPCくらいで、他は思い当たらない。今身につけているものはもらったものばかりだしな。母さんには物欲が無さ過ぎて逆に心配された。
つまり、お金は気にしなくても大丈夫なくらいは持ってるってことだ。
「あとはスイーツと飲み物だが……。紘翔、悪いんだが大きいお茶を持ってきてくれるか?」
「何本?」
「2本だ」
「わかったよ」
飲み物は紘翔に任せて、一足先にスイーツの置いてある所へ移動してきた。
まずは抹茶味のスイーツ。これは市ヶ谷さんにだ。前に練習を見に行った時に言ってたから、買っていこうと思う。いつも香澄の相手で大変だろうし。あとは適当に買っていくとしよう。
「持ってきたよ」
「悪いな。会計してくるから外で待っててくれ」
「うん」
そこそこな荷物の量になってはしまうが、空のリュックに入れれば問題ない。教科書とかはテスト前以外は基本持って帰らない主義なのがこうをそうした。
市ヶ谷家に向かう道中。
「持ってもらって悪いな」
「ううん。そんなに重くないから」
だから持ってもらう必要もなかったのだが、ここは素直に渡した。何事にも気が配れる性格なんだろう。最近一緒に居てそう思った。
そして時折不思議に思う。なぜこんなにも話しやすいのか。昔から一緒に居たような………。
「そうだ。今から行くところには誰が居るの?」
「1人は中学の後輩。1人は前にバイトをしていた所の常連さんの妹。1人は半引きこもり。1人は……中学の後輩の友達」
「いろいろ聞きたいことはあるけど、仲の良い後輩が多いよね」
「そうか? と言いたいが、たくさん思い浮かんだ」
まずはAfterglowの5人。Roseliaだとあこ。CiRCLEだと真宗、鈴音、早乙女。割と多いかもな。部活をやっていないのに。ほとんど商店街とバイトで出来た後輩だが。
「君と居ると退屈しないよ」
「俺も退屈と感じたことはないな」
「毎日何かあるもんね。君は」
「まぁな。俺と居ると大変だぞ」
「構わないよ。………誰も居ない毎日よりはね」
もう少し……早く出逢えていたらよかったのに。紘翔と居るとそう思う機会が多い。こんな感覚は初めてだ。
市ヶ谷家 蔵
あれから数十分歩いた俺と紘翔は市ヶ谷家にたどり着いた。敷地内に入ってから、香澄に連絡をして来るのを待った。
「すごいのが来るぞ」
「すごいの?」
数分もしないうちに蔵から顔を覗かせ、俺と紘翔を発見するなり勢いよく近づいてくる香澄。
「夕先輩! 待ってましたよ!」
「おい香澄ー!」
「待っていたのはこれだろ?」
紘翔から荷物を受け取り香澄に渡した。
「そんなことないですよ〜」
「嘘をつくな」
半分嘘ってくらいか。
「こっちは俺の友達の南雲紘翔だ」
「戸山香澄です! こっちが有咲です」
「おいこら。……市ヶ谷有咲です」
「猫を被るな、さっきのでバレてるからな」
出会って早々がこれだ。普通の人ならもう疲れるところだからな。
なんて考えていると、横で紘翔が笑っていた。
「なんだか楽しい子たちだね。よろしく、戸山さん、市ヶ谷さん」
「はい!」
「いえ、私は……」
「とりあえず持って行ってくれるか?」
「わかりました」
渡した荷物を持った香澄は先に蔵へと戻っていく。その後ろ姿を見て市ヶ谷さんがため息を吐き出した。
「それと、これは市ヶ谷さんに」
自分で持っていた袋から、別の袋を取り出して渡した。中身はあれだ。
「私だけにですか?」
「いつも苦労してるからな」
「あ、ありがとうございます」
中身を見るなり少し驚いたような表情を浮かべていた。
「これって……」
「抹茶味が好きって言ってただろ?」
「はい…そうですけど」
何か問題があったか?
