マッドでヤベーイやつにしか変身できないんだが   作:ジューク

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どうも皆さん、ジュークです。
祝!評価赤ゲージ復活&☆9評価黄ゲージ到達&感想500件突破!
いや多いわ!色々と多いわ!ありがたいけど!!
というわけで!どうぞ!!


スレNo.38『戦いのDUAL FACE』

 

 

 

「なんで…!?」

 

「まさか…あれが閣下が言ってた特別キャラ?」

 

 

 三者三様の反応を見せるリーナたち一高の選手たちに、特別キャラ…『仮面ライダーブレイブ:ファンタジーゲーマーレベル50』に変身した頼斗は無言でウォーフェアマントをはためかせて応える。はためいたウォーフェアマントから赤黒い煙が周囲に広がると、煙が集束して数体のバグスターが現れた。

 

 

「………やれ」

 

『『『ーーー!!』』』

 

 

 そのまま頼斗が右手に握ったガシャコンソードをリーナたちへ軍配の如く突きつけると、バグスターたちは隊列を組んでリーナたちに襲いかかった。

 

 

「なっ!?この…うひゃっ!!?」

 

 

 千代田がCADを操作する前に、バグスターたちは各々の得物を投げ捨て…千代田を六体で抱え上げた。

 

 

「うゎーっ!?ちょーっ!?このー!放せー!」

 

「は?おいちょま…」

 

 

 そのままバグスターたちは千代田を上に放り投げてキャッチ…つまり胴上げを繰り返しながら行進していく。思わず頼斗は制止を呼びかけようとしたが、時既に遅く………千代田はバグスターによってバシャンと音を立てながら泥沼に再度放り込まれた。

 

 

「あ…」

 

「………」

 

 

 リーナと深雪の二人が頼斗の方を見ると…

 

 

「………誰がそこまでやれっつったよ…」

 

 

 …頭を左手で押さえながら俯いていた。どうやらそこまでするとは思っていなかったらしい。

 

 

「………いい加減に~~…」

 

「せんかオラアァァァ!!!!」

 

 

 そして千代田は怒髪天を突く勢いの魔法と怒りで泥沼ごとバグスターたちを吹き飛ばした。顔はどこぞのぶちギレヒーロー候補高校生の如くつり上がっており、誰がどう見てもカンカンに怒っている。

 

「もうこの際失格になろうとどうでもいいわ!!アンタだけは絶ッッッ対にぶちのめすッ!!!」

 

「………」

 

 

 

【コッチーン!】

 

 

 頼斗は無言でガシャコンソードを冷凍モードに切り替え、竜の頭を象った黄のゲームカセット…ドラゴナイトハンターZのガシャットを取り出した。

 

 

「そのお誘いは………」

 

 

【DRAGOKNIGHT HUNTER・Z!】

 

「ノーサンキューだ」

 

【ガシャット!】

【キメワザ!!】

 

DRAGO KNIGHT

CRITICAL FINISH!

 

『ゴガアアアアアッッ!!!』

 

「「「「きゃあぁぁぁ!!??」」」」

 

 

 頼斗がガシャコンソードを掲げると、黒いドラゴンのようなエネルギー体が出現し、雄叫びを上げる。そのまま頼斗がガシャコンソードを振るうと、それに連動してエネルギー体がリーナたちの正面の地面に衝突し、大きな土煙を巻き上げる。思わずリーナたちは顔を手で守ったが、土煙が晴れた時には既に頼斗の姿はどこにもなかった。

 

 

「………後でお説教しないと…」

 

 

 その間、リーナの目には怒りが宿っていた。

 

 

 

⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫
 

 

 

 

「!!?」

 

 

 男子用のコースへ移動している時、頼斗は不意に背後に恐ろしい何かを感じてブルリと身を震わせた。思わず後ろをチラリと見るが、誰か…主に千代田などが追ってくる様子はなかった。

 

 

「…考え過ぎだよ、な…?」

 

 

 競技後、部屋に戻ろうとしたらその前で待ち構えていたリーナと深雪に詰め寄られるまで、あと四時間。

 

 

 

⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫
 

 

 

 

 

「はぁ…ハァ…ジョージ。他の選手たちは…?」

 

「…今はいないみたいだけど…悠長にしてたらいつでも抜かれかねない。少し息を整えたら、また進もう」

 

 

