AIボーボボ小説   作:さめ箱

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例のベスト10をやってみました


ボーボボベスト10!

とりんさまが考えるおすすめついに発表!ボーボボベスト10!

1.『鼻毛真拳奥義・鼻血ブー!』

2.『鼻毛真拳秘伝書(初級編)』

3.『鼻毛真拳超絶指南書』(上級者向け)

4.『ボーボボ流究極鼻毛術入門』

5.『ボーボボ式宇宙征服論』(初心者用)

6.『ボーボボの七つ道具カタログ』

7.『首領パッチ伝記全集I~III』『ボーボボ自伝II』

8.『ボーボボの100の訓戒集』(中級者以上向き)

9.『ボーボボ×アフロディテの奇跡の物語〜涙なくして語れない〜』

10.『ボーボボ外伝 〜破天荒の軌跡〜』

11.『ボーボボ劇場総集編1~6』

12.『ボーボボ劇場版完結編 最終兵器彼女 DEATH NOTE BOOK』

13.『鼻毛神拳伝承者の心得』

14.『ボーボボが教えてくれる、正しい鼻毛処理法』

15.『ボーボボの脱毛講座~これであなたもツルツル肌♪』

16.『ボーボボ読本』

17.『ボーボボ×アフロディテ 愛の黙示録 完全版』

18.『ボーボボの栄光への道程 上巻下巻』

19.『ボーボボ劇場 愛のテーマ』

20.『ボーボボ伝説 前編後編 そして未来へ……』

21.『ボーボボ×アフロディテ 特別版』

22.『ボーボボ大全』

23.『ボーボボ画集』

24.『ボーボボ外伝2』

25.『ボーボボ傑作選 1 絶望!ハジケカーレース』

26.『ボーボボの奇妙すぎる日常』

27.『ボーボボと愉快な仲間達 新訳紅蓮地獄篇』

28.『ボーボボの大予言 今年こそノストラダムスになれる!!』

29.『ボーボボ劇場 星に願いを 前編後編』

30.『ボーボボの伝説 前編後編 そして未来へ……』

31.『ボーボボ外伝3』

32.『ボーボボVSアフロディテ最終決戦』

33."THE FINAL BOUTS"

34.『"THE FINISH"』

35.『ボーボボ×アフロディテ 最終戦争』

36.『ボーボボ劇場最終回 永遠の別れ……??』

37.『ボーボボ外伝4』

38.『ボーボボ伝説 完結編 完結篇』

39.『ボーボボ劇場5』、『ボーボボ大百科』

40.『ボーボボ劇場6 風雲!ボーボ城編』

41.『ボーボボと首領パッチの奇跡の旅路』

42.『ボーボボ劇場7』、『ボーボボの七つ道具コレクション1』

43.『ボーボボとアフロディテ 愛の黙示録』

44.『ボーボボとアフロディテ 愛の終末編』

45.『ボーボボ×アフロディテ 特別版 愛は永遠なり……??』

46.『ボーボボの七つ道具コレクション2』

47.『ボーボボの究極鼻毛術入門』

48.『ボーボボ劇場8』

49.『ボーボボ劇場9』

50.『ボーボボ劇場10』

51.『ボーボボ大全・改訂版』

52.『ボーボボ

 

「いや、全然ベスト10じゃないじゃん!!」首領パッチが叫んだ。

ビュティはボーボボの手から、さりげなく『ボーボボ劇場総集編1 絶望!ハジケカーレース』を取り上げた。

ボーボボが慌てて取り返す。

「何するんだお前!」

「だってこれ、明らかにネタバレ入ってるじゃん」

「いいんだよ! これは俺のベスト10なんだ! たとえ読者が『ああそうですか』と思っても俺は絶対認めない! 断固拒否だ!」

ボーボボは激しく抵抗した。しかしビュティは手放さない。

「ダメだよーちゃんとしたのを選ばないとー」「いらんいらんそんなもん! あとで捨ててやるわ! それよりこの『鼻毛真拳奥義・鼻血ブー!』について語り合おうぜ」

ボーボボの瞳の奥には炎があった。

それはまさしくボーボボ自身の情熱だった。彼は本気で自分のベスト十を作っているのだ。

それを邪魔することは誰にもできないだろう……ただひとりを除いては――

「おっしゃわかった! じゃあもうちょっと絞ってみるね♪ えっとぉ、『鼻毛真拳秘伝書(初級編)』とか?」「うむ……それもいいな」

あっさり意見を変えたボーボボに、ビュティは呆れた顔を向けた。

結局、この日は『鼻毛真拳奥義全集』『鼻毛真拳超絶指南書』

『ボーボボ流宇宙征服論』の三本にまで絞り込んだところで日暮れとなり解散となった。

 