「(ぼそっと言っただけなのに……)」
いつまでもここに居ても仕方ない。さっさと行くか。
「早く行かないと香澄がうるさいぞ」
「元気でいいじゃないか」
「恐ろしさを知るのはもっと先のことだよ、紘翔君」
他の2人も含めて、待っているであろう蔵へと向かった。
市ヶ谷家 蔵
蔵に入りまずは自己紹介をすぐに済ませた。人見知りしないメンバー……主に香澄と花園さんだが。すぐに紘翔と打ち解けた。
「意外です。南雲先輩みたいな友達が居て」
「失礼だろ」
「否定はしない」
「そこは否定してくださいよ……」
と言われてもな。一般的にはそういう風に見られているってことなんだろうし。
「練習の方はどうなんだ?」
「バッチリです!」
そういう香澄にではなく、りみに視線を向けると。
「まだまだ、だと思います」
「だ、そうだ。香澄、お前は調子いいのかもしれないが、俺が聞いたのはあくまで全体的なことだ」
「そうなんですか? えへへ」
全くコイツは。まぁ根を上げずにずっと続けているのは褒められることだな。段階的には初心者に少し毛が生えた程度かもしれないが、それでも立派な成長だ。
「それじゃあそのバッチリなのを聞かせてくれるか?」
「もちろんです!」
「ちょ、香澄お前!」
「大丈夫。私たちなら出来るよ!」
別にハードルを上げるつもりは全くなかったんだが、結果的にハードルが上がってしまったらしい。これは悪いことをしてしまった。
「普段、練習してる通りでいいんだからな?」
「任せてください」
各々準備を始め、定位置に着いたらしい。香澄の正面に花園さん。左側に市ヶ谷さん。右側にりみ。こうしてみると花園さんがリードギターみたいだな。
リードギターが担当するのは主旋律。香澄がボーカルとギターだからちょうどいいな。今の香澄には両方こなすのはかなり厳しいだろうし。そう考えると美竹の努力の凄さがわかる。今では同時にこなしているんだからな。
そんなことを考えていると、演奏が始まった。俺は静かに耳を傾ける。
「あ〜また間違えた〜」
まぁ予想はしていた。だが、以前と比べるとちゃんとギターを弾けていることに驚いた。キラキラ星をゆっくり弾くのがやっとだった香澄がな。
りみも市ヶ谷さんもつまずく所があるものの、しっかり練習をしていることがわかる演奏だった。
「でも抑え方よくなったよ」
「本当!?」
「ギター弾いてる人の手になってた」
「だって!」
そう言って手のひらを2人に見せる。
「わかんねー」
「ふふっ。ちょっと合わせてみる?」
「やる!」
俺も見せられたところでわからない。手を触ればある程度はわかるものなのだろうか。よく聞くのは指が綺麗だとか爪が綺麗だとか……。ふと思い返すと紗夜の手は確かに綺麗だ。前に駅で手を握った時はどうだったかな。人が多くてはぐれたら大変ってことくらいしか考えていなかった。
「せーのね!」
「ゆっくりね!」
「たん、たん、たんぐらい?」
「うん! せーのっ!」
気づけば再び合わせようとしていた。しかし、香澄のミスにより止まってしまう。
「ちょっと!」
「ごめんね!」
「タイミング合わせないと」
花園さんの的確な指摘に今度はちゃんと合わせようと話し合いを始める。
「せーの? せーのじゃーん?」
「せーのじゃーんで」
「せーの!」
それでもなかなか上手くいかず。
「あっ……」
「香澄ー!」
「難しい〜。おたえ〜!」
「今のところは」
そう言うと花園さんがギターを弾き始める。それに釣られるように香澄が弾き始め、りみと市ヶ谷さんも同じように弾き始めた。
4人で演奏している花園さんはどこか楽しそうだ。他の3人も自分達だけで演奏している時よりも上手くなっている。