 一方、男子コースでは将暉と吉祥寺の二人がコース内を進んでいた。幹比古ら一高の選手も必死に追いかけてはいるが、やはりこの二人はそれほどに強いということだろう。

 

 

 そうして後ろを見て、他の選手が追いついていないことに二人が安堵した時だった。

 

 

「!何だ!!?」

 

「え!?」

 

 

 突然、振り向いていた二人のすぐ後ろの茂みから、迷彩柄の軍隊の戦闘服に身を包んだ奇っ怪なオレンジ色の頭の集団が現れた。そして一切の躊躇いなく、得物であるアサルトライフルを将暉たちに向けて引金に指を掛ける。

 

 

「ッ!ジョージ!!」

 

「わっ!?将暉!!?」

 

 

 とっさに将暉が吉祥寺を押し飛ばしたのと同時に、アサルトライフルが火を吹き…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あだだだだだだだだだだ!!!??」

 

 

 …大量の茶色い何かが将暉に命中した。

 

 

「将暉!?将暉!!しっかり…………あれ?」

 

「痛て………ん?」

 

 

 吉祥寺は将暉を抱き上げて軽く揺さぶる。将暉はすぐに目を開け、身体をあちこちまさぐる。そして、身体に弾丸が貫通した痕などが無いとわかった将暉の目は、地面に散らばった大量の何かに留まった。

 

 

「これは………?」

 

 

 将暉が拾い上げた物は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弾丸の形をした茶色いコルクだった。

 

 

「「…………………………………………え?」」

 

 

 二人が揃って間抜けな声を出したのとほぼ同時に、再びオレンジ頭の何かは構えたアサルトライフルから大量のコルク弾を二人に向けて放った。

 

 

「「あだだだだだだだだ!!?」」

 

「痛っちょ、何なんだアイツら!?」

 

「多分あれが閣下が言ってたお邪魔虫痛っ!?」

 

 

 ダメージはそこまで無いものの、高速で飛んでくるコルク弾のせいでまともに前を向けない二人だったが、突然コルクの弾幕が止んだために漸く改めてお邪魔虫…迷彩柄の戦闘服を着たバグスターたちに目を向ける。と、その奥の茂みから今度は人影が出てきた。その人影を見るや否や、バグスターたちは一斉に直立して敬礼する。人影は、まるで魔王と騎士を足して2で割ったような姿をしており、腰には黄緑にマゼンタ色のレバーという不釣り合いなカラーリングの装置を着けていた。

 

 

「………アイツは一体…」

 

「…!将暉!アイツが特別キャラだ!!」

 

「何!?じゃあコイツを倒せば優勝は……!?」

 

【ガッチョーン】

【ガッシューン…】

 

 

 俺たちのものだ。そう将暉が言おうとした直後、人影…頼斗は装置…ゲーマドライバーのレバーを閉じてガシャットギアデュアルβを引き抜き、アクチュエーションダイヤルを90度ずつ二回、180度回した。

 

 

 

BANGBANG SIMULATIONS!!

 

 

「第五十戦術…」

 

 

 

I ready! For battleship!!

I ready! For battleship!!

 

 

 頼斗がアクチュエーションダイヤルを回すと、ゲーム画面が現れ、そこから戦艦…シミュレーションゲーマが出現する。そして頼斗はガシャットギアデュアルβを将暉たちにまるで拳銃のように向けて言い放った。

 

「変身」

 

【デュアルガシャット!!】

 

【ガッチャーン!】

 

【DUAL UP!!!】

 

 

 

It's scramble!!(スクランブルだ!)

 

Sortie!(出撃!)Departure!!!(発進!!!)

BANGBANG SIMULATIONS …

 

Take off!!!!(発進!!!!)