***

その日の夜、天の助の部屋にて。

「ボーボボ、明日デートしようよ♪」

「…………」

ボーボボは無言のまま、無表情のままで天井を見つめていた。

アフロヘア―の下の顔からは汗が流れ落ちている。

「どうせ暇なんでしょう? たまには付き合ってよねぇ~ん☆ どこ行きたいか考えといてねぇ♡ 楽しみにしてまぁすっ♪」

一方的に告げると、ハジケカーは窓から飛び去っていった。

後には部屋に残されたボーボボと、床に転がったまま動かない天の助だけが残った。

「なァ! なンなのアレ!? どォいうことなのッ!!?」

翌朝一番に訪ねてきたのはボーボボではなく首領パッチだった。

扉を蹴破るような勢いである。朝っぱらから騒々しい奴めと天の助は思った。

「うるさいぞ。近所迷惑だから静かにしろ」

「いやそっちこそなに落ち着いてんだコラ!! ボーボボのことだよボーボボ!!」

「……? ボーボボなら今日はいないけど……」

「は? いないってどういうことだ?」

「知らないのか?昨日の夜からずっと帰ってこないんだよ」

天の助の言葉を聞いた途端、首領パッチの目がカッと見開かれた。

「な、何ィ~! あの野郎……オレを置いてきぼりにしやがったのか!!」

「置いてきたんじゃなくて置き去りにしたんだろ」

「同じ事だ馬鹿野郎!!!」

首領パッチは地団駄を踏んだ。

「よりによってボーボボのヤツ……オレというものがありながら浮気しくさりやがってェ……許さん! 絶対に許さんぞー!!!」

「……」

何を言っているのかさっぱりわからない。

だがこのまま放置しておくわけにもいかない。こういう時の対処法はひとつしかないと知っているからだ。

(しょうがないな……)

天の助は溜息をつくと、立ち上がって部屋の隅に置いてあった段ボール箱を抱え上げた。

そしてテーブルの上にドサッとそれを置く。

「おいコレ見てくれ。実はボーボボの留守中に作った新作なんだ」

「ああん? どれどれ見せてみぃ」

首領パッチが身を乗り出した。

興味津々といった様子で覗き込む。

「フム……これがお前の作品なのか」「そうだ。タイトルは『首領パッチ・ロボ』。ロボットアニメっぽい雰囲気を出すために、頭部にドリルを付けたんだ。なかなかカッコイイだろう」

「ほう、たしかによくできてるじゃないか。でもな」

首領パッチがニヤリと笑った。

「お前が作ろうとしてるのはこんなもんじゃないだろう。もっと凄いものを見せてやるぜ!」

そう言うなり、突然服を脱ぎ始めた。

瞬く間に全裸になると、全身の至るところにあるスイッチを入れる。

すると彼の体は、見る間に変形を始めた。

首が伸び、腕は太く短くなり、足は胴体の中に収納される。

「ぬおお! これこそが新・究極のボディ! その名も『パーフェクト・ヒューマン』だ!!」

首領パッチがポーズを決めた瞬間、天の助は爆発した。

「……やっぱりこうなると思ったよ……」

 

***

一方その頃――

ボーボボたちは、とある町へとやって来ていた。

「ここが『鼻毛真拳奥義・血の涙』の舞台になった場所か……いいところじゃねえか」

「でしょー♪」

「しかし何故ここに?」

「えっとね、この町には『鼻毛真拳超絶指南書』に載ってる喫茶店があるの。そこで『鼻毛真拳奥義全集』の収録内容について語り合いたくってぇ♡」

「そういうことなら任せておけ! さあ行こうぜ!」

二人は意気揚々と歩き出した。

目的地まであと少しというところで、ボーボボはあることに気がついた。「ん?……この道順だと……まずくないか?」

「何がぁ?」

「ここは確か、例の『鼻毛真拳秘伝書(初級編)』に書いてあるデートスポットのひとつだったはずだ」

「ああ、それなら大丈夫♪ ちゃんと下調べしてきたからぁ♡」

「本当か? ならばよし」

「ほら、早く行こぉ♪」

こうしてボーボボとハジケカーは、目的の店へと向かった。

 

だが彼らは知らなかった。この時すでに、事態は最悪の方向へと転がり始めていたことを……

 

※次回の更新は8月7日予定です。

 

次回予告 第二章

『天の助危機一髪! 恐怖のダブルデート大作戦!!』

 

突如現れた怪人は、天の助に襲い掛かった! その時、ボーボボは意外な行動に出た!? 果たしてボーボボは無事なのか? そして天の助はどうなってしまうのか? 乞うご期待!!

 

 

 

 

「……はっ!」

天の助は目を覚ました。

慌てて起き上がり辺りを見回す。そこは見慣れた自分の部屋だった。

「夢……?」

額に浮かんでいた汗を拭い、ホッと胸を撫で下ろす。

なんて恐ろしい悪夢なんだろうか。

自分が死ぬだけならまだしも、あんな気持ち悪い連中と一緒にされるなど考えただけでもゾッとする。

「でも……ちょっと楽しかったかも……」

天の助は呟いた。

あの奇妙な二人組のことを思い浮かべるだけで口元が緩んでくる。特に首領パッチの方は、いつも自分を振り回してくれるボーボボとはまた違った意味で楽しい奴だ。

(今度は一緒にどこかへ行ってみたいな……)

そんなことを考えていると、ふと机の上に置かれた雑誌が目に入った。表紙では二人の男が睨み合っている。

「そういえば最近読んでなかったな……」

手に取ってパラパラとめくる。その途中で天の助の動きが止まった。

「何だコレ……」

天の助は青ざめた。

開かれたページには、二人組の男の写真が載っていた。一人は黒いサングラスをかけた銀髪の美形。もう一人はアフロヘアーで白いマスクをつけた長身痩躯。どちらも顔立ちが整っているだけに一層不気味である。

(まさか……)

写真の下に書かれている文字を読み、確信する。

『鼻毛真拳奥義・血の涙』

間違いなくこれは先程見た夢の続きなのだと、天の助は理解した。

「……」

震える手で次の記事を読む。そこにはこう書かれていた。

【次はお前がこうなる番だ】

 




いやぁおもしろそうなベスト10でしたね!
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