「CiRCLEに出ているバンドとはまた違った感じだね」
「そうだな。紘翔にはどう聞こえる?」
「僕には……とても楽しそうな音が聞こえるよ」
「俺も同じだ」
いつの日か。CiRCLEでライブをする日が来るんだろうか。………その時は、頭の中を空っぽにして。聞きたいもんだ。
思い浮かぶ様々な問題。全てはまだ解決していない。今は時間に頼るしかない。それが少しもどかしい。
香澄たちがこの先たどる運命はとても険しく、一筋縄ではいかないことを俺はまだ知らない。
CiRCLE ロビー
次の日。
あの後は一通り聴いて退散した。いつまでも居るわけにはいかないからな。
そういえば外の接客に回した真宗はちゃんと生きているだろうか。あと、まりなさんの買い出しを手伝いに行った市野木さん含めていつ帰って来るんだろうか。考えだしたらキリがない。
比較的スタジオの掃除からロビー戻ると、見知った顔が。
「あ、旭日さん。お疲れ様です」
「お疲れ。疲れてるようだな」
「まぁ……」
奥沢美咲。ハロー、ハッピーワールド!の着ぐるみの中の子。着ぐるみがバンドに居る時点でぶっ飛んでると思うが、5人中4人が楽器経験がないというな。
最後に会ったのは1週間前だったな。あれから変わったのだろうか。
「練習の方はどうだ?」
「えっとですね……割とバンドしてます」
「………1週間でそんな変わるもんなのか?」
「みたいです」
いったいどんな方法使ったらそんな変わるんだ? こころに関しては日菜と並ぶ天才肌だからまだわかる。松原さんはドラムをやってらしいからわかる。
問題は残りの2人だ。瀬田に関してはギターを演奏する役をやったことがあるから引き受けたという話で、北沢は……弦が少ないから選んだとか言ってたはずだ。
「ある意味天才の集まりなのかもな」
「本当に苦労しますよ……」
「だろうな」
奥沢がかわいそうだが、本人もそこまで嫌じゃないから居るんだろうな。この前の様子を見ると。
そんなことを考えながら、ロビーにある自動販売機まで移動した。
「コーヒーでも飲むか?」
「あ、いえ。悪いですよ」
「ただの気まぐれだから気にするな」
お金を入れると申し訳なさそうにコーヒーのボタンを押した。今度は自分の分を買ってポケットに突っ込んだ。
「骨折った甲斐があったな」
「まぁ…そうですね。はぐみは本当に練習してきてますし。薫さんはまだ安定はしていませんけど、華があるので」
はぐみは香澄に似てどこまでも真っ直ぐだからな。瀬田は動きながら演奏でもしてるのか? 容易に想像出来てしまう。
「なにより、花音さんが全然叩けていました」
そういえば駅前では悪いことをしてしまったっきりだったな。今度会う機会が会ったら謝らないと。
「こころは……」
「バク転だろ?」
「よく知ってますね」
「こころの兄さんと知り合いでな。それでいろいろ知ってるわけだ」
「鋼太さんですね。この前、通気性が向上したミッシェル作ってくれました」
「そのうちなんでも作りそうだ。あの人は」
すっかり話し込んでしまったな。そろそろバイトに戻るとしよう。奥沢さんとの会話は平和でいい。
「悪いな。休憩だったのに」
「いえいえ。コーヒーありがとうございます」
「それこそ気にしないでくれ。なにかあれば相談してくれ」
「はい」
奥沢を見送りカウンターの方に戻っていった。
「(旭日さんって意外と話やすいんだ。表情が全然変わらなくて少し怖いけど)」
もう少ししたら真宗の手助けに行くとしよう。そろそろ限界だろうし。
「旭日、悪いんだが少し手伝ってくれないか?」
「わかりました。今行きます」
天堂さんに呼ばれた俺は一旦ロビーを後にした。
平穏な日々は続いていく。