 

 

 

 

 ガシャットギアデュアルβを再度ゲーマドライバーに装填してアクチュエーションレバーを開けると、シミュレーションゲーマが三つに分解されて各々が胴体と両腕に装着された。胴体に装着されたパーツは強固な装甲…バトルシップアーマーとなり、両腕に装着されたシミュレーションゲーマの前面部は、主砲…オーバーブラストキャノンとなった。こうして頼斗は『仮面ライダースナイプ:シミュレーションゲーマーレベル50』に変身した。

 

 

「…ミッションスタートだ」

 

 

 その言葉の直後に、頼斗は肩の大砲…スクランブルガンユニットや両腕のオーバーブラストキャノンからエネルギー弾を二人の足元目掛けて連射した。

 

 

「「うわああああ!!?」」

 

「くっ…そっちがその気なら!!」

 

 

 将暉は悪態を吐きながらもCADを操作し、頼斗の周囲に魔法式を展開する。そしてそこから空気の塊…『偏位開放』を頼斗に向けて立て続けに放った。地面に攻撃されて焦っていたのか、その威力は去年達也に使ったレベルの火力になってしまっている。

 

 

「ま、将暉!特別キャラへの攻撃はモノリスと同レベルまでって…!」

 

「!?しまっ………!いやジョージ!違う!!」

 

 

 将暉は一瞬、また去年と同じ失態を犯してしまったと思ったが、瞬時にそれは思い過ごしだったと悟る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土煙から、無傷の頼斗が出てきたからだ。

 

 

「そんな………!?幾らCADのレギュレーションが抑えられてるとはいえ…将暉の魔法を真正面から無傷で耐えるなんて………何なんだあの装甲の堅さ!!?」

 

「………ジョージ。この特別キャラの正体、何となくだが察しがついた」

 

「将暉…?」

 

 

 立ち上がりながらそう言った将暉に、吉祥寺は疑念を抱く。そして将暉は頼斗の方を見ながら口を開いた。

 

 

「コイツは………『仮面ライダー』だ」

 

「仮面ライダーって…一色たちが話していた?」

 

「ああ。なんでも、七草と手を組んで捜索していたそうだが…まさか閣下と繋がりがあったとは…道理で見つからないわけだ。…一つ質問したい。アンタは何者だ?」

 

 

 将暉の目をじっと見ていた頼斗は、仮面の下ではっきりと言った。

 

 

「それを聞いて何になるんだ?」

 

「「………!!」」

 

 

 仮面越しの威圧感に二人は一瞬息を飲む。そしてその隙を頼斗は見逃さなかった。

 

 

【ガッチョーン】

 

【キメワザ!!】

 

【ガッチャーン!!】

 

 

BANGBANG

CRITICAL FIRE!

 

「「うああああぁぁ!!!?」」

 

 

 頼斗はアクチュエーションレバーを閉じて直ぐ様開け、両腕のオーバーブラストキャノンを合体させる。すると、両肩のスクランブルガンユニットとオーバーブラストキャノンの砲口が二人に向けられ、蒼いエネルギーが蓄積される。そのまま頼斗が少し後ろに押される程の反動と共に全身の砲塔からエネルギー弾が立て続けに何発も放たれ、二人を纏めて吹き飛ばした。

 

 

「くそ…なんて威力だ…直撃したらただじゃ済まなかったろうな…」

 

「…!将暉!後ろ!!」

 

「!?」

 

 

 吉祥寺の言葉に反応して将暉が振り向くと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜか騎馬戦の騎馬の形を組んだお邪魔虫(バグスター)たちがいた。

 

 

「「「………………は?」」」

 

『ーーー!!』

 

 

 今度は将暉や吉祥寺に加えて頼斗までもが目を疑った。そしてバグスター三体で構成された騎馬に跨がったバグスターが「突撃ー!!」と言ったかのように拳を上げると、バグスターの騎馬(略称『騎馬グスターズ』)が将暉と吉祥寺に突撃してきた。当然成人男性四人分近い質量の突撃に一介の高校生である将暉が耐えられる筈もなく…

 

 

「ぐああぁぁーー!!?」

 

「将暉ーーーーー!!?」

 

「いやマジで何しとんじゃお前らああぁぁああぁぁぁ!!!!!」

 

 

 将暉は騎馬グスターズに撥ね飛ばされて木に仕掛けられた網に引っ掛かる。そして頼斗は渾身のツッコミと共に騎馬グスターズに集中砲火を浴びせた。

 

 

 結局、どの高校も頼斗を倒せないまま、九校戦最終種目は終了となった、と追記しておく。

 

 

 

 

 




さて、いかがでしたか?
お待たせしました、次回でアンケート結果発表です!
お楽しみに!
では、また次回で。

次に変身するのは…?

  • フルショットライズ! ランペイジバルカン
  • ギザギザゴースト!! ディープスペクター
  • ドラゴナイトハンタ~!Z! フルドラゴン
  • 二度目のコンプリート ファイズアクセル
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